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第四章
ジャンボスライムダイフク
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少し進むと、白い肉まんみたいなのが出てきた、直径10cmくらい。
表示はスノースライム。
「ちょっと待ってください」
ユキが駆け出す。
二言三言交わした後で、一緒に戻ってきた。
「友達なんです。テイムしてもらえませんか」
ちょっと冷たかったが17匹目の仲間ができた。
「だけど、帰りとか、帰った後はどうしようか……」
「仕方ないですね。帰りは増設冷凍コンテナ車を使います。
それと、迷宮6階の小さいエリアの一つを寒冷仕様にしてもらいましょうか。
他にも出てくるんでしょ。きっと」
「うん、他にも友達いるの。
私があいつに負けなければ……こんなことにはならなかった。
他の子も生きていれば……
モアさん……ありがとう」
唇をかみしめてつぶやくユキ。健気だ……
「うん?……ちょっと待って、ファイ、ナイト、説得してみてよ」
「スター種ですか?」
「うん、3匹いるね」
ファイもナイトも、普通のスター種と比べれば倍近いステータスに育っている。
攻撃されても大丈夫だろうと思っていたが、素直に説得されてきた。
3匹ともテイムする。
同じスターサファイアだが、透明だった。
仲間セットをコピーし、これで20匹になった。
「驚きました。こんな子がいたなんて……」
「ユキちゃん、大丈夫です。
タケルさん以外は、感知できないのが普通ですから。
タケルさんは……その……ちょっと変態ですから……」
姫が頬をあからめて説明するが……単語が違うぞ……
体長1.5mのユキダルマンや、1mの大ミミズであるミルクワームは凶暴だというので栄養分になってもらう。
途中で、雪の結晶のようなスノークリスタルと、アメジストでできた氷華は友達だというのでテイムする。
どちらかというとイルミネーション向きのモンスターだった。
やがて、最下層の最奥に到着するが、すでに戦闘が始まっていた。
ジャンボスライムダイフクに対するのはニホンオオカミ2頭。
オオカミの一頭が触手に弾き飛ばされたところだった。
福音で一番大きい攻撃力を奪う。
「カゲリ、ユキ、チビクロ、精神支配!
残りは吸収よろしく!」
「精神支配OKです」
チビクロが精神支配に成功し、残り22匹が吸引にあたる。
オオカミは、何度もダイフクに体当たりしている。
「言葉はわかるかな?
どうかしたの?」
「仲間が一人、こいつの下敷きになっている」
「どれ……よいしょっと。
ああ、いたいた。
ファイ、再生と治癒を頼む。
姫、弾き飛ばされた子を見てあげて」
「助力いただき感謝する」
「ああ、もうカスカスだけど、とどめさしてもいいよ」
「かたじけない。
ではお言葉に甘えます」
表示はスノースライム。
「ちょっと待ってください」
ユキが駆け出す。
二言三言交わした後で、一緒に戻ってきた。
「友達なんです。テイムしてもらえませんか」
ちょっと冷たかったが17匹目の仲間ができた。
「だけど、帰りとか、帰った後はどうしようか……」
「仕方ないですね。帰りは増設冷凍コンテナ車を使います。
それと、迷宮6階の小さいエリアの一つを寒冷仕様にしてもらいましょうか。
他にも出てくるんでしょ。きっと」
「うん、他にも友達いるの。
私があいつに負けなければ……こんなことにはならなかった。
他の子も生きていれば……
モアさん……ありがとう」
唇をかみしめてつぶやくユキ。健気だ……
「うん?……ちょっと待って、ファイ、ナイト、説得してみてよ」
「スター種ですか?」
「うん、3匹いるね」
ファイもナイトも、普通のスター種と比べれば倍近いステータスに育っている。
攻撃されても大丈夫だろうと思っていたが、素直に説得されてきた。
3匹ともテイムする。
同じスターサファイアだが、透明だった。
仲間セットをコピーし、これで20匹になった。
「驚きました。こんな子がいたなんて……」
「ユキちゃん、大丈夫です。
タケルさん以外は、感知できないのが普通ですから。
タケルさんは……その……ちょっと変態ですから……」
姫が頬をあからめて説明するが……単語が違うぞ……
体長1.5mのユキダルマンや、1mの大ミミズであるミルクワームは凶暴だというので栄養分になってもらう。
途中で、雪の結晶のようなスノークリスタルと、アメジストでできた氷華は友達だというのでテイムする。
どちらかというとイルミネーション向きのモンスターだった。
やがて、最下層の最奥に到着するが、すでに戦闘が始まっていた。
ジャンボスライムダイフクに対するのはニホンオオカミ2頭。
オオカミの一頭が触手に弾き飛ばされたところだった。
福音で一番大きい攻撃力を奪う。
「カゲリ、ユキ、チビクロ、精神支配!
残りは吸収よろしく!」
「精神支配OKです」
チビクロが精神支配に成功し、残り22匹が吸引にあたる。
オオカミは、何度もダイフクに体当たりしている。
「言葉はわかるかな?
どうかしたの?」
「仲間が一人、こいつの下敷きになっている」
「どれ……よいしょっと。
ああ、いたいた。
ファイ、再生と治癒を頼む。
姫、弾き飛ばされた子を見てあげて」
「助力いただき感謝する」
「ああ、もうカスカスだけど、とどめさしてもいいよ」
「かたじけない。
ではお言葉に甘えます」
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