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新しい季節へ
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ふっと息を吹きかけ、ゴムの裏表を確認すると、ナオトさんは僕の亀頭から滑らせるようにコンドームを装着した。僕の陰茎は過去最高に硬くなっていた。
「ゆうきくんもいいけど、たくとくんも硬くて良いもの持ってるね」
褒められ、満更でもなかったが、眼前にあるゆうき先輩の大きく膨れたイチモツのほうが、やはり立派だった。
ナオトさんに耳元で教えられながら、
ゆっくりと。
「ゆっくり」
挿入していく。
「焦らないで」
肉壁をかき分け、じわりじわりと進めていく。息は止めていた。
少しでも油断したら、一瞬で果ててしまいそうだった。
「しばらくじっとしてて。だんだん慣れてくるから」
ドクドク、ドクドク。
ゆうき先輩の鼓動が、内側から伝わってくる。
あぁ、僕いま、ゆうき先輩と一つになってるんだ。
やばい。
我慢しなきゃ。我慢しなきゃ。
「そんな緊張しなくていいよ」
ナオトさんが背中をさすってくれたが、僕はびくりと背中をのけぞらせた。
「ちょっと、いま触られるとやばいです」
「あ、ごめん。そうだなぁ、お腹の下あたりに力を入れて」
言われるまま、お腹の下に力を入れる。なんだか安定してきた。
おずおずと腰を動かす。奥のところで壁のようなものにぶつかった。
先輩が声を洩らす。その声が聞きたくて、もう一度、二度、奥に押し当てた。
「待って……それ……ヤバい」
「相性、抜群だね」
僕たちはゆっくりと味わうようにセックスをした。
それはアダルトビデオで見たようながつがつしたものではなく、もっとじっくりとした恋人同士の交わりだった。
ナオトさんがゆうき先輩の硬くなったイチモツを握る。
そして、小さく呟いた。
「これ、使わせてよ」
え?
僕とゆうき先輩、二人して顔を見合わせる。
「俺がウケをやれば、ゆうきくんもタチができるし……ダメかな?」
しばらく間が空いた後、僕は答えた。
「……いいですよ」
この気持ちよさをゆうき先輩にも知ってほしい。そしてその相手が僕じゃないなら、ナオトさんがいいと思う。
「…………ね?」
同意を促すと、ゆうき先輩は下を向きながら、一つ頷いた。
「……お願いします」
ナオトさんはお尻を洗いにトイレに行った。僕はその間、ひとつひとつを噛みしめるように腰を動かした。覆いかぶさって、ゆうき先輩に軽く口付ける。
「いいの?」
確認のために、聞いた。ナオトさんがいる手前、断れなかっただけかもしれない。ゆうき先輩は粗暴そうに見えて、人に気を遣うところがある。
ゆうき先輩は少し気まずそうにしてから、
「俺、変態なんだ」
と告白した。
「たくとに掘られながら、ナオトさんのこと掘りたいって、言われる前から思ってた。俺、おかしいかな」
「おかしくないよ」
欲望に正直なゆうき先輩が僕は好きだ。
何かに遠慮して、自分の気持ちが言えなくなるよりずっといいと思う。
僕たちは激しく舌を絡めてキスをした。お互いの気持ちを確かめるように。そして愛を確かめるように、自然と腰は激しく動いた。
「うっ、うっ、うっ」
ゆうき先輩が声を上げる。その声に背中を押されるように、僕の気持ちはせかされていった……。
「おーい」
つぶっていた目を開けると、裸になったナオトさんが立っていた。てっきり華奢な体つきだと思っていたナオトさんは、筋肉が程よくついた、いい体をしていた。
「俺も混ぜて」
手際良くゆうき先輩のものにゴムを付けると、身体にまたがり、抵抗もなくすっと、そこに腰を下ろした。僕の視点からはナオトさんの背中が見える。
「はぁ……ん……」
背中越しに、ゆうき先輩が息を吐く音が聞こえた。どんな表情をしているのかは、自分には見えなかった。
今、俺の前にはきれいな男が跨っている。そして腰を上下して、俺のチンコを刺激する。それと同時に、お尻の中からも刺激される。たくとが一つ突くたびに、俺のケツに快感が走った。
戻れないところまできていると分かっていた。けど、もう何も考えられないまま、快楽だけが押し寄せる。
「触って」
言われるまま、ナオトさんのイチモツを握った。俺のほどは大きくないが、顔に似合わず固くて立派だった。
たくとが可愛いのと対照的に、ナオトさんは綺麗な顔をしていると思う。その綺麗な顔がこちらを向いて、俺によがっているというのには、正直そそられた。でもそれを窘めるように、たくとが俺を突く。
二人に身体をいじくられて、我慢も限界だった。
「あ……」
数分もしないうちに、ナオトさんの中で全部をぶちまけてしまった。俺の様子を見て分かったのか、ナオトさんも動きを止め、ゆっくりと身体をどかした。
抜き出されるその一瞬に、また違う快感が走り、俺の身体はビクンと跳ねた。俺の股間を見て、ナオトさんが言った。
「すごいね」
俺に付けられたコンドームは精子でぱんぱんになって、水風船のように膨れていた。
挿入したまま動かずにいたたくとの顔が見えた。汗をかきながら、はあはあと俺と同じように呼吸を荒げている。
たくとは俺の顔を見て、照れながら言った。
「ごめん」
ぬるりと俺の尻からチンコを取り出す。解放感とともに、どこか心に穴が開いたような寂しさが沸いた。
「僕もさっき、果てちゃった」
ナオトさんの尻から俺のイチモツが抜き出され、俺の身体がビクンと跳ねたと同時に、その反動でいってしまったらしい。
たくとのだらりとしたチンコにも、俺と同じように精子でぱんぱんになったコンドームがぶら下がっていた。
「二人ともすごい量だね。やっぱ若いなー」
ナオトさんが声を上げる。コンドームは口を結んでゴミ箱に捨ててくれた。
俺とたくとは、まだ垂れてくる精液をティッシュで拭った。
それから俺たちは毎週日曜、三人でセックスをするようになった。
両側から二人に挟まれて、乳首を攻められたり、口とお尻を同時にいじられたり、とにかく三人でできることを色々試した。試すたびに俺の身体はより敏感になって、今では乳首に体操服がこすれただけでも感じてしまう。
部活に支障が出ないように俺とたくととの情事は二日に一回と頻度を減らした。その代わり、週末は昼から夜までの時間をナオトさんの家で過ごした。
ナオトさんは風俗を辞めた。
「まあ、色々危ないこともあるし……それにやっぱり、タイプの人とエッチするのが一番いいからさ」
そういって俺らを優しく抱きしめた。
可愛くて、かっこよくて、尊敬できる部分も多い。俺もたくともナオトさんのことが好きだ。そしてナオトさんも、俺とたくとを分け隔てなく好きでいてくれる。
この関係を何て呼ぶのか知らない。他人からみたら不健全なものだろう。
でもこうしてお互いの身体を求める限り、そこに名前なんて必要なかった。
俺がナオトさんに挿入し、たくとが俺に挿入する。三段重ねになってベッドで横になり、たくとが腰を振る。すると、その衝撃で俺の腰も動き、ナオトさんの中を刺激する。
「あっ」
ナオトさんの声にも、いちいち反応して感度を増していく。一つ突かれるたびに二度の衝撃が俺を襲う。
熱を上下から受け取り、だんだんと肌と肌の間が汗で濡れていった。くっつくたびにナオトさんのきめ細かい肌が俺の肌に吸いつく。可愛い奴だと思っていたナオトも、挿入する腰使いは力強く、激しい。
為す術もないまま、快楽に溺れていった俺は、気づくと男でしか反応しない身体になっていた。
「ゆうきくんもすっかり、リバが様になってきたね」
セックスを終え、服を着ているとき、何気なくナオトさんに言われた。
「リバ?」
「ウケもタチもできる男のこと」
俺はこれでいいのだろうか。
二人で帰っている途中、たくとに訊くと、たくとは笑ってこう答えた。
「なんでもできる先輩のこと、尊敬します!」
「それって」
いいことなのか?
まるで変態みたいな物言いをされたむっとしていると、たくとは慌てて付け加えた。
「バレーもエッチも、ってことですよ!」
「ホントかよ!」
肩を組んでおいおいと揺さぶると、たくとは隙をついて俺の乳首を服の上から両手でつまんだ。
俺は突然の刺激に「んっ」と声を発し、身体がびくつかせた。
「好きですよ。ゆうき先輩の、エッチなところ」
にやりと笑って、颯爽と走り去るたくとの背中を俺は追う。
「待てよ!」
夏がすぐそばまで来ている。風に吹かれながら、笑う。
どうやら俺はリバになったらしい。
少し風通しのよくなった身体を乗せて、夕暮れのなかを彼は走った。
「ゆうきくんもいいけど、たくとくんも硬くて良いもの持ってるね」
褒められ、満更でもなかったが、眼前にあるゆうき先輩の大きく膨れたイチモツのほうが、やはり立派だった。
ナオトさんに耳元で教えられながら、
ゆっくりと。
「ゆっくり」
挿入していく。
「焦らないで」
肉壁をかき分け、じわりじわりと進めていく。息は止めていた。
少しでも油断したら、一瞬で果ててしまいそうだった。
「しばらくじっとしてて。だんだん慣れてくるから」
ドクドク、ドクドク。
ゆうき先輩の鼓動が、内側から伝わってくる。
あぁ、僕いま、ゆうき先輩と一つになってるんだ。
やばい。
我慢しなきゃ。我慢しなきゃ。
「そんな緊張しなくていいよ」
ナオトさんが背中をさすってくれたが、僕はびくりと背中をのけぞらせた。
「ちょっと、いま触られるとやばいです」
「あ、ごめん。そうだなぁ、お腹の下あたりに力を入れて」
言われるまま、お腹の下に力を入れる。なんだか安定してきた。
おずおずと腰を動かす。奥のところで壁のようなものにぶつかった。
先輩が声を洩らす。その声が聞きたくて、もう一度、二度、奥に押し当てた。
「待って……それ……ヤバい」
「相性、抜群だね」
僕たちはゆっくりと味わうようにセックスをした。
それはアダルトビデオで見たようながつがつしたものではなく、もっとじっくりとした恋人同士の交わりだった。
ナオトさんがゆうき先輩の硬くなったイチモツを握る。
そして、小さく呟いた。
「これ、使わせてよ」
え?
僕とゆうき先輩、二人して顔を見合わせる。
「俺がウケをやれば、ゆうきくんもタチができるし……ダメかな?」
しばらく間が空いた後、僕は答えた。
「……いいですよ」
この気持ちよさをゆうき先輩にも知ってほしい。そしてその相手が僕じゃないなら、ナオトさんがいいと思う。
「…………ね?」
同意を促すと、ゆうき先輩は下を向きながら、一つ頷いた。
「……お願いします」
ナオトさんはお尻を洗いにトイレに行った。僕はその間、ひとつひとつを噛みしめるように腰を動かした。覆いかぶさって、ゆうき先輩に軽く口付ける。
「いいの?」
確認のために、聞いた。ナオトさんがいる手前、断れなかっただけかもしれない。ゆうき先輩は粗暴そうに見えて、人に気を遣うところがある。
ゆうき先輩は少し気まずそうにしてから、
「俺、変態なんだ」
と告白した。
「たくとに掘られながら、ナオトさんのこと掘りたいって、言われる前から思ってた。俺、おかしいかな」
「おかしくないよ」
欲望に正直なゆうき先輩が僕は好きだ。
何かに遠慮して、自分の気持ちが言えなくなるよりずっといいと思う。
僕たちは激しく舌を絡めてキスをした。お互いの気持ちを確かめるように。そして愛を確かめるように、自然と腰は激しく動いた。
「うっ、うっ、うっ」
ゆうき先輩が声を上げる。その声に背中を押されるように、僕の気持ちはせかされていった……。
「おーい」
つぶっていた目を開けると、裸になったナオトさんが立っていた。てっきり華奢な体つきだと思っていたナオトさんは、筋肉が程よくついた、いい体をしていた。
「俺も混ぜて」
手際良くゆうき先輩のものにゴムを付けると、身体にまたがり、抵抗もなくすっと、そこに腰を下ろした。僕の視点からはナオトさんの背中が見える。
「はぁ……ん……」
背中越しに、ゆうき先輩が息を吐く音が聞こえた。どんな表情をしているのかは、自分には見えなかった。
今、俺の前にはきれいな男が跨っている。そして腰を上下して、俺のチンコを刺激する。それと同時に、お尻の中からも刺激される。たくとが一つ突くたびに、俺のケツに快感が走った。
戻れないところまできていると分かっていた。けど、もう何も考えられないまま、快楽だけが押し寄せる。
「触って」
言われるまま、ナオトさんのイチモツを握った。俺のほどは大きくないが、顔に似合わず固くて立派だった。
たくとが可愛いのと対照的に、ナオトさんは綺麗な顔をしていると思う。その綺麗な顔がこちらを向いて、俺によがっているというのには、正直そそられた。でもそれを窘めるように、たくとが俺を突く。
二人に身体をいじくられて、我慢も限界だった。
「あ……」
数分もしないうちに、ナオトさんの中で全部をぶちまけてしまった。俺の様子を見て分かったのか、ナオトさんも動きを止め、ゆっくりと身体をどかした。
抜き出されるその一瞬に、また違う快感が走り、俺の身体はビクンと跳ねた。俺の股間を見て、ナオトさんが言った。
「すごいね」
俺に付けられたコンドームは精子でぱんぱんになって、水風船のように膨れていた。
挿入したまま動かずにいたたくとの顔が見えた。汗をかきながら、はあはあと俺と同じように呼吸を荒げている。
たくとは俺の顔を見て、照れながら言った。
「ごめん」
ぬるりと俺の尻からチンコを取り出す。解放感とともに、どこか心に穴が開いたような寂しさが沸いた。
「僕もさっき、果てちゃった」
ナオトさんの尻から俺のイチモツが抜き出され、俺の身体がビクンと跳ねたと同時に、その反動でいってしまったらしい。
たくとのだらりとしたチンコにも、俺と同じように精子でぱんぱんになったコンドームがぶら下がっていた。
「二人ともすごい量だね。やっぱ若いなー」
ナオトさんが声を上げる。コンドームは口を結んでゴミ箱に捨ててくれた。
俺とたくとは、まだ垂れてくる精液をティッシュで拭った。
それから俺たちは毎週日曜、三人でセックスをするようになった。
両側から二人に挟まれて、乳首を攻められたり、口とお尻を同時にいじられたり、とにかく三人でできることを色々試した。試すたびに俺の身体はより敏感になって、今では乳首に体操服がこすれただけでも感じてしまう。
部活に支障が出ないように俺とたくととの情事は二日に一回と頻度を減らした。その代わり、週末は昼から夜までの時間をナオトさんの家で過ごした。
ナオトさんは風俗を辞めた。
「まあ、色々危ないこともあるし……それにやっぱり、タイプの人とエッチするのが一番いいからさ」
そういって俺らを優しく抱きしめた。
可愛くて、かっこよくて、尊敬できる部分も多い。俺もたくともナオトさんのことが好きだ。そしてナオトさんも、俺とたくとを分け隔てなく好きでいてくれる。
この関係を何て呼ぶのか知らない。他人からみたら不健全なものだろう。
でもこうしてお互いの身体を求める限り、そこに名前なんて必要なかった。
俺がナオトさんに挿入し、たくとが俺に挿入する。三段重ねになってベッドで横になり、たくとが腰を振る。すると、その衝撃で俺の腰も動き、ナオトさんの中を刺激する。
「あっ」
ナオトさんの声にも、いちいち反応して感度を増していく。一つ突かれるたびに二度の衝撃が俺を襲う。
熱を上下から受け取り、だんだんと肌と肌の間が汗で濡れていった。くっつくたびにナオトさんのきめ細かい肌が俺の肌に吸いつく。可愛い奴だと思っていたナオトも、挿入する腰使いは力強く、激しい。
為す術もないまま、快楽に溺れていった俺は、気づくと男でしか反応しない身体になっていた。
「ゆうきくんもすっかり、リバが様になってきたね」
セックスを終え、服を着ているとき、何気なくナオトさんに言われた。
「リバ?」
「ウケもタチもできる男のこと」
俺はこれでいいのだろうか。
二人で帰っている途中、たくとに訊くと、たくとは笑ってこう答えた。
「なんでもできる先輩のこと、尊敬します!」
「それって」
いいことなのか?
まるで変態みたいな物言いをされたむっとしていると、たくとは慌てて付け加えた。
「バレーもエッチも、ってことですよ!」
「ホントかよ!」
肩を組んでおいおいと揺さぶると、たくとは隙をついて俺の乳首を服の上から両手でつまんだ。
俺は突然の刺激に「んっ」と声を発し、身体がびくつかせた。
「好きですよ。ゆうき先輩の、エッチなところ」
にやりと笑って、颯爽と走り去るたくとの背中を俺は追う。
「待てよ!」
夏がすぐそばまで来ている。風に吹かれながら、笑う。
どうやら俺はリバになったらしい。
少し風通しのよくなった身体を乗せて、夕暮れのなかを彼は走った。
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