4 / 4
最終話.そして家族がクソジジイの長生きを願う
ぶっちゃけ、母は父が死ぬ日を今か今かと待っているようなメンタルの持ちようがしばらく続いていました。『優しいけど思いやりがないクソジジイ』の振る舞いは、それだけ母のメンタルを疲弊させていたという事です。
しかし、今では夫婦仲も改善し、金婚式にはラブラブで旅行に行き、チーたんを中心に穏やかな時間が流れています。
「お父さんには長生きしてもらわないとね」
母の口からそんな言葉が出る日が来るとは! 父の長生きを願う日が来るとは!
ペットという存在は、ただの動物という範疇を越えもはや『家族の一員』であります。まともにペットを飼ったことが無かった我が家に、インコのチーたんが来た事で、家族仲は良くなり、クソジジイは好々爺として認知され、良い事づくめの毎日であります。
父は、チーたんに耳の中をついばまれても、爪をガシガシかじられても、着ているジャンパーのファスナーを全部壊されても、いつも優しいまなざしで見つめています。
チーたんは我が家の救世主です。母や私がクソジジイを恨んだままにならなくて良かった。それまでのクソジジイの振る舞いすら帳消しになるくらいの最近の好々爺ぶりは、本当にチーたんのおかげです。
最近では私も母も父の長生きを願っています。と同時に、チーたんにも長生きして欲しいと願っているのです。チーたんは多分今九才くらいです。まだまだ生きられます。
いつまでもこの穏やかな空気が我が家を纏ってくれるよう、そう祈らざるを得ません。
────了
しかし、今では夫婦仲も改善し、金婚式にはラブラブで旅行に行き、チーたんを中心に穏やかな時間が流れています。
「お父さんには長生きしてもらわないとね」
母の口からそんな言葉が出る日が来るとは! 父の長生きを願う日が来るとは!
ペットという存在は、ただの動物という範疇を越えもはや『家族の一員』であります。まともにペットを飼ったことが無かった我が家に、インコのチーたんが来た事で、家族仲は良くなり、クソジジイは好々爺として認知され、良い事づくめの毎日であります。
父は、チーたんに耳の中をついばまれても、爪をガシガシかじられても、着ているジャンパーのファスナーを全部壊されても、いつも優しいまなざしで見つめています。
チーたんは我が家の救世主です。母や私がクソジジイを恨んだままにならなくて良かった。それまでのクソジジイの振る舞いすら帳消しになるくらいの最近の好々爺ぶりは、本当にチーたんのおかげです。
最近では私も母も父の長生きを願っています。と同時に、チーたんにも長生きして欲しいと願っているのです。チーたんは多分今九才くらいです。まだまだ生きられます。
いつまでもこの穏やかな空気が我が家を纏ってくれるよう、そう祈らざるを得ません。
────了
この作品の感想を投稿する
みんなの感想(1件)
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
亡き姉の身代わりとして嫁いだ私ですが、離縁状を置いた翌朝、夫が私の「真実」に気づいたようです』
まさき
恋愛
「サインはもう、いただきました。あとは私がこの屋敷を出るだけです」
五年間の結婚生活。侯爵令嬢エルゼが演じ続けたのは、亡き姉・ロザリーの「身代わり」という配役だった。
夫であるカイル公爵が愛していたのは、かつて雪の中で自分を救ってくれた初恋の少女・ロザリー。
生き写しの妹であるエルゼを娶りながらも、彼は一度も彼女を「エルゼ」と呼ぶことはなかった。
冷淡な視線、姉と比較される日々。
「君はどこまでいっても、ロザリーの代わりにはなれない」
その言葉を最後に、エルゼは静かに離縁状を置き、屋敷を去る決意をする。
しかし、彼女が消えた翌朝。
カイルは、エルゼが大切に遺していった古い小箱を見つける。
そこにあったのは、十五年前のあの日、彼が「命の恩人」に預けたはずの片方のカフスボタン。
そして、幼いエルゼが綴った、あまりにも切ない真実の日記だった。
――「あの日、雪の中で貴方を抱きしめていたのは、お姉様ではなく、私だったのです」
真実を知り、絶望の中でエルゼを追うカイル。
だが、すべてを捨てて「自分」を取り戻したエルゼは、もう二度と、彼の隣で微笑む仮面の妻には戻らない。
これは、名前を奪われた女が自由を掴み、愚かな夫が真実の愛を失うまでの、静かで鮮やかな再生の物語。
同じアパートに住む年上未亡人美女は甘すぎる。
ピコサイクス
青春
大学生の翔太は、一人暮らしを始めたばかり。
真下の階に住むのは、落ち着いた色気と優しさを併せ持つ大人の女性・水無瀬紗夜。
引っ越しの挨拶で出会った瞬間、翔太は心を奪われてしまう。
偶然にもアルバイト先のスーパーで再会した彼女は、翔太をすぐに採用し、温かく仕事を教えてくれる存在だった。
ある日の仕事帰り、ふたりで過ごす時間が増えていき――そして気づけば紗夜の部屋でご飯をご馳走になるほど親密に。
優しくて穏やかで――その色気に触れるたび、翔太の心は揺れていく。
大人の女性と大学生、甘くちょっぴり刺激的な同居生活(?)がはじまる。
冤罪で辺境に幽閉された第4王子
satomi
ファンタジー
主人公・アンドリュート=ラルラは冤罪で辺境に幽閉されることになったわけだが…。
「辺境に幽閉とは、辺境で生きている人間を何だと思っているんだ!辺境は不要な人間を送る場所じゃない!」と、辺境伯は怒っているし当然のことだろう。元から辺境で暮している方々は決して不要な方ではないし、‘辺境に幽閉’というのはなんとも辺境に暮らしている方々にしてみれば、喧嘩売ってんの?となる。
辺境伯の娘さんと婚約という話だから辺境伯の主人公へのあたりも結構なものだけど、娘さんは美人だから万事OK。
一夜の過ちで懐妊したら、幼なじみの冷酷皇帝に溺愛されました
由香
恋愛
没落貴族の娘・柳月鈴は、宮廷で医官見習いとして働いていた。
ある夜、皇帝即位の宴で酒に酔い、幼なじみだった皇帝・李景珩と再会する。
遠い存在になったはずの彼。
けれど、その夜をきっかけに月鈴の運命は大きく動き出す。
冷酷と恐れられる皇帝が、なぜか彼女だけには甘すぎて――。
「お前を愛する事はない」を信じたので
あんど もあ
ファンタジー
「お前を愛することは無い。お前も私を愛するな。私からの愛を求めるな」
お互いの利益のために三年間の契約結婚をしたアヴェリンとロデリック。楽しく三年を過ごしたアヴェリンは屋敷を出ていこうとするのだが……。
片思いの貴方に何度も告白したけど断られ続けてきた
アリス
恋愛
幼馴染で学生の頃から、ずっと好きだった人。
高校生くらいから何十回も告白した。
全て「好きなの」
「ごめん、断る」
その繰り返しだった。
だけど彼は優しいから、時々、ご飯を食べに行ったり、デートはしてくれる。
紛らわしいと思う。
彼に好きな人がいるわけではない。
まだそれなら諦めがつく。
彼はカイル=クレシア23歳
イケメンでモテる。
私はアリア=ナターシャ20歳
普通で人には可愛い方だと言われた。
そんなある日
私が20歳になった時だった。
両親が見合い話を持ってきた。
最後の告白をしようと思った。
ダメなら見合いをすると言った。
その見合い相手に溺愛される。
ちーたんが、みんなの仲を繋ぐ役目をしてくれているんですね!
ちーたん様々ですね。
それにしても頑固なお父さんまで変えちゃうなんて、ちーたんはすごい!!
そわかさん~!! やっと感想に返信画面見つけました!!
そしてずっと気付いていなかった。ごめんなさい!!
チーたんは我が家を平和にしてくれる幸福の鳥なのです♡
クソジジイがここまで変貌したのは、本当に驚きでございました。