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しおりを挟むダイヤモンドシールドを頭突きで壊した勇者も無傷ではなかった
額から血がプシューっと噴き出した
「殺ったのか?」
魔王様喜ぶ
「いえあれは軽症です。ちょっと額を切った程度なので直ぐに回復します」
ガーディアナイトががっかりして否定する
「血塗れだぞ」
「額はよく血が出るものです」
勇者が膝を付く
「……重症じゃないのか?」
「ただの貧血です。魔王様に心配されてくて大袈裟なだけです」
「魔王様をチラチラすっごく見てるわ。血も滴るいい男ね」
頬を染めながら聖女がうっとりする
ならば魔王様は勇者が弱ってる振りしているうちに逃げ出すことにした
「あっ」
「あ~あ」
魔王様走る
血塗れの勇者走る
「ぐはーーッ!!!」
血塗れ勇者は魔王様目掛けてにタックルをかました
魔王様は床に倒れた
すかさず血塗れ勇者は魔王様の腰にへばり着く
「ギャァァァ離せぇっ!!」
「ハァハァこの細腰堪らない」
何とか逃れようと藻搔く魔王様
絶対逃したくない勇者、そして勇者は魔王様の尻に顔を埋めて顔をスイングさせて魔王様の尻の感触を堪能した
「ヒィイイ止めろぉぉ!!この変態!!動くな!!匂いを嗅ぐなァァァ!!」
勇者の元仲間は顔を見合わせ頷いた
「すまない魔王様、もう私達が出来ることはない。お大事に」
掴まったならもういいかと勇者の元仲間達は去って行く
ガーディアナイトの肩にはさっきの魔王の幹部が担がれていた
超ドストライクの自分の好みの魔族の青年をウキウキしながらお持ち帰りしたのだった
魔道士は帰りたくなくない生薔薇族だと叫ぶ腐女子の聖女を引き摺って、魔女娘は何度も魔王様に頭を下げてこの場を後にした
その日から魔王城に悲痛な喘ぎ声が響くようになった
夜中に1人でトイレに行けなくなった魔族が何人も出た
ガーディアナイトに連れ去られた魔王の幹部は2度と帰って来なかった
勇者が魔王の玉座になった
聖女がスケッチブック片手に度々現れるようになった
などの噂が流れたが今日も魔王様の犠牲の元に魔王城は平和だ
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