13 / 30
第一章
ライラとのパーティー
しおりを挟む
「さて、壁は全面遮音で音を伝えないようにしてありますから、何を話しても大丈夫よ」
「マリアって何者?」
「ライアとは親密な関係にあるわ。今はそれしか言えないの。
マリーとジェシカ。こういえば想像できる」
ライラは首肯する。
「ジェシカ様はご健在なの?」
「元気よ、出産されて今は子育て中」
「男、女?」
「ノーコメント。まだ、あなたを完全に信用したわけじゃないの」
「そうよね。ジェシカ様が生きているという情報だけでも金貨10枚の褒章が出るもんね」
「やっぱり、帝国は諦めてないんだ」
「王族が現れれば、ミシティーの国民は帝国に反旗を翻す。
これは確実よ。
ジェシカ様以外の王族は皆殺しにされたから、ジェシカ様が生きているとなるとみんな戦の準備を始めるわ」
「ミシティーのエリアには、帝国軍が駐留してるの」
「数は減ったけど、それでも20000は残ってるわ」
「じゃあ、帝国の本拠を叩いた方が早いかもしれないわね」
「無理よ!帝国軍は兵力5万よ。次は南のシンドルを攻めようとしてるって噂。
帝国内に反対の声もあるらしいけど、皇帝が武力国家を強力に進めているから、表立って反対できないって聞くわ」
「じゃあ、皇帝の暗殺とか」
「十王と呼ばれる最強の側近で固めているらしいわ」
「十王?」
「一人はミシティーの元兵団長なんだけど、槍の達人らしいわ。
それ以外も属性ごとに魔法使いの頂点がいて、回復系の賢者の頂点がいて、剣技の頂点がいて、闇と光の魔法使いもいるわ」
「皇帝以外の王族は?」
「皇帝の弟がそっくりらしいの。影武者になっているんじゃないかって噂もあるわ。
王子が3人に王女が二人。
第三王子がこのエリアの領主におさまっているわ」
「大体、イメージはつかめたわ。
でもね、ジェシカは国民を戦に駆り立てることに反対なの。
だから、私が集めた情報をもとに、何が最善か考えるわ」
「お姉ちゃんが生きてるってことを、父と母に伝えてもいい?」
「まだ駄目、今は敵に情報を与えるわけにはいかないわ」
「だって、5年も待ってるのよ!」
「情報を伝えることによって、お父さんとお母さんに危険が及ぶかもしれないのよ」
「父と母だって、そんなの十分にわかってるわよ!」
ライラは外に飛び出していきました。
まいりましたね。
あそこまで感情のコントロールができないのでは、とてもあてになどできません。
ギルドで完了報告をして家に戻ります。
「マリアって何者?」
「ライアとは親密な関係にあるわ。今はそれしか言えないの。
マリーとジェシカ。こういえば想像できる」
ライラは首肯する。
「ジェシカ様はご健在なの?」
「元気よ、出産されて今は子育て中」
「男、女?」
「ノーコメント。まだ、あなたを完全に信用したわけじゃないの」
「そうよね。ジェシカ様が生きているという情報だけでも金貨10枚の褒章が出るもんね」
「やっぱり、帝国は諦めてないんだ」
「王族が現れれば、ミシティーの国民は帝国に反旗を翻す。
これは確実よ。
ジェシカ様以外の王族は皆殺しにされたから、ジェシカ様が生きているとなるとみんな戦の準備を始めるわ」
「ミシティーのエリアには、帝国軍が駐留してるの」
「数は減ったけど、それでも20000は残ってるわ」
「じゃあ、帝国の本拠を叩いた方が早いかもしれないわね」
「無理よ!帝国軍は兵力5万よ。次は南のシンドルを攻めようとしてるって噂。
帝国内に反対の声もあるらしいけど、皇帝が武力国家を強力に進めているから、表立って反対できないって聞くわ」
「じゃあ、皇帝の暗殺とか」
「十王と呼ばれる最強の側近で固めているらしいわ」
「十王?」
「一人はミシティーの元兵団長なんだけど、槍の達人らしいわ。
それ以外も属性ごとに魔法使いの頂点がいて、回復系の賢者の頂点がいて、剣技の頂点がいて、闇と光の魔法使いもいるわ」
「皇帝以外の王族は?」
「皇帝の弟がそっくりらしいの。影武者になっているんじゃないかって噂もあるわ。
王子が3人に王女が二人。
第三王子がこのエリアの領主におさまっているわ」
「大体、イメージはつかめたわ。
でもね、ジェシカは国民を戦に駆り立てることに反対なの。
だから、私が集めた情報をもとに、何が最善か考えるわ」
「お姉ちゃんが生きてるってことを、父と母に伝えてもいい?」
「まだ駄目、今は敵に情報を与えるわけにはいかないわ」
「だって、5年も待ってるのよ!」
「情報を伝えることによって、お父さんとお母さんに危険が及ぶかもしれないのよ」
「父と母だって、そんなの十分にわかってるわよ!」
ライラは外に飛び出していきました。
まいりましたね。
あそこまで感情のコントロールができないのでは、とてもあてになどできません。
ギルドで完了報告をして家に戻ります。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
R・P・G ~転生して不死にされた俺は、最強の英雄たちと滅ぼすはずだった異世界を統治する~
イット
ファンタジー
オカルト雑誌の編集者として働いていた瀬川凛人(40)は、怪現象の取材中、異世界の大地の女神と接触する。
半ば強制的に異世界へと転生させられた彼は、惑星そのものと同化し、“星骸の主”として不死の存在へと変貌した。
だが女神から与えられた使命は、この世界の生命を滅ぼし、星を「リセット」すること。凛人はその命令を、拒否する。
彼は、大地の女神により創造された星骸と呼ばれる伝説の六英雄の一人を従者とし、世界を知るため、そして残りの星骸を探すため旅に出る。
しかし一つ選択を誤れば世界が滅びる危うい存在……
女神の使命を「絶対拒否」する不死者と、裏ボス級の従者たち。
これは、世界を滅ぼさず、統治することを選んだ男の英雄譚である。
私が王子との結婚式の日に、妹に毒を盛られ、公衆の面前で辱められた。でも今、私は時を戻し、運命を変えに来た。
MayonakaTsuki
恋愛
王子との結婚式の日、私は最も信頼していた人物――自分の妹――に裏切られた。毒を盛られ、公開の場で辱められ、未来の王に拒絶され、私の人生は血と侮辱の中でそこで終わったかのように思えた。しかし、死が私を迎えたとき、不可能なことが起きた――私は同じ回廊で、祭壇の前で目を覚まし、あらゆる涙、嘘、そして一撃の記憶をそのまま覚えていた。今、二度目のチャンスを得た私は、ただ一つの使命を持つ――真実を突き止め、奪われたものを取り戻し、私を破滅させた者たちにその代償を払わせる。もはや、何も以前のままではない。何も許されない。
転生したら名家の次男になりましたが、俺は汚点らしいです
NEXTブレイブ
ファンタジー
ただの人間、野上良は名家であるグリモワール家の次男に転生したが、その次男には名家の人間でありながら、汚点であるが、兄、姉、母からは愛されていたが、父親からは嫌われていた
戦国転生・内政英雄譚 ― 豊臣秀長の息子として天下を創る
丸三(まるぞう)
ファンタジー
戦国時代に転生した先は、豊臣秀吉の弟にして名宰相――豊臣秀長の息子だった。
現代では中世近世史を研究する大学講師。
史実では、秀長は早逝し、豊臣政権は崩壊、徳川の時代と鎖国が訪れる。
ならば変える。
剣でも戦でもない。
政治と制度、国家設計によって。
秀長を生かし、秀吉を支え、徳川の台頭を防ぎ、
戦国の終わりを「戦勝」ではなく「国家の完成」にする。
これは、武将ではなく制度設計者として天下を取る男の物語。
戦国転生×内政改革×豊臣政権完成譚。
(2月15日記)
連載をより良い形で続けるため、更新頻度を週5回とさせていただきます。
一話ごとの完成度を高めてお届けしますので、今後ともよろしくお願いいたします。
(当面、月、水、金、土、日の更新)
兄様達の愛が止まりません!
桜
恋愛
五歳の時、私と兄は父の兄である叔父に助けられた。
そう、私達の両親がニ歳の時事故で亡くなった途端、親類に屋敷を乗っ取られて、離れに閉じ込められた。
屋敷に勤めてくれていた者達はほぼ全員解雇され、一部残された者が密かに私達を庇ってくれていたのだ。
やがて、領内や屋敷周辺に魔物や魔獣被害が出だし、私と兄、そして唯一の保護をしてくれた侍女のみとなり、死の危険性があると心配した者が叔父に助けを求めてくれた。
無事に保護された私達は、叔父が全力で守るからと連れ出し、養子にしてくれたのだ。
叔父の家には二人の兄がいた。
そこで、私は思い出したんだ。双子の兄が時折話していた不思議な話と、何故か自分に映像に流れて来た不思議な世界を、そして、私は…
幸福の魔法使い〜ただの転生者が史上最高の魔法使いになるまで〜
霊鬼
ファンタジー
生まれつき魔力が見えるという特異体質を持つ現代日本の会社員、草薙真はある日死んでしまう。しかし何故か目を覚ませば自分が幼い子供に戻っていて……?
生まれ直した彼の目的は、ずっと憧れていた魔法を極めること。様々な地へ訪れ、様々な人と会い、平凡な彼はやがて英雄へと成り上がっていく。
これは、ただの転生者が、やがて史上最高の魔法使いになるまでの物語である。
(小説家になろう様、カクヨム様にも掲載をしています。)
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる