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しおりを挟む私が悶え高速スイングしていたら、後頭部がパチパチ、ピリピリしたよ
振り過ぎて首殺ったかな?
脳が揺れ過ぎて吐きそう
頭をそろりと上げれば静かに天使と魔王が視線を混ぜ合わせて争っていた。冷戦ってやつ?
えっ迷惑……止めて頂きたい
嫌そうな顔したら何故か2人に睨まれた
心臓がキュッてなる
ドキドキしちゃう、恐怖で
誰か助けてプリ~ズ
勇者はいないのか
超人的な精神と肉体を持つ者よ!ここに召喚されよ!
もしくは自分の身を捧げたいマゾヒストでもいい
この際誰でもいいから私と代わってほしい
今なら魔王の膝に座れる、かも
チラリ
前を見る、眼力強く前を見る
下を向いたままのバトリウスは氷しか入ってないグラスから必死にスローで何か吸い上げている
詰まればいいのに
タピオカ放り込みたい
金魚でもいいかな
胃で飼わない?
王子は・・・あれいない
右隣は空席になっていた
見た目キラキラしてるのに影薄いよね
逃げた、唯一クルー様に物申せる権威だけは持ってる人
スイング酔いして青白い顔した私が腕を離せとタップしたら開放してくれた
「ライル大丈夫ですか?」
空気が緩んだ
心配気にクルー様が見つめてくる
「ちょと頭振り過ぎて酔っただけ、外の空気吸ってくる」
ふらりと立ち上がり膝から降りた
移動しようとして一歩踏み出せば私の肩に衝撃が走った
「「うわっ?!」」
誰かとぶつかった
知らない人すまない、前方不注意で
よろめいた私は踏ん張れずそのままルクスの上に着地?した
ルクスが潰れちゃう
ポスっ?
天使に抱き止められた私はルクスの腕の中
ビックリした……
ルクスが危うくなく受け止めてくれた
そのままギューっと抱き締められる
そして私は知った
天使は以外に逞しい胸筋を持っている
私と一緒でペラいと思ってたのに
囲まれた上腕筋もガチムチだ
同じガリガリ族ではなかった
ちょっと置いてかれた気分だ
細マッチョだったとは……
「大丈夫?」
天使の顔が鼻先まで近づいた
可愛い~いい匂い~
「……ルクスたん尊い…………」
ご注意下さい
天使のアップは鼻の粘膜を刺激します
3・2・1、プッシュー!!
鼻から盛大に血を噴き出した私は失血性貧血を起こし意識を失った
ルクスも自分もその場も鼻血塗れにして、その場は死傷事件みたいになった
ごめんルクス服の請求書はエンジストン家までお願いします
慰謝料と一緒にお母様がルクス似合うロリータ形の服が贈られます
家にもいっぱいあるよ
お母様の趣味で………
その後私はクルー様の膝枕で目を覚ました
気を失ってたのは30分位らしい
勿論服は着替させられていた
じゃないと知らない人が見たら殺人現場だよね
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