遠くて近きルナプレール ~転生獣人と復讐ロードと~

ヘボラヤーナ・キョリンスキー

文字の大きさ
91 / 496
第二章 迷宮都市の救世主たち ~ドキ!? 転生者だらけの迷宮都市では、奴隷ハーレムも最強チート無双も何でもアリの大運動会!? ~

2-46.J.B.(27)It Was A Good Day feat.Raider.(イカした一日 feat.レイダー)

しおりを挟む

 
 

 【(左から)ティエジ、アティック、ゲラッジオ、コナルム】
 
 
「愚か者め!」
 独特の掠れた声と共に一閃するのは、鈍く輝く曲刀の輝き。
 アティックに曲刀の背で低く足元を打ち据えられて転んだ賊を、グレントが槍で横凪にぶん殴る。
 その横にはトムヨイの投石で動けなくなった奴が2人ほど。革の盾を持っていた荷運び人、痩せのっぽのゲラッジオと棍棒を持った小太りアフロのコナルムが2人掛かりで賊の一人を引き倒し、カリーナのアヤカシが攪乱と目潰しで飛び回ってる。
 
 既に手を挙げて降参したのが3人。逃走したのが7、8人……いや、10人は居たか?
 元々俺達の倍以上居た襲撃者集団だが、俺が“シジュメルの翼”を使うまでもなく簡単に瓦解した。
 
「くっそー! ざけんなよコイツら、ブッ殺してやる!」
 怒りのままにわめき散らすグレントを背に、捕縛した賊達を縛りながら、
「フンフン、それはダメだな。
 コイツらは痩せっぽちで、食うところが少ない。腹の足しにもならん。それにきっと不味い」
 と、アティック。
 ヒイッ、とおののく賊どもだが、いや、食わねーっつーの。
 
「それにな、見ろ、ちび助」
 指し示すのは賊達に着けられた金属と板で作られた首枷。
「コイツらは王国駐屯軍の脱走囚人だな。
 届ければ幾ばくかの報奨金が貰えるかもしれーぬ。
 7人居るから、仮に一人頭金貨10枚として、70枚くらいにはなーるかーもしれーん、ぞ」
 首枷には丁度紐を通せるような輪っかがついている。
 おそらくそれらの元々の目的通りに、7人をロープで繋いでとりあえずは並んで座らせておく。
 さーてしかし、どうしたもんか。
 
 グレントが怒っているのは単純に襲われたことにだけじゃあない。
 殺されたのだ。
 掛け替えのない命が、襲撃によって喪われたのだ。
 王の守護者ガーディアンズ・オブ・キングスから借りてきた、荷車用の荷牛のうち一頭が。
 
 ◇ ◆ ◇
 
 トムヨイ達狩人が使っていた狩猟小屋の近く。中天高くに登った太陽の日差しを浴びながら、昼飯休息の為に立ち寄ろうとしたときだ。
 その狩猟小屋の裏手から現れた賊達に、左右に別れた挟撃の形で襲われた。
 とは言え不意をうたれたのかというとそうじゃねえ。
 アティックの鼻が見知らぬモノ達の匂いを嗅ぎ分けていたし、カリーナのアヤカシが狩猟小屋周辺に隠れ潜む賊達を確認していた。
 こいつらは慎重に隠れて不意をうったつもりだが、こちらには全てバレていた。むしろ、誘い出されたと言って良い。
 そりゃあ容易く撃退されるわけだ。
 
 しかし誤算もある。運悪く奴らの投げた石が荷牛に当たり、驚いた牛が暴走。
 賊の一人を跳ね飛ばし(死後安らかならんことを)、岩場から落ちる。そしてさらに運の悪いことに、落ち方が悪くそのまま首の骨を折り絶命した。
 幸いにもというか、荷車自体は壊れなかったものの、一人の脱走囚人と一頭の牛の命が天に召されてしまったというワケだ。
 
 問題はこの荷牛は借り物であり、死んだり逃げたりして返せなくなった場合には弁償金を支払う必要があるということ。
 そしてそれが金貨200枚という結構な大金だと言う事だ。
「たった70枚程度じゃ、弁償金に全然足りねえだろ! 糞!!」
 ま、グレントが怒るのも無理はない。
 
「んー。そうだねえ~……。
 死んじゃった以上は、この牛も解体して売るしか無いよね~。
 牛肉は大角羊より貴重だから、正肉一頭丸々売れれば、巧くすれば三分の一くらいはそれで賄えるかなあ」
「フンフン、ま、後は何時もより多めに獲物を狩るしかあるまいのう。
 わーしも、こんな穴掘りネズミばかり狩ってる場合ではなーいではなーいか」
 
 そう言って、既に荷台に載せてある、道中狩っていた数匹の穴掘りネズミを指し示す。
 穴掘りネズミは城壁内や地下街に大量に棲息している大ネズミとは全く外見も種類も異なる、薄茶色から桃色の肌をした毛の無いネズミで、体長は小型犬から中型犬ほどの大きさ。上下から突き出した出っ歯面も間抜けで、丸くてぬぼーっとした笑える顔をしている。
 砂漠や荒野に穴を掘って暮らしているが、味の方は大ネズミよりはマシ。
 獲物としてのランクは低いが、数が多く大角羊と異なり戦闘になってもたいした脅威じゃない。
 城壁外へ行けるくらいの狩人にとっては絶好の獲物で、クトリア旧商業地区の“貧民の友”たる大ネズミ肉の串焼きよりワンランク上の食い物だ。
 特にトムヨイ達が巧く加工して串焼きにするとさらに旨くなり、コナルムの屋台では結構な売れ行きになる。
 
 今回は今のところまだ大角羊の群れを見つけられていない。大物専門のトムヨイはまだ出番なしで、小物狙いのアティックの働きばかり見ている。
 そのアティックの狩り方も独特で、使うのは曲刀と奇妙な形の投げナイフ。
 気配を殺し獲物に気付かれず忍び寄ると、回転する投げナイフか手にした曲刀で仕留める。
 狩人と言うか、むしろ暗殺者かニンジャのようですらある。
 あの下っ腹ぽっちゃりの体型で、とんでもなく俊敏だし、物凄く静かに歩く。靴も履いてないしな。地面、熱くないのかね。足の裏に肉球と毛があるからか。
 
 
 今後のことも話し合いつつ、俺達は食事休憩にした。
 狩猟小屋でトムヨイとグレントは、ゲラッジオ、コナルム等と共に死んだ荷牛等の解体処理を始め、その間にアティックは昼飯用に一匹の穴掘りネズミを調理し始める。
 内臓を全て抜き取り、水にさらして丁寧に洗う。
 本体の方も丁寧に洗ってから、塩を練り込んでハーブや豆、穀物を内臓を抜いた腹の中に詰める。
 それから小瓶に入れていた蜂蜜ベースのタレを塗って、串に刺して石組み竈で火にかけると、くるくると回しながらじっくりと炙り出した。
 
 炙り焼きを途中でゲラッジオと交代し、下処理をさせておいた小間切れにした内臓を、少量の雑穀や豆、調味料とともに小鍋で火にかける。
 ついでに、と、狩猟小屋に隠してしまってあった平らな石を鉄板変わりに強く熱して、サボテンの葉や残りの内臓肉とともにタレに絡めて炒めてる。
 サボテンは外側の緑の部分を全てはがし、内側の半透明のぶよぶよした部分だけだ。
 一部のサボテンの葉っぱがそうして食えること自体は知ってるが、正直そんなに美味いもんじゃない。
 まあ独特の食感とわずかな苦みに青臭さ。そんな食材だ。
 
 アティックは所々の作業をゲラッジオやカリーナ等と交代、協力しつつ、かなり手際良く調理を進める。
 聞いた話だと、猫獣人バルーティの多くは料理などほとんどしない。
 アティックは顔立ちは完全に猫のそれに近いが、手先は人間寄りで細かい作業にも向いている。
 獣人の中でも猫獣人バルーティは個体による差がかなり大きい種族で、手足含めてほぼ大型の猫に近い奴もいれば、顔立ちまでより人間に近い者も居るらしい。
 より猫に近いタイプの猫獣人バルーティなんかじゃあ、生肉をそのまま食うような者も少なくないんだとか。
 アティックのこの手際の良さはかなり料理慣れをしている感じだ。
 フンフンと鼻をひくつかせつつ満足げに笑う様は、意外でもあるが板にも付いている。
 
 グゥ、と腹の鳴る音がする。
 俺、ではない。いや、俺もかなり空腹感を刺激されてきたが、その主は首枷を紐で繋がれ両手両足も拘束されている、先ほど撃退された脱走囚人達。
 その顔は餓えと乾きに突き動かされた表情で、なんつーかまあ見てられない。
 とは言え、襲撃してきた賊に飯をやるってのも変な話だ。こいつらがどんな罪状で捕まり、どんな経緯で脱走囚人と化したのかは知らないが、いずれ後は王国駐屯軍へと引き渡すのみ。
 7人もの囚人を連れての移動は結構な負担にはなるだろうけどもな。
 
「た、頼む!」
 そうこうしてアティックの調理が進む中、急に一人の囚人が声を上げる。
「す、少しでいい……! 少しで良いから、食い物をわけてくれ!」
 ひとりがそう渇いたのどで血を吐くかのように叫ぶと、釣られて他の数人も口々に、食べ物を、水を、と懇願を始める。
 
「ああ? てめーら何調子こいてやがんだコラ?」
 その騒ぐ囚人達を睨み返し威圧するのは、荷運び人の痩せのっぽの方、ゲラッジオ。
「いいか、てめーらのせいで死んだ荷牛はな、金貨200枚もすんだよ、200枚もよ、ええ?
 つまりてめーらは俺達から金貨200枚を奪ったに等しい罪を働いてンだよコノヤロウ……」
 顔を近付けてあからさまに威圧を強める。
 
 言ってることはその通り。
 荷牛分の弁償金は最終的には俺達とトムヨイ達とで折半になるだろうが、結構な手痛い出費だ。
 
「そのてめーらに、飯を? 水を?
 舐めてンじゃねーぞ、ゴルァ!!??
 殺されねーだけ有り難く思えやボケェ!」
 
 ゲラッジオの威圧に意気消沈し、大人しくなる囚人達。
 しかしゲラッジオ、あんまり良く知らん奴だったが……こいつ、立場の弱い相手にはかなり強気になるタイプだな?
 ぶっちゃけさっきの戦闘の時の立ち回りは、結構及び腰だったぞ。
 ま、俺もほとんど何もしてなかったけどな。
 
 
 が、そこへ小鍋と水入りのカップを手にしてひょこひょことやってくるのは、誰あろう調理人のアティック。手にした小鍋には何やらスープのようなもの。炙り焼きに炒めものとはまた別に作った、内臓肉と豆と雑穀を煮込んだ……リゾットみたいな料理のようだ。
 
「フンフン、飯と水。それを貰ったら、ぬしらは此方に何を返すのかな?」
 ゴクリ、と生唾を飲み込む音。おそらく口の中も乾いてかさかさだろうにな。
 
「ただではやらんよ。取引だ。此方が出すのは、このわしの作ったものっ……………すごォ~~~~~~~~~~~~~く美味しい飯と、飲み水。
 それに対してぬしらは何を返してくれるのかな?」
 
 脱走囚人達は俺達を見、お互いの顔を見合わせる。
 確かに、いきなり取引などと言われても困惑するだろう。何せ彼等は何も持たない脱走囚人。
 首枷にぼろ布と大差のないチェニックのみで、棒切れや石や何やらで武装してたくらいだ。
 山賊というより、正直難民流民と言う方が近い有り様だ。
 
 しばらくの間、風の音と、向こうでトムヨイ達が解体処理をする音に、小鍋からの美味そうな臭いだけが辺りを包む。
 
「……じ、情報だ」
 漸く、脱走囚人達の一人が口を開き、そう言った。
「あんた等にとって、何が重要かは分からねえ……。だから、知ってることなら何でも話す……。
 だから、頼む……! その食い物と、水をくれ……!」
 
 アティックはそれを受け入れ、取引は成立。囚人達へまず順番に一人ずつカップの水を飲ませ、それからまた順番に小鍋のリゾットを匙で食わせていく。
 小太りのコナルムがその役を担当したため、独りだけ飯を食うのが後回しになり落ち込んでいた。
 囚人達から聞いた話は興味深いものもあればそうでないものもあり、さらに時間をかけてじっくりと聞いてみたいものもあった。
 
 連中の大半は、王国領内から労役のためにつれてこられた囚人らしい。
 首枷につけられた色と模様で犯罪の重さと内容、課せられた量刑等が分かる。
 赤が殺人を含む凶悪犯罪。黄色が窃盗、密売など。青は詐欺、違法取引、叉は契約の不履行等の経済犯。緑は宗教絡みの犯罪で、紫は性犯罪。
 黒は魔術を扱う者の印。そいつの首枷には魔法封じの付与がされている。
 数字は件数と量刑で、多いほど犯罪を重ねていると言って良い。
 
 今ここにいる連中は、殆どが軽犯罪や経済犯。幸い、というか、重い凶悪犯罪者と性犯罪者はほぼ居ない。
 ただ一人だけ、終始無口でじっとしていた、襲撃の際も最初から降参していた大男が、黒と赤。つまり魔術絡みの凶悪殺人犯だったが、殆ど口も聞かずどんな罪状かも分からない。
 切り落とした岩のような厳つい顔に、飢えと渇きと放浪で衰えてもなお太い筋肉からも、ただ者ではない事は察せられる。
 
 最もよく情報をしゃべったのは、最初に飯を食わせて欲しいと言った優男で、こいつは軽微な経済犯。
 罪状で言えば契約不履行。要するに借金の踏み倒しだ。
 
「いや、俺ァね、襲撃なんざ止めろ、そんな事しても意味ねえぞ、って、そう言ってたんだよ。
 けどあいつらがよ。数で勝ってンだから、脅しゃあなんとかなるってよ。
 その癖すぐさま逃げやがって」
 
「俺たちだって逃亡したくてしたんじゃねーんだよ。
 元々、俺たちは王国駐屯軍の為の建設作業に連れてこられたんだ」
 
「転送門があるマクオラン遺跡と、魔力溜まりマナプールのあるアルベウス遺跡を繋ぐ道路建築に駆り出されてよ。
 で、二月……一月半くれェ前かな。作業中に魔人ディモニウムの集団が襲ってきたんだよな。
 奴ら、王国兵を殆ど殺して俺達囚人を連れてったんだよ」
 
「そンときに、魔人ディモニウム達に着いてった奴らと、そうしないで逃げた奴らにまず別れてよ。
 連中、東の方にある遺跡か何かに拠点作ってて、どっかを攻めるための戦力を集めてるとか言ってたんだけどよ、俺達ゃそんなの真っ平だってんでコッソリ逃げたワケよ。あんなおっかねェ連中と一緒になんか居られねぇしな」
 
「で、そン中でもさらに幾らかに別れてよ。
 一部は別の洞窟に隠れたりして、俺達はそいつらとは反りが合わなくて今度は南に移動して、よ。
 そこにも古い神殿だか遺跡だかの跡みてえのがあって、けど暫く隠れてたら火焔蟻に襲われて半分くれえ死んじまって、そっからまた逃げてこっちの方に来たんだよ」
 
 首枷つけられたまま、たいした装備もなくこの荒野で一月、二月近く生き延びたってのは、ある意味かなりのサバイバル能力だ。
 クトリア周辺、荒野の植生に詳しい奴が居て、サボテンから飲み水を確保したり、トカゲや芋虫、運が良いときは穴掘りネズミの群れを狩れたりもしてたとかで、飢え死に一歩手前でギリギリ生き延びていたらしい。
 
 この狩猟小屋を見つけてからは数日ほどここを拠点にしていた。
 隠し倉庫の鍵を開けて、備蓄の保存食やちょっとした道具を確保して、少しばかり楽になってきた頃に油断をした。
 この狩猟小屋へと向かってやってくる数人相手に、「上手くやれば勝てるんじゃねえ?」と、思い上がってしまったワケだ。
 相手がクトリアで最も腕の立つ狩人チームとは思いもせずに、だ。
 
 しかしこうやって経緯を聞くと、脱走したというより襲撃され逃げ続けて今に至る、という展開だな。
 まあそりゃあ事情も事情ではあるが、とは言え進んで出頭することも出来たはず。
 そうはせずにあっちこっちと逃げ回っては右往左往、挙げ句の果てに山賊紛いにまでなったのだから、そこはちょっと同情も出来ねえ。
 しかし、魔人ディモニウムに二カ所の隠された遺跡と、詳細を聞きたくなる話も端々にある。
 これは俺からすると結構な情報源かもしれねえな。
 
 話を聞きつつのんびりとした昼食だったが、小皿に取り分けられたアティックの料理はかなり美味かった。
 皮がパリパリになってて食感が楽しく、タレの味も甘辛で香りも良く食欲をそそる。
 中に詰めていた雑穀と豆も程良い塩味と肉の旨味を吸っていて、スパイスと香草類でさわやかな後味。
 内蔵肉の炒めの方もまさかと思うくらい旨い。独特の歯ごたえに新鮮な脂。臭みも感じないしタレが内蔵にもサボテンにもよく絡んでいる。
 
 正直、牛追い酒場で食う飯に引けを取らない。材料が穴掘りネズミなことを踏まえれば、かなりの調理技術だろう。
 アダンかアデリアが居たらそうとう騒がしい事になってただろうな。
 
 しかし本人はまだまだ不満足らしく、
「フンフン、やはり香草が足りぬかのう。もう少し臭みを消したいものだ。それとも何か別の素材があれば叉変わるかもしれーん……」
 と、ぶつくさ言っている。
 
「アティックは完璧主義だからねェ」
「あいつの料理、超うめーんだけど、準備とコレに時間がかかんだよな。
 一人反省会が長引くと、夕暮れに間に合わねーぞ」
 そう、やや呆れ気味に言うカリーナとグレント。
 出発前のグレントの危惧はこういうことだったのか……。
 

 結局、囚人達の話を聞きつつ、美味い飯を食いつつのんびりとして二、三時間。
 解体処理の終わった獲物と荷牛を荷台に載せ、狩猟小屋に備え付けの道具類を隠してしまいこみ出発の準備。
 しかし、一台はまだ荷牛が生きているから良いが、もう一台の荷車はどうするか、と考えてると再びアティック。
 
「ところでわしらは、これから向かうところがある。
 よって、王国軍にぬしらを引き渡すのは暫く後になーるのだな。
 それまでおぬしらはわしらの捕虜。
 で、さて夕飯のことだがのー……」
 
 夕飯をもらう約束と引き替えにして、7人の囚人達は首枷を繋がれたまま荷車を牽いて移動することになる。
 ……うん、ちょっとばかし怪我の酷い奴には、シャーイダールの魔法薬を少し使ってやることにしよう。
 
しおりを挟む
感想 1

あなたにおすすめの小説

貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。

黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。 この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。

最低のEランクと追放されたけど、実はEXランクの無限増殖で最強でした。

MP
ファンタジー
高校2年の夏。 高木華音【男】は夏休みに入る前日のホームルーム中にクラスメイトと共に異世界にある帝国【ゼロムス】に魔王討伐の為に集団転移させれた。 地球人が異世界転移すると必ずDランクからAランクの固有スキルという世界に1人しか持てないレアスキルを授かるのだが、華音だけはEランク・【ムゲン】という存在しない最低ランクの固有スキルを授かったと、帝国により死の森へ捨てられる。 しかし、華音の授かった固有スキルはEXランクの無限増殖という最強のスキルだったが、本人は弱いと思い込み、死の森を生き抜く為に無双する。

異世界でぼっち生活をしてたら幼女×2を拾ったので養うことにした【改稿版】

きたーの(旧名:せんせい)
ファンタジー
【毎週火木土更新】 自身のクラスが勇者召喚として呼ばれたのに乗り遅れてお亡くなりになってしまった主人公。 その瞬間を偶然にも神が見ていたことでほぼ不老不死に近い能力を貰い異世界へ! 約2万年の時を、ぼっちで過ごしていたある日、いつも通り森を闊歩していると2人の子供(幼女)に遭遇し、そこから主人公の物語が始まって行く……。 ――― 当作品は過去作品の改稿版です。情景描写等を厚くしております。 なお、投稿規約に基づき既存作品に関しては非公開としておりますためご理解のほどよろしくお願いいたします。

『三度目の滅びを阻止せよ ―サラリーマン係長の異世界再建記―』

KAORUwithAI
ファンタジー
45歳、胃薬が手放せない大手総合商社営業部係長・佐藤悠真。 ある日、横断歩道で子供を助け、トラックに轢かれて死んでしまう。 目を覚ますと、目の前に現れたのは“おじさんっぽい神”。 「この世界を何とかしてほしい」と頼まれるが、悠真は「ただのサラリーマンに何ができる」と拒否。 しかし神は、「ならこの世界は三度目の滅びで終わりだな」と冷徹に突き放す。 結局、悠真は渋々承諾。 与えられたのは“現実知識”と“ワールドサーチ”――地球の知識すら検索できる探索魔法。 さらに肉体は20歳に若返り、滅びかけの異世界に送り込まれた。 衛生観念もなく、食糧も乏しく、二度の滅びで人々は絶望の淵にある。 だが、係長として培った経験と知識を武器に、悠真は人々をまとめ、再び世界を立て直そうと奮闘する。 ――これは、“三度目の滅び”を阻止するために挑む、ひとりの中年係長の異世界再建記である。

転移先で日本語を読めるというだけで最強の男に囚われました

桜あずみ
恋愛
異世界に転移して2年。 言葉も話せなかったこの国で、必死に努力して、やっとこの世界に馴染んできた。 しかし、ただ一つ、抜けなかった癖がある。 ──ふとした瞬間に、日本語でメモを取ってしまうこと。 その一行が、彼の目に留まった。 「この文字を書いたのは、あなたですか?」 美しく、完璧で、どこか現実離れした男。 日本語という未知の文字に強い関心を示した彼は、やがて、少しずつ距離を詰めてくる。 最初はただの好奇心だと思っていた。 けれど、気づけば私は彼の手の中にいた。 彼の正体も、本当の目的も知らないまま。すべてを知ったときには、もう逃げられなかった。

借金まみれで高級娼館で働くことになった子爵令嬢、密かに好きだった幼馴染に買われる

しおの
恋愛
乙女ゲームの世界に転生した主人公。しかしゲームにはほぼ登場しないモブだった。 いつの間にか父がこさえた借金を返すため、高級娼館で働くことに…… しかしそこに現れたのは幼馴染で……?

バーンズ伯爵家の内政改革 ~10歳で目覚めた長男、前世知識で領地を最適化します

namisan
ファンタジー
バーンズ伯爵家の長男マイルズは、完璧な容姿と神童と噂される知性を持っていた。だが彼には、誰にも言えない秘密があった。――前世が日本の「医師」だったという記憶だ。 マイルズが10歳となった「洗礼式」の日。 その儀式の最中、領地で謎の疫病が発生したとの凶報が届く。 「呪いだ」「悪霊の仕業だ」と混乱する大人たち。 しかしマイルズだけは、元医師の知識から即座に「病」の正体と、放置すれば領地を崩壊させる「災害」であることを看破していた。 「父上、お待ちください。それは呪いではありませぬ。……対処法がわかります」 公衆衛生の確立を皮切りに、マイルズは領地に潜む様々な「病巣」――非効率な農業、停滞する経済、旧態依然としたインフラ――に気づいていく。 前世の知識を総動員し、10歳の少年が領地を豊かに変えていく。 これは、一人の転生貴族が挑む、本格・異世界領地改革(内政)ファンタジー。

天才女薬学者 聖徳晴子の異世界転生

西洋司
ファンタジー
妙齢の薬学者 聖徳晴子(せいとく・はるこ)は、絶世の美貌の持ち主だ。 彼女は思考の並列化作業を得意とする、いわゆる天才。 精力的にフィールドワークをこなし、ついにエリクサーの開発間際というところで、放火で殺されてしまった。 晴子は、権力者達から、その地位を脅かす存在、「敵」と見做されてしまったのだ。 死後、晴子は天界で女神様からこう提案された。 「あなたは生前7人分の活躍をしましたので、異世界行きのチケットが7枚もあるんですよ。もしよろしければ、一度に使い切ってみては如何ですか?」 晴子はその提案を受け容れ、異世界へと旅立った。

処理中です...