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4章:果てなき焔
第123話 見聞録 その③
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「まず、先程の醜態については申し訳ありませんでした。遠路はるばるいらしてくれたというのに…」
青年が勧める甘味処に入り、誰にも話を聞かれなさそうな個室へと一同が向かった後だった。彼はサラザールとアトゥーイに対し、深々と頭を下げる。豆を砂糖で煮詰めたという、なんとも珍妙な菓子をサラザールは箸で摘まみ、物珍しそうに口へ放り込む。
「そういうのさ、本人にちゃんと言った方が良いよ。あの子ならたぶん怒らないし」
「言わずもがなです。この後、改めてラゲードン殿には謝罪をさせて頂きます。しかし、同胞であるあなた方にも詫びておかなければ私の気が済まなかった。これから戦場で背中を預ける事になる間柄として、不信感を抱かれたくはありません」
青年の言葉に耳を傾け、小さく頷きながらアトゥーイは茶を啜る。差別的な態度が原因による揉め事へ巻き込まれた経験はそれなりにある。少なくとも面と向かって謝罪をしに来るだけかなりマシであった。それをするのが加害者本人ではないというのが少し癪ではあるが。
「そういえば、自己紹介がまだでしたね。改めまして、チネウ・ラクサ軍曹です。以降お見知りおきを。それにしても…ディルクロ殿は、中々愉快な御友人をお持ちのようだ。因みにどちらの国のご出身で ?」
食事をするサラザールの姿を見たチネウは動揺しながらも名前を二人へ伝えた。
「サラザール、よろしく。出身については触れなくていい。色々と事情が複雑だから」
「アトゥーイです、今後もよろしくお願いします…ところで、ラクサという姓は確かあなた方の隊長と同じ物ですね。宿舎で名簿を確認させてもらいました」
二人も自己紹介を済ませ、早速質問に入った。丁度次の料理が運ばれてきた頃である。先程の甘く似た豆をペーストにして、中に餅をくるみ込んでいる。
「ええ。恥ずかしながら…隊長、ゼイン・ラクサ中尉は私の叔父にあたる方です…はぁ、昔はもっと優しい人だったのですが」
チネウは溜息をついた。甘味にも手を付けておらず、難しそうな顔をしてテーブルを見つめている。彼らがどんな話を聞きたがるのか、何となく想像はついているが同時にそれはこの国が持つ負の側面に触れる事を意味していた。
「言われてみれば、護獣義士団にやたら食って掛かっていましたね。なぜです ? 」
「移民だから、ですよ。護獣義士団の様な外国人部隊も含め、彼ら移民の大半はノルコア人という民族です。遥か昔、ノルコア王国と呼ばれる国家が存在し、我らジェトワ皇国と戦争が続いていた時期がありました。ですがジェトワ皇国が勝利をして領土を合併してからは、彼らは職を求めて都までやって来るようになったのです。しかし、散々この国を苦しめておきながら厚かましく住む場所と仕事を寄越せと言って来る乞食だと、そう考える者達が少なくない。叔父が子供の頃の話だというのに、未だにです」
アトゥーイにとっては興味本位による質問だったが、思っていた通り深刻な背景であった。おおよそノルコアは、様々な名目で土地や資産を巻き上げられたのだろう。だが戦争とはそんな物である。負けた側はされるがままなのだ。
「先程も見たでしょう。ノルコア人というだけで、子供だろうがあのような仕打ちを受ける。これでもだいぶ改善された方です。叔父上は、かつてはその様な状況を変えたいと志していました。どんな事情があるにせよ、人種やイデオロギーを理由に人としての権利を踏みにじられてはならないと。ですから軍人でありながら移民への仕事の紹介や、罪を犯した移民の更生といった社会活動にも積極的に取り組んでいました」
「今の所は少し夢見がちな心優しいおっさんって感じね。その後が問題って事 ?」
「……はい」
食事を終え、口元を覆い隠したサラザールにチネウは頷く。彼の手は少し震えていた。
「反移民差別団体が引き起こしたカーユウ襲撃事件と呼ばれる出来事がきっかけです。ベイキョウにはカーユウ高等学校と呼ばれる教育機関があったのですが、名門の私立であるが故、入れるのは相応の地位や収入を持つ世帯に限られていました。そのせいで移民への差別、そして格差の象徴だとして目を付けられたのです。活動家と、それに扇動された移民たちによって立て籠もり事件が発生し、軍が介入をして鎮圧をされたのですが…その…酷い有様だったそうです。男女を問わず負傷者が多数、少しでも軍の対応が遅ければ死者も出ていた可能性がある程に、多様な拷問とリンチの痕跡が見られたとか」
「まさかとは思うのですが…その被害者が原因で ?」
「…はい。私の従姉、つまり…中尉の娘さんがその学校の生徒でした。事件当時も学校にいたんです。そして…事件後に保護されましたが、心は壊れていたのでしょう…三日後に…自分で首を吊ったんです。立て籠もりによって監禁された間に何が起きたか…読ませていただいた遺書に綴られた内容を、思い出すだけでもゾッとする」
チネウは手だけではなく、声も微かに震えていた。それらしい相槌を打ちながら話を聞き続けるつもりだったサラザールとアトゥーイは二人揃って絶句する。
「それだけではありません。事件後、実行犯と指示を行った団体の幹部たちが裁判にかけられましたが、”彼らをこのような凶行に走らせた社会にも原因がある”と司法は判断し…あろう事か、たった数年の懲役で彼らを釈放したのです。下手に連中に目を付けられれば、自分達が何をされるか分からないと考えたのでしょう。明確な忖度でした」
チネウの話を聞いたアトゥーイは、事件を引き起こした者達に対する侮蔑と、自分自身の過去に対する罪悪感が生み出した同情心に挟まれていた。どちらの側に立てばいいのか分からなくなってしまっている。
「許したくはない。しかし…法を超えて暴力に訴える事を、秩序を守る我々が許してしまえば国は崩壊してしまう。護獣義士団に辛く当たるのが、叔父上にとっての憂さ晴らしなんでしょう。私は正直…どちらに味方をすればいいのか分からない」
チネウは少し気を取り直していたが、やはり辛そうに俯いている。自分の身内の豹変、それも痛いくらいに共感出来てしまう程の動機とあれば思い悩むのも納得である。
「…申し訳ありませんでしたね。あなたに辛い事を思い出させてしまった」
「いえ、大丈夫です。あなた方には知らせておくべきだと思っていましたから。戦も勿論ですが、この国は解決しなければならない問題が多い。本当ならば同じ国に住む者同士で団結をすべきだと分かってはいるのですが、今はどうしても…」
「ならば、今回はまたとない機会ですよ。大層な野望を持てとは言いませんが、まずは護獣義士団と団結をするところから始めてみれば良い。前例さえあれば、必ずそれを手本にする者達が現れる筈です。あなたが正しいと思う事をしなさい。先程、我々や子供を助けようとしたように」
「…ええ、そうですね。尤も、あれについては公務の一環でしたから」
始まりの一歩を踏み出した勇者の後を、人々は必ず追いかける。ルーファンももしかすればそれに該当するのかもしれないと一瞬だけ考えたアトゥーイだが、すぐにそれは言わない方が良いとして思いとどまった。過剰な持ち上げと神格化は不必要な重圧、そして他力本願的な精神を引き起こしかねない。自分の意思で動くという事を学べない者は、拠り所を失った時に崩壊せざるを得ないのだ。
「あのさ」
しんみりとした雰囲気になってきたところでサラザールが口を出し始める。狙ってやったのかどうかは知らないが、空になった皿をわざとらしくチネウへ見せつけた。
「お代わりある ?」
「…ええ ! いくらでも」
無邪気なサラザールの要望に、チネウは気持ちを切り替えたのか快く応じる。だがアトゥーイだけは、”いくらでも”などと言ってしまった彼の顔が、この後再び絶望に染まるのかと考えてしまい、少しだけ申し訳なく思ってしまった。
青年が勧める甘味処に入り、誰にも話を聞かれなさそうな個室へと一同が向かった後だった。彼はサラザールとアトゥーイに対し、深々と頭を下げる。豆を砂糖で煮詰めたという、なんとも珍妙な菓子をサラザールは箸で摘まみ、物珍しそうに口へ放り込む。
「そういうのさ、本人にちゃんと言った方が良いよ。あの子ならたぶん怒らないし」
「言わずもがなです。この後、改めてラゲードン殿には謝罪をさせて頂きます。しかし、同胞であるあなた方にも詫びておかなければ私の気が済まなかった。これから戦場で背中を預ける事になる間柄として、不信感を抱かれたくはありません」
青年の言葉に耳を傾け、小さく頷きながらアトゥーイは茶を啜る。差別的な態度が原因による揉め事へ巻き込まれた経験はそれなりにある。少なくとも面と向かって謝罪をしに来るだけかなりマシであった。それをするのが加害者本人ではないというのが少し癪ではあるが。
「そういえば、自己紹介がまだでしたね。改めまして、チネウ・ラクサ軍曹です。以降お見知りおきを。それにしても…ディルクロ殿は、中々愉快な御友人をお持ちのようだ。因みにどちらの国のご出身で ?」
食事をするサラザールの姿を見たチネウは動揺しながらも名前を二人へ伝えた。
「サラザール、よろしく。出身については触れなくていい。色々と事情が複雑だから」
「アトゥーイです、今後もよろしくお願いします…ところで、ラクサという姓は確かあなた方の隊長と同じ物ですね。宿舎で名簿を確認させてもらいました」
二人も自己紹介を済ませ、早速質問に入った。丁度次の料理が運ばれてきた頃である。先程の甘く似た豆をペーストにして、中に餅をくるみ込んでいる。
「ええ。恥ずかしながら…隊長、ゼイン・ラクサ中尉は私の叔父にあたる方です…はぁ、昔はもっと優しい人だったのですが」
チネウは溜息をついた。甘味にも手を付けておらず、難しそうな顔をしてテーブルを見つめている。彼らがどんな話を聞きたがるのか、何となく想像はついているが同時にそれはこの国が持つ負の側面に触れる事を意味していた。
「言われてみれば、護獣義士団にやたら食って掛かっていましたね。なぜです ? 」
「移民だから、ですよ。護獣義士団の様な外国人部隊も含め、彼ら移民の大半はノルコア人という民族です。遥か昔、ノルコア王国と呼ばれる国家が存在し、我らジェトワ皇国と戦争が続いていた時期がありました。ですがジェトワ皇国が勝利をして領土を合併してからは、彼らは職を求めて都までやって来るようになったのです。しかし、散々この国を苦しめておきながら厚かましく住む場所と仕事を寄越せと言って来る乞食だと、そう考える者達が少なくない。叔父が子供の頃の話だというのに、未だにです」
アトゥーイにとっては興味本位による質問だったが、思っていた通り深刻な背景であった。おおよそノルコアは、様々な名目で土地や資産を巻き上げられたのだろう。だが戦争とはそんな物である。負けた側はされるがままなのだ。
「先程も見たでしょう。ノルコア人というだけで、子供だろうがあのような仕打ちを受ける。これでもだいぶ改善された方です。叔父上は、かつてはその様な状況を変えたいと志していました。どんな事情があるにせよ、人種やイデオロギーを理由に人としての権利を踏みにじられてはならないと。ですから軍人でありながら移民への仕事の紹介や、罪を犯した移民の更生といった社会活動にも積極的に取り組んでいました」
「今の所は少し夢見がちな心優しいおっさんって感じね。その後が問題って事 ?」
「……はい」
食事を終え、口元を覆い隠したサラザールにチネウは頷く。彼の手は少し震えていた。
「反移民差別団体が引き起こしたカーユウ襲撃事件と呼ばれる出来事がきっかけです。ベイキョウにはカーユウ高等学校と呼ばれる教育機関があったのですが、名門の私立であるが故、入れるのは相応の地位や収入を持つ世帯に限られていました。そのせいで移民への差別、そして格差の象徴だとして目を付けられたのです。活動家と、それに扇動された移民たちによって立て籠もり事件が発生し、軍が介入をして鎮圧をされたのですが…その…酷い有様だったそうです。男女を問わず負傷者が多数、少しでも軍の対応が遅ければ死者も出ていた可能性がある程に、多様な拷問とリンチの痕跡が見られたとか」
「まさかとは思うのですが…その被害者が原因で ?」
「…はい。私の従姉、つまり…中尉の娘さんがその学校の生徒でした。事件当時も学校にいたんです。そして…事件後に保護されましたが、心は壊れていたのでしょう…三日後に…自分で首を吊ったんです。立て籠もりによって監禁された間に何が起きたか…読ませていただいた遺書に綴られた内容を、思い出すだけでもゾッとする」
チネウは手だけではなく、声も微かに震えていた。それらしい相槌を打ちながら話を聞き続けるつもりだったサラザールとアトゥーイは二人揃って絶句する。
「それだけではありません。事件後、実行犯と指示を行った団体の幹部たちが裁判にかけられましたが、”彼らをこのような凶行に走らせた社会にも原因がある”と司法は判断し…あろう事か、たった数年の懲役で彼らを釈放したのです。下手に連中に目を付けられれば、自分達が何をされるか分からないと考えたのでしょう。明確な忖度でした」
チネウの話を聞いたアトゥーイは、事件を引き起こした者達に対する侮蔑と、自分自身の過去に対する罪悪感が生み出した同情心に挟まれていた。どちらの側に立てばいいのか分からなくなってしまっている。
「許したくはない。しかし…法を超えて暴力に訴える事を、秩序を守る我々が許してしまえば国は崩壊してしまう。護獣義士団に辛く当たるのが、叔父上にとっての憂さ晴らしなんでしょう。私は正直…どちらに味方をすればいいのか分からない」
チネウは少し気を取り直していたが、やはり辛そうに俯いている。自分の身内の豹変、それも痛いくらいに共感出来てしまう程の動機とあれば思い悩むのも納得である。
「…申し訳ありませんでしたね。あなたに辛い事を思い出させてしまった」
「いえ、大丈夫です。あなた方には知らせておくべきだと思っていましたから。戦も勿論ですが、この国は解決しなければならない問題が多い。本当ならば同じ国に住む者同士で団結をすべきだと分かってはいるのですが、今はどうしても…」
「ならば、今回はまたとない機会ですよ。大層な野望を持てとは言いませんが、まずは護獣義士団と団結をするところから始めてみれば良い。前例さえあれば、必ずそれを手本にする者達が現れる筈です。あなたが正しいと思う事をしなさい。先程、我々や子供を助けようとしたように」
「…ええ、そうですね。尤も、あれについては公務の一環でしたから」
始まりの一歩を踏み出した勇者の後を、人々は必ず追いかける。ルーファンももしかすればそれに該当するのかもしれないと一瞬だけ考えたアトゥーイだが、すぐにそれは言わない方が良いとして思いとどまった。過剰な持ち上げと神格化は不必要な重圧、そして他力本願的な精神を引き起こしかねない。自分の意思で動くという事を学べない者は、拠り所を失った時に崩壊せざるを得ないのだ。
「あのさ」
しんみりとした雰囲気になってきたところでサラザールが口を出し始める。狙ってやったのかどうかは知らないが、空になった皿をわざとらしくチネウへ見せつけた。
「お代わりある ?」
「…ええ ! いくらでも」
無邪気なサラザールの要望に、チネウは気持ちを切り替えたのか快く応じる。だがアトゥーイだけは、”いくらでも”などと言ってしまった彼の顔が、この後再び絶望に染まるのかと考えてしまい、少しだけ申し訳なく思ってしまった。
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