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第2章
91 初めての美容院《後編》
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美容師さんは飛び跳ね、思い切りのけぞった。
「まじっすか! まじっすか……!! マジでご本人!?!」
「ちょ、静かに……!」
「顔が似てるだけかなって……っえ、まじか。でも、たしかに下に双子の家族がいるって動画で言ってたかも……!」
「そうなんすよ。ただ、あいつらは顔出ししてないからSNSとかには書かないでくださいね。俺が来たことも内緒で頼みます!」
「あ、はい……それはもちろん……てかなんでこんなさびれた無名サロンに!? 売れてるワイチューバーさんってもっと有名なとこ通って専属がいるもんじゃないの!?」
(さびれたって言っちゃってる……! 自分が雇われてる店舗を!!)
口滑らしすぎだろ……と思うけど、もしかして俺も人から見たらこんな感じなんだろうか。つらい。
「いや、俺、こういうの詳しくなくて。双子が予約してくれたんですよ。なんでも、口コミの評価が高かったとかなんとか」
「……く、口コミ……ハハハ」
「ん?」
変な反応だ。
「や、やー、ほんとでも、今日はついてるなぁ! まさか僕の短い美容師人生、ごちゃまぜのアオさんの担当になれる日が訪れるなんて……!」
「……?」
なんだか露骨に誤魔化された気がする。
不思議に思っているうちに髪が濡らし終わり、俺は席に戻った。
タブレットを渡されて雑誌を見ていいと言われて、そうしよっかなと一瞬思ったけど、やっぱり気になったので会話をすることにした。
「さっきのあれ……口コミがどうかしたんですか? 言い淀んでいたけど」
「え? あー、いやー……」
「気になります」
「……」
美容師さんは俺の髪を切りながら、言いにくそうに答えた。
「……うーん。あの、アオさんだからぶっちゃけるんですけどね」
「はい」
「ここだけの話……正直僕、お客様からの評価かなり低いんです」
「え、えぇ?」
「おっちょこちょいらしくて、いつもミスを連発しちゃって……」
(え、そんなこと言われたら不安……。切りながらそれ言うの!? え、俺まさか失敗される……!??)
ギョッと鏡を見た俺に、美容師さんは慌てて首を横に振った。
「あっ、いや、仕上がりに関しては毎回高評価いただけてるので、ご安心を!! ……多分!!」
(多分!!?)
「え、えーと……じゃあミスって、施術のことじゃなくて、さっきの飲み物間違えたりとかのこと?」
「そう! そうです! 予約の時間を間違えて取ってしまったり、お客様のお名前を別の方と間違えてずっとお呼びしてしまっていたり……」
(やべーよあんた……!)
「一番は、トーク内容ですね。なんか僕、無意識に失礼なことを言ってしまうみたいで、とてもクレームが多いんです」
(お、俺だ!!!)
「口コミもいつも星が一つとかで、最悪って書かれてしまうんですよね。接客業向いてないのかも……」
(うわ。すげー、他人事とは思えねぇ……!!)
「あっ、僕だけですよ。他のスタッフはみんなリピート率も高くて、いい人だらけですし……! だからここのお店の口コミの全体評価は高いんです。僕が下げてますけどねっ。はは。アオさんは今日、ハズレを引いちゃったかもです」
「……!!」
鏡越しにしゅんとする美容師さんを見て、ズキッと胸が痛んだ。
俺は慌ててフォローを入れた。
「は、ハズレなんて言わないでください!!」
「え……」
「まじ気持ち分かりますから! 俺も、色々失言しがちで、敵を作りやすいタイプで……!」
「アオさん……」
「いやほんとに! 自慢じゃないけど、俺めちゃくちゃアンチ多いんすよっ」
「そうなんですか……? あ、でもたしかに、アオさんは僕なんかより大勢の人を相手にお仕事なさっているわけだから、もっと大変ですよね! 本当にすごいと思います」
「! いえいえ、そんな……」
「なんだか僕たち分かり合えるところがあって嬉しいなぁ。一方的に見てるスマホの中の人だったのに、こんなに気さくで親近感湧くなんて……あっ、前髪は長さどのくらいいきます?」
「え、まじで俺も──ん? 前髪? もう、なんでもいいっす! それより、親近感なんて嬉しいです! ほんと他人に自分を評価されるって辛いですよね! 嫌なこと書かれたときは次の日まで落ち込んじゃったり」
「分かります分かります!! クレーム見ると普通に三日は引きずりますよ僕。で、落ち込んでると更にミスしての悪循環なんで」
「それな……!!?」
思ったより盛り上がってしまった。
初めて会った人なのに、意気投合しすぎて、もっともっと話をしていたくなってしまう。
途中前髪を切るから目をつむってと言われてつむったけど、その状態でも俺の口は興奮気味に回り続けていた。
「お兄さんの今まで言われて嫌だったことランキング一位なんすか? 教えてください!」
「おっ、一位かぁー。むずいなぁ。僕はとりあえず、空気読めない、突然叫ぶのやばい、人の気持ちわからない、ノンデリ、挙動がおかしい、天然すぎて怖いとか──」
「わかる~~~~!!」
「あはは。嬉しいです。……あ、カット終わりましたんで、お流ししますね。もう一度シャンプー台にご移動お願いします」
「はい!」
気がつけばなんかカット終わってた。
まあ大丈夫だろう。……多分。
「まず、シャンプーとヘッドスパからおこなっていきますね。その後トリートメントをさせていただきます」
「はい!」
シャンプー台に寝転んで洗面ボウルの部分に後頭部を預ける。
目元を白い布で隠されて、視界が真っ暗になった。
「……アオさん、初めてですか? ヘッドスパは」
髪の毛に触れる手と共に、質問が飛んでくる。
「あ、はい。初めてです。双子に予約全任せしてたから正直何が何だか分かんない」
「あはは! でも、ナイスチョイスだと思います。きっと職業柄PC作業が多いと思うんですけど、そういう方って、肩こりが酷かったりしますから」
「あ! 俺肩こりやばいです! えっ肩こりとかに効くんですか? これ」
「ええ。血流が良くなりますので、肩こりに効きますし、目の疲れなんかにも良いですよ」
「へえええ! すげぇっっ!!」
ワクワクしてきた。
すると美容師さんは張り切った声になって、俺の髪に温かいお湯をかけた。
「大好きなごちゃまぜさんなんで、僕の手が少しでもお力になれたら良いなと思います。頑張ります! じゃあ、始めていきますねっ!」
「はい! お願いします!」
(うおお……! いい匂い)
もこもこの泡でわしゃわしゃされている。
俺の家のシャンプーとも、ごちゃハウスのシャンプーとも違う、甘くて心安らぐ香りが漂っている。
(すげぇ。人に頭洗われるのっていいな……)
こんなに体の力が抜けて全身リラックスできているのはいつぶりだろう。
鼻に届く甘い香りも、泡が押しつぶされる、ぎゅむぎゅむという音も。
全てにおいて天国だ。
それになんと言っても、この指圧。
(良いっ! めちゃくちゃ押されてる……!!)
頭皮がぐりぐり動かされている。
「力加減は大丈夫でしょうか?」
「……ん、あ、ハイ。だいじょーぶです……」
大丈夫どころではない。最高だ。
(うええ……ヤバい。きもちえぇ……)
世の中にこんなに気持ちいいものがあったなんて。知らなんだ。
この気持ちよさ、前に秋風にしてもらったドライヤーを思い出すな。あれに匹敵するぞ。
(……秋風。秋風といえば……)
秋風はヘッドスパを知っているのだろうか。美容院でやってもらったこと、あるのかな。
(明日会ったら教えてあげなきゃ……)
ぜひおすすめしたい。広めたい。この気持ちよさを。
「は~……」
(てかこの人、うまくね……?)
ちょうどいい力加減だし……さすがプロと言うべきか、ツボをしっかり分かっている感じがする。
頭皮だけじゃなく、首の後ろに指が押し込まれてくる瞬間なんて、極楽すぎてよだれが出そうになってしまう。
(もはやこの指の虜だわ。性格も、なんか俺と似てて喋りやすいしな……)
人気ないのも一緒だから、ちょっと助けになりたい気持ちも湧いてきている。
(よし、これからこの人指名して通ってあげるか! 気持ちいいし、月一くらいで……)
なんて考えているうちにうとうとしてきて。
温かさと心地よさに包まれたまま、俺の意識はなくなった。
「まじっすか! まじっすか……!! マジでご本人!?!」
「ちょ、静かに……!」
「顔が似てるだけかなって……っえ、まじか。でも、たしかに下に双子の家族がいるって動画で言ってたかも……!」
「そうなんすよ。ただ、あいつらは顔出ししてないからSNSとかには書かないでくださいね。俺が来たことも内緒で頼みます!」
「あ、はい……それはもちろん……てかなんでこんなさびれた無名サロンに!? 売れてるワイチューバーさんってもっと有名なとこ通って専属がいるもんじゃないの!?」
(さびれたって言っちゃってる……! 自分が雇われてる店舗を!!)
口滑らしすぎだろ……と思うけど、もしかして俺も人から見たらこんな感じなんだろうか。つらい。
「いや、俺、こういうの詳しくなくて。双子が予約してくれたんですよ。なんでも、口コミの評価が高かったとかなんとか」
「……く、口コミ……ハハハ」
「ん?」
変な反応だ。
「や、やー、ほんとでも、今日はついてるなぁ! まさか僕の短い美容師人生、ごちゃまぜのアオさんの担当になれる日が訪れるなんて……!」
「……?」
なんだか露骨に誤魔化された気がする。
不思議に思っているうちに髪が濡らし終わり、俺は席に戻った。
タブレットを渡されて雑誌を見ていいと言われて、そうしよっかなと一瞬思ったけど、やっぱり気になったので会話をすることにした。
「さっきのあれ……口コミがどうかしたんですか? 言い淀んでいたけど」
「え? あー、いやー……」
「気になります」
「……」
美容師さんは俺の髪を切りながら、言いにくそうに答えた。
「……うーん。あの、アオさんだからぶっちゃけるんですけどね」
「はい」
「ここだけの話……正直僕、お客様からの評価かなり低いんです」
「え、えぇ?」
「おっちょこちょいらしくて、いつもミスを連発しちゃって……」
(え、そんなこと言われたら不安……。切りながらそれ言うの!? え、俺まさか失敗される……!??)
ギョッと鏡を見た俺に、美容師さんは慌てて首を横に振った。
「あっ、いや、仕上がりに関しては毎回高評価いただけてるので、ご安心を!! ……多分!!」
(多分!!?)
「え、えーと……じゃあミスって、施術のことじゃなくて、さっきの飲み物間違えたりとかのこと?」
「そう! そうです! 予約の時間を間違えて取ってしまったり、お客様のお名前を別の方と間違えてずっとお呼びしてしまっていたり……」
(やべーよあんた……!)
「一番は、トーク内容ですね。なんか僕、無意識に失礼なことを言ってしまうみたいで、とてもクレームが多いんです」
(お、俺だ!!!)
「口コミもいつも星が一つとかで、最悪って書かれてしまうんですよね。接客業向いてないのかも……」
(うわ。すげー、他人事とは思えねぇ……!!)
「あっ、僕だけですよ。他のスタッフはみんなリピート率も高くて、いい人だらけですし……! だからここのお店の口コミの全体評価は高いんです。僕が下げてますけどねっ。はは。アオさんは今日、ハズレを引いちゃったかもです」
「……!!」
鏡越しにしゅんとする美容師さんを見て、ズキッと胸が痛んだ。
俺は慌ててフォローを入れた。
「は、ハズレなんて言わないでください!!」
「え……」
「まじ気持ち分かりますから! 俺も、色々失言しがちで、敵を作りやすいタイプで……!」
「アオさん……」
「いやほんとに! 自慢じゃないけど、俺めちゃくちゃアンチ多いんすよっ」
「そうなんですか……? あ、でもたしかに、アオさんは僕なんかより大勢の人を相手にお仕事なさっているわけだから、もっと大変ですよね! 本当にすごいと思います」
「! いえいえ、そんな……」
「なんだか僕たち分かり合えるところがあって嬉しいなぁ。一方的に見てるスマホの中の人だったのに、こんなに気さくで親近感湧くなんて……あっ、前髪は長さどのくらいいきます?」
「え、まじで俺も──ん? 前髪? もう、なんでもいいっす! それより、親近感なんて嬉しいです! ほんと他人に自分を評価されるって辛いですよね! 嫌なこと書かれたときは次の日まで落ち込んじゃったり」
「分かります分かります!! クレーム見ると普通に三日は引きずりますよ僕。で、落ち込んでると更にミスしての悪循環なんで」
「それな……!!?」
思ったより盛り上がってしまった。
初めて会った人なのに、意気投合しすぎて、もっともっと話をしていたくなってしまう。
途中前髪を切るから目をつむってと言われてつむったけど、その状態でも俺の口は興奮気味に回り続けていた。
「お兄さんの今まで言われて嫌だったことランキング一位なんすか? 教えてください!」
「おっ、一位かぁー。むずいなぁ。僕はとりあえず、空気読めない、突然叫ぶのやばい、人の気持ちわからない、ノンデリ、挙動がおかしい、天然すぎて怖いとか──」
「わかる~~~~!!」
「あはは。嬉しいです。……あ、カット終わりましたんで、お流ししますね。もう一度シャンプー台にご移動お願いします」
「はい!」
気がつけばなんかカット終わってた。
まあ大丈夫だろう。……多分。
「まず、シャンプーとヘッドスパからおこなっていきますね。その後トリートメントをさせていただきます」
「はい!」
シャンプー台に寝転んで洗面ボウルの部分に後頭部を預ける。
目元を白い布で隠されて、視界が真っ暗になった。
「……アオさん、初めてですか? ヘッドスパは」
髪の毛に触れる手と共に、質問が飛んでくる。
「あ、はい。初めてです。双子に予約全任せしてたから正直何が何だか分かんない」
「あはは! でも、ナイスチョイスだと思います。きっと職業柄PC作業が多いと思うんですけど、そういう方って、肩こりが酷かったりしますから」
「あ! 俺肩こりやばいです! えっ肩こりとかに効くんですか? これ」
「ええ。血流が良くなりますので、肩こりに効きますし、目の疲れなんかにも良いですよ」
「へえええ! すげぇっっ!!」
ワクワクしてきた。
すると美容師さんは張り切った声になって、俺の髪に温かいお湯をかけた。
「大好きなごちゃまぜさんなんで、僕の手が少しでもお力になれたら良いなと思います。頑張ります! じゃあ、始めていきますねっ!」
「はい! お願いします!」
(うおお……! いい匂い)
もこもこの泡でわしゃわしゃされている。
俺の家のシャンプーとも、ごちゃハウスのシャンプーとも違う、甘くて心安らぐ香りが漂っている。
(すげぇ。人に頭洗われるのっていいな……)
こんなに体の力が抜けて全身リラックスできているのはいつぶりだろう。
鼻に届く甘い香りも、泡が押しつぶされる、ぎゅむぎゅむという音も。
全てにおいて天国だ。
それになんと言っても、この指圧。
(良いっ! めちゃくちゃ押されてる……!!)
頭皮がぐりぐり動かされている。
「力加減は大丈夫でしょうか?」
「……ん、あ、ハイ。だいじょーぶです……」
大丈夫どころではない。最高だ。
(うええ……ヤバい。きもちえぇ……)
世の中にこんなに気持ちいいものがあったなんて。知らなんだ。
この気持ちよさ、前に秋風にしてもらったドライヤーを思い出すな。あれに匹敵するぞ。
(……秋風。秋風といえば……)
秋風はヘッドスパを知っているのだろうか。美容院でやってもらったこと、あるのかな。
(明日会ったら教えてあげなきゃ……)
ぜひおすすめしたい。広めたい。この気持ちよさを。
「は~……」
(てかこの人、うまくね……?)
ちょうどいい力加減だし……さすがプロと言うべきか、ツボをしっかり分かっている感じがする。
頭皮だけじゃなく、首の後ろに指が押し込まれてくる瞬間なんて、極楽すぎてよだれが出そうになってしまう。
(もはやこの指の虜だわ。性格も、なんか俺と似てて喋りやすいしな……)
人気ないのも一緒だから、ちょっと助けになりたい気持ちも湧いてきている。
(よし、これからこの人指名して通ってあげるか! 気持ちいいし、月一くらいで……)
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温かさと心地よさに包まれたまま、俺の意識はなくなった。
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