ヴァンパイア♡ラブ

田口夏乃子

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第四十一話 「長崎へ修学旅行!ちゃんぽんに角煮まんに幽霊!?」

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こんにちは。春間真莉亜です。
今、どこにいるかというと・・・・・・。
九州地方にある、ちゃんぽんで有名な、長崎県ですっ。
で、なんで長崎県にいるかというと・・・・・・。
修学旅行で行ってるんです!しかも、2泊3日~♪
長崎といえば、ちゃんぽんに皿うどん。さらに、角煮まんに、カステラ~。
あ。お母さんから、こう言われたんだっけ。

「『おみやげに、カステラ買ってきてね。』」

「『え~?』」

「『あと、ちゃんぽん麺も買ってきてね。皿うどんの麺も。』」

お母さん、修学旅行は、遊びじゃないんだから。原爆とか、長崎の歴史を学ぶための旅行なんだから、子供みたいなこと、言わないでよ。
・・・・・・って。
あと、お父さんにも、言われたんだっけ。

「『真莉亜。おみやげに、角煮まん、買ってきて。』」

え~?お父さんもぉ?

「『そんなに言うんだったら、出張した時におねだりしていたおみやげ全部、買わないからね。』」

あぁ!分かりましたから、買いまーす!

「『よろしい。』」

・・・・・・って。
あと、琉理にも言われたんだっけ。

「『お姉ちゃん。おみやげに、がんばくんのストラップを買ってきて。』」

がんばくん?なにそれ。

「『知らないの?長崎のマスコットだよ。絶対に、買ってきてね!』」

はい、はい。
・・・・・・って。
はぁ。私って、なんでおみやげを求められるんだろ。
お父さんの気持ちがわかるなぁ。
だって、お父さん、出張先でおみやげ、買ってきてって、女軍団(私も入れて。)って、言われるんだ。
そのため、今年のお年玉のお金、全部もってきちゃいました。
はぁ。私って、なんで運が悪いんだろ。

「真莉亜ー、急げぇ!遅れっぞぉ!」

え~!?みんな、もうバスに乗ってるのぉ!?
ま、まってよ~!
私は、全力しっそうで、バスの方へ向かって走った。
バスの前で、ジュンブライトが立っていた。

「なにしていたんだよ!」

ごめんなさい。ボーとしていて・・・・・・。
ん?バスの中に、女の子が入っていくぞぉ。
髪は左が、鬼太郎みたいになっていて、オレンジ色で、背が私より大きくて、服装は、セーラー服で、お肌は白っぽい・・・・・・。
ぎょ、ぎょえ~!

「おい、なにかあったのか!?」

い、い、い、今、ゆ、ゆ、ゆ、ゆ、幽霊が、バ、バ、バ、バ、バスの中にぃぃぃぃ!
私が驚いた光景は、女の子の下半身が、透明になっていたんですぅ!

「アハハハハ。そんなもん、いるわけねぇだろ。」

幽霊族にもいるじゃん!ゆりこちゃんが!
そう。ゆりこちゃんは、幽霊族にいる、9歳の女の子で、前、人間界に来た時、幽霊が出たっていう、うわさが流れていて、私達5人(ルクトさん達をふくめて。)で、退治することになったの。
その幽霊の正体が、ゆりこちゃんだったわけ。
おばあちゃんを助けるために、人間界に来たって言ってたけど、病気が治る薬草が見つかって、元の世界に帰ったの。
ゆりこちゃん、今、どうしてるんだろ。

「バーカ。俺はそんなもん、ガキのころから信じねぇタイプなんだよ!」

じゃあ、ゆりこちゃんの存在は?

「とっくに忘れた。」

がくっ。

「そんな話してないで、早く乗れ!」

キャッ!
んもう!人の背中を押さないでよ!

「わりぃ、わりぃ。」

そう言いながら、ジュンブライトは席にすわった。
ジュンブライトがすわった後、私はジュンブライトの前の席にすわった。

「全員、すわったか?」

「はーい!」

おぉ!みんなの声が、非常に、はずんでる!

「よろしい。それでは、バスガイドさんと、運転手さんを紹介する。まず、バスガイドさんから。」

「は~い!」

おぉ!バスガイドさんっぽい声が聞こえるぞぉ。
と、思ったら、あれ?
ツインテールで、小さなぼうしをかぶっていて、アイドルみたいな服を着ていて、その服にプリキュアみたいなリボンをつけていて、フリフリのミニスカートを着ていて、リボン付きのブーツをはいていて、髪の色はピンク。
この人、本当に、バスガイドさんなの?

「びっくりした人もいるみたいなので、紹介しまーす♡私は、森井凛音、23歳でーす♡去年、長崎大学を卒業してぇ、今年、長崎バス会社のぉ、バスガイドさんになりましたぁ♡好きなことは、かわいいもの集めでぇ、嫌いなことは、運動でぇ、好きな食べ物は、もっちろん、ちゃんぽんにぃ、皿うどんにぃ、角煮まん♡あとぉ、嫌いな食べ物はぁ、ピーマンでぇ、好きな芸能人はましゃなのぉ♡」

「ましゃって、誰?」

ジュンブライトが、ひそひそ声でしゃべりかけた。
さぁ。きっと、お笑い芸人じゃないの?

「ましゃって、誰?」

「さぁ。」

「先生、ましゃって、誰ですか?」

「さぁ。先生は、AKBしか、知らないからなぁ。」

あれ?みんなも、知らないの?
ジュンブライトだけかと思ったぁ。

「え~?みんなぁ、知らないのぉ?福山雅治さんのことだよぉ♡」

「え~!?」

そっか!福山雅治さんは、長崎出身だったね!

「『そう♡よーく、知ってるねぇ♡』」

えへへへ。昨日、長崎のことをぜーんぶ、調べましたから。
って、いきなり森井さん、マイクを持ってるんですか。

「『長崎県諫早市出身なのぉ♡今日から3日間、よろしくねぇ♡』」

まだ自己紹介、進んでいたんですか。

「アクアみてぇだなぁ。」

ジュンブライトが、小さな声でつぶやいた。

「『それではさっそくぅ、出発、進行!』」

元気な凛音さんの声で、バスが動き始めた。

「『あ、紹介するの、すっかり忘れてたぁ。こちらはぁ、運転手になって20年になった、村野人志さんでーす!村野さんはぁ、長崎市出身でぇ、長崎県K高校出身でぇ、野球部のキャプテンだったのよぉ♡』」

へー、すごーい。

「『これでぇ、私と村野さんのぉ、自己紹介をぉ、終わりまーす♡』」

パチパチパチ。
長崎の人って、こんな風に、おもしろい人がいるんだぁ。

「ありがとうございました。では、いよいよみんなのおまちかね、出し物の時間だぁ!」

「イェーイ!」

アハハハハ。こういう時だけ、みんな、声がでかいんですね。

「まず、最初は、川辺だぁ!よろしく~。」

「どうもどうも~。」

笑里奈さんが、お笑い芸人みたいに、登場した。
それから、笑里奈さんが、せきばらいをした。

「みなさん、おはようさん。笑里奈こと、川辺笑里奈です。えー、長崎といえば、カステラに、ちゃんぽんに、皿うどんに、トルコライスなどありますけど、大阪は負けへんで!」

あれ?お笑いじゃ、ないの?

「大阪といえば、たこ焼きに、お好み焼きに、もんじゃ焼きに、そしてそして!」

ん?どうしたの?そんなに熱い顔をして。

「お笑いや!」

「おぉ!」

それで、それで!?

「お笑いをしまーす!」

パチパチパチ。
まってましたぁ!

「では、いきます。」

私達は、つばをごくんと飲んだ。
なんのお笑いをやるのかなぁ?
と、楽しみにしながら、まっていると・・・・・・。
ん?なにか、紙をもってるぞぉ。
一体、なにが始まろうとしているんだろ。

「迷作 4コマ絵本。」

『迷作 4コマ絵本』?

あ、それ、聞いたことある。
ほら、N〇Kで、夕方の、五時五十分ごろにある、人形と、男の人がやっている、幼児番組のコーナーだよ。
オープニングテーマが、『♪走っても歩いてもぉ地球のスピードはぁ同じですぅ』って。
笑里奈さん、そんな番組まで見てるんだぁ。

「むかーしむかし、あるところに、とても美しい娘、ベルがいました。」

すると、パッと、紙が変わった。

「ある日、ベルのお父さんがなかなか、帰ってこないので、お父さんを迎えに行きました。すると、大きな大きな城がありました。」

また、紙しばいの紙の絵が、シュッと変わった。

「お城の中に入ってみると、そこには大きな大きな野球場がありました。」

またまた、紙しばいの紙の絵が、シュッと変わった。

「そこに、お父さんと王子様が野球をしていました。その王子様は、ベルに一目ぼれして、結婚を申しこみました。ベルは、いいよっと、答えました。こうして、二人は仲良く、幸せに暮らしましたとさ。ジャジャーン!」

へ?どうしたの?
すると、紙しばいの紙が、シュッと変わった。
あれ?なんか、字が書いてあるぞ。

「美女と野球。」

がくっ。ギャグだったんですね。

「アハハハハ!」

みんな、大爆笑です。
さっすが笑里奈さん、お笑いの女王です。

「アハハハハ!川辺、相変わらず、おもしろいなぁ。」

「えへへへ。ありがとうございますぅ。」

笑顔で笑里奈さんは席に戻った。

「次は、月野と、京本と、水城。」

「はーい!」

三人で、なにするんだろ。

「今から、本当にあったこわーい話をしまーす!」

えぇ!?本当にあったこわーい話をするなんて、ありえませーん!
パチパチパチ。
みんな、はくしゅしてるし!

「では、いきますわ。」

三人は、表情を変えてから、話した。
日本が、戦争をやめた後の話です。
長崎に、不良の女の子がいました。
その子は、とっても不良で、高校2年生で、ときどき、夜逃げをしていたんですわ。
けれど、彼女の心は、とても優しくて、小さな弟達が、いましたの。
彼女は、両親を原爆で亡くしてから弟達に囲まれて、とっても幸せな暮らしを送っていましたわ。
ところが2か月後、彼女の弟たちが続々、栄養失調で亡くなりました。
女の子は、自分が働いたらよかった、弟達を救うことはできなかったと反省し、ナイフで自分のお腹を切って、自殺したんです。
ところが現在、女の子の幽霊が、長崎の街にやって来たんです!
それは、2年前のこと・・・・・・。
中学2年生の男の子が、勉強をしていたら・・・・・・。
突然、ドアが開いたんです!しかも勝手に!
男の子が、ドアを閉めたら・・・・・・。

「働けばよかった。働けばよかった・・・・・・。」

「うわぁぁぁぁぁ!」

キャー!こ、こ、こ、こ、こわいですぅ!

「真莉亜様、すっごくこわがっていますよ。」

だって、私はこう見えて、小さいころから、お化けが大の苦手ですから。

「先生はこわくなかったぞ。」

人、それぞれですよ、先生。

「俺もこわくなかったぞ。」

ジュンブライトも!人、それぞれだってばぁ!
もう、むっちゃくっちゃ、こわかったんだもん。
こわーい話なんか、もう聞きたくないです。

「ありがとう、月野、京本、水城。しばらく、トイレ休けいだ。トイレに行きたい人は、早めにな。後、出し物の続きは、休けいが終わってからな。」

「はーい。」





私は、恵と京花と冬花とトイレの中で会って、バスの中で比奈多さん達がこわーい話をしたことを、全部話した。

「えぇ!?それ、本当にあったの!?」

うん。七不思議君はそれを聞いて、むっちゃくちゃ、興奮していたよ。

「それ、うちのクラスも、話したよ。」

えぇ!?それ、本当!?

「うん。女子がもう、キャー!って、さけんだよ。後、泣いちゃった子もいたし。」

そりゃあ、こわいでしょ。

「うん!私だって、キャー!って、さけんじゃったよ。」

「私のクラスも、そんなの、話してたよ。」

えぇ!?京花のクラスも!?

「うん。もう、今夜はねむれないよぉ。」

そうだよね。
冬花は、私と同じクラスだったもんね。

「うん。比奈多、よくこんな話、パソコンで調べてきたねぇ。」

うんうん。

「はぁ、夜にトイレに行くの、こわくなってきたよぉ。」

私もぉ、そんな気分だよぉ。

「ところで、こわい話を聞いた後、キャー!って言って、潤くんにだきついたんじゃないでしょうね。」

私が潤にだきつく~?そんなこと、する訳ないっしょ。

「した可能性が10%。いや、100%、ある。」

恵が私の方に、顔を近づけた。
し、してないよぉ!私と潤は、席がとなりじゃなかったし。

「そうだよ。恵、からかったら、だめだよ。」

「はーい。」

恵がしょんぼりとした、その時。

「ギャァァァァァァ!」

いきなり、誰かが悲鳴をあげながら、トイレの中から飛び出してきた。
息をはぁはぁしながら、私達のところへと歩き出した。
私より背が高くて、すごい髪型をしているのは・・・・・・。

「詩音さんっ。」

どうしたんですか!そんなにあわてて。

「マリリン、めぐっち、きょうっち、ふゆっぺ、聞いてよぉ!」

聞きますから、落ち着いてください。

「私ね、見たんだよ・・・・・・。」

何をですか?

「ひなっちが話してた、幽霊!」

「えぇ~!?」

私達は声をそろえた。

「それって本当!?」

恵が聞くと、詩音さんは2回、うなずいた。

「あのね、私ね、トイレをしていたの。で、トイレの水を流して、かぎを開けようとしたら・・・・・・。」

開けようとしたら?
それから、詩音さんはごくんと、息を飲んだ。

「全然、かぎが開かなかったの!」

えぇ!?なんでですか!?

「わかんない。そうしたら、後ろに・・・・・・。」

後ろになにかいたんですか?

「うん!」

「なにがなにが?」

「・・・・・・幽霊が!」

「えぇ~!?」

また、私達は声をそろえた。

「どんな幽霊だったの!?」

「髪は左が〇太郎みたいになっていて、髪が長くって、オレンジ色で、背が私より大きくて、服装は、セーラー服で、お肌は白っぽい、高校生ぐらいの、女の子だったよ!」

髪は鬼太郎みたいで、背が高くて、服装は、セーラー服?
それ、どっかで見たような・・・・・・。

「で、なんて言ったの?」

「なんにも言ってなかった!うらめしや~も言わなかったよ!ただ、立ってただけ。」

な~んか、不思議。うらめしや~って言わない幽霊だなんて。

「私、七不思議くんにそのこと、言うからっ。」

詩音さんは、七不思議くんだけ、本名で呼ぶんだね。

「言ったほうがいいと思うよ。」

「うんうん。」

「ありがとう、みんな!じゃあ、また後でねっ。」

私達に手を振りながら、詩音さんは女子トイレに走って出た。





「みなさーん、平和記念像、すっごく大きいでしょ~?」

凛音さんの元気な声が、大空に響き渡る。
それよりこの像、でかいね。
この像をつくるのに、何万円ぐらい、かかったんだろ。

「潤様~♡一緒に、原爆資料館に行きましょ~♡」

「私は潤様と、平和記念像の前で、写真撮りたいですぅ♡」

「私は潤様と、カステラをご一緒に、食べたいですぅ♡」

比奈多さん達!班で行動するんですよ!自由行動は、明日!
ふぅ。班長って、大変です。
って、あれ?比奈多さん、司ちゃんは?

「知りませんわ。」

実は、司ちゃんも、私と一緒のグループなんですっ。
おっかしいなぁ、さっきまで一緒だったのに。

「・・・・・・見える。」

ん?その静かな声、どっかで聞いたことがあるような・・・・・・。

「・・・・・・見える。」

また声が聞こえた。
てか、さっきから、『見える。』しか、言ってないような・・・・・・。
後ろを振り向くと・・・・・・。
あぁ、司ちゃん!
私は、司ちゃんのところまで走った。
もう、班行動なんだから、みんなとはぐれたら、だめですよ・・・・・・。

「・・・・・・見える。」

さっきから、なにが見えるんですか?

「・・・・・・幽霊。」

えぇ!?幽霊!?どこにいるんですか!?

「あそこ。」

司ちゃんが、指をさした方は、飛行機がブーンと飛んでいる、青空。
司ちゃん、幽霊なんか見えないよ。

「私には見えるの。」

えぇ!?司ちゃん、霊感、あるの!?

「えぇ。」

で、なんで幽霊なんか探してるんですか?

「七不思議くんから頼まれたの。幽霊を探してくれ。もし、見つけたら、僕に教えてくれ。僕が退治するからって。」

七不思議くんは今、どこにいるの?

「向こうで、『本当にあったこわーい話』を、読んでるわ。」

班で行動をしないで一人で本を読むなんて、さすが、七不思議くんです。
実は、七不思議くんは、一人でいる方がいいというタイプなんです。
友達いた方が、いいと思うんだけどね。
・・・・・・あれ?比奈多さん達がいない。

「あそこにいるわ。」

司ちゃんが指をさした方を見ると、比奈多さん達が、七不思議くんとしゃべっているのが見えた。
なにを話しているんだろ。

「えぇ!?わたくし達が話していた幽霊の話、間違っていたんですって!?」

幽霊の話が間違ってた!?
それって一体、どういう意味なんだろ。

「うん。スマホで調べたら、少し間違ってたよ。」

「私達、ちゃんと調べましたよねー、比奈多さんっ。」

「えぇ。ちゃーんと、話通りにのっていましたわ。それのどこが間違っていたんですか!正直に話しなさいっ!」

比奈多さんの怒鳴り声が、私達のところまで響き渡った。

「はいはい。わかったから、ちゃーんと話、聞いててね。」

比奈多さん達が真面目な顔で、七不思議くんの顔をじっと見つめた。
・ ・ ・ ・・ ・・ ・・ ・ ・・ ・
「実はあの幽霊、自殺で死んだんじゃないんだ。」

「えぇ!?」

「それ、どういう意味なんですか!?」

私達は、七不思議くんのところまで走った。

「春間さん、山森さん。聞いてたんだ。」

〇太郎みたいな髪をゆらりとゆらしながら、七不思議くんが驚いた。
はい、聞いてました。その話の内容を、くわしく話してください。

「わかった。じゃあ、話の続きを始めるねっ。戦時中のころの話だったんだよ。女の子は不良だったけど、性格は優しかった。でも、両親を事故で亡くし、兄弟もその事故で亡くなって、女の子は一人暮らしを始めた。けれど、なかなか自分を受け入れてくれる人が見つからず、食料は生ゴミを食べていたんだ。その一年後、原爆が落ちたのを、知っているかい?」

はい。知ってます。

「その中で彼女はぎせい者になった。その後、戦争が終わっただろ?地元の人達は、女の子が亡くなったと聞いて、大泣きした。あの子は本当は優しい子だった。なぜ、自分達が優しい子とは気付かず、食べ物を分けてやらなかったんだろうと。地元の人達はその後、女の子の骨を、両親と兄弟達の墓に入れた。」

うゔ、その思いやりに、感動しました。

「そこ!なにやってる!班行動だぞ、班行動!楽しい話はホテルについてからやれっ。」

安田先生に、怒鳴られました。
こわいです。







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