遠くて近きルナプレール ~転生獣人と復讐ロードと~

ヘボラヤーナ・キョリンスキー

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第三章 クラス丸ごと異世界転生!? 追放された野獣が進む、復讐の道は怒りのデスロード!

3-37.クトリア議会議長、レイフィアス・ケラー 「お、お姉様~!?」

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「良いニュースと良いニュース。どちらから聞きます?」
「どっちも良いニュースならどっちからでも良いよ」
 
 デュアンの報告を受けつつ、僕は呼び出していた大蜘蛛アラリンさんによる蜘蛛糸シェルターの中で精神統一の準備。
 大蜘蛛アラリンさんも、水の精霊獣のケルッピさんも、ダンジョンバトルを終えてからも引き続き僕の使い魔としての契約を更新してくれた。なので僕は今、ジャンヌへと契約権を委譲するかたちになった炎の幻魔ウィスプを除く三体の使い魔を持つという、なかなかの召喚術士となっている。
 ただし複数の召喚獣や従属魔獣を軍団化して使役する、というのは、あくまでダンジョンバトル領域内で“生ける石イアン”の力と魔力溜まりマナプールの魔力あっての行為なので、今は基本的には一体ずつしか召喚、使役は出来ない。
 無理をすれば同時に複数召喚するのも可能ではあるけど、けっこう危うい。コントロールを失い暴走されたりしたら、えらいことになるしね。……特に大蜘蛛アラリン。
 
 んで、午後を少し回ったこの時間に、僕たちはマヌサアルバ会の“白亜殿”で借りられる中の、やや小さめで他の区画から離れた静かな個室を借りて居る。
 アリバイ作りに軽食メニューと飲み物をルームサービスで頼み、「暫く瞑想をする」との口実で従業員達を近付けないように依頼。
 そして魔晶石を利用した簡易結界を作り、さらにはその中心に座った僕を、蜘蛛糸シェルターで守り固める。
 扉の前ではエヴリンドが立ち、このシェルターが完成したら大蜘蛛アラリンには一旦戻ってもらい、熊猫インプを召喚。
 そして【憑依】で熊猫インプの身体に乗り移り、【姿隠し】等々を使ってからの隠密行動の開始……と。
 これがイベンダー等と考えた計画。
 
 そのイベンダー達には別口でマヌサアルバ会の特別室を借りてもらい、豪華なサービスを受けることで気を逸らす役割と、万が一のことが起きた場合のバックアップを頼んである。
 まあ一緒に部屋を借りている他のメンバーはこの計画については何も知らない。普通にリラクゼーションを楽しんで貰っているだけなので、万が一のときのバックアップはイベンダーとJBの二人だけだけどもね。
 
 で、
「まず、イベンダー達が来ました。いや、なかなか良いですよ。さすが探索者だけあって皆さん上等な魔法の装身具付けてますし、彼らが居るだけでも目眩まし効果かなり高いですね」
 との一つ目の「良い話」。
 まあこれは要は計画通り想定通り、ということ。
 
「もう一つは?」
 問題はこちら。恐らくは想定外の事だろうから、それがどういう効果をもたらすのか……。
 
「本日、王国の外交特使団が訪問予定だそうです」
 
 と、これは……ラッキーかな?
 王国外交特使団となれば、まず粗略には扱えない超VIP客だ。大金を落として特別室を借り切る太客のみならず、政治的にもデカい別口のVIPの訪問となれば、アルバを含めた上位の正会員はそちらに掛かり切りになるだろう。
 となれば、普段なら確実に「注意し、気を使わねばならない上客」扱いの僕への注意関心は低くなる。
 まして小さな個室で瞑想してるだけ、となれば、「取りあえず後回し」になるよね。
 
 それに、万が一のことがあっても、マヌサアルバ会側が強硬手段に出る可能性も減る。短絡的な強硬手段にさえ出られなければ、じっくり交渉してなんとかし易くなる。───まあその役割はイベンダー氏にお任せ、なんだけどもね。
 
 何にせよ僕らの第一の目的は、クトリア畜産業界の大物であるエクトル・グンダー氏の息子、テオを探し出すこと。
 そして古くからある「マヌサアルバ会の食人儀式のウワサの真相」を確かめること。
 マヌサアルバ会と揉めるというのは極力避けたいことなのだ。
 
「うーん……ナルホド。
 それじゃ、デュアンは引き続き情報収集よろしく」
 個室を出てまたいかにも陽気な変わり者ダークエルフ然としてふらふらとするデュアン。イベンダーは僕のことを「イメージとのギャップが好印象を与えてる」なんてな事を言ってたけど、むしろデュアンの方がそうじゃないかな。
 元々ケルアディード郷の若手の中でもかなり図抜けて愛想の良いヤツで、その辺をマノン叔母にも見込まれて外交官見習いとなったのだけど、闇の森での外交官の仕事なんて正直ほとんど郷と郷の儀礼的なやり取りばかり。
 そういう意味では表向き「レイフの手伝いで仕方なく残留してます」という態度では居るけど、多分僕以上にクトリアでの生活を楽しんで居るように思う。
 
 それに対して、今も個室の扉の前で番をしているエヴリンドは、まあ普通に「つまらん。面倒くさい。こんな事をする意味が分からん」と思っていると思う。まあその……申し訳ナイト! とは僕も一応思います。
 
 ま、さておいてまずは大蜘蛛アラリンさんには普段の根城にしている“風の迷宮”の巣穴へとお戻り願う。
 最初は“土の迷宮”にしておこうかと思ってたんだけど、あそこドリュアスさん居るし、外との出入り口がつながった事もあって最近はクトリアの狩人も出入りしてるとのことで、まかり間違ってアラリンさんが狩人達を糸巻きマキマキの挙げ句貪り食らうようなことになったら困るので、外部から人間達の来れない“風の迷宮”の方にお住まい願うことにした。
 
 んで、呪文を唱えて熊猫インプを召喚。くるりと華麗に回転しつつのポーズを決めて、さてアラリンの蜘蛛シェルター内にて【憑依】の術を使う。
 ふわりとした感覚とともに意識が自分の身体から抜け出て、そのまま熊猫インプへと重なる。
 さて、ここからはコッソリこそこそ、クマーのスパイ大作戦の時間。
 
 【無音の歩み】に【姿隠し】と、僕自身ではそうそう簡単には使えない隠密系の幻惑魔法を重ね、さらには魔力を抑えて気配を隠す。
 魔力を察知されないように落とすというのは、これも魔力循環トレーニングにより得られるもの。言わば「呼吸音が聞こえないような静かな呼吸法」みたいな感じかな。
 
 分かるようにエヴリンドに合図をしてから、さて、どこから行こうかと思案。ここに来たの自体まだ二回目だしねえ。ちゃんとマークでも付けてないと迷いそうだ。
 
 ■ □ ■
 
 何にせよ調べるべきは一般客の入れない区画。デュアンの下調べによると地下に倉庫と厨房があるとのことで、まずはそこから……と言うところか。
 今居る個室、特別室の集まった区画は一階。浴場、マッサージ室にレストランエリアも同じく一階。
 二階にはギャンブルルームとカフェバーがあり、三階には泊まりもできる客室。
 で、確か地下階への入り口は三カ所だったかな?
 浴場エリアからの地下への入り口は、ボイラー室と近い場所。レストランエリアには当然厨房が近い。もう一つは客の居る区画から離れた裏口の近くにある搬入口。
 僕の熊猫インプで潜入するなら、この搬入口が多分ベスト。
 
 そう考えて抜き足差し足でちょこちょこと裏口へと向かうと、その前方を歩く別の影。
 隠れつつも誰かと様子を見ると、上院議員になったモディーナさん。
 白いトーガに身を包んだ、スラリと長身で痩せたその姿は、遠目にも存在感がある。
 
 気付かれないようその後ろに続く。彼女がもし地下に行くのなら、そこに紛れて入れば戸を開ける手間が省ける。
 予想通りにモディーナは地下への搬入口へと行き、魔法鍵でその扉を開けて地下へと向かう。そこにこっそり紛れて降りる熊猫インプ。
 
 地下階はかなり薄暗く、比較的幅の広い石畳の廊下には所々申し訳程度の灯りが設えてある。とは言え、普通なら足元も覚束ないかと思える光量。でも熊猫インプは【暗視】が使えるので問題無しだ。
 モディーナは目的の場所があるらしく、きびきびとした足取りで歩を進める。
 僕はと言えば……ちょっと思案。
 通常なら、こちらから順繰りに調べて確認するのがまあ手順だろう。
 けれどもあのモディーナの後ろ姿に、何か妙に引っかかるものもある。
 
 ここでの彼女の担当は美食ではなく美容及び魔力循環マッサージの方だ。
 地下の倉庫にもそれらに関係する道具類の備蓄はあるだろうけど、そういう小物の補充は彼女よりは下っ端の、まあつまり準会員と呼ばれる従者の仕事。つまり、仕事中に彼女があんなに早足で急いで地下階へと来るのは、「よほどのこと」だろう。
 たまたま、偶然、気が向いたから……と、そんな程度の理由かもしれないが、そうじゃないかもしれない。
 少し考えてから僕は熊猫インプに憑依したまま、距離を保ちつつ後を追った。
 
 いくつかの角を曲がり、着いた廊下の壁に、またもや魔法鍵を使うと、どうやら隠し扉らしきものがぐるりと横回転してその中へと消える。
 おおっと、まずい。置いていかれる、と小走りになって追い掛けてはギリギリ滑り込む。
 樽や木箱、さらにはドワーフ合金の壺等々の置かれた薄暗い室内は、どうやら食料倉庫。
 なんだか思ってたのと違い、おかしな事は無さそうだなあ……と思っていると、モディーナは奥の壁の別の扉の前で見張り番をしてたらしき小柄な少年へと詰問。
 その扉の奥の何かについて聞いていたようだが、よく聞こえない。となればここは【遠耳】の術で盗み聞きをするしかないなあ、と思いつつ、うーん……何やら自分がとても卑しいことをしているような気がしてきたな。
 どうしよう。いやまあ一応人の命が掛かった話だからやはりやるべきなんだろうけど、何の関係もない話してたらごめんなさい、と思いつつ声を拾うと……。
 
「───アルバが止めねば……あのダークエルフとこうしていたものを……」
 
 ……へ? ドユコト?
 
「……うぅ……モ、モディーナ……」
 
 小部屋の奥からはそう別の男性の声がする。
 
「起きたの、テオ?」
「あ、ああ、愛しのモディーナ……麗しのモディーナ……」
 
 テオ……つまり彼こそが探していたエクトル氏の息子だ。そしてこの会話は、密会する恋人同士のようなものだが───いや。
 モディーナには【魅了の目】がある。視線を合わせることで相手の気を惹く、好意を得て魅了する魔眼。魔術として呪文を唱えずにその力が使える人物が、テオとこんな隠し部屋で密会しているというのは、ただの「恋人同士の密会」ではないだろう。
 
 そしてそれ以上にその前の呟き。
 つまりは、「あのダークエルフとこうしていた」と言う言葉。
 あの? 
 三択問題だ。僕、エヴリンド、デュアン。ただし僕らには彼女の【魅了の目】の効果はあまり強く効かないし、それを使われていることもバレる(……特に僕以外には簡単に)。
 だとしたら「こうしていた」の「こう」は、【魅了の目】で虜にする……という事ではなさそうだ。
 
「また……お愉しみの時間よ……」
 艶めいたモディーナの小声が、薄暗い倉庫の中にひっそりと響く。
 熊猫インプの【暗視】でよーく目を凝らして小部屋の方を見ると、小柄な見張り番は緊張しているかに、また落ち着きなさげに壁を背に立っている。その横の扉に見えるモディーナの後ろ姿、そしてその向こうに居るだろうテオ・グンダー。
 しかし背の高いモディーナに隠れて、テオ自身の姿はハッキリとは見えない。見えないが……天井からぶら下がっているのは、恐らく肉を吊すためのフック。そしてそこに引っ掛けられているのは太く頑丈なロープ……。
 
 まさか……?
 頭を過ぎる不穏な予感。いやいやまさか。まさかまさかまさか、だ。
 まさか、ね?
 モディーナがこんな所にテオを魅了して監禁し…いわゆるその、拘束SMプレイに興じていると言うことは……「こうしていた」の「こう」というのは───!?
 
「モディーナ! ここに居たのですね!?」
 
 不意に響く大きな声。
 ヤバい! 素早く棚の奥のドワーフ合金壷の裏側へと隠れる。
「タ、タシトゥス!?」
「全く……、いいですか? もう王国の外交特使団は到着しているのですよ!?」
 慌てるモディーナに、さらにそれ以上に慌てた小柄な見張り番。
「そ、総料理長!?」
「ウィルフ! お前もです! 我が従士でありながら、モディーナの命令など聞いて何をしているのですか!?」
「も、申し訳ありません! で、ですが、その……」
「言い訳など無用! それとも何ですか? お前もここで“貴重な食材”のつまみ食いでもしようと言うのですか!?」
 
 貴重な……食材……?

 その言葉にぞわりとした嫌な緊張感が膨れ上がるとほぼ同時に───僕の意識が【憑依】している熊猫インプから引き剥がされた。
 
 □ ■ □
 
「うわっ!?」
 
 思わず漏れるその小さな叫びは、小さく柔らかな手で口を塞がれて途中で止まる。
 誰!? 何があったの!? そう慌てる僕をじっと見つめる二つの瞳。
 左手でそっと僕の口を押さえながら、右手の指を自分の口元に当てつつ微笑むのは、誰あろうマヌサアルバ会の会頭アルバその人。
 簡易とはいえ結界を作り、さらには僕の使い魔、蜘蛛っ子アラリンの魔法の糸でのシェルター。容易くは外から侵入出来ないはずのその中で、まるで添い寝をするように僕にぴったり寄り添っている。
 
「あ、その、なンで……!?」
 いつの間に? どうやって?
 その疑問の答えのヒントが、僕の視界の隅に映る。真っ黒に染められた闇の魔力のトーガ姿の彼女の一部は、まだ少しだけ僕の影の一部と繋がっている。
 【影走り】───いわゆる瞬間移動の魔法の一つで、闇属性魔力のかなり高い術士にしか使えない高度な術。自分の影の中から別の遠くにある影の中へと移動する。
 移動距離そのものはそんなにはない為、長距離を移動する手段としてより、戦闘での不意打ちや緊急回避的な離脱の為に使われる事の多い術だが、こうして物理的な防壁やさほど強くない結界なら、その存在そのものを無視できる。
 
「あのっ……、や、じゃなく……えーと、その……ううん!」
 何か妙にしどもどしながらアルバが語り出すが、一旦咳払いをしてから今度は落ち着いたように言葉を切り出す。
「あのね、き、君が、悪いの。こんな……その、えーと……」
 うーん? よく見るとアルバはなんだかいつもより小柄で、態度も何やらおかしい。これが話に聞く“日の出ているうちのアルバ”なのか?
「あーーーー、ダメだ。ちょっと待って! 仕方ない、もう……!」
 そう言うとアルバは懐へと手を入れてから何事かの呪文を唱える。するとその懐から闇の光……つまりは闇の魔力が沸き上がり、それがアルバの中へと吸い込まれた。
 
「───ふぅ……」
 大きく息を吐くアルバは、僕が会ったことのあるいつもの、グラマラスで堂々としたアルバ。そのアルバが一瞬身体を起こしたかと思うと、素早く体勢を変えて半ば僕に馬乗りになるかのようなかたちになる。
 つまり───押し倒されている。
「ちょ、あの、な、何なんですか───!?」
 そらっとぼけつつも慌ててそう改めて問い返すと、
「あー……うん。
 レイフ、いいか……君が悪いんだぞ? こんな風に……“挑発”するような真似をしているからな」
 馬乗りな体勢で、再び顔を寄せてそう囁く。
 潤んだ瞳に上気したかの様な頬。内から沸き上がる情動を抑え込んでいるかの艶めいた声……。
 
「何の……ことだか、分かりません……が?」
「ふぅ───あくまで、とぼけるつもりなのか?」
 これは……どうなんだ? どこまでこちらの動き、企みが露見しているのか。そしてそのことにどう対処するつもりなのか……?
 
 薄暗い闇の中のような蜘蛛糸シェルターの中で、ほぼ密着するような形で絡み合い、お互いの体温が伝わり合うかのような───と。そこで少し違和感を感じる。
 アルバの体温が、やたらに低いことに気がついたからだ。
 
 探り合うように視線が絡む。
 最初の目的であったテオは地下に囚われていた。そしてマヌサアルバ会の“食人の儀式”の噂。正会員と言われる術士たちの高い闇属性魔力への適性。昼間、日の出ているうちは表に出たがらないアルバ───。
 ───ああ、そうか。
 
 ようやく合点がいくと同時に、アルバは再び声を上げる。
 
「───ああ、もうだめだ! 我慢できん!
 なあ、レイフ、絶対に、痛くしたりしないからな! 優しくするのは約束する!
 嫌だと言うことを無理強いなどしない! 君を傷つけるような真似も一切しないと誓う!
 だから……少しで良い、少しだけでも良いから───」
 
 な、何だ? え、何、どうしたの?
 
「少しで良いから、“吸わせて”くれ───!!」
「いや、ちょっ、待って……!?」
  
 アルバの上擦ったようにまくし立てるその声と、バリーン、とでも言うかの音と共に蜘蛛糸シェルターが壊される音が個室に響いたのはほぼ同時。
 僕もアルバもその不意打ちとも呼べる音と突然の光に驚き視線をやると───そこにはよく知った顔と面々。何よりも最も良く知っているのは───、
 
「母上!?」
「お姉様!?」
 
 へ?
 
「お、お姉様~!?」
「は、母上!?」
 
 お互いに顔を見合わせつつ、そして再び揃って視線を向ける先に堂々と立っているのは、ケルアディード郷の元氏族長であり僕の母であるナナイ・ケラー。
 
「待たせたな!」
 
 いや、待たせたなじゃなくて……えーと……何!?
 
 そしてこの状況で、混乱した僕よりも先に反応したのはアルバの方。
「───お姉様!!」
 立ち上がり駆け寄ると、そのまま我が母ナナイへとガバッと抱き縋った。
  
 
 
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