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7話

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「.......ないです....たぶん.......あの、ぼく....街には入れないんですか?」




「うーん.......セイジロウ、ステータスは開ける?」

「あいです!ひらけます!情報開示ステータスオープン

 

セイジロウ ********

Lv:1
HP:1500/1500
MP:1500/1500
ATK:200
DFS:1000
SP:150/150

スキル
言語理解、アイテムボックス、鑑定、索敵、開示改竄、結界魔法(Lv:1)、錬金術、経験値倍増、スキル習得率up



あれ?名前の隣が.......?


「「「ゑ''?」」」



皆さん凄い声だしますねぇ.....

あ、改竄するの忘れてました()



「あーセイジロウ.......?このステータスは他のやつに見せた事あるかい?」

「えーと.....神殿でお母さまとお父さまにみせました!」

「他は?」

「みせてないです!!」


まぁ、見せる暇が無かったんですがね.....ほっほっほ



「とりあえず今直ぐにこの改竄スキルで平均100にして、スキルも索敵と鑑定以外隠そうか.......それでもまぁ、その見た目では異常だけどね.......しないよりましだと思うよ」

「わかりました!」




セイジロウ 

Lv:1
HP:100/100
MP:100/100
ATK:100
DFS:100
SP:100/100

スキル
鑑定、索敵



おや?本名は隠すと名前の隣に書かれた*のマークは消えるんですね.....



「うんうん。これからはこのステータスを見せるんだよ?いいね?」

「はいです!みっくさん」



元気よく返事をするとミックさんはいい子いい子と私の頭を撫で回す。

ミックさんの年齢が気になる心地良さ.....この撫で方20は過ぎてますね.....


下手すると30後半.....

これ以上は踏み込んでは行けない領域ですね






「さて、セイジロウ。順番が回ってきたら門番さんに僕が最初に説明するから大人しく待っていてくれるかい?」

「はい!わかりました!待ってます!」

「たぶん、僕とのお話が終わったら呼ばれるんだけど、セイジロウは余計な事は話さずに黙ってステータスだけを開くんだいいね?」

「はいです!!.......え?」


「ゲルドにしたようにアイテムボックスやポーションは絶対に口を滑らしてはいけないよ?特に改竄スキルに関しては特にだよ!」

「かいざんスキルですか?けっかい魔法とかのが珍しいとおもうんですが......」

「良い質問だね。それはね......改竄スキルがある事がバレれば当然改竄前のステータスを開示するように言ってくるだろう?それでも、改竄スキルがあるってだけで警戒対象だからね...改竄スキル対応の鑑定石が出て来るはずさ」

「なるほど......どっちにころんでもかいざんスキルだけは秘密にしないといけないんですね!わかりました!」
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