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「コーディー、来てくれたのか。久しいな」
丘を降り、白い砂と化した石へと足を踏み出そうとしたその時、斜め後ろの木々が立ち並ぶ方から声が聞こえて来た。
振り向けばそこに、長い銀髪を靡かせる女性が木々の間から姿を見せる。
「ティナ姉様!」
「お久し振りですクリスティナ様」
「?知り合いか?」
クリスがこっそり僕に囁く。
「この人も父様の親族だよ♪この土地に住んでて他の誰よりも詳しいんだよ」
「クリス君、人型に戻っても大丈夫だよ。君を魔物と勘違いする人ではないし、口も堅い。何より、僕の一族を敵に回す事は避けた方が良いからね」
ルー兄の言葉に、クリスは人型へと姿を変える。
「おや、珍しい。二人と一緒だから害は無いだろうと思い、出てきてみたが、君は翼人だな」
「私はクリス。クリス=アズラル。察しのように私は翼有人でコーディーの恋人だ」
「ほぉう、君が。私はクリスティナ=クリスタルだ。良かったなコーディー。彼なら君を裏切るような事はしない。翼人は生涯に一人しか恋人と呼べる伴侶を作らないからな」
ティナ姉様は外見は美女だけど、喋り方は中性的。でもそこがティナ姉様の魅力でもある。
「うん♥でも僕、クリスが翼人だから選んだ訳じゃなく、クリスがクリスだから選んだんだよ?ティナ姉様が好きな理由も同じだし」
地霊族だからと言うより、ティナ姉様だから会いに来るんだよと、僕は暗に含める。
地霊族は父様の一族だから、嫌われるのは悲しいけど、それは個人の好みだもんね。でもでも、会った人皆優しいから、僕は好きだけどね!
「今回はどれ程滞在する気だ?」
「あー、ごめんねティナ姉様。長居はできないから、明日には出発すると思う。これからローズ姉様の所と海を目指すんだよ。でも、次はもっと早くに会いに来るね!」
「ああ、ローズリィー様の所や海は遠いからな。気を付けて行くんだぞ?それで、今日は水鏡を見に来たのかな?」
「最初は水鏡にと言っていたんですけれど、コーディーが前からローズリィー様の所や海までを見に行くと、武術大会の参加までは難しくなるだろうと諦めていたみたいなので、大丈夫だからと誘ってみたんですよ」
「最初は水鏡をクリスにも見せたいなって話してたんだよ。ティナ姉様にも会えたら良いなって思ってたから、僕すっごく嬉しい!」
「そうか、なら私が案内しよう。この辺りは私が一番詳しいからな」
僕達は、姉様の言葉に甘えることにした。
丘を降り、白い砂と化した石へと足を踏み出そうとしたその時、斜め後ろの木々が立ち並ぶ方から声が聞こえて来た。
振り向けばそこに、長い銀髪を靡かせる女性が木々の間から姿を見せる。
「ティナ姉様!」
「お久し振りですクリスティナ様」
「?知り合いか?」
クリスがこっそり僕に囁く。
「この人も父様の親族だよ♪この土地に住んでて他の誰よりも詳しいんだよ」
「クリス君、人型に戻っても大丈夫だよ。君を魔物と勘違いする人ではないし、口も堅い。何より、僕の一族を敵に回す事は避けた方が良いからね」
ルー兄の言葉に、クリスは人型へと姿を変える。
「おや、珍しい。二人と一緒だから害は無いだろうと思い、出てきてみたが、君は翼人だな」
「私はクリス。クリス=アズラル。察しのように私は翼有人でコーディーの恋人だ」
「ほぉう、君が。私はクリスティナ=クリスタルだ。良かったなコーディー。彼なら君を裏切るような事はしない。翼人は生涯に一人しか恋人と呼べる伴侶を作らないからな」
ティナ姉様は外見は美女だけど、喋り方は中性的。でもそこがティナ姉様の魅力でもある。
「うん♥でも僕、クリスが翼人だから選んだ訳じゃなく、クリスがクリスだから選んだんだよ?ティナ姉様が好きな理由も同じだし」
地霊族だからと言うより、ティナ姉様だから会いに来るんだよと、僕は暗に含める。
地霊族は父様の一族だから、嫌われるのは悲しいけど、それは個人の好みだもんね。でもでも、会った人皆優しいから、僕は好きだけどね!
「今回はどれ程滞在する気だ?」
「あー、ごめんねティナ姉様。長居はできないから、明日には出発すると思う。これからローズ姉様の所と海を目指すんだよ。でも、次はもっと早くに会いに来るね!」
「ああ、ローズリィー様の所や海は遠いからな。気を付けて行くんだぞ?それで、今日は水鏡を見に来たのかな?」
「最初は水鏡にと言っていたんですけれど、コーディーが前からローズリィー様の所や海までを見に行くと、武術大会の参加までは難しくなるだろうと諦めていたみたいなので、大丈夫だからと誘ってみたんですよ」
「最初は水鏡をクリスにも見せたいなって話してたんだよ。ティナ姉様にも会えたら良いなって思ってたから、僕すっごく嬉しい!」
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僕達は、姉様の言葉に甘えることにした。
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