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ある日森の中で
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着替え終わったユーリンを連れてギルドに行けば、見覚えのあるイケメンが居たので、ソッと扉をしめた。
「やっぱり今日は帰「シン」……なんでまたあの人いるの…っ帰りたい」
あのイケメンに対する免疫はまだついていない。
寧ろユーリンに対してこんなにも早く免疫がついたのが異常なのである。
俺は関係はじっくりゆっくりコトコトと半年以上かけて築き上げたいタイプなのだ。
「少しでも見知った相手がいいだろうと来てくれたんだ。」
中に入れば、人避けはしておいてくれたのかイケメン以外は誰もいなかった。
「その子が例の?」
「あぁ。」
「私は、ライント・シュアルツ。君の名を聞いていいだろうか?」
「ユ、ユーリンと申します」
「そうか。ユーリン、いくつか調べたい事があるから、着いてきてほしい」
何故か俺を見たので、適当に頷いておけば少し離れた席に行く2人。
「おっちゃん。依頼と、後聞きたいことあるんだけど」
「依頼は今はこれだけだな。聞きたいこと?どうしたんだ」
おっちゃんに渡された紙を見ながら俺は口を開いた
「子供引き取るのって手続きとかいるの?
俺戸籍みたいなのないんだけど、何かしなきゃ駄目?」
元々こちらの住人では無い俺に戸籍はない。
唯一の身分証明ができる物はギルドカードだけである。
「役所に行って色々やんなきゃいけねぇ事はあるな。
それにあの年なら学校にも通わせなきゃならんだろ……なんだ、引き取る気になったのか?」
「んー…まぁね。ラー君があの子気に入っちゃってさぁ、可愛い家族のお願いを叶えようかなって…簡単にはあの子も死ななそうだし…………え?学校…?役所?……は???無理。」
学校とは魔の巣窟である
魑魅魍魎の集まりである学校なんて所に近寄りたくない。
保護者になるからには、何かと呼び出されるに違いないのだ。
「んー……あぁ、そういう時ほど権力に頼ればいいんじゃねぇか?」
「俺、権力なんて持ってないけど」
「何言ってやがる。この世に数少ないSSSランクの上、学者達から慕われ、国王様に目かけられてんだ。我儘の一つや二つ叶うだろ。世界征服したいって言ってるわけじゃねぇんだからよ」
「………その為にはまたあの地獄の謁見が待ってるのでは?」
学者達に慕われてる云々は置いといて、願うにも会わなければいけないのでは?流石に直接ドンッと会いに行くなんて馬鹿な真似は出来ないし、俺にも心の準備があと五十年くらい必要である。
「仕方ねぇ、俺がアイツに聞いてきてやるよ」
「おっちゃん、本当に神様…」
おっちゃんを拝み、俺は依頼書に視線を戻した。
どれも持っている物ばかりで、今回は外に出る必要がなさそうだ。
ちょっぴりガッカリである。
「シン、話があるから来てほしいってよ」
「………何故…」
そう言っても仕方がないので、俺はできるだけイケメンから距離を取りスー君達で癒やしをふんだんにとる事にした。
「ダグさんから話は聞いたが、戸籍がないとは本当か?」
「無い。」
「そうか……それではまず君の戸籍を作る所から始まる。
そして、君が言っていた学校の件だが、一定の年齢までは入学が義務となる」
予想していた答えにゲンナリするが、俺は対抗カードを持っている
「それは分かっているが、それは魔力暴走が無く、あったとしても教師でおさめられる場合だろ?だが、ユーリンの魔力暴走は俺くらいにしか止められない。ラー君達を連れて行かせたとしても周囲の被害は尋常ではない。
魔力を抑える魔法具も効果は薄いだろう」
「魔力量はどれほどの物かわかるのか?」
「ザッと五千万だ。それに属性も基本属性じゃない。
学校でユーリンに魔法を教えられるとは思えないし、今のユーリンは最低限の制御すら出来ない。感情が高ぶれば魔力が弾ける。」
抵抗の手段がない者は淘汰される。
ユーリンの力は普通の人間にとっては脅威だ。
化物と言われるレベルだ。俺や俺の側にいるラー君達だからこそ問題がないだけである。
本当は何も言わずに押し付けようと思っていたが、ラー君が気に入ってしまったのだ…それも泣くほどである。
それなら最低限面倒を見るしかあるまい。
「この件は私の一存では決められない。故に君が言った事を含め、上に伝えよう。」
「あぁ、よろしくお願いします。」
「早くて3日、遅くても1週間以内には返事を伝えに来る。」
「わかった」
イケメンが居なくなるのを見て、深く息を吐く。
もう疲れた、一年くらい外に行きたくないくらい疲れた。
俺を慰める様にスー君達が触手を伸ばして、俺の体を擦る。
「ユーリンは学校には行けなくてもいいのか?」
「僕は…行けなくても大丈夫です。学校に行きたいと思った事はないですし、会いたくない人が居るから…だから、いいです」
少しだけ顔を歪めながら笑うユーリンを、おっちゃんが悲しそうな目で見ていた。
「あっ!!そうだ、この前渡し忘れてたけど、おっちゃんにこれあげる」
「ん?何だこれ」
箱に入れたポーション達を机の上に出せば、おっちゃんが首を傾げながら箱の中を覗く。
「俺特製ポーション。これ一本で大概の怪我は治るよ。病気は…試してないからわかんないけど。」
「………は?お、お前それ本気で言ってるのか…?」
「え?やっぱり病も治した方が良い?」
病なら俺が行くまで生きてくれるかなという思いがあって病を治す物は作ってない。
「そう言うことじゃねぇ!!お前これの価値がわかってないのか!?」
「余り興味ないかなぁ。俺はおっちゃんに死んでほしくないから作っただけだし?ほら、何かあった時に俺がいつも居れるとは限らないでしょ?」
「だが…「これはもうおっちゃんのだから、いらなかったら捨てて!ほら、ユーリン帰るよ!」あっ!おい!」
突き返される前にユーリンの手を引き、さっさと転移で家に帰った。
「あ、そうだ。正式にうちの子になるなら、ちゃんと改築するか」
「え?」
首を傾げるユーリンを置いて、俺は床に魔法陣を描く。
効果を重複させる為にかなり複雑だが、ちまちま同じのを複製するよりは断然簡単だ。
描けてしまえば、あとは魔力を込めるだけ。
成功すれば、魔法陣は消えてなくなる。失敗すれば、何も起こらない。とてもわかりやすい。
「よしっ、うまくいったな。取り敢えずユーリンの魔力制御からか。
お前達は危ないから他の部屋に行ってな」
進化前のスライム達に何があるかわからないから、訓練室に入れない。
死んでしまったら多分俺は泣く。死ぬ程泣く。メンタルが死ぬ。
「さぁて、それじゃあ軽く一回死んどくか」
「えっ!?」
俺がやった独自の制御。
多分かなりの地獄だろうが、まぁ大丈夫だろう
「やっぱり今日は帰「シン」……なんでまたあの人いるの…っ帰りたい」
あのイケメンに対する免疫はまだついていない。
寧ろユーリンに対してこんなにも早く免疫がついたのが異常なのである。
俺は関係はじっくりゆっくりコトコトと半年以上かけて築き上げたいタイプなのだ。
「少しでも見知った相手がいいだろうと来てくれたんだ。」
中に入れば、人避けはしておいてくれたのかイケメン以外は誰もいなかった。
「その子が例の?」
「あぁ。」
「私は、ライント・シュアルツ。君の名を聞いていいだろうか?」
「ユ、ユーリンと申します」
「そうか。ユーリン、いくつか調べたい事があるから、着いてきてほしい」
何故か俺を見たので、適当に頷いておけば少し離れた席に行く2人。
「おっちゃん。依頼と、後聞きたいことあるんだけど」
「依頼は今はこれだけだな。聞きたいこと?どうしたんだ」
おっちゃんに渡された紙を見ながら俺は口を開いた
「子供引き取るのって手続きとかいるの?
俺戸籍みたいなのないんだけど、何かしなきゃ駄目?」
元々こちらの住人では無い俺に戸籍はない。
唯一の身分証明ができる物はギルドカードだけである。
「役所に行って色々やんなきゃいけねぇ事はあるな。
それにあの年なら学校にも通わせなきゃならんだろ……なんだ、引き取る気になったのか?」
「んー…まぁね。ラー君があの子気に入っちゃってさぁ、可愛い家族のお願いを叶えようかなって…簡単にはあの子も死ななそうだし…………え?学校…?役所?……は???無理。」
学校とは魔の巣窟である
魑魅魍魎の集まりである学校なんて所に近寄りたくない。
保護者になるからには、何かと呼び出されるに違いないのだ。
「んー……あぁ、そういう時ほど権力に頼ればいいんじゃねぇか?」
「俺、権力なんて持ってないけど」
「何言ってやがる。この世に数少ないSSSランクの上、学者達から慕われ、国王様に目かけられてんだ。我儘の一つや二つ叶うだろ。世界征服したいって言ってるわけじゃねぇんだからよ」
「………その為にはまたあの地獄の謁見が待ってるのでは?」
学者達に慕われてる云々は置いといて、願うにも会わなければいけないのでは?流石に直接ドンッと会いに行くなんて馬鹿な真似は出来ないし、俺にも心の準備があと五十年くらい必要である。
「仕方ねぇ、俺がアイツに聞いてきてやるよ」
「おっちゃん、本当に神様…」
おっちゃんを拝み、俺は依頼書に視線を戻した。
どれも持っている物ばかりで、今回は外に出る必要がなさそうだ。
ちょっぴりガッカリである。
「シン、話があるから来てほしいってよ」
「………何故…」
そう言っても仕方がないので、俺はできるだけイケメンから距離を取りスー君達で癒やしをふんだんにとる事にした。
「ダグさんから話は聞いたが、戸籍がないとは本当か?」
「無い。」
「そうか……それではまず君の戸籍を作る所から始まる。
そして、君が言っていた学校の件だが、一定の年齢までは入学が義務となる」
予想していた答えにゲンナリするが、俺は対抗カードを持っている
「それは分かっているが、それは魔力暴走が無く、あったとしても教師でおさめられる場合だろ?だが、ユーリンの魔力暴走は俺くらいにしか止められない。ラー君達を連れて行かせたとしても周囲の被害は尋常ではない。
魔力を抑える魔法具も効果は薄いだろう」
「魔力量はどれほどの物かわかるのか?」
「ザッと五千万だ。それに属性も基本属性じゃない。
学校でユーリンに魔法を教えられるとは思えないし、今のユーリンは最低限の制御すら出来ない。感情が高ぶれば魔力が弾ける。」
抵抗の手段がない者は淘汰される。
ユーリンの力は普通の人間にとっては脅威だ。
化物と言われるレベルだ。俺や俺の側にいるラー君達だからこそ問題がないだけである。
本当は何も言わずに押し付けようと思っていたが、ラー君が気に入ってしまったのだ…それも泣くほどである。
それなら最低限面倒を見るしかあるまい。
「この件は私の一存では決められない。故に君が言った事を含め、上に伝えよう。」
「あぁ、よろしくお願いします。」
「早くて3日、遅くても1週間以内には返事を伝えに来る。」
「わかった」
イケメンが居なくなるのを見て、深く息を吐く。
もう疲れた、一年くらい外に行きたくないくらい疲れた。
俺を慰める様にスー君達が触手を伸ばして、俺の体を擦る。
「ユーリンは学校には行けなくてもいいのか?」
「僕は…行けなくても大丈夫です。学校に行きたいと思った事はないですし、会いたくない人が居るから…だから、いいです」
少しだけ顔を歪めながら笑うユーリンを、おっちゃんが悲しそうな目で見ていた。
「あっ!!そうだ、この前渡し忘れてたけど、おっちゃんにこれあげる」
「ん?何だこれ」
箱に入れたポーション達を机の上に出せば、おっちゃんが首を傾げながら箱の中を覗く。
「俺特製ポーション。これ一本で大概の怪我は治るよ。病気は…試してないからわかんないけど。」
「………は?お、お前それ本気で言ってるのか…?」
「え?やっぱり病も治した方が良い?」
病なら俺が行くまで生きてくれるかなという思いがあって病を治す物は作ってない。
「そう言うことじゃねぇ!!お前これの価値がわかってないのか!?」
「余り興味ないかなぁ。俺はおっちゃんに死んでほしくないから作っただけだし?ほら、何かあった時に俺がいつも居れるとは限らないでしょ?」
「だが…「これはもうおっちゃんのだから、いらなかったら捨てて!ほら、ユーリン帰るよ!」あっ!おい!」
突き返される前にユーリンの手を引き、さっさと転移で家に帰った。
「あ、そうだ。正式にうちの子になるなら、ちゃんと改築するか」
「え?」
首を傾げるユーリンを置いて、俺は床に魔法陣を描く。
効果を重複させる為にかなり複雑だが、ちまちま同じのを複製するよりは断然簡単だ。
描けてしまえば、あとは魔力を込めるだけ。
成功すれば、魔法陣は消えてなくなる。失敗すれば、何も起こらない。とてもわかりやすい。
「よしっ、うまくいったな。取り敢えずユーリンの魔力制御からか。
お前達は危ないから他の部屋に行ってな」
進化前のスライム達に何があるかわからないから、訓練室に入れない。
死んでしまったら多分俺は泣く。死ぬ程泣く。メンタルが死ぬ。
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