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第三章
6 闇兄貴参上
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神霊の定義は、土地や種族や民族によって異なる。
この国と周辺地域では、おおむね、地上より上位世界で誕生した生命体を指す。
形は問わないが、身体が魔力で構成されているのは共通だ。
似た構造で地上生まれの精霊との対比で、精霊の上位種とされている。
が、能力的にも上位とは限らない。
たとえ能力的に上位であっても、身体が丈夫とも限らない。
世界は上に向かうほどに純粋性が増し、適応能力が低くなるという話もある。
なので、きっと、それは不可抗力のようなものなのだ。
行き倒れ寸前で、闇の神霊がやってきたのは……。
「俺が例の闇の神霊様だぜーよろしくー……。まず休ませて」
非常にお疲れな黒髪の青年は、くたびれた茶色の上着のせいで余計に疲れて見えた。
最初は不審者か訳ありかと警戒したが、ふわふわ様に『あ。あれが例の親友』と教えられたため、ニクス手製の光除け布を手にお迎えに向かった次第だ。
「暗くなったら本気出すから……おやすみ」
現在、光除け布にくるまった闇の神霊は小屋の中で転がっている。
隊長副隊長は不在なので、寝転がられていても邪魔にはならないが、頼りになる気がしない。
神霊だから神々しいなんてのは想像に過ぎなかった。
『一応解説入れておくと、闇属性の人間や一般精霊は真夏の炎天下でも他属性と同等の活動ができるけど、闇の神霊は闇属性がわずかでも存在する空間でないと体力を削られる。太陽光の下だと酸欠に近くなる、が近いかな』
「えーと、太陽光に焼かれて傷つくじゃないんだ?」
『直接ではなく間接的な害かな。太陽光によって闇属性が散らされているのが問題だからね。服や傘で影を作っておけば動き回れるから、純粋神聖ほど制約は多くないけど』
ふわふわ様は、いつもより妙に優しげな声をしていた。
親友と言っていたが、どんな関係性だったんだろう、この二人。
「マスター。ちょっといい?」
「あ、うん、何?」
いろいろ積もる話もありそうなので、ふわふわ様は枕元に置いてから外に出る。
「ニクス、それどうしたの」
ニクスの隣、見慣れない荷車の上に布が山積みになっていた。
「闇の神霊様に献上できそうなものを見繕って持ってきてもらったから、気に入るのがあったら持って帰ってもらって」
魔族のみなさんは神霊というだけでわりと無条件に敬っている節がある。
ニクスは前世魔族で今精霊だが、魔族時代の感覚がかなり濃く残っている。
見た目はあまり重視しないとのことだが、小屋の中の姿を見られたら幻滅されること必至だ。
そうなったからといってシシャルが困るわけじゃないが、なんとなく気まずい。
「今はお疲れで休んでるから……。暗くなってからってことで」
「わかった。たぶん雨は降らないだろうし、夜まで待つね」
そうは言いつつ、ニクスは小屋の中の様子が気になって仕方ない様子だった。
暗くなり、闇の神霊が回復して隊長と副隊長も戻ってきたところで、呪いの魔法陣と相対することとなった。
「お。これ親父の術式だ。相変わらずすげぇ……」
「闇の神霊様の、親父?」
『神霊や精霊の誕生は自然発生と創造と繁殖の三種類ある。あいつは繁殖で産まれたから、親がいるんだよ。ちなみに私は自然発生なので親も兄弟もいないよ』
そんな解説の間にも、闇の神霊は歩き回りながら魔法陣を観察している。
「んー、術的な相性は悪くねぇけど……難度高いなこれ。特殊用紙に複写して理論練って試作して実験して一時停止して本番だろ……? 一ヶ月くらいかかるかもしれん」
『期間は問わないよ。停止中の守りはシシャルに一任してくれればいい』
「了解。じゃあ俺の休める場所確保したら本格的にやるぜ。どこで休めばいい?」
そんな、特に問題でもなんでもないはずの発言に、場が凍った。
闇の神霊がいつ来てもいいようにニクスは献上用の布作ったり、隊長副隊長は光属性の品々を小屋の倉庫部分の一角にまとめたりしていたが、やったのはそれだけだった。
来ることと宿泊する可能性とが、結びついていなかったのだ。
来たらすぐ終わるものと、勝手に思いこんでいた。
一ヶ月かかるなんて想定外だった。
「ど、ドレ。神霊様には宿で休んでもらいます……?」
「いや、宿代誰が出すんだ。いくら神霊様だろうと闇属性をまともに泊めてもらえるかも疑問だろう。まさか光属性持ち多数の勇者の家を頼るわけにもいかんし……」
隊長と副隊長は冷や汗を流し始めた。
『闇属性はどこにでも行けるからどこでも休めるって軽く考えていたなー』
「相変わらず抜けてるな俺の親友っ。ったく、適当にどっか暗いところを――」
「では、日中は僕の知り合いのところでおくつろぎくださいっ」
ニクスが前のめりに提案した。
魔族って、神霊なら誰でもいいんだろうか。
闇の神霊は、隊長副隊長の兄妹ほど美形ではなく、勇者ほどもさっとしてもいない。
普通の格好をして普通に歩くと町の雑踏にあっという間に紛れてしまいそうな人間の姿だ。
黒髪は比較的珍しいが稀少というほどではないし、灰色の瞳もそう珍しいものではない。
肌は抜けるように白いが、神秘性はまったくない。
精霊のように常人視点だと半透明なんてこともないらしく、神霊特有の特殊な魔力が発散されているわけでもなく、対面当初の隊長と副隊長は魔族と見間違えていた。
「おう? いいのか? 俺、闇の神霊だけど、そんな強くないぜ?」
「神霊様が来てくださるだけで大喜びなので。暗黒の森の魔族の集落ですが」
ニクスが平身低頭している。
いったいどこで覚えたのか、気品のある所作だった。
「おう? もしや親父を信仰してるとこ?」
「いえ、慈悲の神霊様を神とあがめる集落です」
「あー、そっちな。あ、いや、問題はないぞ。慈悲の神霊の領域と親父の領域はだいたいかぶってるし、親父の方針を九割がた引き継いでたからな」
闇の神霊はニクスの手を握ると、良い笑顔を浮かべた。
その後、日中は魔族の集落で休み、暗くなったら出てきて作業し、明るくなる前に戻ることが決まった。
必要な資材は魔族が提供するそうだ。
闇の神霊による、呪いの魔法陣の一部書き換えで都合のいい防犯魔法陣化。
どこがどう難航しているのかはシシャルも他の面々も門外漢過ぎて分からなかったが、悩む姿が滞在延長のための演技とは思えなかったので、おとなしく見守り続けること一月と少し。
だいぶ暖かくなり、草木も芽吹き始め、雨の日も増えてきた。
「これで完了。はじめに承認を得ていれば、大がかりな工事をしても呪いは発動しなくなったぜ。防犯の都合上、承認は毎日やり直しになるけどな」
「承認してからきっかり一日? 日付が変わったらやり直し?」
「承認してからきっかり一日だな。基本は日付が変わる頃にやっておくのが忘れにくくて良いんじゃね?」
闇の神霊は軽い。
ふわふわ様曰く、『闇は夜になれば満ちるし日中でも日陰にはあるものだから、神聖みたいに誰かの祈りや信仰ないと生まれないみたいな稀少なものじゃないから……、性格的にのんびりとかぼんやりとかが多いんだ』とのこと。
闇が危険というのは人間界限定の認識で、見た目からの印象が九割なのだそうで。
「シシャルちゃん。ニクス君。承認の権限渡すためにちょっと加護あげるぞ」
「え。あの、闇属性の加護もらうとさらに周りの目が厳しく……なるのでは」
「ないない。光に対する弱さは変わらんし、闇がにじんで見えるわけでもねえし。つか闇属性って知れ渡ってんだしいまさらじゃね?」
「いまさらだけどこれ以上攻撃の材料増やしたくないんだよねっ?」
「人間ってめんどくせー。しゃーねえ、えーっと、これをこう……」
認識を共有できない。
が、ある程度尊重してくれる気はあるようで、シシャルには加護ではなく鍵という形で渡してくれた。
「ニクス君は加護でいいのな。ま、闇の精霊が闇属性忌避するわけねえしな」
「ありがとうございます、神霊様」
「お、おう。……思い切り敬われると、それはそれでむずがゆいわな。俺、神殿の一つも持ってねえし、なくっても問題なく生きられる側だし、うん。拝まれたのなんて何百年生きてきて初めてかも」
闇の神霊は、顔を逸らして照れ隠しのように笑っていた。
翌日の夜のはじめ頃、闇の神霊は魔族の集落の人たちに別れを告げると小屋にも来て、ここを離れると告げてきた。
「また用があったら呼んで? 今度も来られるまでに時間かかるかもしれんけど、緊急ならすぐ来るぜ。……俺の力が緊急時に役立つかはさておき、だけども」
闇の神霊は最後まで軽めの青年だった。
「じゃーなー。元気でなー」
ニクスと魔族が用意した献上品の一部を抱えて、夜の闇に消えるように去っていく。
「そういえば、名前聞かなかったけど、神霊って名前あるの?」
『あー……。あるといえばあるけど、身分証明用の名前は好まない神霊が多いし、親から付けられた名前はあっても秘するものだから。他に闇の神霊が現れるまでは闇の神霊様とか闇兄貴とかでいいのでは?』
神霊界の事情はよく分からないが、そうしておこうと決める一同だった。
この国と周辺地域では、おおむね、地上より上位世界で誕生した生命体を指す。
形は問わないが、身体が魔力で構成されているのは共通だ。
似た構造で地上生まれの精霊との対比で、精霊の上位種とされている。
が、能力的にも上位とは限らない。
たとえ能力的に上位であっても、身体が丈夫とも限らない。
世界は上に向かうほどに純粋性が増し、適応能力が低くなるという話もある。
なので、きっと、それは不可抗力のようなものなのだ。
行き倒れ寸前で、闇の神霊がやってきたのは……。
「俺が例の闇の神霊様だぜーよろしくー……。まず休ませて」
非常にお疲れな黒髪の青年は、くたびれた茶色の上着のせいで余計に疲れて見えた。
最初は不審者か訳ありかと警戒したが、ふわふわ様に『あ。あれが例の親友』と教えられたため、ニクス手製の光除け布を手にお迎えに向かった次第だ。
「暗くなったら本気出すから……おやすみ」
現在、光除け布にくるまった闇の神霊は小屋の中で転がっている。
隊長副隊長は不在なので、寝転がられていても邪魔にはならないが、頼りになる気がしない。
神霊だから神々しいなんてのは想像に過ぎなかった。
『一応解説入れておくと、闇属性の人間や一般精霊は真夏の炎天下でも他属性と同等の活動ができるけど、闇の神霊は闇属性がわずかでも存在する空間でないと体力を削られる。太陽光の下だと酸欠に近くなる、が近いかな』
「えーと、太陽光に焼かれて傷つくじゃないんだ?」
『直接ではなく間接的な害かな。太陽光によって闇属性が散らされているのが問題だからね。服や傘で影を作っておけば動き回れるから、純粋神聖ほど制約は多くないけど』
ふわふわ様は、いつもより妙に優しげな声をしていた。
親友と言っていたが、どんな関係性だったんだろう、この二人。
「マスター。ちょっといい?」
「あ、うん、何?」
いろいろ積もる話もありそうなので、ふわふわ様は枕元に置いてから外に出る。
「ニクス、それどうしたの」
ニクスの隣、見慣れない荷車の上に布が山積みになっていた。
「闇の神霊様に献上できそうなものを見繕って持ってきてもらったから、気に入るのがあったら持って帰ってもらって」
魔族のみなさんは神霊というだけでわりと無条件に敬っている節がある。
ニクスは前世魔族で今精霊だが、魔族時代の感覚がかなり濃く残っている。
見た目はあまり重視しないとのことだが、小屋の中の姿を見られたら幻滅されること必至だ。
そうなったからといってシシャルが困るわけじゃないが、なんとなく気まずい。
「今はお疲れで休んでるから……。暗くなってからってことで」
「わかった。たぶん雨は降らないだろうし、夜まで待つね」
そうは言いつつ、ニクスは小屋の中の様子が気になって仕方ない様子だった。
暗くなり、闇の神霊が回復して隊長と副隊長も戻ってきたところで、呪いの魔法陣と相対することとなった。
「お。これ親父の術式だ。相変わらずすげぇ……」
「闇の神霊様の、親父?」
『神霊や精霊の誕生は自然発生と創造と繁殖の三種類ある。あいつは繁殖で産まれたから、親がいるんだよ。ちなみに私は自然発生なので親も兄弟もいないよ』
そんな解説の間にも、闇の神霊は歩き回りながら魔法陣を観察している。
「んー、術的な相性は悪くねぇけど……難度高いなこれ。特殊用紙に複写して理論練って試作して実験して一時停止して本番だろ……? 一ヶ月くらいかかるかもしれん」
『期間は問わないよ。停止中の守りはシシャルに一任してくれればいい』
「了解。じゃあ俺の休める場所確保したら本格的にやるぜ。どこで休めばいい?」
そんな、特に問題でもなんでもないはずの発言に、場が凍った。
闇の神霊がいつ来てもいいようにニクスは献上用の布作ったり、隊長副隊長は光属性の品々を小屋の倉庫部分の一角にまとめたりしていたが、やったのはそれだけだった。
来ることと宿泊する可能性とが、結びついていなかったのだ。
来たらすぐ終わるものと、勝手に思いこんでいた。
一ヶ月かかるなんて想定外だった。
「ど、ドレ。神霊様には宿で休んでもらいます……?」
「いや、宿代誰が出すんだ。いくら神霊様だろうと闇属性をまともに泊めてもらえるかも疑問だろう。まさか光属性持ち多数の勇者の家を頼るわけにもいかんし……」
隊長と副隊長は冷や汗を流し始めた。
『闇属性はどこにでも行けるからどこでも休めるって軽く考えていたなー』
「相変わらず抜けてるな俺の親友っ。ったく、適当にどっか暗いところを――」
「では、日中は僕の知り合いのところでおくつろぎくださいっ」
ニクスが前のめりに提案した。
魔族って、神霊なら誰でもいいんだろうか。
闇の神霊は、隊長副隊長の兄妹ほど美形ではなく、勇者ほどもさっとしてもいない。
普通の格好をして普通に歩くと町の雑踏にあっという間に紛れてしまいそうな人間の姿だ。
黒髪は比較的珍しいが稀少というほどではないし、灰色の瞳もそう珍しいものではない。
肌は抜けるように白いが、神秘性はまったくない。
精霊のように常人視点だと半透明なんてこともないらしく、神霊特有の特殊な魔力が発散されているわけでもなく、対面当初の隊長と副隊長は魔族と見間違えていた。
「おう? いいのか? 俺、闇の神霊だけど、そんな強くないぜ?」
「神霊様が来てくださるだけで大喜びなので。暗黒の森の魔族の集落ですが」
ニクスが平身低頭している。
いったいどこで覚えたのか、気品のある所作だった。
「おう? もしや親父を信仰してるとこ?」
「いえ、慈悲の神霊様を神とあがめる集落です」
「あー、そっちな。あ、いや、問題はないぞ。慈悲の神霊の領域と親父の領域はだいたいかぶってるし、親父の方針を九割がた引き継いでたからな」
闇の神霊はニクスの手を握ると、良い笑顔を浮かべた。
その後、日中は魔族の集落で休み、暗くなったら出てきて作業し、明るくなる前に戻ることが決まった。
必要な資材は魔族が提供するそうだ。
闇の神霊による、呪いの魔法陣の一部書き換えで都合のいい防犯魔法陣化。
どこがどう難航しているのかはシシャルも他の面々も門外漢過ぎて分からなかったが、悩む姿が滞在延長のための演技とは思えなかったので、おとなしく見守り続けること一月と少し。
だいぶ暖かくなり、草木も芽吹き始め、雨の日も増えてきた。
「これで完了。はじめに承認を得ていれば、大がかりな工事をしても呪いは発動しなくなったぜ。防犯の都合上、承認は毎日やり直しになるけどな」
「承認してからきっかり一日? 日付が変わったらやり直し?」
「承認してからきっかり一日だな。基本は日付が変わる頃にやっておくのが忘れにくくて良いんじゃね?」
闇の神霊は軽い。
ふわふわ様曰く、『闇は夜になれば満ちるし日中でも日陰にはあるものだから、神聖みたいに誰かの祈りや信仰ないと生まれないみたいな稀少なものじゃないから……、性格的にのんびりとかぼんやりとかが多いんだ』とのこと。
闇が危険というのは人間界限定の認識で、見た目からの印象が九割なのだそうで。
「シシャルちゃん。ニクス君。承認の権限渡すためにちょっと加護あげるぞ」
「え。あの、闇属性の加護もらうとさらに周りの目が厳しく……なるのでは」
「ないない。光に対する弱さは変わらんし、闇がにじんで見えるわけでもねえし。つか闇属性って知れ渡ってんだしいまさらじゃね?」
「いまさらだけどこれ以上攻撃の材料増やしたくないんだよねっ?」
「人間ってめんどくせー。しゃーねえ、えーっと、これをこう……」
認識を共有できない。
が、ある程度尊重してくれる気はあるようで、シシャルには加護ではなく鍵という形で渡してくれた。
「ニクス君は加護でいいのな。ま、闇の精霊が闇属性忌避するわけねえしな」
「ありがとうございます、神霊様」
「お、おう。……思い切り敬われると、それはそれでむずがゆいわな。俺、神殿の一つも持ってねえし、なくっても問題なく生きられる側だし、うん。拝まれたのなんて何百年生きてきて初めてかも」
闇の神霊は、顔を逸らして照れ隠しのように笑っていた。
翌日の夜のはじめ頃、闇の神霊は魔族の集落の人たちに別れを告げると小屋にも来て、ここを離れると告げてきた。
「また用があったら呼んで? 今度も来られるまでに時間かかるかもしれんけど、緊急ならすぐ来るぜ。……俺の力が緊急時に役立つかはさておき、だけども」
闇の神霊は最後まで軽めの青年だった。
「じゃーなー。元気でなー」
ニクスと魔族が用意した献上品の一部を抱えて、夜の闇に消えるように去っていく。
「そういえば、名前聞かなかったけど、神霊って名前あるの?」
『あー……。あるといえばあるけど、身分証明用の名前は好まない神霊が多いし、親から付けられた名前はあっても秘するものだから。他に闇の神霊が現れるまでは闇の神霊様とか闇兄貴とかでいいのでは?』
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