1 / 1
稲本友里がセクシーな姿で列車内を歩いていたら
しおりを挟む
夜中。
稲本友里は駅の個室に入ると服を着替える。
上は白い普通のシャツ。
下は黒いタイトスカート。
超ミニ。
スリットも深い。
下着は履いてるわよ。
そして、トイレを出て電車に乗る。
この電車は都心に向かっているので、帰宅する人たちは満員電車に乗っているが、この電車は逆方向でガラガラ。
その列車内を友里は端から悠々と歩いていく。
スカートから伸びたきれいな脚を見せつけるように歩く。
友里は今、二十五才。会社員。
美人でスタイル抜群だ。
そして、友里の趣味。
それは他人に自分のセクシーな姿を見てもらうこと。
まあ、ストレス解消でもあるわね。
ガラガラとは言え、男性客が少しは座っている。
友里は自分の色っぽい姿態を見せながらゆっくりと歩く。
皆、例外なく友里の身体をチラチラと見ている。
特にミニスカートから伸びたきれいな脚を。
友里は見られるのが好き。
女性客は不快な顔をしてるけどね。
いいじゃないの。
きれいなんだから。
若い時にしかこんなこと出来ないし。
ああ、もっと私の身体を見て。
もっと、じっくり見てほしい。
他人に見られるって快感よね。
とは言え、おじさんばかりから見られてもいまいちね。
若い子はいないかしら。
友里は列車の車両の途中で、高校生くらいのかわいい男の子を見つけた。
端っこに座っている。
スマホを見ている。
ちょっと、からかってやろうっと。
友里はわざとその子の正面に座る。
足を組んでうつむく。
仕事に疲れて眠ったって感じで演技。
その子の反応を見る。
しかし、その子はじっと座ったまま。
友里を見ない。
あれ、セクシーな私を見てくれないの。
友里は少し色っぽく喘ぎ声みたいな感じでため息を出す。
「ああ……」
そして足を組むのをやめる。
普通に膝をそろえて座りなおす。
徐々に足を広げていく。
しかし、前の子はスマホに夢中。
がっかり。
私には女として魅力がないのかなあ。
ちょっと、ショック。
がっかりして、電車を降りようとしたら、男の子はいまだにスマホに夢中。
背後の窓にスマホの内容が映っている。
漫画みたい。
それも、いわゆるBLもの。
男性が好きな男の子か。
そりゃ、私に興味持つわけないか。
さっさと電車を降りた。
そして、トイレで着替えた。
普通の格好に戻る。
地元の駅に帰るかな。
つまんないの。
いや、決めたぞ。
あの男性が好きなかわいい男の子でも、振り返ってしまうほどのいい女になってやろうっと。
〔END〕
稲本友里は駅の個室に入ると服を着替える。
上は白い普通のシャツ。
下は黒いタイトスカート。
超ミニ。
スリットも深い。
下着は履いてるわよ。
そして、トイレを出て電車に乗る。
この電車は都心に向かっているので、帰宅する人たちは満員電車に乗っているが、この電車は逆方向でガラガラ。
その列車内を友里は端から悠々と歩いていく。
スカートから伸びたきれいな脚を見せつけるように歩く。
友里は今、二十五才。会社員。
美人でスタイル抜群だ。
そして、友里の趣味。
それは他人に自分のセクシーな姿を見てもらうこと。
まあ、ストレス解消でもあるわね。
ガラガラとは言え、男性客が少しは座っている。
友里は自分の色っぽい姿態を見せながらゆっくりと歩く。
皆、例外なく友里の身体をチラチラと見ている。
特にミニスカートから伸びたきれいな脚を。
友里は見られるのが好き。
女性客は不快な顔をしてるけどね。
いいじゃないの。
きれいなんだから。
若い時にしかこんなこと出来ないし。
ああ、もっと私の身体を見て。
もっと、じっくり見てほしい。
他人に見られるって快感よね。
とは言え、おじさんばかりから見られてもいまいちね。
若い子はいないかしら。
友里は列車の車両の途中で、高校生くらいのかわいい男の子を見つけた。
端っこに座っている。
スマホを見ている。
ちょっと、からかってやろうっと。
友里はわざとその子の正面に座る。
足を組んでうつむく。
仕事に疲れて眠ったって感じで演技。
その子の反応を見る。
しかし、その子はじっと座ったまま。
友里を見ない。
あれ、セクシーな私を見てくれないの。
友里は少し色っぽく喘ぎ声みたいな感じでため息を出す。
「ああ……」
そして足を組むのをやめる。
普通に膝をそろえて座りなおす。
徐々に足を広げていく。
しかし、前の子はスマホに夢中。
がっかり。
私には女として魅力がないのかなあ。
ちょっと、ショック。
がっかりして、電車を降りようとしたら、男の子はいまだにスマホに夢中。
背後の窓にスマホの内容が映っている。
漫画みたい。
それも、いわゆるBLもの。
男性が好きな男の子か。
そりゃ、私に興味持つわけないか。
さっさと電車を降りた。
そして、トイレで着替えた。
普通の格好に戻る。
地元の駅に帰るかな。
つまんないの。
いや、決めたぞ。
あの男性が好きなかわいい男の子でも、振り返ってしまうほどのいい女になってやろうっと。
〔END〕
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
0
この作品の感想を投稿する
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる