幼馴染のリスナーに媚びて人気者になりたい

久羽しん

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最終章

179 どーーーーん

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「……うーん……」

 俺は自分の部屋のベッドにうつ伏せになり、枕に顔をうずめて唸った。

 (どうしたらいいんだろうな……)

 考えても考えても、頭の中の霧が深まるばかりで、正解が分からない。
 もはや正解なんてないのかもしれない。

 (ただ、俺がしたいのかしたくないのか……、それだけなのかな……)

 桃星の言う通り、したくもないのに嫌々やるっていうのは秋風に失礼だ。それは確かにって思った。

 ──『性行為は義務感で渋々やるようなものじゃないんだから。そもそも、両方の愛が存在していないと、ただただ虚しいだけだと思うよ?』

「……」

 (愛……、か……)

 俺の愛は、はたして、秋風にちゃんと伝わっているのだろうか。

 告白する時、俺からキスをして少しだけ分かってもらえた手応えはあった。
 伝わったからこそ、秋風は『はい』って言ってくれたんだと思う。

 (……でも……)

 やっぱり、まだ全然足りてないんだろうなっていう感覚もある。

 秋風はいつも不安そうだ。
 一歩距離を取ってこちらを見ているような……、一枚壁を隔てた向こう側にいるような、そんな感じがする。

 たぶん、俺に好かれているという事をまだいまいち信じてないんだろう、秋風は。

 (いい加減信じてくれよと思わなくもないけど……)

「……でも、仕方ないか…………」

 俺が異性愛者なのは秋風も知っているから、そんなやつに信じてくれと言われたところで難しいだろう。

 生理的な好みというのは変えようがない。

 それに、いくら言葉で『一生好き』『他の人を好きにならない』と言ったところで、人の気持ちは変わるものだから、説得力は薄い。

 俺だって正直……、未来に関しては不安だ。

 秋風も同性が好きというわけじゃないらしいし、お試しとはいえ高校の時秋風が付き合っていたのは全員女の子だから。
 いつか秋風の目が覚める可能性は、大いにある。

 急に女の子と付き合って結婚したくなるかもしれないし、子供が欲しくなるかもしれない。

 そうやって将来捨てられる可能性が高いのなら、今からあまり好きにならない方が……、傷が浅くて済む。

 できるだけ心を預けないでいれば、別れる時に苦しまないから……。

 (──って、向こうも考えてんだろうなーー……!?)

 俺はうああああと枕を抱きしめ、深くため息をついた。

「……はぁ…………」

 お互いにビクビクしながら、何やってんだろって感じだ。

 (お付き合いって、難しすぎだろ……)

 俺はずっと彼女が欲しくて、『彼女を作ること』を人生のゴールみたいにしていたけど。

 実際秋風と付き合ってみたら、違った。

 (全然ゴールじゃない……! スタートだったわ……!)

 付き合ったらもう終わりじゃなくて、その先がいっぱいあった。

 前よりもずっと、秋風のことを考える時間が増えている。秋風とのお付き合いを大事にしたいからこそ、悩みも増えたというか……。

「…………」

 (とにかく、悩みは一個一個解決していくしかないよな……。えっと、当面の一番大きい問題は……)

 えっちするか否か……、だけど……。

 これに関しては、やっぱりしたほうが良いかもしれない。うん。

 俺も秋風も今不安を抱えているのなら、俺たちの関係には、もっと確固たるものが必要だと思うからだ。

 お互い裸になって、完全に異性とは程遠い姿を見せ合って、それでも気持ちが冷めなければ……少しは安心できるんじゃないか。

 体を繋げれば、深いところで繋がれば、不安が解消されるんじゃないかという気がする。

 (それに、えっちしたら、俺が尻を開拓されても良いくらい秋風のことが好きだって伝わるかもだし……)

「──って、いやどういう伝え方だよそれ……!!? バカかーーー!!?」

 俺はしきりに額を枕にぶつけながら叫んだ。別の部屋にいる双子に心配されないように、小声でだ。

「……っ……」

 (ま、まあでも……。気持ちの証明の仕方として、悪くはない……、……か? 真面目に考えても…………)

 だって、相当な覚悟がないとできないことだ。

 男が男に掘られるだなんて。普通は、一生のうちに一回も経験しないはずだろう。

 だから、俺がそこまでしたら、さすがに秋風だって『自分は本当に波青に好かれてるんだ』って気づいてくれるはずだ。

 (………………いや、まあ、これも『した方が俺たちの関係的によさそう』であって、『俺がしたい』ってわけではないんだけどな……、はは…………)

「…………」

 俺はそこまで考えて、らちが明かない思考に頭を掻きむしった。

「あーーーもーー!! 『したい』ってなんだ~~!!?? したいわけがないだろおおおおおーー!!!!」

 やばい。とことん難しくて禿げそうだ。

 ──『嫌々な内はやめておいた方がいいよ』

 桃星はそう言うけど、逆に嫌々じゃなくなる方法があったら知りたい。教えてくれ。

 そもそも自分が尻を貫かれると知っていて、『したいしたーい!』『やりたいやりたーい!』ってノリノリになれるわけがないだろ。

 正直しなくていいならしたくないんだから。俺は秋風を見てムラムラしたことなんて一回もないし……。

 (……秋風のことは好きだけど……ぶっちゃけあいつ、エロくはないしな…………)

 ドライヤー案件の時、黒のVネックを着ている秋風を見て色気がやべぇと思ったことはある。
 でもあれは、俺がムラムラするっていうより、変なおじさんとかリスナーに襲われるぞお前……っていうただの心配だった。

 つまり俺自身が秋風に欲情したことは一度たりともない。

 しかも、秋風と付き合っているとはいえ、一人で処理する時はいまだに『エロ漫画の女の子』をオカズにしてしまっている。

 AVで抜くのはさすがに罪悪感があって我慢しているけど、二次元の女の子ならまあ良いかなって……、……。

「…………ん?」

 俺は自分の思考にハッと違和感を持ち、口を押さえた。

 (ま、待てよ……? いや……二次元でもアウトなものなのか!? も、もしかしてこれって……、秋風に対する裏切り…………ッ!!??)

「──う、浮気……!?」

 俺は両手をシーツにつき、ガバッと起き上がった。

 (もしかして俺……、浮気しちゃってる…………?)

 瞬間、ガーーーーンと頭の中にショックの音が鳴り響いた。

 (ま、まじか…………)

「やばい……。全然深く考えてなかったぞ……」

 それとこれとは別だろ、さすがに良いだろ……って思ってしまっていた。交際と自己処理は全くの別物だろって。

 だけど……それはあくまで俺の価値観なだけだ。

 秋風からしたら、俺が隠れて二次元の女の子で抜いてるのは嫌かもしんない。
 もしかしたら、『ひ、ひどい……。俺というものがありながら、波青はこっそり二次元の女の子と仲良くしてたんだね……?』とかって、傷ついて泣いちゃうかもしれない。泣き虫で健気で繊細なヤツだから……。

 俺は、そんなかわいい秋風の気持ちを全く考えられていなかった。

 こういうところが桃星に『自分本位野郎!』って叱られちゃう所以なんだろうか。

「……っ……ごめん……。秋風…………」

 俺は一人、秋風を想って土下座の態勢で項垂れた。

 やばい。なんか急にすごい自分がめちゃくちゃ最低な浮気野郎に思えてきてしまった。

「……お、お前というものがありながら俺は…………」

 浮気だけはダメだし絶対にしないと心に決めていたのに。恋人を裏切らない一途な男でありたかったのに……。

「……いや……うん……。……今からでも、遅くはないよな……?」

 幸いまだ俺の自己処理のことは秋風にバレていない。
 バレる前に、こっそりやめれば……。そうしたら、秋風を傷つけないで済むかもしれない。

 (……そうだ……。もう女の子で抜くのはやめよう)

 そして、明日からはちゃんと、恋人である秋風をオカズに……。

「…………」

 俺はそこまで考えて、シーツを見つめたまま遠い目になった。

 (…………まずい……)

 またもや大問題が発生してしまった。

 (俺、あいつで勃つ気がしねえぇ…………)

 ……終わった…………。

 秋風に魅力がないとかそういうわけではなく、俺の男心が興奮をいだく対象ではなすぎる。申し訳ないけど。
 秋風は、間違いなくかわいい。かわいいし、愛おしいし、守りたくなるんだけど……、でも、全然エロくはない……!

 (……てか、あいつのエロい姿ってどんな感じなんだ……? まず俺、それを知らないからな……)

 知らないし見たこともないから想像のしようがないのだ。

 そもそも秋風といえば、清らかかつ清廉とした佇まい、人間離れしたオーラを纏っていて、人間臭いエロとは無縁──エロの正反対の位置にいるようなヤツである。

 オカズにするのも憚られるような、女神のような美しさなのもいけない。

 それに、配信でも一人だけ下ネタを避け、凛とした姿勢や品のある仕草を欠かさず、『性欲? 僕はそんなの知りません……』みたいな澄ました顔をしやがって、ファンの女の子たちにキャーキャーさすがー妖精みたいー二次元みたいー他の男と違うーかっこいいーアキくん唯一無二ーーーとかって褒め称えられ、ずるすぎ……いや、うらやま……いや、なんてヤツだ。ふざけるな。

「…………」

 (……うーん。だけど……)

 ──『あんまりに綺麗だから忘れてしまいがちだけど、しゅーかだってれっきとした男なんだから』

 そういえば、桃星も言っていたのだ。

 いくら人間離れして見えようが、秋風だって一人の人間で、一人の男に過ぎないんだと。

 確かに、秋風は俺を『抱きたい』らしいから、それは合っているのかもしれない。
 高校生の頃から俺とそういうことをする夢を見ているとも言っていた。

 ああ見えて秋風も心に隠し持っているということだ。人間としてのエロい部分を。

 (と、ということは、つまり……むっつりスケベってやつだよな……!? 秋風は……!!)

 本当はスケベなくせして、表には出さないとはなんとズルいヤツだ。

 俺のようにオープンにして好感度を落としてくれたら良いのに。

 (いや、待てよ……)

 でもオープンにされたら、みんなに知られちゃう。それは困る。

 恋人のエロい姿は彼氏だけのもの。つまり俺だけのものであるべきだ。

 俺が人類で唯一、秋風のむっつりスケベな姿を知る権利がある彼氏なのだから──。

「…………!」

 鼻息を荒くしながらそんなことを考えていたら、勝手に頭の中に浮かんできた。

 ──俺にメロメロになって息を乱している秋風、普段かかない汗をかいてまで必死になっている秋風、俺に興奮して俺のことしか考えられなくなっている秋風、エトセトラ……。

 自分の妄想に、思わずごくりと唾を飲み込んでしまった。

 (…………さ……、最高か…………???)

 見てみたい。誰も知らない秋風の姿を。

 あのお上品なつらが快楽に歪んでいる様を。

 全部独り占めして、俺のものにするんだ。

 誰も知らない秋風を、俺が独占するんだ。

「……!!!!」

 ゾクリと、背中に燃えたぎる愉悦が走った気がした。

 ──今初めて、『したい』が分かったかもしれない。

「……ふっ、ふはははは……っ」

 俺はぐっと拳を握り締め、天井を振り仰いだ。

 (今に見てろ、秋風……ッ! 上品なフリをしていられるのも今のうちだぞ!? 必ず俺がお前の化けの皮を剥がし、エロい姿を見てやるからなっっ!!)

「なーーっはっはっはっは……!!!!」






「……!? 海乃莉海乃莉! なんかヤバい笑い声が聞こえる! にいちゃんの頭がついにおかしくなったのかもしれない……! どうしよ!?」
「しーっ! 海依斗、そっとしておこ! おにいのアレは、いつものことだよ!」
「確かに! 言われてみればいつも通りか!」
「うんうん! おにいがヤバいのはいつも通りだよ!」

「…………」

 失礼な会話が廊下から聞こえた気がしたが、俺は気のせいだと思うことにした。


 *


 自分のしたいことが分かったら、善は急げ──。

 すぐに秋風を夜の行為に誘おうと思ったのだが、残念ながら俺の恋人は多忙な人間だった。

 そして俺も、年末年始は忙しい。

 なかなかプライベートで会えない日が続いて、結局、秋風の家に泊まりに来られたのはクリスマスから二週間も経ってからになってしまった。

 久しぶりのお泊まり、久しぶりにゆっくりできる秋風との夜の時間。
 今日を逃したら次のチャンスはいつになるかわからないし、絶対今日お誘いをするつもりだ。

「──あ! お前のやってるCM……!」
「ほんとうだ」
「めちゃくちゃ綺麗だな~」
「! あ、ありがとう……」

 ご飯とお風呂を終え、俺と秋風はソファに横並びに座ってバラエティ番組を見た。

 CMに切り替わったと思ったら、洗剤のCMなのか、白いシャツの秋風がテレビに映っている。やっぱりエロとは無縁すぎる爽やかな姿だ……。

「お~! 来週からのゲストこの人かぁ~。へぇ~~。今人気だよなぁ。引っ張りだこじゃん」

 CMが明けて、バラエティの続きが始まった。

 食べた料理の値段を予想する番組なのだが、予想を外しまくって最下位が卒業してしまう。
 卒業者の代わりに入ってくるゲストは、最近よく見るイケメンの人気俳優だった。

「ま、めちゃくちゃかっこいいしな。そら人気出るわ。いーな」
「……『かっこいい』……。……波青、この人好きなの……?」
「ん? 別に」
「! そ、そっか……」
「なんで? ……あ。あー、あれか? 俺がファンだったらサインをもらってくれようとした的な? お前、人脈すごいもんなぁ~」
「……いや…………」

 そういえば向こうのインステに秋風とのツーショが載っていた気がする。仕事で面識があるんだろう。

「もしかして秋風、この人の連絡先持ってたりするのか?」
「持ってるけど……」
「へー」
「波青には教えないよ」
「は……!?!」

 なんだその、突然の意地悪発言は。別に教えて欲しくもないけど。
 この、告白してもないのに謎にフられた感……。

「意地悪!!!」
「っごめん……!」

 俺が両手で掴みかかったら、秋風は困った顔でオロオロと視線を彷徨わせている。

 ──ハッ……。

 (忘れてた……!)

 こんなふうに友達みたいに戯れている場合ではない。

 俺は今日、秋風と夜の行為の話をしようと思っているんだから。
 ふざけた取っ組み合いをしていたら、ムードがなくなってしまう。まずい。

「そ、そうだ! 秋風、今から俺の部屋に集合な! テレビはもうやめだ! 今日はお前に大事な話があるんだ……!!」
「……大事な話…………?」

 俺はテレビを消すと、立ち上がって秋風の腕を引っ張った。

「……あ……」
「……?」

 しかし、秋風は全然立ちあがろうとしない。

「秋風?? どした……?」
「……ううん。なんでもない。分かった……。行こう」

 やっと立ち上がった秋風は、なんだか暗い面持ちで俺に着いてきた。

 仕事で疲れているのかもしれない。これは……中止か? 別日にした方が良いだろうか。

「秋風、疲れてるんならもう寝るか? 無理しなくて良いけど……」
「大丈夫だよ。波青は俺に大事な話があるんでしょう?」
「! あっ、うん……」
「なら、早くした方が良いよ。ずるずる引き延ばすのは波青のために良くないと思うから」
「そ、そうか……」

 確かに、言われてみればそうだ。

 延期にしたら誘う勇気がなくなっちゃうかもしれないし。
 今日誘うだけ誘って、行為自体は秋風が疲れていない日にやればいいからな。

 (……うん。とりあえず、話はしよう……!)

 そう思い、俺は自分の部屋──お試し交際の時から秋風が用意してくれているとこだ──に秋風を連れて行った。

「波青の部屋に俺が入って良いの?」
「へ? 当たり前だろ! というか、ここはお前の家だしな。お前の家なんだから、どの部屋もお前の好きにしろよ。別に秋風に見られて困るもんは置いてないし~~」

 エロ本は実家の自分の部屋に隠してあるから大丈夫だ。問題ない。

「……、そっか。そうだよね。……ここはあくまで泊まりに来てくれる時だけの仮の場所で……波青の本当の部屋は、かいくん達が暮らしているお家にあるから」
「……? そりゃそうだろ……」

 何を今更。当たり前のことを言う秋風を謎に思いながら、俺は扉を閉め、秋風に向き直った。

「それでな……えーと。なんて言ったら良いか……。……まあ、すげー言いにくいことではあるんだけど……」
「……うん。波青が俺に何を話したいか、もう分かってるよ。だから気を遣わないで。言いにくかったら、一言で終わらせたっていいんだしね」
「……?」

 (ん……? 分かってる……??)

 分かってくれているらしい。

 (まじか……!?)

 相変わらずなんて察しの良さだ。さすが秋風。人の考えてることなんてお見通しってか。

 しかも、一言で良いとまで言ってくれた。

 緊張していた心が急に楽になった気分だ。

 (よし! じゃあ……)

「ありがとな。んじゃ、お言葉に甘えて……単刀直入に言わせてもらうぞ」
「……。うん…………」

 俺はベッドの前で仁王立ちして秋風を見上げた。

 そしてすうっと息を吸い、大きく叫んだ。

「──えっちしよう!!!」

 どーーーーん。

「………………え?」

 (……え……?)

 俺の言いたいこと、分かってるんじゃなかったのか?
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