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第一章
奪還
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深夜零時
モウジュ邸にて後続部隊と合流。
最終打ち合わせを行う。
初撃は俺とカルバ氏の物理攻撃で、それを合図にモウジュ氏と魔法師団長が魔力を飛ばし障壁を撃破。
そこから先は全員で魔法攻撃をする。
各隊長は物理攻撃で、俺は状況により変化する。
2時30分
俺とモウジュ氏でカルバ氏を迎えに行く。
2時50分
闇の中で包囲網が完成。
3時00分
俺がカルバ氏を伴い一気に偽皇帝の体に剣を突き刺す。
ギャーと叫び声の上がる中でモウジュ氏たちの魔力攻撃。
障壁が壊れたのを確認して魔法氏の一斉攻撃。
俺は皇帝の剣を切り落とし、反撃の手段を奪う。
燃え盛る炎の中で、皇帝はその正体をさらけ出した。
全身に毛が生えた悪魔……
そいつは何度も障壁を張り直し、モウジュ氏たちが打ち抜く。
夜の城に響き渡る不気味な叫び声。
その叫び声が徐々に弱まり途切れた。
「攻撃やめー!」
焼けただれた部屋に残っていたのは、一本の剣だけだった。
「隊長級は息子どもをとらえよ。
それ以外は十王の動向を確認しろ」
「悪魔じゃったか」
「そうですね。恐ろしい姿でした」
「骨も残さず燃え尽きるとは……」
集まる人々に、夜明けとともに伝えるからと、一旦帰らせる。
やがて、十王と息子が連行されてくる。
「お前たちは人間か、それとも悪魔か」
「「……」」
「死ね!」 カルバ氏が一刀のもとに切り伏せると、二人の息子は灰になった。
「こいつらも悪魔じゃったか」
「第三王子だけ人間だったということですか」
「お前らは人間か?」
「「「無論だ!」」」 「「「……」」」
半数は悪魔だった。
そいつらも灰にする。
「十王には話さないで正解じゃったな」
やがて陽が昇りモウジュさんから国民に説明する。
「これまで城におった皇帝は偽物じゃった。
本物の皇帝はミシティーに保護しておる。
そして、ミシティーは同盟国じゃ。
わしらは、本当の皇帝の元で一丸となり、ミシティーに謝罪しなければならない。
偽皇帝は悪魔であった。
それは多くの城の者が確認しておる。
悪魔に付け込まれたのもわし等の弱さじゃ。
本物の皇帝の元、立て直すぞ」
「「「おおっ!」」」
こうして、ガンダルカンは元の体制に戻り、俺は魔法師団と共にミシティーへ帰る。
皇帝と母さんに結果を報告して終わりだ。
「すまん、苦労をかけたな」
「とんでもございません」
「それでだな……
こうなったのも、俺が身を固めて跡継ぎを作らなかったからだと思う」
「そうかもしれませんね」
「なので、俺は嫁を迎える」
「おめでとうございます」
「おお、喜んでくれるのか息子よ!」
「へっ?」
モウジュ邸にて後続部隊と合流。
最終打ち合わせを行う。
初撃は俺とカルバ氏の物理攻撃で、それを合図にモウジュ氏と魔法師団長が魔力を飛ばし障壁を撃破。
そこから先は全員で魔法攻撃をする。
各隊長は物理攻撃で、俺は状況により変化する。
2時30分
俺とモウジュ氏でカルバ氏を迎えに行く。
2時50分
闇の中で包囲網が完成。
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俺がカルバ氏を伴い一気に偽皇帝の体に剣を突き刺す。
ギャーと叫び声の上がる中でモウジュ氏たちの魔力攻撃。
障壁が壊れたのを確認して魔法氏の一斉攻撃。
俺は皇帝の剣を切り落とし、反撃の手段を奪う。
燃え盛る炎の中で、皇帝はその正体をさらけ出した。
全身に毛が生えた悪魔……
そいつは何度も障壁を張り直し、モウジュ氏たちが打ち抜く。
夜の城に響き渡る不気味な叫び声。
その叫び声が徐々に弱まり途切れた。
「攻撃やめー!」
焼けただれた部屋に残っていたのは、一本の剣だけだった。
「隊長級は息子どもをとらえよ。
それ以外は十王の動向を確認しろ」
「悪魔じゃったか」
「そうですね。恐ろしい姿でした」
「骨も残さず燃え尽きるとは……」
集まる人々に、夜明けとともに伝えるからと、一旦帰らせる。
やがて、十王と息子が連行されてくる。
「お前たちは人間か、それとも悪魔か」
「「……」」
「死ね!」 カルバ氏が一刀のもとに切り伏せると、二人の息子は灰になった。
「こいつらも悪魔じゃったか」
「第三王子だけ人間だったということですか」
「お前らは人間か?」
「「「無論だ!」」」 「「「……」」」
半数は悪魔だった。
そいつらも灰にする。
「十王には話さないで正解じゃったな」
やがて陽が昇りモウジュさんから国民に説明する。
「これまで城におった皇帝は偽物じゃった。
本物の皇帝はミシティーに保護しておる。
そして、ミシティーは同盟国じゃ。
わしらは、本当の皇帝の元で一丸となり、ミシティーに謝罪しなければならない。
偽皇帝は悪魔であった。
それは多くの城の者が確認しておる。
悪魔に付け込まれたのもわし等の弱さじゃ。
本物の皇帝の元、立て直すぞ」
「「「おおっ!」」」
こうして、ガンダルカンは元の体制に戻り、俺は魔法師団と共にミシティーへ帰る。
皇帝と母さんに結果を報告して終わりだ。
「すまん、苦労をかけたな」
「とんでもございません」
「それでだな……
こうなったのも、俺が身を固めて跡継ぎを作らなかったからだと思う」
「そうかもしれませんね」
「なので、俺は嫁を迎える」
「おめでとうございます」
「おお、喜んでくれるのか息子よ!」
「へっ?」
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