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~デ・フォン領域~
特部の兄さん達はラファス兄にとっても特別枠です♪
「あ、僕、図書棟行って来てもいい?司書のスーヴェンさんにも挨拶してくるね♪それと僕、身体が鈍りそうだから誰か手合わせしてほしいんだけど、駄目かなぁ?」
僕としては特部の兄さん達なら誰でも良い♪本当はラファス兄が一番良いんだけどね。
司書のスーヴェンさんは、僕がラファス兄に本部へ連れて来てもらった時によく相手してもらってたんだ~♪部外者なのは一目瞭然なのに、邪魔者扱いせずに本を読ませてくれたし、お手伝いを名乗り出たら快く手伝わせてくれたし、団員の中に意地悪な人が絡んで来た時も僕を庇って追い払ってくれたし、本の話も合うしで、何気にお世話になってるんだよね~。
「ああ、ラルは司書と仲が良かったんだったな」
「うん。スーヴェンさんは優しいよ♪僕、あの人好き!」
「そう言うのはラルぐらいだよ?あの人、仕事は真面目だけど気難しいって言われてるから」
「ええ~?僕、他の団員の兄さん達に門前払いとか邪魔者扱いされた事あるけど、スーヴェンさんにされた事一度もないよ?最初に図書棟行った時も本を読ませて下さいって言ったら普通に読ませてもらえたし」
今でこそ、顔パスで入れてもらったりするけど、最初の頃は特部の兄さん達に会わせて下さいって言っても、入れてもらえなかったんだよね~。まぁ、特部の兄さん達やラファス兄の邪魔はしたくないから、極力宿屋や本部前の広場とかで待ってたんだけど、緊急性のトラブル案件が発生したりした場合はそうも言ってられないから、団員の人達に話を通してもらおうとお願いするんだけど、子供の戯れ言だと思われ相手にしてくれない場合が多い。そういう場合は本部の建物に攻撃を入れて知らせたり、精霊に伝言頼んだりして、臨機応変に行動するよ?器物損壊したら、一応弁償はするし。
でも結局、僕がラファス兄と一緒に来てる時は、特部の兄さん達からのお呼び出しが掛かるんだよね~。曰く、僕がいる方が仕事が捗るらしい……。僕、何もしてないのにね?ってか、よく構ってもらってるから、時間的にも邪魔になりそうなんだけどなぁ?まぁ、本人達が来いって言ってるんだから問題ないよね?
「ラル、団員達の態度が悪ければ遠慮なく言って良いんですからね?」
「えっ、嫌だよ、告げ口なんて。気に入らなければ僕自身どうとでもするし。そりゃあ特部の兄さん達にはまだまだ全く敵わないけど、他の団員の人達なら普通に倒せるぐらいの腕はあるよ」
何せラファス兄が世界で通用するように鍛えてくれたからね♪ラファス兄は自他共に認める兄バカだけど、生死に関わるから教育に手は抜かないんだよね。僕としても大歓迎だし、そんなラファス兄が大好きさ♪
「ラファスって、ラルの事を溺愛する程兄バカなのに、そういった事には厳しいよね」
「東出身者なら当然だと思うけど?特にラ・ムールは東大陸唯一の港から一番遠い村だし、気候も北と変わらないぐらい厳しい場所だからね。教育に手を抜かれたら、村周辺は出歩けなくなっちゃうよ」
村から出ず、他の村人達同様の生活を送るなんて僕には出来ないし、したいとも思わないからね。
「それにラファス兄の場合は、僕を溺愛してるからこそ、持ちうる全てを出し惜しみせずに教えてくれるんだよ。僕がそれを望んでるからってのもあるけど、どうでもいい相手なら自ら進んで教えないからね」
ラファス兄はどうでもいい相手だと、関わる事すらしようとしない。目の前で人が拐われそうになってようが助けを求めようが、多分そのまま無視を決め込む。まぁ、僕が近くにいたら、多分僕が気にするだろうし教育上の事も考えて、面倒臭くても一応は助けるって選択肢が出るみたいだけど、ラファス兄は基本、他力本願は嫌いだし、メリットの無い相手に手は貸さない。どうでもいい相手にラファス兄が自ら動く時は、相手がラファス兄に喧嘩を吹っ掛けて来たか対価となるメリットがあるかぐらいじゃないかなぁ?
「相変わらずラルはラファスの事を心底理解してるっぽいね。ボク、ラファスの考え方とか表情とか、ちっとも理解出来ないよ」
「そう?僕からすれば解り易いんだけどなぁ」
僕の言葉にレン兄が溜め息を吐きながら、苦手意識満載な顔で言う。
「あれを解り易いと言い切れるのはラルぐらいだ。ラルが関係してなけりゃにこりともしやがらない」
「ラファス兄からすれば、楽しくも無いのに笑う必要性はないって思ってるんじゃないかなぁ。元々愛想笑いとか嫌いなのに、父さんが無理無理させてたらしいから、必要性がない限りする気もないって言ってたよ」
その点特部の兄さん達相手だと、村にいる時と同じように居心地良さそうにしてるんだけど、特部の兄さん達はそこまで信用されてるって気付いてないっぽい。そもそも略式名なんて、赤の血族は村人だろうとかなり親しい間柄でないと呼べないのに、それを許してる時点で特別枠なんだけど、僕が言う事でもないから黙っていよう♪
*****
※お待たせして申し訳ありません。体調崩していたり、親戚に不幸事があったりと、二月近く更新が空いてました。体調が万全ではない為、更新に時間が掛かるかもですが、今後とも宜しくお願いします!
僕としては特部の兄さん達なら誰でも良い♪本当はラファス兄が一番良いんだけどね。
司書のスーヴェンさんは、僕がラファス兄に本部へ連れて来てもらった時によく相手してもらってたんだ~♪部外者なのは一目瞭然なのに、邪魔者扱いせずに本を読ませてくれたし、お手伝いを名乗り出たら快く手伝わせてくれたし、団員の中に意地悪な人が絡んで来た時も僕を庇って追い払ってくれたし、本の話も合うしで、何気にお世話になってるんだよね~。
「ああ、ラルは司書と仲が良かったんだったな」
「うん。スーヴェンさんは優しいよ♪僕、あの人好き!」
「そう言うのはラルぐらいだよ?あの人、仕事は真面目だけど気難しいって言われてるから」
「ええ~?僕、他の団員の兄さん達に門前払いとか邪魔者扱いされた事あるけど、スーヴェンさんにされた事一度もないよ?最初に図書棟行った時も本を読ませて下さいって言ったら普通に読ませてもらえたし」
今でこそ、顔パスで入れてもらったりするけど、最初の頃は特部の兄さん達に会わせて下さいって言っても、入れてもらえなかったんだよね~。まぁ、特部の兄さん達やラファス兄の邪魔はしたくないから、極力宿屋や本部前の広場とかで待ってたんだけど、緊急性のトラブル案件が発生したりした場合はそうも言ってられないから、団員の人達に話を通してもらおうとお願いするんだけど、子供の戯れ言だと思われ相手にしてくれない場合が多い。そういう場合は本部の建物に攻撃を入れて知らせたり、精霊に伝言頼んだりして、臨機応変に行動するよ?器物損壊したら、一応弁償はするし。
でも結局、僕がラファス兄と一緒に来てる時は、特部の兄さん達からのお呼び出しが掛かるんだよね~。曰く、僕がいる方が仕事が捗るらしい……。僕、何もしてないのにね?ってか、よく構ってもらってるから、時間的にも邪魔になりそうなんだけどなぁ?まぁ、本人達が来いって言ってるんだから問題ないよね?
「ラル、団員達の態度が悪ければ遠慮なく言って良いんですからね?」
「えっ、嫌だよ、告げ口なんて。気に入らなければ僕自身どうとでもするし。そりゃあ特部の兄さん達にはまだまだ全く敵わないけど、他の団員の人達なら普通に倒せるぐらいの腕はあるよ」
何せラファス兄が世界で通用するように鍛えてくれたからね♪ラファス兄は自他共に認める兄バカだけど、生死に関わるから教育に手は抜かないんだよね。僕としても大歓迎だし、そんなラファス兄が大好きさ♪
「ラファスって、ラルの事を溺愛する程兄バカなのに、そういった事には厳しいよね」
「東出身者なら当然だと思うけど?特にラ・ムールは東大陸唯一の港から一番遠い村だし、気候も北と変わらないぐらい厳しい場所だからね。教育に手を抜かれたら、村周辺は出歩けなくなっちゃうよ」
村から出ず、他の村人達同様の生活を送るなんて僕には出来ないし、したいとも思わないからね。
「それにラファス兄の場合は、僕を溺愛してるからこそ、持ちうる全てを出し惜しみせずに教えてくれるんだよ。僕がそれを望んでるからってのもあるけど、どうでもいい相手なら自ら進んで教えないからね」
ラファス兄はどうでもいい相手だと、関わる事すらしようとしない。目の前で人が拐われそうになってようが助けを求めようが、多分そのまま無視を決め込む。まぁ、僕が近くにいたら、多分僕が気にするだろうし教育上の事も考えて、面倒臭くても一応は助けるって選択肢が出るみたいだけど、ラファス兄は基本、他力本願は嫌いだし、メリットの無い相手に手は貸さない。どうでもいい相手にラファス兄が自ら動く時は、相手がラファス兄に喧嘩を吹っ掛けて来たか対価となるメリットがあるかぐらいじゃないかなぁ?
「相変わらずラルはラファスの事を心底理解してるっぽいね。ボク、ラファスの考え方とか表情とか、ちっとも理解出来ないよ」
「そう?僕からすれば解り易いんだけどなぁ」
僕の言葉にレン兄が溜め息を吐きながら、苦手意識満載な顔で言う。
「あれを解り易いと言い切れるのはラルぐらいだ。ラルが関係してなけりゃにこりともしやがらない」
「ラファス兄からすれば、楽しくも無いのに笑う必要性はないって思ってるんじゃないかなぁ。元々愛想笑いとか嫌いなのに、父さんが無理無理させてたらしいから、必要性がない限りする気もないって言ってたよ」
その点特部の兄さん達相手だと、村にいる時と同じように居心地良さそうにしてるんだけど、特部の兄さん達はそこまで信用されてるって気付いてないっぽい。そもそも略式名なんて、赤の血族は村人だろうとかなり親しい間柄でないと呼べないのに、それを許してる時点で特別枠なんだけど、僕が言う事でもないから黙っていよう♪
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