俺が総受けって何かの間違いですよね?

彩ノ華

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喧嘩するほど仲がいいっていうよね

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いつも通りの朝。

俺は身支度を整え、朝ごはんを食べる。

「行ってきまーす。」






サトの家に着いては奴を無理やりたたき起こし、一緒に登校する。当たり前の日常のはず…

だが、今日はいつもと違っていた。

「おはよう!」

そう声を掛けてきたのは昨日友達になったばかりの和斗だった。

「おはよ!和斗」

「…んで、いんだよ…」

「里美はひどいな~」

昨日からサトの和斗への対応がひどい気が…。

「こらっ!サト!!
和斗にちゃんと〝おはよう〟って挨拶しなきゃ!」

「えー」

「〝えー〟…じゃない!ほらっ」

そんな俺らを見て和斗は笑っていた。



「チっ…(舌打ち)、はよ。

(笑ってんじゃねーぞ)((ボソッ…」

棗に聞こえない程度に呟く。

「(わーお、怖い怖い…そんな言ってると棗にバレるよ?)((ボソッ…」




うんうん…なんだかんだ仲良くなってるな!


…。あれ?なんだか2人の世界に入っちゃってません??

俺もいるんだけど。




「2人とも仲良くなれてよかったね!」

俺は2人に向かって言う。


するとサトは嫌な顔をし、なぜか和斗は笑っていた。



「ほんと面白いなぁ…」

「??」

和斗ってば何がそんなに面白かったんだろう。
謎だなー

って…時間ヤバくない!?

「急がないと遅刻する!2人とも走るよっ!!」

俺たちは走った。





┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
2人だけの世界の時の会話(サト&和斗)




「君の幼なじみってほんと面白いよね。…相当鈍すぎるけど(笑)まぁ、そこが可愛いんだけど…」

「…おい、てめぇ…俺の棗に手を出してみろ?そん時はお前をぶっ殺す。」

「やっぱりそっちが本性なんだね。本人の前では可愛い子ぶっちゃって~、『俺の棗』って独占欲強すぎでしょ(笑)」


「うるせーよ」

「でもさぁ、まだ君のものじゃないんでしょ?」

「…」

「図星かよ(笑)
てことは…僕にもチャンスがあるってわけか~♪」
(本気出しちゃおうかな~)

「絶対お前には渡さない。」
(こいつだけじゃない…誰にも棗を渡してたまるか!)

サトが和斗を睨みつける。
ここで棗が声をかけたため会話終了…






┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
さあ!ここでまさかのライバル登場…!
これからの展開に期待しててください(∩´∀`@)⊃


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感想 2

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みんなの感想(2件)

NaiL
2021.01.13 NaiL

頑張ってください!!
すごく面白いです!
すごい女神が残念な感じで王道系なんですかね?

2021.01.17 彩ノ華

ありがとうございます!
腐女子な女神様…王道です(●´ω`●)

解除
醤油じゅーす

面白いです!更新頑張ってください(๑´•ω•)っ🍵

2021.01.11 彩ノ華

ありがとうございます!!

解除

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