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第1章
仮想戦闘モードスケルトン戦
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ガアラはスマホを手に取り、深く息を吸った。
画面には過去の戦闘データ一覧。
その中でひときわ異彩を放っている名が、目を引いた。
> 【記録戦闘データ No.013】
対象:黒鉄の騎士スケルトン
備考:洞窟内遭遇。攻撃意図不明。殺傷未遂。
難易度:非常に高い(実力差あり)
※システムより注意喚起:精神負荷に留意してください。
「……分かってるさ。あいつにもう一度、向き合いたかった」
【仮想戦闘モードを起動しますか?】
【YES】
選択とともに、視界がスッと暗転する。
体が浮いたような無音の浮遊感。
そして――
◆
世界は“白”に包まれていた。
空も地も、影すらない真っ白な仮想空間。
だが、その中央にだけ、黒が存在する。
――あの姿。
全身を黒鉄の甲冑に包み、骨の奥から滲むような重圧をまとった騎士。
眼孔に淡い赤い光を宿し、静かに剣を構えるその姿は――
「あのときと、まったく同じだ……」
一歩踏み出す。
仮想剣を握る感触が、手に馴染む。
ガアラは言葉なく、構えを取った。
> 【準備完了】 開始まで――3、2、1……開始。
動いたのは、スケルトンだった。
静かな踏み込み、滑るような剣の引き――
初手は右からの中段斬り。
ガアラは反応し、剣を立てて防ぐ――
ギィンッ!
重い衝撃が肩に抜ける。
(……っくそ、やっぱり速いし、重い!)
次の瞬間、下段へと繋がる二撃目。
咄嗟に足を跳ね上げて避けるが、バランスを崩し後退。
スケルトンは追わない。
その場に剣を下ろし、次の一撃に備えるように構え直す。
(――まるで“本物”だ。いや、もしかすると……)
ガアラは深く踏み込み、剣を振るう。
が、全てを読み切ったように受けられ、いなされる。
ライトジャベリン? 試してみた。
だが、撃った瞬間に回避される。反応速度が異常だ。
(これは……スピードじゃない。動きの“意味”を知ってる)
記録された“騎士スケルトン”の戦いは、攻撃のひとつひとつに“意志”があった。
ただの仮想データじゃない。
(この剣筋、この間合いの調整、俺の“本能”に訴えてくる)
5分が経過。
ガアラは既に10回以上、肩や腹を斬られている。
剣を構えながら息を荒くし、目を細めた。
「……参った。まだ、全然だな……」
そう呟いた瞬間――
スケルトンの剣先が、ピタリと首筋に止まった。
寸止め。
まるで「それでいい」と言われた気がして、ガアラは剣を下ろした。
> 【仮想戦闘 終了】
評価:Dランク
回避成功:3/18
被弾:軽傷多数
評価コメント:「敵を“見切る訓練”が必要です」
視界が戻ると、自室の静けさが戻っていた。
ガアラは額の汗を拭いながら、スマホをじっと見つめる。
「やっぱり、こいつ……“ただの記録”じゃねぇ」
その背後から、声がした。
「それが、あたしに教えてくれた“恐怖”ってやつ?」
振り返ると、リィナが壁にもたれてこちらを見ていた。
「見てたのか?」
「見ないわけないでしょ。あんたが黙って立ち向かってるの、気になるに決まってる」
リィナはガアラのスマホを覗き込み、無言で再生ボタンを押した。
画面には、スケルトンとの一連の戦いが映し出されていた。
「……怖い、けど。あたしも、こいつと戦ってみたい」
ガアラは目を細めた。
「そのときは、俺も隣に立つ。絶対にな」
そしてガアラは、再びスマホを手に取った。
「もう一度、やる。今度は、一本取ってみせる」
白い仮想空間の中で、“黒の亡霊”との戦いが、再び始まろうとしていた。
部屋の灯りを落とし、ふたり並んでスマホの画面を見下ろす。
仮想戦闘モードには、新たな項目が追加されていた。
> 【共闘モード:騎士スケルトン】
対象:黒鉄の亡霊・記録データ
難易度:高
備考:2名による連携戦闘。パーティー設定完了済み。
「共闘モード、起動します」
ガアラがタップし、リィナが静かに頷く。
視界が暗転し、身体がふわりと軽くなる――
目を開けた瞬間、そこはやはり“真っ白な世界”だった。
天も地も、果てのない空間。
そこに、二つの影――ガアラとリィナ。
そして。
中央に、再び現れる“それ”。
黒鉄の騎士。 剣を構え、ただ、じっとふたりを見つめている。
リィナが静かに呟く。
「こっちは2人。……あんた、いつまでも“ひとり”じゃ通らせないよ」
ガアラは肩を軽く回し、剣を構えた。
「――今回は、一本、取る」
> 【共闘モード開始】
スケルトンが動いた。
滑るような動きで、間合いを一瞬で詰めてくる。
その軌道はまさに、完璧な“戦術”。動きに無駄がない。
「リィナ、右から!」
「分かってる!」
ガアラが正面から迎撃。
スケルトンの一撃を受け止めると同時に、リィナが死角から回り込む。
短剣が一閃――!
だが、スケルトンは体をひねって剣を引き戻し、リィナの刃を弾いた。
「っ……読みが深い!」
「まだだっ!」
ガアラが踏み込み、スケルトンの体勢を崩す。
リィナはその隙を狙って背後から突き上げる。
カンッ!
わずかに鎧をかすめた。
> 【ヒット:軽傷】
「入った……!」
「でも気を抜くな!」
次の瞬間、スケルトンが跳躍する。
空中から放たれる斜めの斬撃――
ふたりとも咄嗟に横へ跳び、交差するように陣形を変える。
「いける、今の連携、悪くない!」
「じゃあ次は、あんたが囮になって」
「おう、俺が先に喰らう!」
再び交差する剣。
スケルトンの剣筋をガアラが正面から捉え、受ける――
重い衝撃。腕がしびれ、膝が沈む。
だがその隙に、リィナが懐に飛び込んだ。
「決める!」
短剣が、鎧の隙間を狙って突き込まれる――
> 【ヒット:中傷】
スケルトンが後退する。
ガアラとリィナ、肩で息をしながら並んで構えを取る。
騎士は……一歩、引いた。
そして、剣を――納めた。
> 【敵行動停止】 【仮想戦闘 終了】
真っ白な世界が溶けていく。
視界が戻り、ふたりは自室の床に並んで座っていた。
額には汗。呼吸は荒い。だが、胸には確かな手応え。
「……やったな」
「うん。やっと、“届いた”」
スマホには、戦闘結果の画面が表示されていた。
> 【戦闘評価:A-】
命中回数:2(中傷×1、軽傷×1)
被弾数:0(連携回避成功)
コメント:「連携行動が極めて有効です。共闘による戦術レベル向上が確認されました」
ガアラはスマホを閉じ、リィナに目を向ける。
「ありがとな、リィナ。お前がいなきゃ無理だった」
「……ふふ。ちょっとは頼りにされてる?」
「すげぇ頼りにしてる」
「よろしい」
リィナは目を細め、小さく笑った。
仮想の戦場で、ふたりは確かに“本物”を超える一歩を踏み出した。
画面には過去の戦闘データ一覧。
その中でひときわ異彩を放っている名が、目を引いた。
> 【記録戦闘データ No.013】
対象:黒鉄の騎士スケルトン
備考:洞窟内遭遇。攻撃意図不明。殺傷未遂。
難易度:非常に高い(実力差あり)
※システムより注意喚起:精神負荷に留意してください。
「……分かってるさ。あいつにもう一度、向き合いたかった」
【仮想戦闘モードを起動しますか?】
【YES】
選択とともに、視界がスッと暗転する。
体が浮いたような無音の浮遊感。
そして――
◆
世界は“白”に包まれていた。
空も地も、影すらない真っ白な仮想空間。
だが、その中央にだけ、黒が存在する。
――あの姿。
全身を黒鉄の甲冑に包み、骨の奥から滲むような重圧をまとった騎士。
眼孔に淡い赤い光を宿し、静かに剣を構えるその姿は――
「あのときと、まったく同じだ……」
一歩踏み出す。
仮想剣を握る感触が、手に馴染む。
ガアラは言葉なく、構えを取った。
> 【準備完了】 開始まで――3、2、1……開始。
動いたのは、スケルトンだった。
静かな踏み込み、滑るような剣の引き――
初手は右からの中段斬り。
ガアラは反応し、剣を立てて防ぐ――
ギィンッ!
重い衝撃が肩に抜ける。
(……っくそ、やっぱり速いし、重い!)
次の瞬間、下段へと繋がる二撃目。
咄嗟に足を跳ね上げて避けるが、バランスを崩し後退。
スケルトンは追わない。
その場に剣を下ろし、次の一撃に備えるように構え直す。
(――まるで“本物”だ。いや、もしかすると……)
ガアラは深く踏み込み、剣を振るう。
が、全てを読み切ったように受けられ、いなされる。
ライトジャベリン? 試してみた。
だが、撃った瞬間に回避される。反応速度が異常だ。
(これは……スピードじゃない。動きの“意味”を知ってる)
記録された“騎士スケルトン”の戦いは、攻撃のひとつひとつに“意志”があった。
ただの仮想データじゃない。
(この剣筋、この間合いの調整、俺の“本能”に訴えてくる)
5分が経過。
ガアラは既に10回以上、肩や腹を斬られている。
剣を構えながら息を荒くし、目を細めた。
「……参った。まだ、全然だな……」
そう呟いた瞬間――
スケルトンの剣先が、ピタリと首筋に止まった。
寸止め。
まるで「それでいい」と言われた気がして、ガアラは剣を下ろした。
> 【仮想戦闘 終了】
評価:Dランク
回避成功:3/18
被弾:軽傷多数
評価コメント:「敵を“見切る訓練”が必要です」
視界が戻ると、自室の静けさが戻っていた。
ガアラは額の汗を拭いながら、スマホをじっと見つめる。
「やっぱり、こいつ……“ただの記録”じゃねぇ」
その背後から、声がした。
「それが、あたしに教えてくれた“恐怖”ってやつ?」
振り返ると、リィナが壁にもたれてこちらを見ていた。
「見てたのか?」
「見ないわけないでしょ。あんたが黙って立ち向かってるの、気になるに決まってる」
リィナはガアラのスマホを覗き込み、無言で再生ボタンを押した。
画面には、スケルトンとの一連の戦いが映し出されていた。
「……怖い、けど。あたしも、こいつと戦ってみたい」
ガアラは目を細めた。
「そのときは、俺も隣に立つ。絶対にな」
そしてガアラは、再びスマホを手に取った。
「もう一度、やる。今度は、一本取ってみせる」
白い仮想空間の中で、“黒の亡霊”との戦いが、再び始まろうとしていた。
部屋の灯りを落とし、ふたり並んでスマホの画面を見下ろす。
仮想戦闘モードには、新たな項目が追加されていた。
> 【共闘モード:騎士スケルトン】
対象:黒鉄の亡霊・記録データ
難易度:高
備考:2名による連携戦闘。パーティー設定完了済み。
「共闘モード、起動します」
ガアラがタップし、リィナが静かに頷く。
視界が暗転し、身体がふわりと軽くなる――
目を開けた瞬間、そこはやはり“真っ白な世界”だった。
天も地も、果てのない空間。
そこに、二つの影――ガアラとリィナ。
そして。
中央に、再び現れる“それ”。
黒鉄の騎士。 剣を構え、ただ、じっとふたりを見つめている。
リィナが静かに呟く。
「こっちは2人。……あんた、いつまでも“ひとり”じゃ通らせないよ」
ガアラは肩を軽く回し、剣を構えた。
「――今回は、一本、取る」
> 【共闘モード開始】
スケルトンが動いた。
滑るような動きで、間合いを一瞬で詰めてくる。
その軌道はまさに、完璧な“戦術”。動きに無駄がない。
「リィナ、右から!」
「分かってる!」
ガアラが正面から迎撃。
スケルトンの一撃を受け止めると同時に、リィナが死角から回り込む。
短剣が一閃――!
だが、スケルトンは体をひねって剣を引き戻し、リィナの刃を弾いた。
「っ……読みが深い!」
「まだだっ!」
ガアラが踏み込み、スケルトンの体勢を崩す。
リィナはその隙を狙って背後から突き上げる。
カンッ!
わずかに鎧をかすめた。
> 【ヒット:軽傷】
「入った……!」
「でも気を抜くな!」
次の瞬間、スケルトンが跳躍する。
空中から放たれる斜めの斬撃――
ふたりとも咄嗟に横へ跳び、交差するように陣形を変える。
「いける、今の連携、悪くない!」
「じゃあ次は、あんたが囮になって」
「おう、俺が先に喰らう!」
再び交差する剣。
スケルトンの剣筋をガアラが正面から捉え、受ける――
重い衝撃。腕がしびれ、膝が沈む。
だがその隙に、リィナが懐に飛び込んだ。
「決める!」
短剣が、鎧の隙間を狙って突き込まれる――
> 【ヒット:中傷】
スケルトンが後退する。
ガアラとリィナ、肩で息をしながら並んで構えを取る。
騎士は……一歩、引いた。
そして、剣を――納めた。
> 【敵行動停止】 【仮想戦闘 終了】
真っ白な世界が溶けていく。
視界が戻り、ふたりは自室の床に並んで座っていた。
額には汗。呼吸は荒い。だが、胸には確かな手応え。
「……やったな」
「うん。やっと、“届いた”」
スマホには、戦闘結果の画面が表示されていた。
> 【戦闘評価:A-】
命中回数:2(中傷×1、軽傷×1)
被弾数:0(連携回避成功)
コメント:「連携行動が極めて有効です。共闘による戦術レベル向上が確認されました」
ガアラはスマホを閉じ、リィナに目を向ける。
「ありがとな、リィナ。お前がいなきゃ無理だった」
「……ふふ。ちょっとは頼りにされてる?」
「すげぇ頼りにしてる」
「よろしい」
リィナは目を細め、小さく笑った。
仮想の戦場で、ふたりは確かに“本物”を超える一歩を踏み出した。
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