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第一章
商業ギルド
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「ねえサイガ、ちょっと“商業ギルド”に行ってみない?」
ある朝、宿で朝食を取りながら、アンナがふと声をかけてきた。
「商業ギルド……あれか。店とか工房とか、物を扱う人たちの組織だろ」
「うん。冒険者ギルドが“命を張って稼ぐ場所”なら、商業ギルドは“知恵と技術で稼ぐ場所”よ」
アンナはパンをちぎりながら言った。
「サイガのその魔道具、登録しておいた方がいいよ。ちゃんと“技術として評価される”から。ああいう発明品は、特許に近い扱いをしてくれるんだって」
---
数時間後。
3人はバイスの商業ギルドの本部を訪れていた。
石造りのしっかりとした建物に、帳簿を抱えた商人風の人々が出入りしている。
中に案内されると、木製のカウンターにいたギルド職員の若い男が、才賀の提出した2つの魔道具を丁寧に確認していた。
・魔石爆弾 Ver.1
・拡散盾 Ver.0.9
爆弾の方は、「なるほど、武器としての応用はあるかも」といった表情だったが――
拡散盾を動作させた瞬間、その顔色が変わった。
「……これは……っ、衝撃拡散?」
「理論上は“魔力衝撃の反転散布による力の分散”。試作段階の簡易装置だが、一定の成果は出ている」
才賀は落ち着いた口調で答える。
職員は慌てて裏手へ走り、しばらくして、年配の男と共に戻ってきた。
「あなたが、この魔道具の作者かね?」
「はい。“サイガ”。冒険者も兼業しています」
その男――商業ギルドの副長クラスらしき人物は、慎重に拡散盾を手に取りながら言った。
「……この大きさの魔石で、このレベルの衝撃拡散性能……もし大サイズの魔石を使えば、板金甲冑の弱点部分に組み込むだけで、致命傷を防げる可能性がある。しかも、魔力の消費が一定の条件下で自律反応する構造……」
「ふむ、なるほど……」と、しばらくうなってから才賀の目を真っすぐに見た。
「君。“登録技術者”として申請しないか? 我々ギルドが正規に“発明者”として名簿に載せる。
それがあれば、今後この技術が売買されるたびに、“発明者としての権利収入”が得られる可能性がある」
「……!」
アンナが小声で「すごいよサイガ……!」と興奮して囁く。
---
商業ギルドへの登録から、まだ一週間も経たないうちに、サイガ宛の依頼が殺到し始めた。
「“拡散盾”を、鎧に埋め込みたい」
「頭部を守る兜に、衝撃分散機能を加えてほしい」
「片手盾に仕込めるバージョンはないか?」
ギルド経由だけでなく、騎士団、警備隊、私兵を抱える商人、鍛冶職人までがサイガの元を訪れ、彼の開発した魔道具の“応用展開”を求めてきた。
---
「これは……想像以上だな」
宿の作業机に図面を広げ、魔石の大小、圧縮率別の調整構成を並べながらサイガは呟いた。
「ただの爆弾や盾じゃない。これは“防御魔道具の新時代”の入口だ」
---
商業ギルドの副長からも改めて声がかかる。
「サイガ殿、この技術、“応用型衝撃拡散魔道具”として特許登録してはどうかね?
使用条件と魔石処理方法を明記すれば、他者による類似製造も防げるし、ギルドが保護する形になる」
「もちろん受けます。名義は“発明者:サイガ”で」
すぐに提出された特許申請は、ギルドの技術顧問たちによっても画期的だと絶賛され、異例のスピードで承認された。
---
それから2週間後。
街の武具屋や、城塞の兵装備、冒険者の装備品に至るまで――
**「拡散盾搭載装備」**が市場に出回り始めた。
魔石の消費が少なく、初心者から前衛まで幅広く使えるとあって、“売れに売れた”。
---
そして、サイガのもとには――
権利収入という名の“銅貨袋の山”が、次々に届けられるようになった。
「……これが……特許の力……!」
アンナが目を丸くして袋を持ち上げる。
「すごいよサイガ! あんた、もうすぐ“商業ランクA”に上がるかも!」
リュウイチも少し引きながら笑った。
「冒険者としてはまだB級にもなってないのに、金回りだけはA級ってすげぇな……」
「当然だろう。“知恵こそ最大の武器”だ。これで研究設備も買える、より強力な魔道具も作れる、魔法の解析にも本格的に――」
「ハイハイ、まずは飯食えよ金持ち技術屋」
---
「……そろそろこの宿じゃ手狭だな」
朝の食堂で、いつもの硬いパンを噛みながらサイガがぼそりと漏らす。
机に広げた図面、魔石の切片、試作部品――
宿の一室では作業スペースにも限界があり、魔法の研究や複雑な魔道具製作には不向きだった。
「研究所ってやつか?」
リュウイチが半分口にパンを入れながら聞き返す。
「そう。広い作業机と、薬品や魔石を安全に扱える設備、材料保管スペース。ついでに“音を出しても怒られない壁”と、ちゃんとした寝床」
「つまるところ、“でかい家”ってことだな」
---
数日後――
アンナの紹介もあり、商業ギルド経由で広めの土地つき空き家を見つけた。
バイスの街の外れ、ちょっとした林に囲まれた場所。
元は商人の別荘だったらしく、家は2階建て、中には作業室向けの広間もあり、地下倉庫つき。
「完璧だ……! ここなら、爆発しても燃え広がらない……!」
「おい、爆発前提やめろ」
---
契約金には、拡散盾の特許収入を一部使い即日契約。
晴れて、サイガとリュウイチの**“異世界共同生活”**が始まった。
---
荷物を運び終えたその晩。
サイガは、早速机に魔法構文の基礎図を書き出していた。
「魔法とは“発動条件+術式構文+魔力操作”の三要素で成立していると見ていい」
「昨日のヒールは、術者が無詠唱だったが、術式陣と魔石で魔力を制御していた。つまり、“言葉がなくても構文があれば動く”」
「ならば、“魔力を制御する文字列=魔法式”を解析し、それを機械的に再現できれば――」
“装置だけで魔法を放つ”ことが可能になる。
---
「ようは、詠唱いらずの“魔法発動器”ってことか」
リュウイチが後ろから聞きながら、剣の手入れをしていた。
「そう、最終的にはそれを応用して、“支援魔法自動展開装置”とか、“結界維持装置”とか、“補助魔導スーツ”とかも――」
「……そのうち街一個くらい作りそうだな」
こうして、バイスの片隅に、異世界技術研究拠点が誕生した。
名もなき一軒家は、いずれ多くの発明が生まれる場所となる――
その始まりの夜だった。
---
「……だめだ、無理だこれ」
サイガが研究机から頭を抱えて崩れ落ちた。
魔法構文の解析途中の紙束。魔石の分類と記録。床に散らばる試作品と部品。
隣の部屋では、火のついたままの加熱台がじりじり音を立てている。
「誰か水……! あ、違う、あれ止めて……! あー、こっち魔石の屑混ざってるじゃんもう……!」
---
一方、リュウイチは裏庭で剣の型稽古をしていたが――
「雑草の勢いがヤバい。昨日刈ったはずのとこがもう森だぞ。あと風呂の水がぬるい。薪の準備忘れたか……」
掃除、洗濯、買い出し、水汲み、火の管理、そして盗難警戒。
広い家と土地は、自由と同時に労力も連れてきた。
---
その晩、2人はヘトヘトになって床に倒れ込んだ。
「これじゃ研究も鍛錬もできねぇ……」
「明らかに“生活力”が足りていない……」
---
翌日、街でアンナに相談する。
「それなら、“屋敷付き使用人派遣”ってのがあるよ。家主が手を回せない広い家を維持するために、信頼できる管理人や使用人を雇える制度。もちろんお金はかかるけどね」
「料金は?」
「住み込みで、最低でも銀貨10枚/月から。でも“お金持ち研究者”のサイガなら余裕でしょ?」
「まぁ……拡散盾特許の権利収入だけで月に金貨1枚近いしな」
「ぐぬぬ……」
---
後日、ギルド経由で紹介されたのは――
中年女性の家事使用人マリアだった。
元貴族家に仕えていた経歴を持ち、真面目でしっかり者。適度にお節介で、口調は柔らかい。
---
「お二人とも、まずは生活リズムを“人間らしく”戻しましょうね?
朝はパンとスープ、部屋の掃除は昼食後、火回りは私が担当します」
「は、はい……」
サイガもリュウイチもなぜか背筋を伸ばす。
---
こうして――
**“天才と剣士と管理人のおかしな同居生活”**が始まった。
マリアの存在によって、研究と鍛錬に集中できる環境が整い、
屋敷は一気に“拠点”としての機能を持ち始める。
---
ある朝、宿で朝食を取りながら、アンナがふと声をかけてきた。
「商業ギルド……あれか。店とか工房とか、物を扱う人たちの組織だろ」
「うん。冒険者ギルドが“命を張って稼ぐ場所”なら、商業ギルドは“知恵と技術で稼ぐ場所”よ」
アンナはパンをちぎりながら言った。
「サイガのその魔道具、登録しておいた方がいいよ。ちゃんと“技術として評価される”から。ああいう発明品は、特許に近い扱いをしてくれるんだって」
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数時間後。
3人はバイスの商業ギルドの本部を訪れていた。
石造りのしっかりとした建物に、帳簿を抱えた商人風の人々が出入りしている。
中に案内されると、木製のカウンターにいたギルド職員の若い男が、才賀の提出した2つの魔道具を丁寧に確認していた。
・魔石爆弾 Ver.1
・拡散盾 Ver.0.9
爆弾の方は、「なるほど、武器としての応用はあるかも」といった表情だったが――
拡散盾を動作させた瞬間、その顔色が変わった。
「……これは……っ、衝撃拡散?」
「理論上は“魔力衝撃の反転散布による力の分散”。試作段階の簡易装置だが、一定の成果は出ている」
才賀は落ち着いた口調で答える。
職員は慌てて裏手へ走り、しばらくして、年配の男と共に戻ってきた。
「あなたが、この魔道具の作者かね?」
「はい。“サイガ”。冒険者も兼業しています」
その男――商業ギルドの副長クラスらしき人物は、慎重に拡散盾を手に取りながら言った。
「……この大きさの魔石で、このレベルの衝撃拡散性能……もし大サイズの魔石を使えば、板金甲冑の弱点部分に組み込むだけで、致命傷を防げる可能性がある。しかも、魔力の消費が一定の条件下で自律反応する構造……」
「ふむ、なるほど……」と、しばらくうなってから才賀の目を真っすぐに見た。
「君。“登録技術者”として申請しないか? 我々ギルドが正規に“発明者”として名簿に載せる。
それがあれば、今後この技術が売買されるたびに、“発明者としての権利収入”が得られる可能性がある」
「……!」
アンナが小声で「すごいよサイガ……!」と興奮して囁く。
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商業ギルドへの登録から、まだ一週間も経たないうちに、サイガ宛の依頼が殺到し始めた。
「“拡散盾”を、鎧に埋め込みたい」
「頭部を守る兜に、衝撃分散機能を加えてほしい」
「片手盾に仕込めるバージョンはないか?」
ギルド経由だけでなく、騎士団、警備隊、私兵を抱える商人、鍛冶職人までがサイガの元を訪れ、彼の開発した魔道具の“応用展開”を求めてきた。
---
「これは……想像以上だな」
宿の作業机に図面を広げ、魔石の大小、圧縮率別の調整構成を並べながらサイガは呟いた。
「ただの爆弾や盾じゃない。これは“防御魔道具の新時代”の入口だ」
---
商業ギルドの副長からも改めて声がかかる。
「サイガ殿、この技術、“応用型衝撃拡散魔道具”として特許登録してはどうかね?
使用条件と魔石処理方法を明記すれば、他者による類似製造も防げるし、ギルドが保護する形になる」
「もちろん受けます。名義は“発明者:サイガ”で」
すぐに提出された特許申請は、ギルドの技術顧問たちによっても画期的だと絶賛され、異例のスピードで承認された。
---
それから2週間後。
街の武具屋や、城塞の兵装備、冒険者の装備品に至るまで――
**「拡散盾搭載装備」**が市場に出回り始めた。
魔石の消費が少なく、初心者から前衛まで幅広く使えるとあって、“売れに売れた”。
---
そして、サイガのもとには――
権利収入という名の“銅貨袋の山”が、次々に届けられるようになった。
「……これが……特許の力……!」
アンナが目を丸くして袋を持ち上げる。
「すごいよサイガ! あんた、もうすぐ“商業ランクA”に上がるかも!」
リュウイチも少し引きながら笑った。
「冒険者としてはまだB級にもなってないのに、金回りだけはA級ってすげぇな……」
「当然だろう。“知恵こそ最大の武器”だ。これで研究設備も買える、より強力な魔道具も作れる、魔法の解析にも本格的に――」
「ハイハイ、まずは飯食えよ金持ち技術屋」
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「……そろそろこの宿じゃ手狭だな」
朝の食堂で、いつもの硬いパンを噛みながらサイガがぼそりと漏らす。
机に広げた図面、魔石の切片、試作部品――
宿の一室では作業スペースにも限界があり、魔法の研究や複雑な魔道具製作には不向きだった。
「研究所ってやつか?」
リュウイチが半分口にパンを入れながら聞き返す。
「そう。広い作業机と、薬品や魔石を安全に扱える設備、材料保管スペース。ついでに“音を出しても怒られない壁”と、ちゃんとした寝床」
「つまるところ、“でかい家”ってことだな」
---
数日後――
アンナの紹介もあり、商業ギルド経由で広めの土地つき空き家を見つけた。
バイスの街の外れ、ちょっとした林に囲まれた場所。
元は商人の別荘だったらしく、家は2階建て、中には作業室向けの広間もあり、地下倉庫つき。
「完璧だ……! ここなら、爆発しても燃え広がらない……!」
「おい、爆発前提やめろ」
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契約金には、拡散盾の特許収入を一部使い即日契約。
晴れて、サイガとリュウイチの**“異世界共同生活”**が始まった。
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荷物を運び終えたその晩。
サイガは、早速机に魔法構文の基礎図を書き出していた。
「魔法とは“発動条件+術式構文+魔力操作”の三要素で成立していると見ていい」
「昨日のヒールは、術者が無詠唱だったが、術式陣と魔石で魔力を制御していた。つまり、“言葉がなくても構文があれば動く”」
「ならば、“魔力を制御する文字列=魔法式”を解析し、それを機械的に再現できれば――」
“装置だけで魔法を放つ”ことが可能になる。
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「ようは、詠唱いらずの“魔法発動器”ってことか」
リュウイチが後ろから聞きながら、剣の手入れをしていた。
「そう、最終的にはそれを応用して、“支援魔法自動展開装置”とか、“結界維持装置”とか、“補助魔導スーツ”とかも――」
「……そのうち街一個くらい作りそうだな」
こうして、バイスの片隅に、異世界技術研究拠点が誕生した。
名もなき一軒家は、いずれ多くの発明が生まれる場所となる――
その始まりの夜だった。
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「……だめだ、無理だこれ」
サイガが研究机から頭を抱えて崩れ落ちた。
魔法構文の解析途中の紙束。魔石の分類と記録。床に散らばる試作品と部品。
隣の部屋では、火のついたままの加熱台がじりじり音を立てている。
「誰か水……! あ、違う、あれ止めて……! あー、こっち魔石の屑混ざってるじゃんもう……!」
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一方、リュウイチは裏庭で剣の型稽古をしていたが――
「雑草の勢いがヤバい。昨日刈ったはずのとこがもう森だぞ。あと風呂の水がぬるい。薪の準備忘れたか……」
掃除、洗濯、買い出し、水汲み、火の管理、そして盗難警戒。
広い家と土地は、自由と同時に労力も連れてきた。
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その晩、2人はヘトヘトになって床に倒れ込んだ。
「これじゃ研究も鍛錬もできねぇ……」
「明らかに“生活力”が足りていない……」
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翌日、街でアンナに相談する。
「それなら、“屋敷付き使用人派遣”ってのがあるよ。家主が手を回せない広い家を維持するために、信頼できる管理人や使用人を雇える制度。もちろんお金はかかるけどね」
「料金は?」
「住み込みで、最低でも銀貨10枚/月から。でも“お金持ち研究者”のサイガなら余裕でしょ?」
「まぁ……拡散盾特許の権利収入だけで月に金貨1枚近いしな」
「ぐぬぬ……」
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後日、ギルド経由で紹介されたのは――
中年女性の家事使用人マリアだった。
元貴族家に仕えていた経歴を持ち、真面目でしっかり者。適度にお節介で、口調は柔らかい。
---
「お二人とも、まずは生活リズムを“人間らしく”戻しましょうね?
朝はパンとスープ、部屋の掃除は昼食後、火回りは私が担当します」
「は、はい……」
サイガもリュウイチもなぜか背筋を伸ばす。
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こうして――
**“天才と剣士と管理人のおかしな同居生活”**が始まった。
マリアの存在によって、研究と鍛錬に集中できる環境が整い、
屋敷は一気に“拠点”としての機能を持ち始める。
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