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ニジュウ※
しおりを挟むヘルメスが可愛いくてエルネストは唇から頬、耳へと優しくキスをする
首筋や項にキスをおとすせばヘルメスはエルネストを手で制してきた
その手を舌でベロリと舐められてしまいヘルメスは驚き戸惑う
「ひゃっ……!な、ななな何をするんですか!」
「可愛い手だな」
「や、止めて下さい!」
顔を真っ赤にさせて睨むが目が涙目になっているので迫力はない
「クククッ滑らかなで舌触りが良いな」
獰猛な肉食獣を思わせる鋭い視線に恐怖するヘルメスは食卓に並ぶ子羊のロースの気分だ
震える手を叱咤してヘルメスはエルネストの顔を鷲掴み少しでも距離を置こうと押す姿はエルネストには可愛いく思う
まるで飼い主に対し猫が手足を突っ張るみたいに愛しく思うのと、猫の気持ちを無視してそのモフモフに顔を埋めたてグリグリしたくなる相反する気持ちになる
エルネストは後者を選択してヘルメスの首筋に顔を埋めた
勿論ヘルメスからの抵抗は合ったがもやしっ子のヘルメスの力など抵抗のうちには入らない
舌を首筋に這わしゆっくりと味わうエルネスト
ヘルメスはぬるりとしたものが肌をなぞる感触にくすぐったくて悶えていたらそれとは別にゾクゾクしたものが体を支配していく
「フフッ…クフフッ………んん…アン………イッ!?ァア、イッッちょっとやめ、ひゃんんん……」
ガブリと噛まれて抗議の声を上げれば噛んだ場所を舐めて吸われた
今度は耳朶を噛まれ中に舌をねじ込んで侵してくるエルネストに変態と罵ったヘルメス
再び唇を奪われ何度もキスされその度にキスは深くなっていく
ピチャピャと舌と舌が絡まり水音がます
唇を重ねられ舌を吸われたり、舌先が歯と歯茎の接続部分をなぞられてくすぐったくて舌で抵抗したら、絡め取られ舐られ唾液交換を余儀なくされてヌチャヌチャと粘り気のある音へと変わる
ヘルメスは粘ついた粘膜接種から開放さらた時は息も絶え絶えだった
意識を唇の粘膜接種にもっていかれていたヘルメスはエルネストの手が不埒な動きをしたのに気付かずにいた
服の中に侵入した手はヘルメスの胸の尖りを弾いた
「ひゃっ??」
反射的にビクッと体がのけ反るヘルメスに更に尖りを指の腹で擦り合せて新たな刺激を与えるエルネスト
「いやっや…め……て……く、んん、ぁん……」
やめてと言いたいが言葉にならないヘルメスはエルネストの手を服の上から掴み剥がそうとすれば、尖りを摘まれたままなので自分で尖りを引っぱった形になり刺激を与えてしまうはめになった
「嗚呼ああぁん、はぁぁやぁ…離、し、て……」
イヤイヤと潤んだ瞳で首を振るヘルメスだったがエルネストにはもっともっとに変換される
世に云う嫌よ嫌よも好きのうちだ
願い通りに摘んだ指を離せば少し安堵した顔を浮かべるヘルメスだったが再び尖りに刺激が襲う
「ひっやぁぁあぁんん……」
尖りの頂きを人差し指でグリグリ押したり爪で突いたりして玩ぶエルネストの顔は愉悦に歪んでいた
刺激で立ち上がった尖りを捏ねくり引っ張れば腰を揺らせ甘い吐息が漏れるヘルメスはエロ可愛い
「……はぁぁんん……」
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