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第3章 碧斗、高校2年生。あさひ、社会人7年目。
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―ブーンブーン…
まだ布団の中でうずくまっていた朝、電話の着信音で目が覚めた。
誰だよ朝から電話なんて…っ
のそのそと起き上がり枕の横に置いてあったスマホを手に取る。目をこすりながら画面を確認すると見慣れた名前からの電話だった。
「………。」
一瞬迷った手を無理に動かして電話に出た。
もしもしって言おうとした「も」も時点で「今すぐ来て!」と用件だけ言われて切られた。
どんな電話だ、おい。まだ眠いんだけど。
「………着替えるか」
電話が来た時点でなんとなくわかってた。とりあえずテキトーに着替えて外に出た。
「おはよう、碧斗」
「おはよ、あさひの電話で起こされたんだけど」
「いつまで寝てるの!冬休みだからってダラダラしないの!」
「お母さんかよ」
あさひのぐるぐるに巻かれたマフラーがこれからのことを物語っている。なんとなく察しはついた、長い付き合いだから。
「遊びに行こう!」
てゆーか寒いな十二月の気温、テキトーに出て来ちゃったからマフラー忘れたしもっと防寒してくりゃよかった。
「…美容はもういいの?」
「もう十分やったから」
ふとあさひの手を見れば、少し長く伸びた爪がパステルピンクに彩られそこに白い小さな花が散りばめられていた。
会社はそーゆうの出来ないって言ってたけど、あの頃から爪を磨くのが好きだったなそーいえば。
「だから今日は碧斗と出かけようと思って…今日が村瀬あさひ、最後の日だから」
「俺と?俺でいいの?」
「碧斗がいいんだよ」
しょうがないなぁっと笑って見せた。
悟られたくない気持ちと、変わらずあるあさひへの気持ちで…
でもそうゆうところは全然変わらなくてつい微笑んでしまう。
いつも俺を呼んでくれるところ、それに喜んでしまうほど単純だから。
まだ布団の中でうずくまっていた朝、電話の着信音で目が覚めた。
誰だよ朝から電話なんて…っ
のそのそと起き上がり枕の横に置いてあったスマホを手に取る。目をこすりながら画面を確認すると見慣れた名前からの電話だった。
「………。」
一瞬迷った手を無理に動かして電話に出た。
もしもしって言おうとした「も」も時点で「今すぐ来て!」と用件だけ言われて切られた。
どんな電話だ、おい。まだ眠いんだけど。
「………着替えるか」
電話が来た時点でなんとなくわかってた。とりあえずテキトーに着替えて外に出た。
「おはよう、碧斗」
「おはよ、あさひの電話で起こされたんだけど」
「いつまで寝てるの!冬休みだからってダラダラしないの!」
「お母さんかよ」
あさひのぐるぐるに巻かれたマフラーがこれからのことを物語っている。なんとなく察しはついた、長い付き合いだから。
「遊びに行こう!」
てゆーか寒いな十二月の気温、テキトーに出て来ちゃったからマフラー忘れたしもっと防寒してくりゃよかった。
「…美容はもういいの?」
「もう十分やったから」
ふとあさひの手を見れば、少し長く伸びた爪がパステルピンクに彩られそこに白い小さな花が散りばめられていた。
会社はそーゆうの出来ないって言ってたけど、あの頃から爪を磨くのが好きだったなそーいえば。
「だから今日は碧斗と出かけようと思って…今日が村瀬あさひ、最後の日だから」
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「碧斗がいいんだよ」
しょうがないなぁっと笑って見せた。
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いつも俺を呼んでくれるところ、それに喜んでしまうほど単純だから。
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