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被保護編 339年
339年2月4-1
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オーサーはとても申し訳ない、会わせる顔がないと謝ってくれたけど、私に謝る必要はない。
「私は喜んでいるわ。本当に喜んでいる。謝らなくていいの」
オーサーの顔は暗いまま。
「これで大丈夫だと安心したわ。レイサス様が喜んでいるのを見ているとうれしいし、オーサーが幸せならもっとうれしいわ」
「幸せ・・・」
「嫌なの?」
「いや、あの、興味本位で・・・いや幸せです」
あまり幸せそうに見えないのが心配。
けれどレイサス様は本当に幸せそう。愛おしくてならないと、あんなに表に出すなんて。あんなに情熱的な方だとは知らなかった。
オーサーは戸惑っているけれど、早く慣れてほしい。お二人の幸せそうなところを早く見たい。
けれどオーサーはいつまでも慣れず、前よりレイサス様に冷たくなった。
そして前と同じように、違う相手と結婚するように主張してる。どうして。
愛し愛される幸せな二人を見たかった。どうしてオーサーはそうなれないの?
平民にも、一部を除いた貴族にも、オーサーは人気がある。
新しい新聞や雑誌が創刊されて、どれもオーサーの特集で売れているみたい。
女性には、オーサーのファッション特集が特に人気がある。仕立てる際のポイントとか、オーサーのコメントも入っていてわかりやすい。私も好き。
もっと普段もいろいろな服を着てくれたら紙面が充実するのに。
「私は喜んでいるわ。本当に喜んでいる。謝らなくていいの」
オーサーの顔は暗いまま。
「これで大丈夫だと安心したわ。レイサス様が喜んでいるのを見ているとうれしいし、オーサーが幸せならもっとうれしいわ」
「幸せ・・・」
「嫌なの?」
「いや、あの、興味本位で・・・いや幸せです」
あまり幸せそうに見えないのが心配。
けれどレイサス様は本当に幸せそう。愛おしくてならないと、あんなに表に出すなんて。あんなに情熱的な方だとは知らなかった。
オーサーは戸惑っているけれど、早く慣れてほしい。お二人の幸せそうなところを早く見たい。
けれどオーサーはいつまでも慣れず、前よりレイサス様に冷たくなった。
そして前と同じように、違う相手と結婚するように主張してる。どうして。
愛し愛される幸せな二人を見たかった。どうしてオーサーはそうなれないの?
平民にも、一部を除いた貴族にも、オーサーは人気がある。
新しい新聞や雑誌が創刊されて、どれもオーサーの特集で売れているみたい。
女性には、オーサーのファッション特集が特に人気がある。仕立てる際のポイントとか、オーサーのコメントも入っていてわかりやすい。私も好き。
もっと普段もいろいろな服を着てくれたら紙面が充実するのに。
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