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モノタウン
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とてつもなく長い間水の中に沈められていたかのような息苦しさの中から目が覚めると、俺は自宅の玄関をくぐったところで立ち尽くしていた。嫌な汗が全身を伝う。虚ろな状態で家の中を見渡しながら肩で息をする。
「あらリョウ、もう草引き終わったの?」
聞き覚えのある台詞――。間違いない。これは……。
「でも丁度いいわ。そろそろお昼ご飯だから、隣のウィズおじさんを呼んできてくれる?」
これは間違いなく「うぃず」の世界だ。自宅は自宅でもリアルな世界の自宅ではなく「うぃず」の主人公が暮らす自宅だ。それにしても先程の苦しみは一体何だったのだろうか……
お母さんからのお使いイベントが発生しているということは、確実に初期化バグは成功している。ハイと言うまで永遠にループするというよくあるイベント。しかし初期化バグが成功しているというのに、ウィンドウに選択肢が出てこないのは何故だ?
試しにコントローラーでメニューウィンドウを開いてみる。メニューウィンドウは先程までと同じくすんなりと現れる。だが選択肢は無い。……試しにどっちでもない話を返してみようか。確かNANNTENA-4Dの説明書きでは、レトロゲームでは選択肢以外の言葉は認識できないのでご了承くださいとなっていた。
「マナは呼んでこなくていいの?」
マナ――彼女は隣に住むウィズおじさんの愛娘で、主人公の幼馴染の設定だ。本来なら玄関を出ようとしたところで「あ、そうそうマナちゃんも連れておいでなさい」と追加注文されるのだ。ちなみにこの後の展開は、ウィズおじさんを呼びに行くとマナが隣町へ続く草原に花を摘みに行っていることが判明する。そこでマナを探しに行くと、モンスターに襲われて傷だらけになり、HPが残り一となったマナを見つける。しかもこの「うぃず」というゲーム。手抜きなのか、演出なのか、HPが一になったマナが敵キャラ扱いとして登場してくるのだ。
もちろん、武器を装備していないので攻撃はできない。アイテムも持っていないので使えない。逃げられない。必然的に「何もしない」というコマンドを選択しなければならず、一ターン後には「きゃー」というマナの悲鳴とともにまたしてもHP一の瀕死モンスターに戦闘画面が切り替わる。
そこで駆けつけたウィズおじさんに捕獲アイテム「服従の首輪」を貰い、瀕死モンスターを捕獲して強制イベント終了――となるのだ。その後はRPGらしく「君にはアドベンチャーの才能がある――」とか言われて旅に出ることになる。
ちなみにこのチュートリアル戦闘が終わらないと全ての戦闘イベントが起こらない。チュートリアルイベントが終わることが敵と戦闘状態になるためのフラグとなっているわけだ。
話はそれたが、今検証しているのは想定外の言葉に反応するのか……だ。選択肢コマンドが出ないということは、会話に関しては通常の発声によって行うと考えるのが妥当だろう。
「もちろんマナちゃんも呼んで来てちょうだい」
うぃずの世界では存在しない台詞……。これによっていくつかの疑問が解消された。まずは選択肢のあるような会話は口頭で対応するということ。さらに、CPUが自らの思考によって発言をするということ。高度なAIになっている――なんていう可能性も出てきたわけだ。もうこれは現実と見分けがつかない。現状唯一ゲーム内だと実感させてくれるのは手に持ったコントローラーだけだ。幼少期からゲームばかりしていて、現実に友達なんていない俺としてはこれが現実に置き換わってしまっても構わない……なんて考えたりもしてしまう。
「はーい」
俺はそんなことを考えながらもゲーム内のお母さんに返事をして家を出た。もちろん、ウィズおじさんを呼びに――行かない。
せっかく現実に近付いたゲームの世界にいるんだ。――ちょっとくらい裏ワザとかバグ技とかを使ってもいいよね?
ということで、俺は真っ直ぐに村から北に位置する隣町に向かうために村の入り口に足を運んだ。そこにはゲームでおなじみの「ここはモノタウン。始まりの町さ」とだけ言う村人がいる。だがこの序盤だけは隣町に行かせないように通せんぼをしてくるのだ。なので、普通ならウィズおじさんに会うまでは通れない。しかし……。
「おっとリョウくん。ウィズおじさんの家なら君の家のすぐ右だよ?」
元のゲームのマス目上、三歩分の出入り口。右端を通って俺が外に出ようとしても、目の前に立ちはだかって通してくれない。それは会話ができるようになったこの状況でも同じだった。
「ちょっと隣町まで行きたいんだ。通してよ」
「ダメダメ、お昼ご飯の時間は近いんだし、後にしなさい」
三歩分の出入り口。その真ん中を通ろうとしながらもう一度言ってみるが無駄のようだ。
「マナはここを通ったの?」
「そうだね、そろそろ帰ってくる頃じゃないかな?」
一番左端を通ろうとしながら、またしても止められる。2Dゲーム時代と比べて、会話ができる分少し楽しいと感じる自分がいた。左端からさらに一歩左に移動したところで俺は笑みを浮かべる。やはりこのゲームの世界は楽しい。
「お兄さんはここで何してるの?」
高いブロック塀に向かって通る素振りを見せながら俺は聞いた。
「仕事がないからここでぼーっとしてるんだよ」
お兄さんは壁にめり込んだ状態でそう言った。もう一度言おう。壁にめり込んだ状態でそう言った。
「そんなバグまで再現しちゃうんだ!!」
俺は、仕事がない――と虚しいことを言うお兄さんよりも、塗り壁みたいになったシュールなお兄さんを見て笑いを堪えるのに必死だった。壁から幽霊みたいに体が生えている。いや、透けて重なっている? そんな状態だ。お兄さんは何を言っているのだろうといった感じで首を傾げていた。壁に埋もれている感覚が無いのだろう。
「てわけで」
俺は三歩分の出入り口の一番右端を普通に通って外へ出た。
村人A壁めり込みバグ。最速攻略をするために初めに行うバグ技である。何が起こったかと言うと、このプログラムはプレイヤーが北の町に向かおうとする際に村人Aが立ちふさがって通れなくする――といったものなのだが、この「北に向かおうとする」の定義が、何故か左端の壁部分にも適応されてしまっていたのだ。さらにこの村人Aの移動範囲が「左右に二マス分」にしか設定されておらず、なんと壁にめり込ませた状態だと右端が通れてしまうのだ。
ちなみにこの村人、めり込んでいる状態が有名すぎて「メリー」と言う愛称で親しまれている。
「おー見渡す限りの草原! でもやっぱりマナはいない!」
2Dゲーム時代も花を摘みに行ったはずのマナが消える謎として有名だった。まあ、そんなどうでもいいことは置いておいて――
「ラストダンジョンの方に行きましょうかねー」
ラストダンジョン――それは第二の町「カンド」から崖道を進んですぐにある洞窟だ。その入り口には「うぃず」の世界に三体いるレジェンドモンスターの一体「ベヒーモス」がいる。近付くと逃げられない強制戦闘になり、倒すか捕獲するかしないと奥へは進めない。さらに、ダンジョンの最奥には封印の扉があり、四つの封印石をはめなければラスボスと戦うことはできない。つまりベヒーモスさえどうにかしてしまえば、ラストダンジョンの宝箱を好き放題開けることも可能……ということだ。
しかし思ったよりカンドまでが遠い……。俺は初めの平原で敵にエンカウントしないかドキドキしてるっていうのに――
「あらリョウ、もう草引き終わったの?」
聞き覚えのある台詞――。間違いない。これは……。
「でも丁度いいわ。そろそろお昼ご飯だから、隣のウィズおじさんを呼んできてくれる?」
これは間違いなく「うぃず」の世界だ。自宅は自宅でもリアルな世界の自宅ではなく「うぃず」の主人公が暮らす自宅だ。それにしても先程の苦しみは一体何だったのだろうか……
お母さんからのお使いイベントが発生しているということは、確実に初期化バグは成功している。ハイと言うまで永遠にループするというよくあるイベント。しかし初期化バグが成功しているというのに、ウィンドウに選択肢が出てこないのは何故だ?
試しにコントローラーでメニューウィンドウを開いてみる。メニューウィンドウは先程までと同じくすんなりと現れる。だが選択肢は無い。……試しにどっちでもない話を返してみようか。確かNANNTENA-4Dの説明書きでは、レトロゲームでは選択肢以外の言葉は認識できないのでご了承くださいとなっていた。
「マナは呼んでこなくていいの?」
マナ――彼女は隣に住むウィズおじさんの愛娘で、主人公の幼馴染の設定だ。本来なら玄関を出ようとしたところで「あ、そうそうマナちゃんも連れておいでなさい」と追加注文されるのだ。ちなみにこの後の展開は、ウィズおじさんを呼びに行くとマナが隣町へ続く草原に花を摘みに行っていることが判明する。そこでマナを探しに行くと、モンスターに襲われて傷だらけになり、HPが残り一となったマナを見つける。しかもこの「うぃず」というゲーム。手抜きなのか、演出なのか、HPが一になったマナが敵キャラ扱いとして登場してくるのだ。
もちろん、武器を装備していないので攻撃はできない。アイテムも持っていないので使えない。逃げられない。必然的に「何もしない」というコマンドを選択しなければならず、一ターン後には「きゃー」というマナの悲鳴とともにまたしてもHP一の瀕死モンスターに戦闘画面が切り替わる。
そこで駆けつけたウィズおじさんに捕獲アイテム「服従の首輪」を貰い、瀕死モンスターを捕獲して強制イベント終了――となるのだ。その後はRPGらしく「君にはアドベンチャーの才能がある――」とか言われて旅に出ることになる。
ちなみにこのチュートリアル戦闘が終わらないと全ての戦闘イベントが起こらない。チュートリアルイベントが終わることが敵と戦闘状態になるためのフラグとなっているわけだ。
話はそれたが、今検証しているのは想定外の言葉に反応するのか……だ。選択肢コマンドが出ないということは、会話に関しては通常の発声によって行うと考えるのが妥当だろう。
「もちろんマナちゃんも呼んで来てちょうだい」
うぃずの世界では存在しない台詞……。これによっていくつかの疑問が解消された。まずは選択肢のあるような会話は口頭で対応するということ。さらに、CPUが自らの思考によって発言をするということ。高度なAIになっている――なんていう可能性も出てきたわけだ。もうこれは現実と見分けがつかない。現状唯一ゲーム内だと実感させてくれるのは手に持ったコントローラーだけだ。幼少期からゲームばかりしていて、現実に友達なんていない俺としてはこれが現実に置き換わってしまっても構わない……なんて考えたりもしてしまう。
「はーい」
俺はそんなことを考えながらもゲーム内のお母さんに返事をして家を出た。もちろん、ウィズおじさんを呼びに――行かない。
せっかく現実に近付いたゲームの世界にいるんだ。――ちょっとくらい裏ワザとかバグ技とかを使ってもいいよね?
ということで、俺は真っ直ぐに村から北に位置する隣町に向かうために村の入り口に足を運んだ。そこにはゲームでおなじみの「ここはモノタウン。始まりの町さ」とだけ言う村人がいる。だがこの序盤だけは隣町に行かせないように通せんぼをしてくるのだ。なので、普通ならウィズおじさんに会うまでは通れない。しかし……。
「おっとリョウくん。ウィズおじさんの家なら君の家のすぐ右だよ?」
元のゲームのマス目上、三歩分の出入り口。右端を通って俺が外に出ようとしても、目の前に立ちはだかって通してくれない。それは会話ができるようになったこの状況でも同じだった。
「ちょっと隣町まで行きたいんだ。通してよ」
「ダメダメ、お昼ご飯の時間は近いんだし、後にしなさい」
三歩分の出入り口。その真ん中を通ろうとしながらもう一度言ってみるが無駄のようだ。
「マナはここを通ったの?」
「そうだね、そろそろ帰ってくる頃じゃないかな?」
一番左端を通ろうとしながら、またしても止められる。2Dゲーム時代と比べて、会話ができる分少し楽しいと感じる自分がいた。左端からさらに一歩左に移動したところで俺は笑みを浮かべる。やはりこのゲームの世界は楽しい。
「お兄さんはここで何してるの?」
高いブロック塀に向かって通る素振りを見せながら俺は聞いた。
「仕事がないからここでぼーっとしてるんだよ」
お兄さんは壁にめり込んだ状態でそう言った。もう一度言おう。壁にめり込んだ状態でそう言った。
「そんなバグまで再現しちゃうんだ!!」
俺は、仕事がない――と虚しいことを言うお兄さんよりも、塗り壁みたいになったシュールなお兄さんを見て笑いを堪えるのに必死だった。壁から幽霊みたいに体が生えている。いや、透けて重なっている? そんな状態だ。お兄さんは何を言っているのだろうといった感じで首を傾げていた。壁に埋もれている感覚が無いのだろう。
「てわけで」
俺は三歩分の出入り口の一番右端を普通に通って外へ出た。
村人A壁めり込みバグ。最速攻略をするために初めに行うバグ技である。何が起こったかと言うと、このプログラムはプレイヤーが北の町に向かおうとする際に村人Aが立ちふさがって通れなくする――といったものなのだが、この「北に向かおうとする」の定義が、何故か左端の壁部分にも適応されてしまっていたのだ。さらにこの村人Aの移動範囲が「左右に二マス分」にしか設定されておらず、なんと壁にめり込ませた状態だと右端が通れてしまうのだ。
ちなみにこの村人、めり込んでいる状態が有名すぎて「メリー」と言う愛称で親しまれている。
「おー見渡す限りの草原! でもやっぱりマナはいない!」
2Dゲーム時代も花を摘みに行ったはずのマナが消える謎として有名だった。まあ、そんなどうでもいいことは置いておいて――
「ラストダンジョンの方に行きましょうかねー」
ラストダンジョン――それは第二の町「カンド」から崖道を進んですぐにある洞窟だ。その入り口には「うぃず」の世界に三体いるレジェンドモンスターの一体「ベヒーモス」がいる。近付くと逃げられない強制戦闘になり、倒すか捕獲するかしないと奥へは進めない。さらに、ダンジョンの最奥には封印の扉があり、四つの封印石をはめなければラスボスと戦うことはできない。つまりベヒーモスさえどうにかしてしまえば、ラストダンジョンの宝箱を好き放題開けることも可能……ということだ。
しかし思ったよりカンドまでが遠い……。俺は初めの平原で敵にエンカウントしないかドキドキしてるっていうのに――
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