転生したら溺愛されていた俺の話を聞いてくれ！

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と、まあ……あれから1週間が経った訳だが……。
俺の今の状況を見てほしい、、



「ミヅキ…俺と結婚してくれ」


「いや、僕としよう」


「ちがうよ、僕とだよね！」


なぜか俺は…イケメンふたり、美少年ひとり、計3名から猛烈なアプローチをうけているのだった…。


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1週間前まで巻き戻そう。

俺は無事、こちらの世界に転生できた。勇者や魔法使いといったファンタジーの世界なのだが……

俺ときたら…特別強いと言うわけでもなく、ましてやものすごい魔法が使えるというわけでもなかった。

神様…言ったことと違うじゃんかっ！！！



文句は大概にして……これからどうしたものか。
森の中にぽつん……と一人たたずむ。住むところもないし…お腹も空いたし…。あれ？このままじゃ俺は死ぬんじゃね？？

Tシャツとズボンだけじゃ夜は越せないよな…しかも夜の森って絶対なんか出るじゃん！むりむり！！

俺そういうのほんっっっっと無理なのよ……

こうしちゃいられない……暗くなる前にこの森から出よう！

そうして俺は森の外を目指し歩き出した。