21 / 129
※びば学園生活15
紺色の学ランを脱いでYシャツのボタンを外し終えた相手を、ベッドに転がす。顔の横に手を置く形となり、相手の両足の間に膝を着き顔を見下ろす。ぼんやりと見上げる表情は熱っぽく、少し汗ばむ額に口づける。
自らもブレザーを脱ぎ捨て、ネクタイを乱暴に緩めながら相手の唇を奪う。唇の隙間から舌を侵入させ、相手へと絡ませ歯列をなぞり、唇を離すと透明の糸がお互いを繋ぐ。
目に入った胸の頂きに唇を寄せ、その回りを丹念に舌でなぞる。息を荒げる相手の反応を楽しむように、口に含み舌で転がし強く吸い込む。
途端に甘い声を上げる相手の下腹部へと手を移動していく。
胸の飾りを弄りながら、スラックスをずらした見える下着は既に染みが出来ており、ネコの匂いが際立つ。
ゆっくりと下ろしたパンツから元気に飛び出し上を向くそこに触れると、既に先走りで濡れそぼっていた。アルフレッドにとって、それよりも大事な場所がある。
その下に隠された桃色の蕾は、誰にも触れられたことがないのは見てとれた。
「…潤滑油が無かったな。」
ポツリと呟き、相手の勃ち上がったそれを撫で、軽く握ると上下に手を移動させる。次第に硬度を増す肉棒の先端を抉るように刺激を加えれば、「………あっんああ!」と声を上げながら呆気ないほど直ぐに欲が放たれた。
肌に飛び散る白濁を集めると、息を整える暇も与えず後孔へ塗りたくる。
次第に意識がハッキリしてくる相手は、自分の現状を整理出来ない内に新たな刺激に身体を仰け反らせる。
「…えっ?いや!…なんなのお?!ま、まって…!」
「ん?大丈夫大丈夫。」
タチよりも格段に柔らかい蕾に人差し指を突き刺せば、すんなりと受け入れてくれる。時間をかけ、指を増やしながら中を解していくと、途中善い所を触れたのかビクビクと身体を痙攣させた。
「…う……ああっ!………は、あ、はあはあ。」
「うーん。そろそろ良いかな。」
相手の足を持ち上げ自分の肩に乗せ、片方の足を限界まで開かせ恥ずかしい場所を隠させることもさせない。「…だめ、だめえ…」と言いながら顔を手で覆う相手の恥じらいは、今のアルフレッドの耳には入らない。
自身のスラックスと下着を下ろし、取り出したそれはタチらしく赤黒い立派な物だった。十分に解れた入り口に宛がわれ、思い切り中へと穿たれた。
その質量と苦しさに目を見開き息を止めた相手も、ゆるゆると出し入れされる感覚を次第に快楽へと移行させていく。
「…くっ…出る…。」
「…っやあ、ああ…!」
挿入した場所の熔けるような熱さと、きゅうきゅうと搾り取られる様な締めに堪えきれず、中へと欲を放つ。
相手は腸内に注ぎ込まれた白濁の熱さに身体を跳ね、抜かれていく刺激にまた身体が反応する。
………………………やっちまっっっっった。
溜めていた物を出し終えて、スッキリした頭はようやく覚醒する。 行きずりの子を発情させ、それにあてられて襲ってしまったか。
相手の後孔から溢れる物は、間違い無く自分の所業で思わず額を押さえる。更に、相手は学ランだったということは、高等部ではなくて中等部。中学生を襲ったということだ。
息を整える相手の顔を横目に、覚悟を決めて口を開く。
「…えーっと、君、大丈夫かな?あの、痛い所とかある?」
「…………?…あ、そうですね、腰が痛いです。」
心配そうに声をかける俺を怪訝そうに見返し、起き上がれない事を伝えてくる。その言葉に直ぐ上半身を起こしてあげ、腰を擦って気遣う。
「加減出来なかったから、かなりの負担だったよな。ああ、仮眠室のシャワーしに行こうか。…ってそれ以前に名前すら知らなかった。えっと、君の名前は?」
「…ラティーフ・シャヒーンです。中等部の2年Ⅲ組の。」
やっぱり貴族科の子か。
捲し立てるアルフレッドの質問に、冷静に名前を伝えるシャヒーンは、何か思案しているのか少し目を伏せ、自分を心配する相手を見つめる。
「…貴方様のお名前をお聞きしても?」
「あー、言ってなかったか。俺は、高等部1年Ⅱ組のアルフレッド・シュタルト。こんな事になって、本当にすまない。」
申し訳なく頭を下げるアルフレッドを、シャヒーンはじっと見つめたかと思えば、にっこりと含みのある笑みで小首を傾げた。
「では、責任を取って下さいますよね?」
「…え?」
猫目に悪戯っぽさを含む様に、少し惹かれていた。だが、自分に対してされた事の無い意志の強い口調に、驚き口を閉ざし相手をまじまじと見返す。
「…ぼくは、神聖国家フォーランで法王様の第12正妃となる予定でした。…どうか、責任取って下さい。」
あなたにおすすめの小説
主人公のライバルポジにいるようなので、主人公のカッコ可愛さを特等席で愛でたいと思います。
小鷹けい
BL
以前、なろうサイトさまに途中まであげて、結局書きかけのまま放置していたものになります(アカウントごと削除済み)タイトルさえもうろ覚え。
そのうち続きを書くぞ、の意気込みついでに数話分投稿させていただきます。
先輩×後輩
攻略キャラ×当て馬キャラ
総受けではありません。
嫌われ→からの溺愛。こちらも面倒くさい拗らせ攻めです。
ある日、目が覚めたら大好きだったBLゲームの当て馬キャラになっていた。死んだ覚えはないが、そのキャラクターとして生きてきた期間の記憶もある。
だけど、ここでひとつ問題が……。『おれ』の推し、『僕』が今まで嫌がらせし続けてきた、このゲームの主人公キャラなんだよね……。
え、イジめなきゃダメなの??死ぬほど嫌なんだけど。絶対嫌でしょ……。
でも、主人公が攻略キャラとBLしてるところはなんとしても見たい!!ひっそりと。なんなら近くで見たい!!
……って、なったライバルポジとして生きることになった『おれ(僕)』が、主人公と仲良くしつつ、攻略キャラを巻き込んでひっそり推し活する……みたいな話です。
本来なら当て馬キャラとして冷たくあしらわれ、手酷くフラれるはずの『ハルカ先輩』から、バグなのかなんなのか徐々に距離を詰めてこられて戸惑いまくる当て馬の話。
こちらは、ゆるゆる不定期更新になります。
王道学園のモブ
四季織
BL
王道学園に転生した俺が出会ったのは、寡黙書記の先輩だった。
私立白鳳学園。山の上のこの学園は、政財界、文化界を担う子息達が通う超名門校で、特に、有名なのは生徒会だった。
そう、俺、小坂威(おさかたける)は王道学園BLゲームの世界に転生してしまったんだ。もちろんゲームに登場しない、名前も見た目も平凡なモブとして。
学院のモブ役だったはずの青年溺愛物語
紅林
BL
『桜田門学院高等学校』
日本中の超金持ちの子息子女が通うこの学校は東京都内に位置する幼少中高大院までの一貫校だ。しかし学校の規模に見合わず生徒数は一学年300人程の少人数の学院で、他とは少し違う校風の学院でもある。
そんな学院でモブとして役割を果たすはずだった青年の物語
拝啓、目が覚めたらBLゲームの主人公だった件
碧月 晶
BL
さっきまでコンビニに向かっていたはずだったのに、何故か目が覚めたら病院にいた『俺』。
状況が分からず戸惑う『俺』は窓に映った自分の顔を見て驚いた。
「これ…俺、なのか?」
何故ならそこには、恐ろしく整った顔立ちの男が映っていたのだから。
《これは、現代魔法社会系BLゲームの主人公『石留 椿【いしどめ つばき】(16)』に転生しちゃった元平凡男子(享年18)が攻略対象たちと出会い、様々なイベントを経て『運命の相手』を見つけるまでの物語である──。》
────────────
~お知らせ~
※第3話を少し修正しました。
※第5話を少し修正しました。
※第6話を少し修正しました。
※第11話を少し修正しました。
※第19話を少し修正しました。
※第22話を少し修正しました。
※第24話を少し修正しました。
※第25話を少し修正しました。
※第26話を少し修正しました。
※第31話を少し修正しました。
※第32話を少し修正しました。
※第33話を少し修正しました。
────────────
※感想(一言だけでも構いません!)、いいね、お気に入り、近況ボードへのコメント、大歓迎です!!
※表紙絵は作者が生成AIで試しに作ってみたものです。
聞いてた話と何か違う!
きのこのこのこ
BL
春、新しい出会いに胸が高鳴る中、千紘はすべてを思い出した。俺様生徒会長、腹黒副会長、チャラ男会計にワンコな書記、庶務は双子の愉快な生徒会メンバーと送るドキドキな日常――前世で大人気だったBLゲームを。そしてそのゲームの舞台こそ、千紘が今日入学した名門鷹耀学院であった。
生徒会メンバーは変態ばかり!?ゲームには登場しない人気グループ!?
聞いてた話と何か違うんですけど!
※主人公総受けで過激な描写もありますが、固定カプで着地します。
他のサイトにも投稿しています。
BL世界に転生したけど主人公の弟で悪役だったのでほっといてください
わさび
BL
前世、妹から聞いていたBL世界に転生してしまった主人公。
まだ転生したのはいいとして、何故よりにもよって悪役である弟に転生してしまったのか…!?
悪役の弟が抱えていたであろう嫉妬に抗いつつ転生生活を過ごす物語。
事なかれ主義の回廊
由紀菜
BL
大学生の藤咲啓嗣は通学中に事故に遭い、知らない世界で転生する。大貴族の次男ランバート=アルフレイドとして初等部入学前から人生をやり直し、学園で出会う無愛想で大人顔負けの魔法の実力者であるヨアゼルン=フィアラルドと親友になるが、彼に隠された力に翻弄され次々と襲ってくる災難に巻き込まれる。終いには、国家の存続を揺るがす大事件にまで発展することに・・・
転生したら乙女ゲームのモブキャラだったのでモブハーレム作ろうとしたら…BLな方向になるのだが
松林 松茸
BL
私は「南 明日香」という平凡な会社員だった。
ありふれた生活と隠していたオタク趣味。それだけで満足な生活だった。
あの日までは。
気が付くと大好きだった乙女ゲーム“ときめき魔法学院”のモブキャラ「レナンジェス=ハックマン子爵家長男」に転生していた。
(無いものがある!これは…モブキャラハーレムを作らなくては!!)
その野望を実現すべく計画を練るが…アーな方向へ向かってしまう。
元日本人女性の異世界生活は如何に?
※カクヨム様、小説家になろう様で同時連載しております。
5月23日から毎日、昼12時更新します。