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49話 永遠の蜜愛
ウィリアムの背中は、まっすぐで綺麗だ。
柔らかい質感に確かな筋肉の存在。
肩甲骨にキスをすると「ん・・・」とウィリアムが身じろいだ。
彼の上に覆い被さって手を重ねる。そのまま彼の両手を上げさせて「下げないで」と言うと、ウィリアムは従順に頷いた。
上がった脇の下に吸い付いた。
唇を離せば赤い鬱血痕が残るが、それはすぐに消えてしまう。
どんなに痕を残したくても、二人の肉体にそれは叶わない。だがそれでもいい。
ギルバートはウィリアムの背中にくまなくキスをする。吸って舐めて、時には歯を軽く立てる。
「あぁ・・・も、じれったい」
腕を下げようとする彼の手をそっと持ってまた上に。ウィリアムはギルバートの意図を汲んで、手を上げたまま身を震わせた。
ギルバートはウィリアムの腰を掴んだ。細い腰だ。
ただでさえ中性的な顔つきな彼。人であった頃の成長期に栄養が不足していた肉体は、20代半ばで時を止めた後でも男らしさがあまりなく、それが却って艶めかしい。
その全ては、ギルバートのものだった。
ギルバートの手がウィリアムの臀部を掴んだ。そっと手で割ると慎ましく閉じた穴を指でなぞる。
「あっ」
「動かないで」
言われて彼は枕に顔を埋めた。彼のその場所はしとどに濡れそぼっている。
その事自体に驚きはない。こうやって彼はギルバートのものを受け入れる準備を整える。ギルバートはその場所を指で押しながら彼の尻を揉みしだいた。
形の良い柔らかな肉は、ギルバートの手に揉まれて形を変える。
「ん、も、、ああ」
指をウィリアムの中に潜り込ませる。熱く濡れていて狭い。
「すごく濡れてる」
「言うなぁ、ばか、、ああ、ん、はやく、」
ウィリアムは腰を僅かに上げて振った。その痴態にギルバートは思わず笑みを浮かべる。恋人が自分を求めている、それが単純にとても嬉しい。
3日は呼ぶなと皆に言った。ギルバートは本気で3日間このベッドから降りるつもりはない。自分たちは人ではない、ただ愛し合うためだけの生き物だ。
上がった腰の下に腕を入れて持ち上げると、ウィリアムは「あ、え?」と驚きの声をあげた。ギルバートはベッドに胡座で座って彼の腰を自分の目の前にひき寄せた。
「やっ!ギル、なにすっ、あっ!やあ!ん!」
持ち上げた尻を思い切り割り開いてそこに舌を入れた。じゅぼとひどい水音がしてウィリアムが少し暴れる。
「じっとしろ、良くしてやるから」
「ひっ!ああ!も、あ!あっ、あっ」
舐め回して舌でそこを十分に貪る。ウィリアムは頭をシーツに押し付けて腰だけをギルバートに持ち上げられている。彼の手がぎゅうとシーツを掴んでいるのは、快感に耐えているからだ。
ウィリアムからはひっきりなしに甘い声があがった。
繋がっているのも好きだが、こうやって彼が乱れていくのがギルバートはとても好きだった。
「あぁ、も、だめぇ・・・」
ウィリアムはか細く泣くような声をあげて絶頂した。ぴくぴくと彼の穴が動いてギルバートの舌を締め上げた。
「かわいいな、ウィル」
「あ、も、やだ」
ギルバートは満足して、彼を今度は仰向けにひっくり返すと自分が上になった。
強い快感のせいで目尻に涙をためているウィリアムは、儚くて可愛らしい。
涙を吸い取ってそのままキスをすると、ウィリアムの舌が性急にギルバートの口内に差し込まれた。ウィリアムはキスが好きなのだ。
舌をこすり合って唾液を交換する。唇を優しく吸って離すと彼は「もっと」とせがんで舌を出した。
「お前はすごくいやらしいな」
「ギルに抱かれたいんだ・・お願い」
出した舌を甘噛みしてやるとウィリアムの腰がゆれる。いきり立った彼の砲身がギルバートの腹に押し付けられた。
「挿れて、もう」
「キスして欲しいんじゃなかったのか?」
尋ねると「どっちも」と他愛ないワガママを言う。ギルバートはそれを叶えてやるべく、キスをしながら自分のペニスで彼のアナルの入口をノックした。
するりと彼の中に自分の先端が飲み込まれていく。
ギルバートはキスを解いて体を起こした。すると彼の中に自分が消えていくのがよく見える。
「飲み込んでる」
「あっ、そんなこと、いわないで」
「ウィル。気持ちいいか?」
「きもちいい」
うっとりとした顔で言ったウィリアムの顔を見て、ギルバートの砲身がまた大きくなった。
ぐぐっと彼の中で広がるとウィリアムが高い声を上げた。
「はあっん!ギル、ああ!大きくなってる・・・ん」
「お前が悪いんだぞ」
ぐっと腰を前に突き出すとウィリアムが背中を反らした。
「う、ん、ああ!ギルでいっぱいになって・・・ん」
目を閉じて言う彼の胸はギルバートの目の前に突き出されている。
その先端は赤く色づいて、まるで果実のようにギルバートを誘う。
ぺろりと舐めあげるとウィリアムが「食べて、吸って」と強請る。
「いいよ」
ギルバートはふっと笑い、その場所に口をつけると遠慮なく貪った。舌で遊んでから吸い、前歯で噛んで引っ張ってやる。
「んっ!あ!ああ!きもちいいよう」
ウィリアムは手を伸ばしてギルバートを抱きしめる。頭を抱かれながらギルバートはその場所をちゅうちゅうと吸った。
「もっと?」
「うん」
子供のように返事をするウィリアムにたまらなくなって、ギルバートは腰を激しく打ち付けた。
「ひあ!あ!いい!んっ!あァ!アーーーー!」
ウィリアムは体を跳ねさせて絶頂する。前からは何も出る事はなく中の刺激だけで達した彼はしばらくその余韻に打ち震えていた。
「動くぞ?」
「あっ!まだ、まって!まって!あああ!」
絶頂の余韻の引き切らない体を抱きしめて、ギルバートは上から彼の最奥に入り込んだ。
「ひあ!また!」
「いいよ、何度でも、俺もっ!」
きて。と言ったウィリアムの一番奥にギルバートは果てた。果ててもまだ自分は力を失わない。
もっと。とウィリアムが言う。
その言葉通りに、二人はいつまでも一つに繋がり続けていた。
かつて闇の扉を通り、その先で全てを捨てた。
そしてなんの縛りもない、ただひとつの"個"としての存在になった。
二人は互いの"個"を繋ぎ合わせるために、ひとつになる事で手に入れた未来へ、共に生きていく。
柔らかい質感に確かな筋肉の存在。
肩甲骨にキスをすると「ん・・・」とウィリアムが身じろいだ。
彼の上に覆い被さって手を重ねる。そのまま彼の両手を上げさせて「下げないで」と言うと、ウィリアムは従順に頷いた。
上がった脇の下に吸い付いた。
唇を離せば赤い鬱血痕が残るが、それはすぐに消えてしまう。
どんなに痕を残したくても、二人の肉体にそれは叶わない。だがそれでもいい。
ギルバートはウィリアムの背中にくまなくキスをする。吸って舐めて、時には歯を軽く立てる。
「あぁ・・・も、じれったい」
腕を下げようとする彼の手をそっと持ってまた上に。ウィリアムはギルバートの意図を汲んで、手を上げたまま身を震わせた。
ギルバートはウィリアムの腰を掴んだ。細い腰だ。
ただでさえ中性的な顔つきな彼。人であった頃の成長期に栄養が不足していた肉体は、20代半ばで時を止めた後でも男らしさがあまりなく、それが却って艶めかしい。
その全ては、ギルバートのものだった。
ギルバートの手がウィリアムの臀部を掴んだ。そっと手で割ると慎ましく閉じた穴を指でなぞる。
「あっ」
「動かないで」
言われて彼は枕に顔を埋めた。彼のその場所はしとどに濡れそぼっている。
その事自体に驚きはない。こうやって彼はギルバートのものを受け入れる準備を整える。ギルバートはその場所を指で押しながら彼の尻を揉みしだいた。
形の良い柔らかな肉は、ギルバートの手に揉まれて形を変える。
「ん、も、、ああ」
指をウィリアムの中に潜り込ませる。熱く濡れていて狭い。
「すごく濡れてる」
「言うなぁ、ばか、、ああ、ん、はやく、」
ウィリアムは腰を僅かに上げて振った。その痴態にギルバートは思わず笑みを浮かべる。恋人が自分を求めている、それが単純にとても嬉しい。
3日は呼ぶなと皆に言った。ギルバートは本気で3日間このベッドから降りるつもりはない。自分たちは人ではない、ただ愛し合うためだけの生き物だ。
上がった腰の下に腕を入れて持ち上げると、ウィリアムは「あ、え?」と驚きの声をあげた。ギルバートはベッドに胡座で座って彼の腰を自分の目の前にひき寄せた。
「やっ!ギル、なにすっ、あっ!やあ!ん!」
持ち上げた尻を思い切り割り開いてそこに舌を入れた。じゅぼとひどい水音がしてウィリアムが少し暴れる。
「じっとしろ、良くしてやるから」
「ひっ!ああ!も、あ!あっ、あっ」
舐め回して舌でそこを十分に貪る。ウィリアムは頭をシーツに押し付けて腰だけをギルバートに持ち上げられている。彼の手がぎゅうとシーツを掴んでいるのは、快感に耐えているからだ。
ウィリアムからはひっきりなしに甘い声があがった。
繋がっているのも好きだが、こうやって彼が乱れていくのがギルバートはとても好きだった。
「あぁ、も、だめぇ・・・」
ウィリアムはか細く泣くような声をあげて絶頂した。ぴくぴくと彼の穴が動いてギルバートの舌を締め上げた。
「かわいいな、ウィル」
「あ、も、やだ」
ギルバートは満足して、彼を今度は仰向けにひっくり返すと自分が上になった。
強い快感のせいで目尻に涙をためているウィリアムは、儚くて可愛らしい。
涙を吸い取ってそのままキスをすると、ウィリアムの舌が性急にギルバートの口内に差し込まれた。ウィリアムはキスが好きなのだ。
舌をこすり合って唾液を交換する。唇を優しく吸って離すと彼は「もっと」とせがんで舌を出した。
「お前はすごくいやらしいな」
「ギルに抱かれたいんだ・・お願い」
出した舌を甘噛みしてやるとウィリアムの腰がゆれる。いきり立った彼の砲身がギルバートの腹に押し付けられた。
「挿れて、もう」
「キスして欲しいんじゃなかったのか?」
尋ねると「どっちも」と他愛ないワガママを言う。ギルバートはそれを叶えてやるべく、キスをしながら自分のペニスで彼のアナルの入口をノックした。
するりと彼の中に自分の先端が飲み込まれていく。
ギルバートはキスを解いて体を起こした。すると彼の中に自分が消えていくのがよく見える。
「飲み込んでる」
「あっ、そんなこと、いわないで」
「ウィル。気持ちいいか?」
「きもちいい」
うっとりとした顔で言ったウィリアムの顔を見て、ギルバートの砲身がまた大きくなった。
ぐぐっと彼の中で広がるとウィリアムが高い声を上げた。
「はあっん!ギル、ああ!大きくなってる・・・ん」
「お前が悪いんだぞ」
ぐっと腰を前に突き出すとウィリアムが背中を反らした。
「う、ん、ああ!ギルでいっぱいになって・・・ん」
目を閉じて言う彼の胸はギルバートの目の前に突き出されている。
その先端は赤く色づいて、まるで果実のようにギルバートを誘う。
ぺろりと舐めあげるとウィリアムが「食べて、吸って」と強請る。
「いいよ」
ギルバートはふっと笑い、その場所に口をつけると遠慮なく貪った。舌で遊んでから吸い、前歯で噛んで引っ張ってやる。
「んっ!あ!ああ!きもちいいよう」
ウィリアムは手を伸ばしてギルバートを抱きしめる。頭を抱かれながらギルバートはその場所をちゅうちゅうと吸った。
「もっと?」
「うん」
子供のように返事をするウィリアムにたまらなくなって、ギルバートは腰を激しく打ち付けた。
「ひあ!あ!いい!んっ!あァ!アーーーー!」
ウィリアムは体を跳ねさせて絶頂する。前からは何も出る事はなく中の刺激だけで達した彼はしばらくその余韻に打ち震えていた。
「動くぞ?」
「あっ!まだ、まって!まって!あああ!」
絶頂の余韻の引き切らない体を抱きしめて、ギルバートは上から彼の最奥に入り込んだ。
「ひあ!また!」
「いいよ、何度でも、俺もっ!」
きて。と言ったウィリアムの一番奥にギルバートは果てた。果ててもまだ自分は力を失わない。
もっと。とウィリアムが言う。
その言葉通りに、二人はいつまでも一つに繋がり続けていた。
かつて闇の扉を通り、その先で全てを捨てた。
そしてなんの縛りもない、ただひとつの"個"としての存在になった。
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