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第27話:吸血鬼対策会議
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翌日、警備隊本部に呼ばれた。
あたしの他にアレサンドロ大隊長、セルジョ小隊長、リーダー、バルド、ロベルトの計六名。
事前に赤ひげのおっさんから、例の二名の女性が殺された事件の資料を渡された。
会議場に着くと、ルチオ教授、それにカルロさんとアナスタシオさんの兄弟がすでに座っていた。
前の席に偉そうに座っているのは、警備総監かな。
名前知らないや。
その警備総監がアレサンドロのおっさんに声をかける。
「今回は極秘捜査なんで、よろしく頼む」
「人数が少ないと思いますが、大丈夫でしょうか」
赤ひげのおっさんが意見を言った。
確かに少ないなあ。
こんだけの人数で大丈夫か。
「我々が居れば大丈夫です」
ルチオ教授が胸を張った。
えらい自信やね。
大丈夫か、爺さん。
「吸血鬼ヴラディスラウス・ドラクリヤ四世は女性しか狙いません。昼間に行動できる吸血鬼はヴラディスラウス・ドラクリヤ四世だけであります。また、ヴラディスラウス・ドラクリヤ四世は一度行動を起こすと狭い地域でしか活動しません。よって、犯人はヴラディスラウス・ドラクリヤ四世であります」
どうゆう論法なんだ、爺さん。
根拠薄弱じゃね。
だいたい、ケンカ番長は諸国を漫遊しているみたいだぞ。
狭い地域でしか活動しませんって、どういうことだ。
警備総監がアレサンドロのおっさんに質問している。
「現場の責任者は誰だ」
「プルム分隊長です」
そうか、あたしが責任者か。
面倒だな。
さぼって昼寝が出来ないじゃないか。
「アデリーナ隊員とサビーナ隊員は参加しなくていいんですか」
バルドが質問した。
「この吸血鬼は女性の血液を吸って殺してしまう。女性隊員には危険だ。男だけで捜査を行う」
警備総監がそう答えるんだけどさあ。
何だと、あたしは女だぞ!
思わず、あたしは発言した。
「あのー、私は女ですが」
「ああ、忘れていた、お前は女だったな。まあ、皆さん、プルム分隊長はかの有名なドラゴンキラーだから心配する必要は全くありませんよ、ガハハ!」
大笑いの赤ひげのおっさん。
何だと! 笑い事じゃないぞ、ふざけんな赤ひげ。
このパワハラ及びセクハラオヤジ!
あれ、みんなも笑ってる。
何なんだよー! みんなバカにしやがって。
おっ、アナスタシオさんは笑わないで、真剣な顔をしている。
素敵。
そして、今度はリーダーがルチオ教授に質問している。
「どうやって、吸血鬼を退治するんですか」
「十字架ですね。これが私が開発した十字架装填式クロスボウです」
ルチオ爺さんが、変てこなクロスボウを皆の前で自慢気に掲げた。
「このクロスボウで先端を鋭く削った銀製の十字架を発射できます。回転式弾倉に十本こめられます」
弓みたいなもんか。
弓使いのサビーナちゃんが参加できればなあ。
あれ、そう言えば、ケンカ番長は俺様には十字架は効果が無いみたいな事を言ってたぞ。
大丈夫なんか?
「この間、支給されたライフル銃じゃダメなんすか。オイラ、本番で一度撃ってみたいんすよねえ」
ロベルトが椅子を斜めにして後ろ脚だけで、体をゆらゆらさせながら発言してる。
警備総監が出席している会議でもチャラ男はチャラ男。
「普通の銃弾では、多少止めることは出来ても、倒すことは出来ないでしょうな」
ルチオ爺さんが発言した。
「ヴラディスラウスってのは、どんな風体なんすか?」
ロベルトが聞いているけど、なんすかはないだろう、なんすかは。
あたしも会議ではちゃんとした敬語で話すのに。
「プロレスラーみたいな巨体ですな」
爺さんはそう言いながら、葉巻に火を点けた。
「そりゃあ、的が大きくて良さそうっすね」
ロベルトがいつものようにヘラヘラして言った。
能天気な奴だな。
会議が終わって、ルチオ教授が警備総監と談笑しているあいだに、そっとアナスタシオさんに近づこうと思ったら、さっさと会議場から出てしまった。
仕方がないので、カルロさんにこっそり質問する。
「この吸血鬼は、本当に、えーと、そのヴラディスなんとか四世なんでしょうか?」
「ヴラディスラウスが首都に潜入したのは間違いありませんね。目撃者もいます」
背の高いカルロさんが、チビのあたしを見下ろしながらも、にこやかに答えてくれる。
「十字架は効果あるんですか」
「多分、無いですね」
「へ?」
「ヴラディスラウス・ドラクリヤ四世には太陽光も効かないし、十字架も効果無いです」
「じゃあ、さっきの武器は何なんですか」
「うーん、まあ要するに弓矢だから、多少効果はあるんじゃないですか」
何かいい加減だぞ。
本当に高名な吸血鬼ハンターなのか、あの爺さん。
「ニンニクはどうですか」
「うーん、それは分からないですねえ」
分からないのか。ニンニク復讐作戦は有効かもしれないなあ。ニンニクの詰め合わせをお歳暮でケンカ番長の自宅に送りつけるってのもいいなとあたしは思った。
「この吸血鬼の目的は強い奴と格闘するだけみたいですね。他はトマトジュースを万引きして飲むくらいです」
何じゃそりゃ! ケンカ番長の奴、いっそのこと、格闘技世界一決定戦にでも出場すればいいのに。あと、万引きって吸血鬼がすることかね。まるであたしみたいじゃん。
「じゃあ、今回の二名の女性が殺された事件とは関係ないんですか?」
「その可能性はありますね」
「けど、ルチオ教授はヴラディスラウスで間違いないって、会議で発言してたじゃないですか」
「うーん、そうなんですけど、教授の学説や理論はちょっと古いんですよ。ヴラディスラウス・ドラクリヤ四世は、昔はうつ病で何百年も自宅の城に引きこもっていて、その間、たまに城の周辺のごく狭い地域しか現れなかったらしいんですけどね。外出するときは、なぜか昼間ばっかりだったらしいですが。それが最近、一念発起して武者修行の旅に出たみたいです」
こらこら、学説や理論とか言ってる場合じゃないだろ、人の命がかかってるのに。
「何で、反論しないんですか」
「いやあ、あんまりルチオ教授に反論したくないんですよ。授業の単位落とされるかもしれないし」
おいおい、単位と人の命どっちが大事なんだ。
気さくというよりいい加減な人だな、カルロさん。
「まあ、首都に潜入したのは確かだと思うんですよ。目撃者もいますし。で、誰を狙っているのかと思ってたんですが、昨日、プルムさんと会った時、分かったんです。狙いは、かの有名なドラゴンキラーことプルムさんだなと」
いや、もう一度狙われて倒されたから、あたしのとこには来ないんじゃないかと言おうとしたが、事情を説明すると、あたしが乙女ということがばれてしまう。
うーん、どうしよう。
「実は、僕はヴラディスラウスの奴と戦ったことがあるんです。国内の各市対抗戦のアマチュアボクシングのチャンピオンだったんですが、いきなり真っ昼間の路上で勝負を挑まれたんですよ」
「え、本当ですか。それで、どうなったんですか」
「大怪我して、この顔面の傷が残りました。入院してたら、ついでに大学も留年です」
「あ、そうだったんですか。大変でしたね」
「だから、復讐してやろうと思ってるんですけどね。ボクシングジムで体を鍛え直しましたから。今度はボコボコにしてやりますよ」
カルロさんはあたしの前でシャドーボクシングをする。
「シュッ、シュッ!」と短く息を吐きながら、シャドーボクシングをするカルロさんを見ながら、私怨で捜査に協力とはまずいんじゃねとあたしは思った。
まあ、あたしもケンカ番長にニンニクをぶつけてやろうと思ってるけどね。
けど、ボクシングで倒すって、もう吸血鬼ハンターでも何でもないじゃん。
チンピラどうしの喧嘩みたいだぞ。
吸血鬼ホラーのロマンチックのかけらもない。
それにしても、ケンカ番長じゃないとすると女子学生やパン屋のおかみさんを襲ったのは誰なんだ? カルロさんにまた聞いてみる。
「では、ヴラディスラウスじゃないとすると、今回の被害者を襲ったのは、どういう吸血鬼なんでしょう」
「分からないですね。まあ、吸血鬼には変わらないようなので、何とかしますよ。それに、プルムさんがいればヴラディスラウスの奴も現れるので一緒に退治してやろうと思ってるんです。一石二鳥ですね」
にこやかに笑うカルロさん。
こら! あたしを囮にする気だったのかよ。
何だかふざけた人だなあ、カルロさん。
ケンカ番長の件はもう黙っておこうっと。
え? お前もふざけとるって? この事件を利用して、イケメンのアナスタシオに近づくつもりだろって? すんまへん。
あたしの他にアレサンドロ大隊長、セルジョ小隊長、リーダー、バルド、ロベルトの計六名。
事前に赤ひげのおっさんから、例の二名の女性が殺された事件の資料を渡された。
会議場に着くと、ルチオ教授、それにカルロさんとアナスタシオさんの兄弟がすでに座っていた。
前の席に偉そうに座っているのは、警備総監かな。
名前知らないや。
その警備総監がアレサンドロのおっさんに声をかける。
「今回は極秘捜査なんで、よろしく頼む」
「人数が少ないと思いますが、大丈夫でしょうか」
赤ひげのおっさんが意見を言った。
確かに少ないなあ。
こんだけの人数で大丈夫か。
「我々が居れば大丈夫です」
ルチオ教授が胸を張った。
えらい自信やね。
大丈夫か、爺さん。
「吸血鬼ヴラディスラウス・ドラクリヤ四世は女性しか狙いません。昼間に行動できる吸血鬼はヴラディスラウス・ドラクリヤ四世だけであります。また、ヴラディスラウス・ドラクリヤ四世は一度行動を起こすと狭い地域でしか活動しません。よって、犯人はヴラディスラウス・ドラクリヤ四世であります」
どうゆう論法なんだ、爺さん。
根拠薄弱じゃね。
だいたい、ケンカ番長は諸国を漫遊しているみたいだぞ。
狭い地域でしか活動しませんって、どういうことだ。
警備総監がアレサンドロのおっさんに質問している。
「現場の責任者は誰だ」
「プルム分隊長です」
そうか、あたしが責任者か。
面倒だな。
さぼって昼寝が出来ないじゃないか。
「アデリーナ隊員とサビーナ隊員は参加しなくていいんですか」
バルドが質問した。
「この吸血鬼は女性の血液を吸って殺してしまう。女性隊員には危険だ。男だけで捜査を行う」
警備総監がそう答えるんだけどさあ。
何だと、あたしは女だぞ!
思わず、あたしは発言した。
「あのー、私は女ですが」
「ああ、忘れていた、お前は女だったな。まあ、皆さん、プルム分隊長はかの有名なドラゴンキラーだから心配する必要は全くありませんよ、ガハハ!」
大笑いの赤ひげのおっさん。
何だと! 笑い事じゃないぞ、ふざけんな赤ひげ。
このパワハラ及びセクハラオヤジ!
あれ、みんなも笑ってる。
何なんだよー! みんなバカにしやがって。
おっ、アナスタシオさんは笑わないで、真剣な顔をしている。
素敵。
そして、今度はリーダーがルチオ教授に質問している。
「どうやって、吸血鬼を退治するんですか」
「十字架ですね。これが私が開発した十字架装填式クロスボウです」
ルチオ爺さんが、変てこなクロスボウを皆の前で自慢気に掲げた。
「このクロスボウで先端を鋭く削った銀製の十字架を発射できます。回転式弾倉に十本こめられます」
弓みたいなもんか。
弓使いのサビーナちゃんが参加できればなあ。
あれ、そう言えば、ケンカ番長は俺様には十字架は効果が無いみたいな事を言ってたぞ。
大丈夫なんか?
「この間、支給されたライフル銃じゃダメなんすか。オイラ、本番で一度撃ってみたいんすよねえ」
ロベルトが椅子を斜めにして後ろ脚だけで、体をゆらゆらさせながら発言してる。
警備総監が出席している会議でもチャラ男はチャラ男。
「普通の銃弾では、多少止めることは出来ても、倒すことは出来ないでしょうな」
ルチオ爺さんが発言した。
「ヴラディスラウスってのは、どんな風体なんすか?」
ロベルトが聞いているけど、なんすかはないだろう、なんすかは。
あたしも会議ではちゃんとした敬語で話すのに。
「プロレスラーみたいな巨体ですな」
爺さんはそう言いながら、葉巻に火を点けた。
「そりゃあ、的が大きくて良さそうっすね」
ロベルトがいつものようにヘラヘラして言った。
能天気な奴だな。
会議が終わって、ルチオ教授が警備総監と談笑しているあいだに、そっとアナスタシオさんに近づこうと思ったら、さっさと会議場から出てしまった。
仕方がないので、カルロさんにこっそり質問する。
「この吸血鬼は、本当に、えーと、そのヴラディスなんとか四世なんでしょうか?」
「ヴラディスラウスが首都に潜入したのは間違いありませんね。目撃者もいます」
背の高いカルロさんが、チビのあたしを見下ろしながらも、にこやかに答えてくれる。
「十字架は効果あるんですか」
「多分、無いですね」
「へ?」
「ヴラディスラウス・ドラクリヤ四世には太陽光も効かないし、十字架も効果無いです」
「じゃあ、さっきの武器は何なんですか」
「うーん、まあ要するに弓矢だから、多少効果はあるんじゃないですか」
何かいい加減だぞ。
本当に高名な吸血鬼ハンターなのか、あの爺さん。
「ニンニクはどうですか」
「うーん、それは分からないですねえ」
分からないのか。ニンニク復讐作戦は有効かもしれないなあ。ニンニクの詰め合わせをお歳暮でケンカ番長の自宅に送りつけるってのもいいなとあたしは思った。
「この吸血鬼の目的は強い奴と格闘するだけみたいですね。他はトマトジュースを万引きして飲むくらいです」
何じゃそりゃ! ケンカ番長の奴、いっそのこと、格闘技世界一決定戦にでも出場すればいいのに。あと、万引きって吸血鬼がすることかね。まるであたしみたいじゃん。
「じゃあ、今回の二名の女性が殺された事件とは関係ないんですか?」
「その可能性はありますね」
「けど、ルチオ教授はヴラディスラウスで間違いないって、会議で発言してたじゃないですか」
「うーん、そうなんですけど、教授の学説や理論はちょっと古いんですよ。ヴラディスラウス・ドラクリヤ四世は、昔はうつ病で何百年も自宅の城に引きこもっていて、その間、たまに城の周辺のごく狭い地域しか現れなかったらしいんですけどね。外出するときは、なぜか昼間ばっかりだったらしいですが。それが最近、一念発起して武者修行の旅に出たみたいです」
こらこら、学説や理論とか言ってる場合じゃないだろ、人の命がかかってるのに。
「何で、反論しないんですか」
「いやあ、あんまりルチオ教授に反論したくないんですよ。授業の単位落とされるかもしれないし」
おいおい、単位と人の命どっちが大事なんだ。
気さくというよりいい加減な人だな、カルロさん。
「まあ、首都に潜入したのは確かだと思うんですよ。目撃者もいますし。で、誰を狙っているのかと思ってたんですが、昨日、プルムさんと会った時、分かったんです。狙いは、かの有名なドラゴンキラーことプルムさんだなと」
いや、もう一度狙われて倒されたから、あたしのとこには来ないんじゃないかと言おうとしたが、事情を説明すると、あたしが乙女ということがばれてしまう。
うーん、どうしよう。
「実は、僕はヴラディスラウスの奴と戦ったことがあるんです。国内の各市対抗戦のアマチュアボクシングのチャンピオンだったんですが、いきなり真っ昼間の路上で勝負を挑まれたんですよ」
「え、本当ですか。それで、どうなったんですか」
「大怪我して、この顔面の傷が残りました。入院してたら、ついでに大学も留年です」
「あ、そうだったんですか。大変でしたね」
「だから、復讐してやろうと思ってるんですけどね。ボクシングジムで体を鍛え直しましたから。今度はボコボコにしてやりますよ」
カルロさんはあたしの前でシャドーボクシングをする。
「シュッ、シュッ!」と短く息を吐きながら、シャドーボクシングをするカルロさんを見ながら、私怨で捜査に協力とはまずいんじゃねとあたしは思った。
まあ、あたしもケンカ番長にニンニクをぶつけてやろうと思ってるけどね。
けど、ボクシングで倒すって、もう吸血鬼ハンターでも何でもないじゃん。
チンピラどうしの喧嘩みたいだぞ。
吸血鬼ホラーのロマンチックのかけらもない。
それにしても、ケンカ番長じゃないとすると女子学生やパン屋のおかみさんを襲ったのは誰なんだ? カルロさんにまた聞いてみる。
「では、ヴラディスラウスじゃないとすると、今回の被害者を襲ったのは、どういう吸血鬼なんでしょう」
「分からないですね。まあ、吸血鬼には変わらないようなので、何とかしますよ。それに、プルムさんがいればヴラディスラウスの奴も現れるので一緒に退治してやろうと思ってるんです。一石二鳥ですね」
にこやかに笑うカルロさん。
こら! あたしを囮にする気だったのかよ。
何だかふざけた人だなあ、カルロさん。
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