45 / 45
第一部 街亭の戦い
34話 正議 命の灯火は道を照らし こぼれる情は友が拾う(エピローグ)
しおりを挟む
【正議】
敗北に終わった北伐から三月。
建興六年(二二八年)冬の到来を告げる成都。
政庁の大広間は、分厚い氷盤に閉ざされたような沈黙に支配されていた。
諸葛亮は丞相を辞し、多くの将軍が降格となった。街亭での敗北の責を取り馬謖は処刑され、そして、敗戦の主犯を庇った私、向朗は免職となった。
「魏は強大すぎる」「挑むこと自体が間違いだったのだ」という絶望と恐怖は、宮廷の床を冷たく這い回り、家臣たちの喉元を締め上げていた。
その時、衣擦れの音が静かに、しかし凛と響いた。
「丞相、ご出仕」
諸葛亮のその白い漢服が姿を現す。
激務に削げ落ちた頬、死人のように蒼白い顔色。
だが、その双眸だけは、さざ波ひとつない古鏡のような静謐さを湛えている。
彼は定位置についても、すぐには口を開かなかった。ただ、怯える群臣たちを責めることなく、まるで病人を労るような眼差しで静かに見渡した。
「……皆の不安、痛いほど伝わってまいります」
諸葛亮の声は決して大きくはなかったが、澄んだ清水の如く、広間の隅々まで染み渡った。
「魏は強大であり、抗うべからず。これと戦うは無謀である……。皆の腹の底にあるのは、そのような『恐怖』でありましょう」
図星を指された文官たちが、気まずそうに俯く。
諸葛亮は羽扇をゆっくりと胸元へ寄せ、諭すように言葉を継いだ。
「無理もありません。確かに魏は広く、兵も多い。しかし、どうか目先の恐ろしさだけに囚われないでいただきたい。……歴史という名の鏡を、見てください」
諸葛亮は遠い過去を懐かしむように、虚空を見上げた。
「かつて、項羽という覇者がおりました。その武勇は万夫不当、天下の諸侯は皆、雷鳴を聞くがごとく震え上がり、誰もが『項羽には勝てぬ』と信じて疑わなかった」
そこで彼は視線を戻し、群臣一人一人の顔を静かに見つめながら、問いかけた。
「冷静に比べてごらんなさい。……今の魏がいかに強いといえども、当時の項羽ほどでありましょうか?」
広間にわずかなざわめきが走る。諸葛亮は首を横に振り、自ら答えた。
「いいえ。項羽の強さは、今の魏などの比ではありませんでした。 当時の人々が感じた絶望は、今の比ではなかったはずです」
彼は一歩、前に進み出た。
「しかし、その怪物のような項羽を最後に倒したのは誰でしたか? 弱小で、戦えば負け続けてばかりいた、漢の高祖(劉邦)ではありませんか。 なぜ、今の魏よりも遥かに恐ろしかった項羽が滅び、最弱の劉邦が勝ったのか。 それは項羽が『不義』の逆賊であり、高祖が『道義』を背負っていたからです。不義は孤立し、道義は人を集める。それが世の理(ことわり)です」
諸葛亮は北の方角――魏の都がある彼方を見据え、静かに断言した。
「今の魏は、強いといっても昔の項羽には及びません。 対して、我ら漢室の正統なる法と道義は、当時の高祖に何ら恥じるものではない。 我らは、項羽よりも弱い敵を相手にしているのです。そして我らには、項羽を倒した高祖と同じ『正義』がある。 ならば、恐れることなど何もありません。我らが道を誤らぬ限り、賊を討つことは疑いようのない必然なのです」
静寂が戻った。 だが、それは先ほどまでの凍りついた沈黙ではない。憑き物が落ちたように顔を上げる臣下たち。その目には再び光が戻っていた。理路整然とした「勝てる理屈」が、彼らの恐怖を拭い去ったのだ。
その様子を見届けた諸葛亮。
ふと、胸の奥で爆ぜるような痛みを覚えた。 せり上がる咳。口の中に広がる鉄錆のような血の味。歪む視界。
(――まだだ!)
諸葛亮は表情一つ変えなかった。
ただ、羽扇を握る指の関節が白く浮き出るほどに力を込め、口元を隠す。喉元までせり上がった咳と、鉄錆のような血の味を、無音のうちに強引に飲み下した。
今、自分が倒れるわけにはいかない。この国の希望は、先帝より託された「夢」 は、この細い体一つにかかっているのだから。
彼は蒼白な顔は、悲痛な覚悟をひた隠し、自愛にも似た微笑を浮かべ、最後の言葉を告げた。
「……敵を討つ大義は、すでに我らにあります。あとは、行うのみ」
諸葛亮の声が、わずかに掠れた。
「臣、亮。駑馬(どば)に鞭打ち、この命の灯火が尽きる最期の刻(とき)まで、 漢室のためにこの身を捧げ尽くす所存です。」
彼は羽扇を北へと向けた。
「……さあ、参りましょう。道は、まだ続いております」
丞相の静かなる宣言とともに、蜀漢という国は、涙を拭い、圧倒的な熱量をもってもう一度動き出した。 終わりなき道を、ただひたすらに進むために。
【決別】
政庁の大広間から湧き上がる、地鳴りのような熱気。 それは、恐怖と敗北感に凍り付いていた臣下たちの心が、丞相諸葛亮の言葉という火によって、再び燃え上がった音であった。
「臣、亮。この命の灯火が尽きる最期の刻まで……」
その誓いは、分厚い扉を隔てた回廊の闇に佇む私の耳にも、痛いほど鮮明に突き刺さった。
広間の兵たちが歓喜に震えるその熱気が、私には恐ろしい。それは希望の暖かさなどではない。友が、自らの骨を薪とし、血を油として燃やし尽くそうとする、命を焦がす熱だ。
私は、柱の陰で胸を強く鷲掴みにした。締め付けられるような悲痛な情が、喉元までせり上がってくる。
(友よ、……なぜそこまで己を犠牲にするのか。)
私の脳裏に焼き付いているのは、先日の謁見で見た、彼の後ろ姿だ。 かつては瑞々しかった項(うなじ)は、今や皮と骨だけになり、冠の紐さえ重たげに見えた。私よりひと回りも若いはずの彼が、私よりも遥かに老いさらばえ、枯れ木のようになりながら、なお千鈞の重荷を背負って立っている。
「法」と「理」で国を縛り、自らをも縛り上げ、その命を薪として漢室再興の炎を維持する。 その生き様はあまりに壮絶で、そしてあまりに孤独だ。
(お前は、生きようとしているのではない。死に場所を探して、自らを灰にするつもりか)
広間からは、再び軍の再編と次なる戦いへの準備を整える者たちの足音が響き始めた。
彼らは再び、友が敷いた道の上を走り出す。だが、その先にある未来に、私はどうしても暗い影を拭い去ることができない。
今回の街亭のような悲劇が、また繰り返されるのではないか。厳格すぎる法についていけず、零れ落ちる者たちがこれからも現れるのではないか。
(私に、彼を止める力はない……)
私は官を去った身だ。あの場に踏み込み、『休んでくれ』などという甘い言葉を掛ける資格はない。止めたい。止めに入って、その細い体を抱き留める権限もない。何もできない。友が命を削る音を聞きながら、ただ扉の外に立ち尽くす。 ……無力だ。
だが。 ただ指をくわえて、友が燃え尽きるのを見ているだけで良いのか?
「……いいや」
私は小さく、しかし力強く首を振った。
友が「法」で国を骨組みするなら、誰かがその隙間を埋める「肉」とならねばならぬ。友が厳格な法として民を導くなら、誰かが慈愛ある情として、傷ついた者たちを癒やさねばならぬ。
(友よ。君が天下という大河を征くなら、私はその岸辺で、君がこぼれ落とさざるを得なかった「情」を拾い集めよう)
戦場で散る命、残された家族の涙、法に裁かれた者の無念。
それらを救い、次代の若者たちに「人が人として生きる道」を説くこと。それこそが、官位を持たぬ私にしかできない、もう一つの闘いではないか。
友の身体を蝕む「孤独」を、私が民草の間から支えるのだ。
「行かれよ、友よ。君の背中は、この向朗が支え続けよう」
私は広間に背を向けた。 その足取りは、ここに来た時よりも軽く、確かな熱を帯びていた。私の戦場は、ここではない。成都の市井、人々の暮らしの中にこそあるのだから。
第一部 完
ーーーーー
第一部エンディングに到達いたしました。
なぜ向朗が諸葛亮の友人枠に入らないのか、後継者と言われないのか。そんな私のアンサーとなります。
(友よ。君が天下という大河を征くなら、私はその岸辺で、君がこぼれ落とさざるを得なかった「情」を拾い集めよう)
「不干時事 」天下の世情に興味がなかった。と史書に書かれる向朗。
第一部の構想にあたって、最初に思いついた決め台詞ですね。
三国志に、向朗に、興味が湧いた方、ブックマーク・コメントなどしていただけるととても励みになります。よろしくお願いします。
敗北に終わった北伐から三月。
建興六年(二二八年)冬の到来を告げる成都。
政庁の大広間は、分厚い氷盤に閉ざされたような沈黙に支配されていた。
諸葛亮は丞相を辞し、多くの将軍が降格となった。街亭での敗北の責を取り馬謖は処刑され、そして、敗戦の主犯を庇った私、向朗は免職となった。
「魏は強大すぎる」「挑むこと自体が間違いだったのだ」という絶望と恐怖は、宮廷の床を冷たく這い回り、家臣たちの喉元を締め上げていた。
その時、衣擦れの音が静かに、しかし凛と響いた。
「丞相、ご出仕」
諸葛亮のその白い漢服が姿を現す。
激務に削げ落ちた頬、死人のように蒼白い顔色。
だが、その双眸だけは、さざ波ひとつない古鏡のような静謐さを湛えている。
彼は定位置についても、すぐには口を開かなかった。ただ、怯える群臣たちを責めることなく、まるで病人を労るような眼差しで静かに見渡した。
「……皆の不安、痛いほど伝わってまいります」
諸葛亮の声は決して大きくはなかったが、澄んだ清水の如く、広間の隅々まで染み渡った。
「魏は強大であり、抗うべからず。これと戦うは無謀である……。皆の腹の底にあるのは、そのような『恐怖』でありましょう」
図星を指された文官たちが、気まずそうに俯く。
諸葛亮は羽扇をゆっくりと胸元へ寄せ、諭すように言葉を継いだ。
「無理もありません。確かに魏は広く、兵も多い。しかし、どうか目先の恐ろしさだけに囚われないでいただきたい。……歴史という名の鏡を、見てください」
諸葛亮は遠い過去を懐かしむように、虚空を見上げた。
「かつて、項羽という覇者がおりました。その武勇は万夫不当、天下の諸侯は皆、雷鳴を聞くがごとく震え上がり、誰もが『項羽には勝てぬ』と信じて疑わなかった」
そこで彼は視線を戻し、群臣一人一人の顔を静かに見つめながら、問いかけた。
「冷静に比べてごらんなさい。……今の魏がいかに強いといえども、当時の項羽ほどでありましょうか?」
広間にわずかなざわめきが走る。諸葛亮は首を横に振り、自ら答えた。
「いいえ。項羽の強さは、今の魏などの比ではありませんでした。 当時の人々が感じた絶望は、今の比ではなかったはずです」
彼は一歩、前に進み出た。
「しかし、その怪物のような項羽を最後に倒したのは誰でしたか? 弱小で、戦えば負け続けてばかりいた、漢の高祖(劉邦)ではありませんか。 なぜ、今の魏よりも遥かに恐ろしかった項羽が滅び、最弱の劉邦が勝ったのか。 それは項羽が『不義』の逆賊であり、高祖が『道義』を背負っていたからです。不義は孤立し、道義は人を集める。それが世の理(ことわり)です」
諸葛亮は北の方角――魏の都がある彼方を見据え、静かに断言した。
「今の魏は、強いといっても昔の項羽には及びません。 対して、我ら漢室の正統なる法と道義は、当時の高祖に何ら恥じるものではない。 我らは、項羽よりも弱い敵を相手にしているのです。そして我らには、項羽を倒した高祖と同じ『正義』がある。 ならば、恐れることなど何もありません。我らが道を誤らぬ限り、賊を討つことは疑いようのない必然なのです」
静寂が戻った。 だが、それは先ほどまでの凍りついた沈黙ではない。憑き物が落ちたように顔を上げる臣下たち。その目には再び光が戻っていた。理路整然とした「勝てる理屈」が、彼らの恐怖を拭い去ったのだ。
その様子を見届けた諸葛亮。
ふと、胸の奥で爆ぜるような痛みを覚えた。 せり上がる咳。口の中に広がる鉄錆のような血の味。歪む視界。
(――まだだ!)
諸葛亮は表情一つ変えなかった。
ただ、羽扇を握る指の関節が白く浮き出るほどに力を込め、口元を隠す。喉元までせり上がった咳と、鉄錆のような血の味を、無音のうちに強引に飲み下した。
今、自分が倒れるわけにはいかない。この国の希望は、先帝より託された「夢」 は、この細い体一つにかかっているのだから。
彼は蒼白な顔は、悲痛な覚悟をひた隠し、自愛にも似た微笑を浮かべ、最後の言葉を告げた。
「……敵を討つ大義は、すでに我らにあります。あとは、行うのみ」
諸葛亮の声が、わずかに掠れた。
「臣、亮。駑馬(どば)に鞭打ち、この命の灯火が尽きる最期の刻(とき)まで、 漢室のためにこの身を捧げ尽くす所存です。」
彼は羽扇を北へと向けた。
「……さあ、参りましょう。道は、まだ続いております」
丞相の静かなる宣言とともに、蜀漢という国は、涙を拭い、圧倒的な熱量をもってもう一度動き出した。 終わりなき道を、ただひたすらに進むために。
【決別】
政庁の大広間から湧き上がる、地鳴りのような熱気。 それは、恐怖と敗北感に凍り付いていた臣下たちの心が、丞相諸葛亮の言葉という火によって、再び燃え上がった音であった。
「臣、亮。この命の灯火が尽きる最期の刻まで……」
その誓いは、分厚い扉を隔てた回廊の闇に佇む私の耳にも、痛いほど鮮明に突き刺さった。
広間の兵たちが歓喜に震えるその熱気が、私には恐ろしい。それは希望の暖かさなどではない。友が、自らの骨を薪とし、血を油として燃やし尽くそうとする、命を焦がす熱だ。
私は、柱の陰で胸を強く鷲掴みにした。締め付けられるような悲痛な情が、喉元までせり上がってくる。
(友よ、……なぜそこまで己を犠牲にするのか。)
私の脳裏に焼き付いているのは、先日の謁見で見た、彼の後ろ姿だ。 かつては瑞々しかった項(うなじ)は、今や皮と骨だけになり、冠の紐さえ重たげに見えた。私よりひと回りも若いはずの彼が、私よりも遥かに老いさらばえ、枯れ木のようになりながら、なお千鈞の重荷を背負って立っている。
「法」と「理」で国を縛り、自らをも縛り上げ、その命を薪として漢室再興の炎を維持する。 その生き様はあまりに壮絶で、そしてあまりに孤独だ。
(お前は、生きようとしているのではない。死に場所を探して、自らを灰にするつもりか)
広間からは、再び軍の再編と次なる戦いへの準備を整える者たちの足音が響き始めた。
彼らは再び、友が敷いた道の上を走り出す。だが、その先にある未来に、私はどうしても暗い影を拭い去ることができない。
今回の街亭のような悲劇が、また繰り返されるのではないか。厳格すぎる法についていけず、零れ落ちる者たちがこれからも現れるのではないか。
(私に、彼を止める力はない……)
私は官を去った身だ。あの場に踏み込み、『休んでくれ』などという甘い言葉を掛ける資格はない。止めたい。止めに入って、その細い体を抱き留める権限もない。何もできない。友が命を削る音を聞きながら、ただ扉の外に立ち尽くす。 ……無力だ。
だが。 ただ指をくわえて、友が燃え尽きるのを見ているだけで良いのか?
「……いいや」
私は小さく、しかし力強く首を振った。
友が「法」で国を骨組みするなら、誰かがその隙間を埋める「肉」とならねばならぬ。友が厳格な法として民を導くなら、誰かが慈愛ある情として、傷ついた者たちを癒やさねばならぬ。
(友よ。君が天下という大河を征くなら、私はその岸辺で、君がこぼれ落とさざるを得なかった「情」を拾い集めよう)
戦場で散る命、残された家族の涙、法に裁かれた者の無念。
それらを救い、次代の若者たちに「人が人として生きる道」を説くこと。それこそが、官位を持たぬ私にしかできない、もう一つの闘いではないか。
友の身体を蝕む「孤独」を、私が民草の間から支えるのだ。
「行かれよ、友よ。君の背中は、この向朗が支え続けよう」
私は広間に背を向けた。 その足取りは、ここに来た時よりも軽く、確かな熱を帯びていた。私の戦場は、ここではない。成都の市井、人々の暮らしの中にこそあるのだから。
第一部 完
ーーーーー
第一部エンディングに到達いたしました。
なぜ向朗が諸葛亮の友人枠に入らないのか、後継者と言われないのか。そんな私のアンサーとなります。
(友よ。君が天下という大河を征くなら、私はその岸辺で、君がこぼれ落とさざるを得なかった「情」を拾い集めよう)
「不干時事 」天下の世情に興味がなかった。と史書に書かれる向朗。
第一部の構想にあたって、最初に思いついた決め台詞ですね。
三国志に、向朗に、興味が湧いた方、ブックマーク・コメントなどしていただけるととても励みになります。よろしくお願いします。
0
この作品の感想を投稿する
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
ヤンデレ美少女転校生と共に体育倉庫に閉じ込められ、大問題になりましたが『結婚しています!』で乗り切った嘘のような本当の話
桜井正宗
青春
――結婚しています!
それは二人だけの秘密。
高校二年の遙と遥は結婚した。
近年法律が変わり、高校生(十六歳)からでも結婚できるようになっていた。だから、問題はなかった。
キッカケは、体育倉庫に閉じ込められた事件から始まった。校長先生に問い詰められ、とっさに誤魔化した。二人は退学の危機を乗り越える為に本当に結婚することにした。
ワケありヤンデレ美少女転校生の『小桜 遥』と”新婚生活”を開始する――。
*結婚要素あり
*ヤンデレ要素あり
わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...
MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。
ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。
さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?
そのほかに外伝も綴りました。
久々に幼なじみの家に遊びに行ったら、寝ている間に…
しゅうじつ
BL
俺の隣の家に住んでいる有沢は幼なじみだ。
高校に入ってからは、学校で話したり遊んだりするくらいの仲だったが、今日数人の友達と彼の家に遊びに行くことになった。
数年ぶりの幼なじみの家を懐かしんでいる中、いつの間にか友人たちは帰っており、幼なじみと2人きりに。
そこで俺は彼の部屋であるものを見つけてしまい、部屋に来た有沢に咄嗟に寝たフリをするが…
与兵衛長屋つれあい帖 お江戸ふたり暮らし
かずえ
歴史・時代
旧題:ふたり暮らし
長屋シリーズ一作目。
第八回歴史・時代小説大賞で優秀短編賞を頂きました。応援してくださった皆様、ありがとうございます。
十歳のみつは、十日前に一人親の母を亡くしたばかり。幸い、母の蓄えがあり、自分の裁縫の腕の良さもあって、何とか今まで通り長屋で暮らしていけそうだ。
頼まれた繕い物を届けた帰り、くすんだ着物で座り込んでいる男の子を拾う。
一人で寂しかったみつは、拾った男の子と二人で暮らし始めた。
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる