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第3章
118 レッツ、BL営業《後編》
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「人が歌ってるところに、死角から急に飛び込むだなんて……今回は何事もなかったから良かったけど、普通に危なくない? しゅーかが倒れて怪我でもしたらどうすんの??」
「……! そ、そうだよな……。ごめん……そこは全然考えなしだった……」
というか、俺はチビだしひょろいし、ぶつかっても秋風はよろけたりしないとたかをくくってしまっていた。
「……もちろん僕としゅーか以外もワンフレーズ歌おうっていうのは、僕が提案したよ? でもそれは、こっちがマイクを向けたらって話だったじゃん。なのにアオはなんで、マイクを向けられてもないのに自分から取りに行ったのさ」
「……そっそれは、俺、やる気だけはあるから……!!」
「……」
俺の言い訳を聞いた桃星は呆れた風に目をすがめて、「今回だけじゃないよ」と言い募った。
「急にしゅーかのSNSに写真を無理やり載せさせたのだってそう。最近のアオ、さすがに奇行がすごいよ。……アオは自分の人気が上がったって喜んでたけどさぁ。もしかして、それって……、」
「……──!!!」
ま、まずい。もう完全にバレている。
桃星に先に言われたらやばい。
(俺だって、ちゃんと言おうとしてたのに……!!)
俺は慌てて、大きな声で桃星の声を遮った。
「──あのっっっ!!」
俺の叫び声で、みんなの視線がこっちに集まった。注目されている。
ここまで来たらもう、引き返すことはできない。
(別に、もともと、しゅごフェスが終わったら話そうと思ってたし……!)
そ、そうだ。これはピンチではない。今は絶好のチャンスだ。
俺はぐっと拳を握り、みんなに打ち明けることにした。
「こここ、これには、理由があるんだ……!!」
「はっ? 理由……??」
「? なおちゃん……?」
桃星が訝しそうにしている。夕陽さんは、不思議そうに目を瞬いている。
「……っ」
俺はごくんと唾を飲み込み、やけくそのように叫んだ。
「俺、実は、ずっと──……BL営業をやってて!!!」
「…………は…………?」
「…………」
全員が、驚いた顔をしている。
しかし、開いた口はもう止まらない。こうなりゃ全部言ってしまおうと、俺は声を高くした。
「知らない!? び、BL営業ってやつ! 今ってその、男同士のイチャイチャとか、わちゃわちゃとか、そういうの好きな女の子たちがめちゃくちゃいるんだぞっっ!!」
「……」
「……」
「……」
「……」
「そういう子たち、腐女子っていうんだけど……! だから、そういう……その、腐媚びっ? みたいなのしたら、良いかなって!! と、特に、ごちゃまぜでは秋風が一番人気だから、秋風のリスナーに媚びたら俺、人気者になれそうと思って……! 秋風とイチャイチャするだけで、女子が喜んで、お金になるとか、ちょー簡単じゃね!!?」
「…………」
「…………」
え……。なんでみんな、静かになっちゃったんだろう。
こんな時、いつもなら助け舟を出してくれるはずの秋風も、黙っている。
目を見開き、俺を凝視している。
「…………」
もしかして、『BL』という言葉に引かれたのだろうか。俺がホモだと思われたとか??
まさか、俺が自分たちを狙ってるんじゃないかって、怖がってる……?
焦った俺は、慌てて両手を振って否定した。
「あ、誤解しないでくれ!! イチャイチャとか言ったけど、俺は断じてホモではない!! 男同士とか、BLとか、リアルは気持ち悪いと思ってるし!! 全然、そういうんじゃなくって、普通に、営業としてごっこ遊びで、ちょこ~っと絡むならアリじゃね? って、そういう話……! コスパいいし……!! 俺だけじゃなくて、グループ全体の人気が上がるからッッ!!!」
「…………」
頑張って説明したのに、尚もみんなは黙ってる。桃星も、珀斗も、夕陽さんも、秋風も……。
なんだこの沈黙……? いたたまれない。俺だけ話してる。
俺は怖くなって、隣の夕陽さんをうかがった。
「な、なに? なんか、俺の言ってることダメ……?? だって、需要と供給だろ? 俺らの仕事って、それが大事ですよね?? ね、夕陽さん……!」
「……えっ? あ……、あぁ……、え、えっと…………」
稼げたらなんでも良いスタイルの夕陽さんまで、困惑した顔をしている。
どうして。
いつも夕陽さん、ごちゃまぜを人気にしたいって、言ってるじゃん。
──『ごちゃまぜを結成してから、俺、四人分の人生を預かってると勝手に思ってるんだ。なおちゃん含めね。ワイチューバーって仕事柄、どうしても将来が不透明じゃない。人気商売だしさ。だから、四十五十になった時もしも活動できなくなったり、視聴者が飽きて去っていったとしても、全然大丈夫なくらい、そのくらい余裕のある一生分の蓄えを……今みんなに渡しておきたい。もっともっと人気を出して、ごちゃまぜを盛りあげて一生分の成果を生みたい。リーダーとして、その義務が俺にはあると思うんだ』
前にサシで飲んだ時も、成果が大事だって、人気商売だからって……そう言ってたのに……。
「……」
「……」
「……、……はは。そう、だね。ファンサービスは大事だから……」
「……!」
不安で一人視線を泳がしていたら、硬い空気を、いつも通り秋風が打ち破ってくれた。
俺はホッとした。
やっぱり、持つべきものは秋風だな。
秋風が笑って、俺を見てくれている。
「なんだか……納得したよ。俺も、最近の波青、今までと違うことをするなと思ってたから……」
「! あ、ああ……! 春くらいからいきなり配信でお前に絡みに行くようになったりして、びっくりしたよな!? ごめんな! 全部全部そういうことだったんだよ!!」
「なるほどね……。じゃあ……こないだ、プライベートで一緒に映画を観に行こうって誘ってくれたのも……?」
「あ、うん! そう! それ、BL営業!!」
「……写真を、一緒に撮ろうって……言ってくれたのも?」
「そう! それもBL営業!!」
「……」
「いや~。写真の投稿お願いした時は、さすがにバレるんじゃないかって焦ったわ~~」
「…………」
俺が答えるたび、秋風の微笑みが深くなっていく。
こないだ遊んだ日のことを思い出し、納得しているんだろうか。
さすが秋風は、話の分かるやつだ。
「てか、こういうこと俺一人でやってても微妙だし、お前にも手伝ってもらえたらもっと良いと思うんだよな!」
「…………」
「あっだってほら、こないだ秋風も、やってたじゃん!?」
「…………え?」
「しゅごフェスでさ……、最後の曲! お前、俺の方に向かって歌っただろ??」
「……!!」
あれはびっくりした。
心臓がドキドキした。
でも、すぐに気がついた。
お客さんの視線を意識して、秋風はああいう風にしたんだろうなって。
人からの見られ方を分かっているやつだから。
つまり、秋風もファンにキャーキャー言われるファンサービスの為に、隣に居た俺を利用したってわけだ。
メンバーがメンバーに向かって歌うと、腐女子が喜ぶからな。
「お前だってあの時、BL営業してたじゃん!!」
「…………」
俺がそう笑い飛ばした瞬間、秋風が急に下を向いて、表情が見えなくなった。
(…………あれ?)
俺は首を傾げながら、提案を続けた。
「だ、だからさ? お前もやってるんだし、いいじゃん! 別々じゃなくって、今度から一緒にBL営業をやって、ファンのみんなを喜ばせよう!!」
「……」
「ん? どした……?」
「…………そうだね」
やっと、秋風が顔をあげた。
ニコニコ。張り付いた笑顔で、俺に頷いた。
「良いと思う。波青がそうしたいんなら従うよ。BL営業? いいんじゃない。それ。俺も──、……」
だけど。
途中で、崩れてしまった。
「……──っ」
ボロボロって、仮面が剥がれて、落ちていくみたいに。
秋風の笑顔が崩れて、目尻からポロリと何かが流れた。
頬を伝っていってる、それは、
「…………え?」
(…………涙……?)
幼馴染なのに、俺。
たった今、秋風の泣き顔、初めて見た。
「……! そ、そうだよな……。ごめん……そこは全然考えなしだった……」
というか、俺はチビだしひょろいし、ぶつかっても秋風はよろけたりしないとたかをくくってしまっていた。
「……もちろん僕としゅーか以外もワンフレーズ歌おうっていうのは、僕が提案したよ? でもそれは、こっちがマイクを向けたらって話だったじゃん。なのにアオはなんで、マイクを向けられてもないのに自分から取りに行ったのさ」
「……そっそれは、俺、やる気だけはあるから……!!」
「……」
俺の言い訳を聞いた桃星は呆れた風に目をすがめて、「今回だけじゃないよ」と言い募った。
「急にしゅーかのSNSに写真を無理やり載せさせたのだってそう。最近のアオ、さすがに奇行がすごいよ。……アオは自分の人気が上がったって喜んでたけどさぁ。もしかして、それって……、」
「……──!!!」
ま、まずい。もう完全にバレている。
桃星に先に言われたらやばい。
(俺だって、ちゃんと言おうとしてたのに……!!)
俺は慌てて、大きな声で桃星の声を遮った。
「──あのっっっ!!」
俺の叫び声で、みんなの視線がこっちに集まった。注目されている。
ここまで来たらもう、引き返すことはできない。
(別に、もともと、しゅごフェスが終わったら話そうと思ってたし……!)
そ、そうだ。これはピンチではない。今は絶好のチャンスだ。
俺はぐっと拳を握り、みんなに打ち明けることにした。
「こここ、これには、理由があるんだ……!!」
「はっ? 理由……??」
「? なおちゃん……?」
桃星が訝しそうにしている。夕陽さんは、不思議そうに目を瞬いている。
「……っ」
俺はごくんと唾を飲み込み、やけくそのように叫んだ。
「俺、実は、ずっと──……BL営業をやってて!!!」
「…………は…………?」
「…………」
全員が、驚いた顔をしている。
しかし、開いた口はもう止まらない。こうなりゃ全部言ってしまおうと、俺は声を高くした。
「知らない!? び、BL営業ってやつ! 今ってその、男同士のイチャイチャとか、わちゃわちゃとか、そういうの好きな女の子たちがめちゃくちゃいるんだぞっっ!!」
「……」
「……」
「……」
「……」
「そういう子たち、腐女子っていうんだけど……! だから、そういう……その、腐媚びっ? みたいなのしたら、良いかなって!! と、特に、ごちゃまぜでは秋風が一番人気だから、秋風のリスナーに媚びたら俺、人気者になれそうと思って……! 秋風とイチャイチャするだけで、女子が喜んで、お金になるとか、ちょー簡単じゃね!!?」
「…………」
「…………」
え……。なんでみんな、静かになっちゃったんだろう。
こんな時、いつもなら助け舟を出してくれるはずの秋風も、黙っている。
目を見開き、俺を凝視している。
「…………」
もしかして、『BL』という言葉に引かれたのだろうか。俺がホモだと思われたとか??
まさか、俺が自分たちを狙ってるんじゃないかって、怖がってる……?
焦った俺は、慌てて両手を振って否定した。
「あ、誤解しないでくれ!! イチャイチャとか言ったけど、俺は断じてホモではない!! 男同士とか、BLとか、リアルは気持ち悪いと思ってるし!! 全然、そういうんじゃなくって、普通に、営業としてごっこ遊びで、ちょこ~っと絡むならアリじゃね? って、そういう話……! コスパいいし……!! 俺だけじゃなくて、グループ全体の人気が上がるからッッ!!!」
「…………」
頑張って説明したのに、尚もみんなは黙ってる。桃星も、珀斗も、夕陽さんも、秋風も……。
なんだこの沈黙……? いたたまれない。俺だけ話してる。
俺は怖くなって、隣の夕陽さんをうかがった。
「な、なに? なんか、俺の言ってることダメ……?? だって、需要と供給だろ? 俺らの仕事って、それが大事ですよね?? ね、夕陽さん……!」
「……えっ? あ……、あぁ……、え、えっと…………」
稼げたらなんでも良いスタイルの夕陽さんまで、困惑した顔をしている。
どうして。
いつも夕陽さん、ごちゃまぜを人気にしたいって、言ってるじゃん。
──『ごちゃまぜを結成してから、俺、四人分の人生を預かってると勝手に思ってるんだ。なおちゃん含めね。ワイチューバーって仕事柄、どうしても将来が不透明じゃない。人気商売だしさ。だから、四十五十になった時もしも活動できなくなったり、視聴者が飽きて去っていったとしても、全然大丈夫なくらい、そのくらい余裕のある一生分の蓄えを……今みんなに渡しておきたい。もっともっと人気を出して、ごちゃまぜを盛りあげて一生分の成果を生みたい。リーダーとして、その義務が俺にはあると思うんだ』
前にサシで飲んだ時も、成果が大事だって、人気商売だからって……そう言ってたのに……。
「……」
「……」
「……、……はは。そう、だね。ファンサービスは大事だから……」
「……!」
不安で一人視線を泳がしていたら、硬い空気を、いつも通り秋風が打ち破ってくれた。
俺はホッとした。
やっぱり、持つべきものは秋風だな。
秋風が笑って、俺を見てくれている。
「なんだか……納得したよ。俺も、最近の波青、今までと違うことをするなと思ってたから……」
「! あ、ああ……! 春くらいからいきなり配信でお前に絡みに行くようになったりして、びっくりしたよな!? ごめんな! 全部全部そういうことだったんだよ!!」
「なるほどね……。じゃあ……こないだ、プライベートで一緒に映画を観に行こうって誘ってくれたのも……?」
「あ、うん! そう! それ、BL営業!!」
「……写真を、一緒に撮ろうって……言ってくれたのも?」
「そう! それもBL営業!!」
「……」
「いや~。写真の投稿お願いした時は、さすがにバレるんじゃないかって焦ったわ~~」
「…………」
俺が答えるたび、秋風の微笑みが深くなっていく。
こないだ遊んだ日のことを思い出し、納得しているんだろうか。
さすが秋風は、話の分かるやつだ。
「てか、こういうこと俺一人でやってても微妙だし、お前にも手伝ってもらえたらもっと良いと思うんだよな!」
「…………」
「あっだってほら、こないだ秋風も、やってたじゃん!?」
「…………え?」
「しゅごフェスでさ……、最後の曲! お前、俺の方に向かって歌っただろ??」
「……!!」
あれはびっくりした。
心臓がドキドキした。
でも、すぐに気がついた。
お客さんの視線を意識して、秋風はああいう風にしたんだろうなって。
人からの見られ方を分かっているやつだから。
つまり、秋風もファンにキャーキャー言われるファンサービスの為に、隣に居た俺を利用したってわけだ。
メンバーがメンバーに向かって歌うと、腐女子が喜ぶからな。
「お前だってあの時、BL営業してたじゃん!!」
「…………」
俺がそう笑い飛ばした瞬間、秋風が急に下を向いて、表情が見えなくなった。
(…………あれ?)
俺は首を傾げながら、提案を続けた。
「だ、だからさ? お前もやってるんだし、いいじゃん! 別々じゃなくって、今度から一緒にBL営業をやって、ファンのみんなを喜ばせよう!!」
「……」
「ん? どした……?」
「…………そうだね」
やっと、秋風が顔をあげた。
ニコニコ。張り付いた笑顔で、俺に頷いた。
「良いと思う。波青がそうしたいんなら従うよ。BL営業? いいんじゃない。それ。俺も──、……」
だけど。
途中で、崩れてしまった。
「……──っ」
ボロボロって、仮面が剥がれて、落ちていくみたいに。
秋風の笑顔が崩れて、目尻からポロリと何かが流れた。
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