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不気味と少女
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朝顔の髪飾りをつけた少女は意識のない敦を軽々と抱き上げると、敦の家に向かった。
家に上がり敦をソファに寝かせ汚れた足を水で濡らした布で優しく拭うと足の裏の擦り傷も不思議と治っていく、再び敦をかかえて2階の敦の部屋まで運び。
敦を布団に寝かせた、掛布を肩までしっかりかけてあげる。
終始無言だった少女はおもむろに口を開くと小さくポツリと「ごめんなさい」と涙と共にこぼした。
その声は弱々しく暗い夜の中にとけていった。
聞こえたものは居なかった。
今日は、早く起きることができた。
きっと昨日のスーパーで歩いたおかげだろう、やはり適度な運動はいい睡眠を取るのに必要不可欠なのだろう。
どっかの雑誌に書いてあった気がする。
しかし…昨日の夢は何だったのだろうか?妙に、現実味のある夢だった。
だけど詳しくは思い出せない、靄がかかってるみたいだ。
(仕方がないか…夢じゃなー)
着替えてさっさと下に行こう。
洗面所に行く途中アサガオの部屋の前を通った、耳をすませばアサガオの寝息が聞こえた。
(まだ寝ているのか、ラッキーだな)
せっかくアサガオより早く起きられたんだ、腕によりをかけた朝御飯と今日は涼しくて自然の豊かな綺麗な花が咲いてる所に行こう、それと今日は外でお昼を取ろう。
だから外で食べれるようにお弁当を作らなきゃな、喜んでくれるといいな。
あそこは涼しくて気持ちがいい所だから、この時期は鈴とよく行った…。
適度な運動の場にピッタリだし。
そんな事を悶々と考えながらも着々と食事の用意をしていく。
ガチャリとドアの開く音がした。
「あれ?今日は、起きるの敦叔父さんの方が早かったんだねぇ。おはよ~」
アサガオは案外朝が苦手なのかな?昨日は俺が爆睡してたから分かんなかったけど。
目を擦りながらアサガオはリビングに入ってきた。
「おはよう!アサガオ、もうすぐ用意できるから顔を洗ってきな~」
「は~い」
パタパタと洗面所に行くアサガオの背を見送りお弁当に保冷剤を乗っけて布で包む。
それから、朝食の準備の続きをする中、ふと気になった。
あれ?そういえばアサガオがしている髪飾り、夢に出てきた子のと似ている気がする。
「敦叔父さん?どうしたの、ボーッとして。朝御飯食べよう?」
いつの間にかアサガオは戻ってきていた、オレは慌てて返事を返す。
「あっ、うん。食べよっか!」
席に付き手を合わせて「「いただきます!!」」と二人で言った。
朝ごはんを終えて出かける準備をする。
準備はもう殆どできていたからすぐに出発ができた。
車で途中まで行きその後は歩くからね、準備は入念にした。
暑くてアサガオが倒れてしまったとしてもすぐに涼しくできるし、クーラーボックスがあるから熱中症対策もバッチリ。
「アサガオ、もしも気持ち悪いとか頭が痛い辛くなってしまったときはちゃんと言うんだよ?無理は良くないからね」
車を運転しながら後部座席にいるアサガオちゃんに向けて言う。
「うん!分かった、敦叔父さんも無理はしないでね?敦叔父さん直ぐ倒れそうだし」
「はは、叔父さんも自分が先にダウンすると思ってるよ」
互いに冗談混じりに和気あいあいと話しているとをしていると見覚えのある青年が歩いていた、お向かえの圭くんだ。
「アレ?圭くんだ、どうしたんだろう?」
だいぶフラフラだ体調が悪いのだろうか?
朝でまだ涼しい時間帯とはいえ油断はできないな。
「あっ、ホントだ、お兄さん顔色だいぶ悪いね…」
本当だ、顔が真っ青だ。
すぐに車を端に寄せ路駐停車する、アサガオには車で待っていてもらい、車を降りて先にいる圭くんに話しかける。
「おはよう、圭くん顔色悪いけど大丈夫かい?もしよければ車で少し休まないかい?」
「!敦さん…おはようございます。僕は大丈夫なので、お気になさらず…」
真っ青な顔でニコリと平気だと返す。
大丈夫だと言うけど絶対大丈夫じゃないのよね、コレ…どうやって休ませようか?難しそうだな…。
取り敢えず説得しよう。
「…僕にはとても平気そうに見えないんだけど…少しでもいいから車で少し涼んでいかないかい?それか目的の場所まで送るよ」
「僕は、平気ですから!気にしないでください!!」
突然声を荒げ睨みつけてくる、額には脂汗が…。
圭くんの怒鳴り声に驚き身をすくめ固まる、なおも「どうしてしまったんだ?」と言う疑問と「どうすればいいのか」と思考を巡らせる。
一体本当にどうしたんだ?いつも穏やかで突然声を荒げる子じゃないのに…やっぱりどこか体調が良く無いんじゃないか?ここで引き下がってはきっと倒れるぞ、どうする?彼をこのまま放ってはおけない。
驚いた表情のまま固まっていると圭くんはしまったという表情になり慌てて言い直す。
「すみません…敦さん、僕は本当に平気なのでお気になさらないでください。…大丈夫ですから。」
そう言い圭くんは歩みを進めた、止める言葉なく呆然と困り果てながらも圭くんの背中を見守っていると突然歩みを止めた。
ピタリと動かない、どうしたんだ?と不審に思い圭くんを追いかけ顔を覗き込む。
圭くんは何か恐ろしいモノを目のあたりにしているかの様に顔が恐怖で固まり体は震え、強張っていた。
何もない空間を見つめて。
直後に圭くんから悲鳴が上がる、それはオレからは見えない何かにむけていた。
「近づくなっ!来るな!!やめろっ!それ以上来るな!!」
叫び声を上げながら尻もちをつく圭くんに慌てて声をかける。
「圭くん?!どうしたの?」
状況がわからないが、何かに怯えている?とにかく安心させないと、だけどどうすれば…。
悩んでいると圭くんがオレを何かから庇うように前に立った。
「?!やっ、やめろ!この人も僕も関係ないだろ!!なんで僕たちを襲う!!それ以上近づくな!」
さらに困惑する。
彼には一体何が見えている?何と話しているんだ?何に怯えている?
突如としてゾクリと背中を悪寒襲った、何にも見えないけれど圭くんが怯えながらも牽制している何かから逃げなければと感じた、だから慌てて圭くんの腕を掴み車まで思いっきり引っ張った。
圭くんは驚き目をむく思わぬ事態にが急には反応できず圭くんは足がもつれてバランスを崩してしまう、転びそうになる圭くんの体を支えてなんとか車まで走った、微妙に車まで遠いい!
今朝見た夢の事を思い出してしまった、黒い靄が纏わりついて手足の自由を奪う感覚が生々しく。
ニタリと笑う大きな目玉の不気味な異形の姿を何故か今思い出した、何なのかはわからないが言いようの無いあの恐怖が再び襲いかかってきている。
逃げなければいけない、ここに立っていてはいけない、そんな気がして車まで走る。
後ろなんて振り向けない。
(速く!はやく早く!!車に…!)
「敦叔父さん?」
アサガオが車から出てきた。
「アサガオ!車から降りちゃいけない!車の中に戻って!!早く!!!」
気づいたら声をあげていた、アサガオから見れば急に走り出して戻ってきている、おかしな光景だ。
だけどアサガオは予想外の反応をした静かに状況を理解しようとオレと圭くんがいた特に何もない普通の景色を見た。
見るとアサガオは理解した。
「…そうゆう事」
走ることに無我夢中な彼らに声が聞こえる筈が無い。
「敦さん、平気だよ大丈夫、安心して?」
ニコリと普段どおりに笑うとどこからか、丸いボールのような物を取り出した。
見覚えがあった、夢の手毬だ。
(何故、アサガオが?)
それを敦と圭の背後に向けて軽くほうり投げた。
手毬の行方を目で思わず追う。
見えないなにかに当たり手毬は跳ねてそのまま空中に消えていった。
直後凄い風が吹き抜け思わずよろけてしまった。
「わわっ!」
「敦さん!大丈夫ですか?」
転ぶ前に圭くんが支えてくれたおかげで転ばずにすんだ。
気付けば悪寒はなくなっていた。
あのどうしようもない不気味な恐怖がさっきの一瞬で消えてしまった。
「一体何が起こったんだ…?」
家に上がり敦をソファに寝かせ汚れた足を水で濡らした布で優しく拭うと足の裏の擦り傷も不思議と治っていく、再び敦をかかえて2階の敦の部屋まで運び。
敦を布団に寝かせた、掛布を肩までしっかりかけてあげる。
終始無言だった少女はおもむろに口を開くと小さくポツリと「ごめんなさい」と涙と共にこぼした。
その声は弱々しく暗い夜の中にとけていった。
聞こえたものは居なかった。
今日は、早く起きることができた。
きっと昨日のスーパーで歩いたおかげだろう、やはり適度な運動はいい睡眠を取るのに必要不可欠なのだろう。
どっかの雑誌に書いてあった気がする。
しかし…昨日の夢は何だったのだろうか?妙に、現実味のある夢だった。
だけど詳しくは思い出せない、靄がかかってるみたいだ。
(仕方がないか…夢じゃなー)
着替えてさっさと下に行こう。
洗面所に行く途中アサガオの部屋の前を通った、耳をすませばアサガオの寝息が聞こえた。
(まだ寝ているのか、ラッキーだな)
せっかくアサガオより早く起きられたんだ、腕によりをかけた朝御飯と今日は涼しくて自然の豊かな綺麗な花が咲いてる所に行こう、それと今日は外でお昼を取ろう。
だから外で食べれるようにお弁当を作らなきゃな、喜んでくれるといいな。
あそこは涼しくて気持ちがいい所だから、この時期は鈴とよく行った…。
適度な運動の場にピッタリだし。
そんな事を悶々と考えながらも着々と食事の用意をしていく。
ガチャリとドアの開く音がした。
「あれ?今日は、起きるの敦叔父さんの方が早かったんだねぇ。おはよ~」
アサガオは案外朝が苦手なのかな?昨日は俺が爆睡してたから分かんなかったけど。
目を擦りながらアサガオはリビングに入ってきた。
「おはよう!アサガオ、もうすぐ用意できるから顔を洗ってきな~」
「は~い」
パタパタと洗面所に行くアサガオの背を見送りお弁当に保冷剤を乗っけて布で包む。
それから、朝食の準備の続きをする中、ふと気になった。
あれ?そういえばアサガオがしている髪飾り、夢に出てきた子のと似ている気がする。
「敦叔父さん?どうしたの、ボーッとして。朝御飯食べよう?」
いつの間にかアサガオは戻ってきていた、オレは慌てて返事を返す。
「あっ、うん。食べよっか!」
席に付き手を合わせて「「いただきます!!」」と二人で言った。
朝ごはんを終えて出かける準備をする。
準備はもう殆どできていたからすぐに出発ができた。
車で途中まで行きその後は歩くからね、準備は入念にした。
暑くてアサガオが倒れてしまったとしてもすぐに涼しくできるし、クーラーボックスがあるから熱中症対策もバッチリ。
「アサガオ、もしも気持ち悪いとか頭が痛い辛くなってしまったときはちゃんと言うんだよ?無理は良くないからね」
車を運転しながら後部座席にいるアサガオちゃんに向けて言う。
「うん!分かった、敦叔父さんも無理はしないでね?敦叔父さん直ぐ倒れそうだし」
「はは、叔父さんも自分が先にダウンすると思ってるよ」
互いに冗談混じりに和気あいあいと話しているとをしていると見覚えのある青年が歩いていた、お向かえの圭くんだ。
「アレ?圭くんだ、どうしたんだろう?」
だいぶフラフラだ体調が悪いのだろうか?
朝でまだ涼しい時間帯とはいえ油断はできないな。
「あっ、ホントだ、お兄さん顔色だいぶ悪いね…」
本当だ、顔が真っ青だ。
すぐに車を端に寄せ路駐停車する、アサガオには車で待っていてもらい、車を降りて先にいる圭くんに話しかける。
「おはよう、圭くん顔色悪いけど大丈夫かい?もしよければ車で少し休まないかい?」
「!敦さん…おはようございます。僕は大丈夫なので、お気になさらず…」
真っ青な顔でニコリと平気だと返す。
大丈夫だと言うけど絶対大丈夫じゃないのよね、コレ…どうやって休ませようか?難しそうだな…。
取り敢えず説得しよう。
「…僕にはとても平気そうに見えないんだけど…少しでもいいから車で少し涼んでいかないかい?それか目的の場所まで送るよ」
「僕は、平気ですから!気にしないでください!!」
突然声を荒げ睨みつけてくる、額には脂汗が…。
圭くんの怒鳴り声に驚き身をすくめ固まる、なおも「どうしてしまったんだ?」と言う疑問と「どうすればいいのか」と思考を巡らせる。
一体本当にどうしたんだ?いつも穏やかで突然声を荒げる子じゃないのに…やっぱりどこか体調が良く無いんじゃないか?ここで引き下がってはきっと倒れるぞ、どうする?彼をこのまま放ってはおけない。
驚いた表情のまま固まっていると圭くんはしまったという表情になり慌てて言い直す。
「すみません…敦さん、僕は本当に平気なのでお気になさらないでください。…大丈夫ですから。」
そう言い圭くんは歩みを進めた、止める言葉なく呆然と困り果てながらも圭くんの背中を見守っていると突然歩みを止めた。
ピタリと動かない、どうしたんだ?と不審に思い圭くんを追いかけ顔を覗き込む。
圭くんは何か恐ろしいモノを目のあたりにしているかの様に顔が恐怖で固まり体は震え、強張っていた。
何もない空間を見つめて。
直後に圭くんから悲鳴が上がる、それはオレからは見えない何かにむけていた。
「近づくなっ!来るな!!やめろっ!それ以上来るな!!」
叫び声を上げながら尻もちをつく圭くんに慌てて声をかける。
「圭くん?!どうしたの?」
状況がわからないが、何かに怯えている?とにかく安心させないと、だけどどうすれば…。
悩んでいると圭くんがオレを何かから庇うように前に立った。
「?!やっ、やめろ!この人も僕も関係ないだろ!!なんで僕たちを襲う!!それ以上近づくな!」
さらに困惑する。
彼には一体何が見えている?何と話しているんだ?何に怯えている?
突如としてゾクリと背中を悪寒襲った、何にも見えないけれど圭くんが怯えながらも牽制している何かから逃げなければと感じた、だから慌てて圭くんの腕を掴み車まで思いっきり引っ張った。
圭くんは驚き目をむく思わぬ事態にが急には反応できず圭くんは足がもつれてバランスを崩してしまう、転びそうになる圭くんの体を支えてなんとか車まで走った、微妙に車まで遠いい!
今朝見た夢の事を思い出してしまった、黒い靄が纏わりついて手足の自由を奪う感覚が生々しく。
ニタリと笑う大きな目玉の不気味な異形の姿を何故か今思い出した、何なのかはわからないが言いようの無いあの恐怖が再び襲いかかってきている。
逃げなければいけない、ここに立っていてはいけない、そんな気がして車まで走る。
後ろなんて振り向けない。
(速く!はやく早く!!車に…!)
「敦叔父さん?」
アサガオが車から出てきた。
「アサガオ!車から降りちゃいけない!車の中に戻って!!早く!!!」
気づいたら声をあげていた、アサガオから見れば急に走り出して戻ってきている、おかしな光景だ。
だけどアサガオは予想外の反応をした静かに状況を理解しようとオレと圭くんがいた特に何もない普通の景色を見た。
見るとアサガオは理解した。
「…そうゆう事」
走ることに無我夢中な彼らに声が聞こえる筈が無い。
「敦さん、平気だよ大丈夫、安心して?」
ニコリと普段どおりに笑うとどこからか、丸いボールのような物を取り出した。
見覚えがあった、夢の手毬だ。
(何故、アサガオが?)
それを敦と圭の背後に向けて軽くほうり投げた。
手毬の行方を目で思わず追う。
見えないなにかに当たり手毬は跳ねてそのまま空中に消えていった。
直後凄い風が吹き抜け思わずよろけてしまった。
「わわっ!」
「敦さん!大丈夫ですか?」
転ぶ前に圭くんが支えてくれたおかげで転ばずにすんだ。
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