51 / 62
第二章 国交
古代魔法がエグすぎた
しおりを挟む
「おっ、こいつは召喚術の本だな。
なになに、五竜を召喚する……召喚しねえよ。ああ、こんなんで呼び出したら怒られるよな。
こいつは勘違いした奴の記録だな。
あとは、精霊を呼び出して己の魂を対価に身にまとう方って、魂なんか差し出さないって。
宴会芸で使う上級魔法って、何考えてんだ。
おお、打ち上げ花火かよ。イベントで使えそうだな。
花を降らせたり、参加者を多く見せる魔法。
おっ、幻覚魔法の専門書だぜ。こいつは……
なになに、幻覚魔法は直接精神に作用するため、魔法障壁や物理障壁では防げない。
これを防ぐには精神系障壁が必要となり、これは2巻の巻末に記載するって、どこだ2巻!」
「これは?」
「魔法で夜の営みを豊かにする本って、違う」
「こっちは?」
「魔法少女のすすめって、なんだよ」
「こいつは?」
「魔法で作る各種障壁……違うけど関係ありそうだな。
どれどれ、複数枚の魔法障壁を一つの魔法で展開するにはって、使えるじゃんこれ。
物理障壁もかいてあるぞ。
おっ、精神障壁も載ってるじゃん。
障壁が破られた時の復元方法。
特定の相手を寄せ付けない魔法……、虫だけを寄せ付けない魔法……、後半は役に立たないな」
「ほかの本はどうだ?」
「さっきの幻覚魔法をもう少し詳しく」
「おっ、こいつだったな。
五竜を再現する幻覚魔法に、アンデッドを出現させる幻覚魔法。死んだ家族を見せる幻覚魔法……えぐいな。
理想の異性が裸で出現する幻覚魔法に、悪夢を再現する幻覚魔法。溶岩が襲い掛かるのや、水に飲まれるのもあるな」
「一応全部記録しておきましょうよ」
「裸は必要ないだろ」
「あら、興味ないの?」
「……」
「嫌だ、それで姉ちゃんが出てきたら、俺立ち直れない……」
「大丈夫。その時はお姉さんを忘れさせてあ・げ・る」
「やめろ、耳に息を吹きかけるな!」
「ちっ、このシスコンが……」
「ほかに、相手を威嚇するような魔法はないのか」
「地殻変動系とかあるけど、国の周りで使いたくないよな。
悪魔召喚は対価が必要だし、おっ、土を熱して溶岩を出現させる……火山誘発の危険性ありか。
広域のせん滅魔法で、熱した岩を降らせるってのがあるぞ。ああ、これも溶岩の応用かよ。
あとは、雨を降らせて足場を泥に代えて足止めする。これは使えそうだな。雨自体は魔法で出現させるわけではないため、魔法障壁では防げないってさ。
そのうえで雷雲を発生させて雷を落とすって、これも雷が自然現象であるため魔法障壁では無効化されないって書いてあるぞ」
「土砂降りで視界と行動を制限して、それでも抵抗してくるようなら雷か。
接近してくる前に雷を落とせれば勝ちだな」
「あとは、敵の上空の空気を圧縮してレンズ状にして、太陽の光を集めて熱する。
これも、熱自体は魔法ではないから障壁では防げない。」
「結界を張っていなければ死ぬな」
「周りの空気が熱くなっていたら、空気が入ってこないってこと?」
「広域の風魔法で対抗できるけどね」
「幻覚と土砂降りでけん制して、雷。それでもダメならレンズってところかしら」
「土砂降りで視界を奪っておいて、10mくらいの土壁を出現させて相手を囲み、アースシェイクとラージホールでかく乱する。
幻覚を並行して実施して、相手が降参しなかったら雷。次にレンズかな」
「そうすると、魔法師の交戦やカベオさんの突撃は、その後ね」
「うん。相手の魔法師も相当消耗してるだろうし、これでいけると思う。
あとは、発現のタイミングやうまく発動するかのチェックだな」
「まさか、それを俺に?」
「大丈夫。浮遊があれば大部分は防げる」
「まてよ。雷の障壁はなかったぞ」
「そこは、ラン様のオリジナルがありますよ。例のアプリですべて対応可能です」
なになに、五竜を召喚する……召喚しねえよ。ああ、こんなんで呼び出したら怒られるよな。
こいつは勘違いした奴の記録だな。
あとは、精霊を呼び出して己の魂を対価に身にまとう方って、魂なんか差し出さないって。
宴会芸で使う上級魔法って、何考えてんだ。
おお、打ち上げ花火かよ。イベントで使えそうだな。
花を降らせたり、参加者を多く見せる魔法。
おっ、幻覚魔法の専門書だぜ。こいつは……
なになに、幻覚魔法は直接精神に作用するため、魔法障壁や物理障壁では防げない。
これを防ぐには精神系障壁が必要となり、これは2巻の巻末に記載するって、どこだ2巻!」
「これは?」
「魔法で夜の営みを豊かにする本って、違う」
「こっちは?」
「魔法少女のすすめって、なんだよ」
「こいつは?」
「魔法で作る各種障壁……違うけど関係ありそうだな。
どれどれ、複数枚の魔法障壁を一つの魔法で展開するにはって、使えるじゃんこれ。
物理障壁もかいてあるぞ。
おっ、精神障壁も載ってるじゃん。
障壁が破られた時の復元方法。
特定の相手を寄せ付けない魔法……、虫だけを寄せ付けない魔法……、後半は役に立たないな」
「ほかの本はどうだ?」
「さっきの幻覚魔法をもう少し詳しく」
「おっ、こいつだったな。
五竜を再現する幻覚魔法に、アンデッドを出現させる幻覚魔法。死んだ家族を見せる幻覚魔法……えぐいな。
理想の異性が裸で出現する幻覚魔法に、悪夢を再現する幻覚魔法。溶岩が襲い掛かるのや、水に飲まれるのもあるな」
「一応全部記録しておきましょうよ」
「裸は必要ないだろ」
「あら、興味ないの?」
「……」
「嫌だ、それで姉ちゃんが出てきたら、俺立ち直れない……」
「大丈夫。その時はお姉さんを忘れさせてあ・げ・る」
「やめろ、耳に息を吹きかけるな!」
「ちっ、このシスコンが……」
「ほかに、相手を威嚇するような魔法はないのか」
「地殻変動系とかあるけど、国の周りで使いたくないよな。
悪魔召喚は対価が必要だし、おっ、土を熱して溶岩を出現させる……火山誘発の危険性ありか。
広域のせん滅魔法で、熱した岩を降らせるってのがあるぞ。ああ、これも溶岩の応用かよ。
あとは、雨を降らせて足場を泥に代えて足止めする。これは使えそうだな。雨自体は魔法で出現させるわけではないため、魔法障壁では防げないってさ。
そのうえで雷雲を発生させて雷を落とすって、これも雷が自然現象であるため魔法障壁では無効化されないって書いてあるぞ」
「土砂降りで視界と行動を制限して、それでも抵抗してくるようなら雷か。
接近してくる前に雷を落とせれば勝ちだな」
「あとは、敵の上空の空気を圧縮してレンズ状にして、太陽の光を集めて熱する。
これも、熱自体は魔法ではないから障壁では防げない。」
「結界を張っていなければ死ぬな」
「周りの空気が熱くなっていたら、空気が入ってこないってこと?」
「広域の風魔法で対抗できるけどね」
「幻覚と土砂降りでけん制して、雷。それでもダメならレンズってところかしら」
「土砂降りで視界を奪っておいて、10mくらいの土壁を出現させて相手を囲み、アースシェイクとラージホールでかく乱する。
幻覚を並行して実施して、相手が降参しなかったら雷。次にレンズかな」
「そうすると、魔法師の交戦やカベオさんの突撃は、その後ね」
「うん。相手の魔法師も相当消耗してるだろうし、これでいけると思う。
あとは、発現のタイミングやうまく発動するかのチェックだな」
「まさか、それを俺に?」
「大丈夫。浮遊があれば大部分は防げる」
「まてよ。雷の障壁はなかったぞ」
「そこは、ラン様のオリジナルがありますよ。例のアプリですべて対応可能です」
0
あなたにおすすめの小説
娘を返せ〜誘拐された娘を取り返すため、父は異世界に渡る
ほりとくち
ファンタジー
突然現れた魔法陣が、あの日娘を連れ去った。
異世界に誘拐されてしまったらしい娘を取り戻すため、父は自ら異世界へ渡ることを決意する。
一体誰が、何の目的で娘を連れ去ったのか。
娘とともに再び日本へ戻ることはできるのか。
そもそも父は、異世界へ足を運ぶことができるのか。
異世界召喚の秘密を知る謎多き少年。
娘を失ったショックで、精神が幼児化してしまった妻。
そして父にまったく懐かず、娘と母にだけ甘えるペットの黒猫。
3人と1匹の冒険が、今始まる。
※小説家になろうでも投稿しています
※フォロー・感想・いいね等頂けると歓喜します!
よろしくお願いします!
スーパーの店長・結城偉介 〜異世界でスーパーの売れ残りを在庫処分〜
かの
ファンタジー
世界一周旅行を夢見てコツコツ貯金してきたスーパーの店長、結城偉介32歳。
スーパーのバックヤードで、うたた寝をしていた偉介は、何故か異世界に転移してしまう。
偉介が転移したのは、スーパーでバイトするハル君こと、青柳ハル26歳が書いたファンタジー小説の世界の中。
スーパーの過剰商品(売れ残り)を捌きながら、微妙にズレた世界線で、偉介の異世界一周旅行が始まる!
冒険者じゃない! 勇者じゃない! 俺は商人だーーー! だからハル君、お願い! 俺を戦わせないでください!
異世界でぺったんこさん!〜無限収納5段階活用で無双する〜
KeyBow
ファンタジー
間もなく50歳になる銀行マンのおっさんは、高校生達の異世界召喚に巻き込まれた。
何故か若返り、他の召喚者と同じ高校生位の年齢になっていた。
召喚したのは、魔王を討ち滅ぼす為だと伝えられる。自分で2つのスキルを選ぶ事が出来ると言われ、おっさんが選んだのは無限収納と飛翔!
しかし召喚した者達はスキルを制御する為の装飾品と偽り、隷属の首輪を装着しようとしていた・・・
いち早くその嘘に気が付いたおっさんが1人の少女を連れて逃亡を図る。
その後おっさんは無限収納の5段階活用で無双する!・・・はずだ。
上空に飛び、そこから大きな岩を落として押しつぶす。やがて救った少女は口癖のように言う。
またぺったんこですか?・・・
セーブポイント転生 ~寿命が無い石なので千年修行したらレベル上限突破してしまった~
空色蜻蛉
ファンタジー
枢は目覚めるとクリスタルの中で魂だけの状態になっていた。どうやらダンジョンのセーブポイントに転生してしまったらしい。身動きできない状態に悲嘆に暮れた枢だが、やがて開き直ってレベルアップ作業に明け暮れることにした。百年経ち、二百年経ち……やがて国の礎である「聖なるクリスタル」として崇められるまでになる。
もう元の世界に戻れないと腹をくくって自分の国を見守る枢だが、千年経った時、衝撃のどんでん返しが待ち受けていて……。
【お知らせ】6/22 完結しました!
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
少し冷めた村人少年の冒険記
mizuno sei
ファンタジー
辺境の村に生まれた少年トーマ。実は日本でシステムエンジニアとして働き、過労死した三十前の男の生まれ変わりだった。
トーマの家は貧しい農家で、神から授かった能力も、村の人たちからは「はずれギフト」とさげすまれるわけの分からないものだった。
優しい家族のために、自分の食い扶持を減らそうと家を出る決心をしたトーマは、唯一無二の相棒、「心の声」である〈ナビ〉とともに、未知の世界へと旅立つのであった。
ラストアタック!〜御者のオッサン、棚ぼたで最強になる〜
KeyBow
ファンタジー
第18回ファンタジー小説大賞奨励賞受賞
ディノッゾ、36歳。職業、馬車の御者。
諸国を旅するのを生き甲斐としながらも、その実態は、酒と女が好きで、いつかは楽して暮らしたいと願う、どこにでもいる平凡なオッサンだ。
そんな男が、ある日、傲慢なSランクパーティーが挑むドラゴンの討伐に、くじ引きによって理不尽な捨て駒として巻き込まれる。
捨て駒として先行させられたディノッゾの馬車。竜との遭遇地点として聞かされていた場所より、遥か手前でそれは起こった。天を覆う巨大な影―――ドラゴンの襲撃。馬車は木っ端微塵に砕け散り、ディノッゾは、同乗していたメイドの少女リリアと共に、死の淵へと叩き落された―――はずだった。
腕には、守るべきメイドの少女。
眼下には、Sランクパーティーさえも圧倒する、伝説のドラゴン。
―――それは、ただの不運な落下のはずだった。
崩れ落ちる崖から転落する際、杖代わりにしていただけの槍が、本当に、ただ偶然にも、ドラゴンのたった一つの弱点である『逆鱗』を貫いた。
その、あまりにも幸運な事故こそが、竜の命を絶つ『最後の一撃(ラストアタック)』となったことを、彼はまだ知らない。
死の淵から生還した彼が手に入れたのは、神の如き規格外の力と、彼を「師」と慕う、新たな仲間たちだった。
だが、その力の代償は、あまりにも大きい。
彼が何よりも愛していた“酒と女と気楽な旅”――
つまり平和で自堕落な生活そのものだった。
これは、英雄になるつもりのなかった「ただのオッサン」が、
守るべき者たちのため、そして亡き友との誓いのために、
いつしか、世界を救う伝説へと祭り上げられていく物語。
―――その勘違いと優しさが、やがて世界を揺るがす。
男女比がおかしい世界の貴族に転生してしまった件
美鈴
ファンタジー
転生したのは男性が少ない世界!?貴族に生まれたのはいいけど、どういう風に生きていこう…?
最新章の第五章も夕方18時に更新予定です!
☆の話は苦手な人は飛ばしても問題無い様に物語を紡いでおります。
※ホットランキング1位、ファンタジーランキング3位ありがとうございます!
※カクヨム様にも投稿しております。内容が大幅に異なり改稿しております。
※各種ランキング1位を頂いた事がある作品です!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる