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転生国王は神の使いを寵愛する
手料理に舌鼓を打つ
二階にも水洗トイレがあり。
オズワルドが不思議そうに便座を覗き、真下に穴がないことに驚いていた。
「ここはまだ工事中なんですか? 穴が開いてないけど、どこに落とすんです?」
「汚水層に流すんだよ」
リンはオズワルドに水洗トイレの構造を説明した。
流した汚水は、加熱殺菌処理を施し、肥料に使う予定だという。
こういった念入りな衛生観念は、日本人のようだが。
「この白い紙は?」
「トイレットペーパーだけど」
皆、貴重な紙をそんなことに使うのか、と驚いている。
通常、浄化か木べらだからな……。
光魔法を持っていて、心から良かったと思う。
*****
まだ見ていないのは、階下のキッチンとウッドデッキか。
上にも、小部屋のようなものがあるが、物置のようだ。
説明しなかったのはわざわざ紹介するまでもないからか?
客室はあったが、メイド部屋はないようだ。
「ホーンメーバァンはないのか……。外の建物がそうかな?」
「何それ?」
私の問いに、リンは首を傾げた。
「普通、このレベルの屋敷なら必ずメイド部屋があるものだが……」
「そんなのないよ。使用人とか雇うつもりないし!」
使用人を雇うことなど、考えもしなかったようだ。
食事時のマナーや立ち居振る舞いからして、育ちは悪くない。中流以上の家庭環境で育ったと思われる。
しかし、使用人を雇うほどではなかった?
「いよいよ厨房だな!」
オズワルドは一足先に階下に降りた。
最初に目についたアイランドキッチンを、不思議そうに見ている。
騎士達の居住区である官舎にも厨房はあるが、普段利用するのは魔石を利用した竈くらいだからな。未知のものだろう。
一般家庭ではほぼ見られないような、業務用の冷蔵庫。
コンロはプロパンガスのようだ。中華鍋もある。中華料理店の子だったのか?
使いやすいように置かれた調理器具。綺麗に並べられたスパイスの瓶。
几帳面な性格が窺える。
日常的に料理をするのだろう。是非ともそれは味わってみたい。
などと思っていたら。
「今からごはんつくるから。食べてってくれる?」
リンはウッドデッキのテーブルを指差した。
「喜んで!」
メイヤー師は一番にテーブルへ向かった。
自由な人だ……。
*****
「料理、得意なんですか?」
オズワルドが訊いた。
「作って、食べて。喜んでくれたら嬉しい」
キッチンを見る限り、相当腕は良さそうだ。だが、奥ゆかしくそう答えた。
「何か私に出来ることがあれば手伝うが?」
リンに訊くと。
こちらを一瞥して。
「じゃあ、お皿運ぶのだけ手伝って」
……一瞬で戦力外通告されてしまった。
確かにこちらに生まれてからは、剣はともかく料理用ナイフどころか厨房に足を踏み入れたことすらない。王族だったからな。
しかし一応、前世では料理上手と謳われ、料理枠を持っていたのだけれど。
それはここでは言えないので仕方がない。ここは諦めよう。
「……了解」
おとなしく席につこうとしたら。
キッチンから、何とも食欲をそそるバターの香りが漂ってくる。
リンはベシャメルソースを作っていた。
ドリアかグラタンだろうか? それともホワイトシチューか。何にしても、美味そうだ。
*****
「はい、あっち持ってって。お酒はその辺にあるから飲んでていいよ」
旨そうな匂いにつられ、全員でリンの周囲に集まってしまったため、料理の邪魔だったらしく。ぞんざいに、山盛りのバゲットが入った器を渡され、追い払われてしまった。
見れば、ただのバゲットではなく、ガーリックトーストである。
ついでに白ワインを数本貰い、テーブルにつく。
オーソンはすまし顔で皆にワインを注いでいるが。視線はガーリックトーストに釘付けである。
皆、早くガーリックトーストを食べてみたいようでそわそわしている。
一応、身分の高い者が先に口にしないと料理に手を付けてはならない、というマナーは忘れていないようだ。
「では、お先に」
ガーリックバターとオリーブオイルがたっぷり染みたバゲットに齧り付く。
旨い。
口の中に広がるガーリックバターと、鮮烈なオリーブオイルの風味。
熱々でもいいが、これなら冷めても旨いだろう。
前世では有名店に行ったものだが。今まで食べた中で、間違いなく一番の旨さであると言える。
「おお、神よ。このような至上の美味を与え……」
メイヤー師は神に祈りながらガーリックトーストを食べていた。器用な。
気付けば、山盛りのバゲットは跡形もなく無くなっていた。
*****
「ウィル、これ運んでー」
ご指名が来たので、キッチンへ行こうとしたが。
皆、付いてきてしまった。人目があるところで王族が給仕をするのはよろしくないのだろう。
これ、と指を差されたのは、色とりどりの野菜スティックと、耐熱皿に入ったソースを持っていくよう言われた。バーニャカウダか?
「これ、何て料理です?」
オズワルドが大盛りの野菜を指差した。
「バーニャカウダ。このソースに、野菜とか浸して食べる。熱いから気を付けて」
「はい、了解です!」
笑顔で言い、オズワルドが野菜の皿とソースの小鉢を持って行ってしまった。
私が呼ばれたのだ。それは私の役目だというのに。
身分というのは時に邪魔である。
アンチョビと、ガーリックの効いたバーニャカウダソース。
これがまた、後を引く旨さだ。
芋やニンジンなどの根野菜にはきちんと火が通っていて食べやすい。
ただ切って出しただけではない、心遣いが染みる。
オズワルドが不思議そうに便座を覗き、真下に穴がないことに驚いていた。
「ここはまだ工事中なんですか? 穴が開いてないけど、どこに落とすんです?」
「汚水層に流すんだよ」
リンはオズワルドに水洗トイレの構造を説明した。
流した汚水は、加熱殺菌処理を施し、肥料に使う予定だという。
こういった念入りな衛生観念は、日本人のようだが。
「この白い紙は?」
「トイレットペーパーだけど」
皆、貴重な紙をそんなことに使うのか、と驚いている。
通常、浄化か木べらだからな……。
光魔法を持っていて、心から良かったと思う。
*****
まだ見ていないのは、階下のキッチンとウッドデッキか。
上にも、小部屋のようなものがあるが、物置のようだ。
説明しなかったのはわざわざ紹介するまでもないからか?
客室はあったが、メイド部屋はないようだ。
「ホーンメーバァンはないのか……。外の建物がそうかな?」
「何それ?」
私の問いに、リンは首を傾げた。
「普通、このレベルの屋敷なら必ずメイド部屋があるものだが……」
「そんなのないよ。使用人とか雇うつもりないし!」
使用人を雇うことなど、考えもしなかったようだ。
食事時のマナーや立ち居振る舞いからして、育ちは悪くない。中流以上の家庭環境で育ったと思われる。
しかし、使用人を雇うほどではなかった?
「いよいよ厨房だな!」
オズワルドは一足先に階下に降りた。
最初に目についたアイランドキッチンを、不思議そうに見ている。
騎士達の居住区である官舎にも厨房はあるが、普段利用するのは魔石を利用した竈くらいだからな。未知のものだろう。
一般家庭ではほぼ見られないような、業務用の冷蔵庫。
コンロはプロパンガスのようだ。中華鍋もある。中華料理店の子だったのか?
使いやすいように置かれた調理器具。綺麗に並べられたスパイスの瓶。
几帳面な性格が窺える。
日常的に料理をするのだろう。是非ともそれは味わってみたい。
などと思っていたら。
「今からごはんつくるから。食べてってくれる?」
リンはウッドデッキのテーブルを指差した。
「喜んで!」
メイヤー師は一番にテーブルへ向かった。
自由な人だ……。
*****
「料理、得意なんですか?」
オズワルドが訊いた。
「作って、食べて。喜んでくれたら嬉しい」
キッチンを見る限り、相当腕は良さそうだ。だが、奥ゆかしくそう答えた。
「何か私に出来ることがあれば手伝うが?」
リンに訊くと。
こちらを一瞥して。
「じゃあ、お皿運ぶのだけ手伝って」
……一瞬で戦力外通告されてしまった。
確かにこちらに生まれてからは、剣はともかく料理用ナイフどころか厨房に足を踏み入れたことすらない。王族だったからな。
しかし一応、前世では料理上手と謳われ、料理枠を持っていたのだけれど。
それはここでは言えないので仕方がない。ここは諦めよう。
「……了解」
おとなしく席につこうとしたら。
キッチンから、何とも食欲をそそるバターの香りが漂ってくる。
リンはベシャメルソースを作っていた。
ドリアかグラタンだろうか? それともホワイトシチューか。何にしても、美味そうだ。
*****
「はい、あっち持ってって。お酒はその辺にあるから飲んでていいよ」
旨そうな匂いにつられ、全員でリンの周囲に集まってしまったため、料理の邪魔だったらしく。ぞんざいに、山盛りのバゲットが入った器を渡され、追い払われてしまった。
見れば、ただのバゲットではなく、ガーリックトーストである。
ついでに白ワインを数本貰い、テーブルにつく。
オーソンはすまし顔で皆にワインを注いでいるが。視線はガーリックトーストに釘付けである。
皆、早くガーリックトーストを食べてみたいようでそわそわしている。
一応、身分の高い者が先に口にしないと料理に手を付けてはならない、というマナーは忘れていないようだ。
「では、お先に」
ガーリックバターとオリーブオイルがたっぷり染みたバゲットに齧り付く。
旨い。
口の中に広がるガーリックバターと、鮮烈なオリーブオイルの風味。
熱々でもいいが、これなら冷めても旨いだろう。
前世では有名店に行ったものだが。今まで食べた中で、間違いなく一番の旨さであると言える。
「おお、神よ。このような至上の美味を与え……」
メイヤー師は神に祈りながらガーリックトーストを食べていた。器用な。
気付けば、山盛りのバゲットは跡形もなく無くなっていた。
*****
「ウィル、これ運んでー」
ご指名が来たので、キッチンへ行こうとしたが。
皆、付いてきてしまった。人目があるところで王族が給仕をするのはよろしくないのだろう。
これ、と指を差されたのは、色とりどりの野菜スティックと、耐熱皿に入ったソースを持っていくよう言われた。バーニャカウダか?
「これ、何て料理です?」
オズワルドが大盛りの野菜を指差した。
「バーニャカウダ。このソースに、野菜とか浸して食べる。熱いから気を付けて」
「はい、了解です!」
笑顔で言い、オズワルドが野菜の皿とソースの小鉢を持って行ってしまった。
私が呼ばれたのだ。それは私の役目だというのに。
身分というのは時に邪魔である。
アンチョビと、ガーリックの効いたバーニャカウダソース。
これがまた、後を引く旨さだ。
芋やニンジンなどの根野菜にはきちんと火が通っていて食べやすい。
ただ切って出しただけではない、心遣いが染みる。
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