気づいたら隠しルートのバッドエンドだった

かぜかおる

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番外編

③ ブリュエット Side マリールイーズの母

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彼の登場に男の手の力が緩む、その隙に手を振り解いて男から距離を取る。男が再び私との距離を詰めようとした時、いつの間に側までやってきていたのか彼が私の腰を抱き許しを請い始めた。

「ああ、ハニーそんなに怒らないでおくれ、遅れてきたのは謝るから。
他の男と二人っきりで、私に嫉妬させたいのかい?君の恋の僕である私には刺激が強すぎる。君が私以外の男といるだなんて耐えられないよ。
もう2度とこんなことはしないから、どうか許して欲しい。」

耳元で甘く囁かれる言葉に、悪寒が走るがとにかく目の前の男よりこのよく分からない彼の方がましだと直感が告げているので、乗っかることにする。

「あらダーリン、その程度で私があなたを許すとでも?
ふふっ、私も寂しかったのよ。本当に反省しているのなら許してあげるけど、今夜はもうひとりっきりにしないでね?」

言っていてサブイボが立った。ダーリンって柄じゃないわ。

「もちろんさ、ハニー。今夜は寝かさないよ。」

「まあ、ダーリンったら。」

そう言ってクスクスと笑いながら、くるりとダーリン(笑)の方を向き両手を彼の首にかける。真っ直ぐに向き合った瞳を見て、察した。

ダーリン(笑)もサブイボ立ってるわ、これ。

そのままそっと、お互いの顔を近づけていき、唇と唇が触れ合う寸前に、後ろの人の気配が去っていくのを感じた。のと同時に、バンっとお互いが離れる。

「・・・困っているようなので助けに入ったのですが、無遠慮に体に触れてしまって申し訳ありません。」

申し訳なさそうに、彼は思い切り頭を下げ始めた。
それを見て、慌てて体を起こさせる。

「謝らないでください。大変助かりました。こちらこそ、無遠慮に近づいてしまってごめんなさい。」

「いえ、女性の体に先に触れてしまったのは私です。」

「でも、あなたがそうしてくれなれば、そもそも助けに入ってくださらなければ私はどうなっていたかはわかりません。感謝こそすれ、その方法に怒りを覚えることなどないです。」

「いや、でも」

「だって、こちらこそ。」

謝罪合戦が始まってしまった。
そんなやりとりを続けているうちに、ふと無言になり視線が絡まる。

お互いに、ふっと笑みが溢れる。

「ダーリンとハニーと呼び合う仲ですもの、あの一瞬は恋人であった。ということでいかが?」

「お言葉に甘えて、そのようにいたしましょう。」

再び見つめ合い、笑い合う。

「助けていただき、ありがとうございました。」

「姫をお助けできて光栄です。」

「ふふっ、それではあなたは騎士さまだったのかしら?」

「騎士とは恐れ多い、まだまだ見習いの身の上です。」

楽しくなった私は、スッと手を出す。
彼はその意図を正しく汲み取る。

「一曲踊っていただけますか?」

「喜んで。」


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くっそ~
||+゚*。:゚+.今度コソガンバルゾ!!.+゚:。*゚+||*・`ω´・)9リベンジ!!
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