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アリスがホールの隅の椅子に腰掛け、一息つこうとすると、クライヴが足早に近づいてきた。周囲の貴族たちはクライヴの登場に少しざわめき、また“破棄されたはずの令嬢”との接触を面白そうに見つめている。
アリスは軽く会釈をし、クライヴも深く頭を下げる。
「アリス、来ていたのか。やはり姿を見つけると、つい声をかけずにはいられない」
「クライヴさま……。こんばんは。あの、先日は散歩のお付き合い、ありがとうございました」
「いや、こちらこそ……。今日は、その……すごく似合っている。ドレスが君を引き立ててるよ」
クライヴは照れを押し殺したように言い、アリスを見つめる。アリスは少し気恥ずかしくなりながらも、小さく微笑んだ。
そこへ、エリックが警戒モードを隠さないまま隣に立つ。クライヴはちらりとエリックを見て、やや言葉を選ぶ様子だ。
「……エリック、君も護衛として来ているのか」
「ああ、グラント様の命令だ。アリスの安全を守るのが俺の役目だ。……クライヴ、お前が何を考えているかは知らないが、アリスに余計な負担をかけるなよ」
エリックは遠回しに牽制している。そのまなざしには、クライヴに対する複雑な感情が見え隠れする。クライヴもまた、エリックの対抗意識を感じ取っているようで、目を伏せながら短く答えた。
「わかっている。……僕はただ、アリスが快く思わないなら、無理強いはしない。改めて言うけど、安心してほしい」
クライヴの穏やかな言葉に、エリックは少し気勢をそがれたような顔をする。一触即発の雰囲気が和らいだのを見て、アリスは内心ほっとする。
そこへ、またしてもフローレンスが登場。あざとい微笑みを浮かべながら、三人の間にすっと割って入る。
「やあやあ、なんだかいい雰囲気じゃない? クライヴさまとアリス、揃ってるところに護衛のエリックまで。こりゃあ話題になりそうね」
「フローレンス……あなたも来たんですね」
「あたりまえじゃないの。私だって夜会大好きなんだから。それより、アリスがモテすぎて困るくらいよ。もうディーン子爵も狙ってるし、クライヴさまも目が離せないし、エリックもずっと張り付いてるし……ふふっ」
フローレンスはわざとらしく目を細め、周囲を見渡す。少し先のテーブルにはディーンらしき姿がある。彼はあからさまにこっちを伺っており、タイミングをうかがっているようだ。
アリスは居心地の悪さを感じつつも、フローレンスの言葉を否定しきれない。実際、さまざまな男性の思惑が自分に向いてきている。それが“モテている”のか“狙われている”のかは微妙だが。
「……わたし、別に誰かと結婚したいわけじゃないのに、なんだか大変ですね」
「あまり大声で言うなよ。すでに『クライヴさまが復縁を考えているらしい』とか『ディーン子爵が猛アプローチ中』とか、いろんな噂が飛び交ってるんだから」
フローレンスが楽しげに囁く。アリスは「うう……」と呻いてから、小さく首を振った。
「周りの噂はどうでもいいです。ただ、わたし自身が落ち着きたいだけなのに」
「まあ、落ち着きたいのはわかるけど……せっかくの夜会なんだから、少しは楽しまないともったいないわよ。ほら、音楽も始まったし、クライヴさま、踊らないの?」
フローレンスはクライヴに話を振る。クライヴは戸惑ったようにアリスを見た。
「アリスが嫌でなければ……一曲踊ってもいいかな」
「……どうしよう」
アリスは迷う。ダンスを踊るのが嫌いなわけではないが、大勢の前でクライヴとペアを組めば、また“復縁”だの“婚約再開”だの、面倒な噂が広まるだろう。それは正直、気が重い。
しかし、拒否すればそれはそれで「まだ根に持っているのか」などと思われるかもしれない。アリスは「社交界って、本当ややこしい……」と内心愚痴る。
エリックはそんなアリスを見て、「嫌なら断れ」と目で合図を送ってくる。クライヴはクライヴで待つ姿勢だ。フローレンスは「さあ、どうするの?」と面白がっている。
結局、アリスは周りに流される形で、小さく頷いた。
「……わかりました。じゃあ、一曲だけ。クライヴさま、いいですか?」
「もちろん。ありがとう、アリス」
クライヴは安堵と喜びが入り混じった声で答え、アリスに手を差し伸べる。アリスはおずおずとその手を取り、ホールの中央へ向かった。
音楽はすでにワルツのメロディを奏でている。踊りの得意な貴族たちがフロアに集まり、優雅なステップを踏み始めた。アリスもクライヴのリードでゆっくり踊り出す。
クライヴはアリスの腰に手を回し、微妙な距離感を保ちながらステップを刻む。その腕の支えはしっかりとしているが、アリスはどこか緊張してしまう。いつも眠たげな瞳も、今だけは少しキョロキョロと周囲を警戒しているようだ。
「大丈夫か? 足、辛くない?」
クライヴが気遣うように声をかけると、アリスはぎこちなく笑って首を振る。
「ご心配ありがとうございます。……わたし、ダンスは普段あまりしませんけど、なんとか……」
「そうか。よかった。……周りを気にしなくていい。今は君だけを見ればいいから」
クライヴの言葉に、アリスはさらに緊張してしまう。意識すると余計に落ち着かない。
それでも、クライヴのリードは上手で、アリスのステップは乱れずについていける。ゆるやかに旋回する視界の端で、エリックがこちらを見守っているのが見えた。彼の表情は複雑だ。
(エリック、怒ってないかな……)
そんなことを考えていると、音楽が一段盛り上がりを見せ、曲が終わりに差しかかった。二人は軽く体を離し、礼をして終了。周囲の拍手が響くなかで、アリスはほっと息をつく。
すると、クライヴはアリスの耳元で小さな声で囁く。
「ありがとう、アリス。……君と踊れてうれしかった」
「い、いえ……。わたしも、ありがとうございました」
アリスが少し赤面しながら答えると、クライヴはやや名残惜しそうに手を離した。周囲の人々はさっそく何やら噂を囁いているが、二人ともあえて気にしないふりをする。
ダンスを終えてフロアの外に出ようとすると、エリックがスッとアリスのそばに寄る。目はクライヴを警戒しているが、表立って口を出すことはしない。アリスはエリックに微笑みかける。
「エリック、待っててくれたんですね。……疲れちゃいました」
「ああ、よく頑張ったな。……大丈夫か?」
「はい。ちょっと足が熱いくらいです。でも、まだ踊りたいわけじゃ……」
アリスがそう言いかけたところへ、またしても“敵”が現れる。ディーンだ。彼はタイミングを見計らったかのように、意気揚々と割って入る。
「アリス嬢、さっきは失礼しました! もう体調はよろしいですか? 今度こそ、私と一曲……」
「え、ええと……」
ディーンの申し出に、アリスはまたも困り顔。エリックは怒りを露わにしそうだったが、アリスに任せようと黙っている。そこへフローレンスが「こりゃあ面白くなりそう」とばかりに笑って眺めている。
クライヴは一応、ディーンの存在を把握しつつも、すぐに口をはさむことはしない。むしろアリスがどう対応するかを見極めようとしているようだ。
――こうして、アリスをめぐる波乱はさらに続く。クライヴの好意が見え始めた今、エリックの守護、そしてディーンの猛アプローチが入り混じり、夜会は少しずつ熱気を帯びていく。アリスは果たしてどう切り抜けるのか――
アリスは軽く会釈をし、クライヴも深く頭を下げる。
「アリス、来ていたのか。やはり姿を見つけると、つい声をかけずにはいられない」
「クライヴさま……。こんばんは。あの、先日は散歩のお付き合い、ありがとうございました」
「いや、こちらこそ……。今日は、その……すごく似合っている。ドレスが君を引き立ててるよ」
クライヴは照れを押し殺したように言い、アリスを見つめる。アリスは少し気恥ずかしくなりながらも、小さく微笑んだ。
そこへ、エリックが警戒モードを隠さないまま隣に立つ。クライヴはちらりとエリックを見て、やや言葉を選ぶ様子だ。
「……エリック、君も護衛として来ているのか」
「ああ、グラント様の命令だ。アリスの安全を守るのが俺の役目だ。……クライヴ、お前が何を考えているかは知らないが、アリスに余計な負担をかけるなよ」
エリックは遠回しに牽制している。そのまなざしには、クライヴに対する複雑な感情が見え隠れする。クライヴもまた、エリックの対抗意識を感じ取っているようで、目を伏せながら短く答えた。
「わかっている。……僕はただ、アリスが快く思わないなら、無理強いはしない。改めて言うけど、安心してほしい」
クライヴの穏やかな言葉に、エリックは少し気勢をそがれたような顔をする。一触即発の雰囲気が和らいだのを見て、アリスは内心ほっとする。
そこへ、またしてもフローレンスが登場。あざとい微笑みを浮かべながら、三人の間にすっと割って入る。
「やあやあ、なんだかいい雰囲気じゃない? クライヴさまとアリス、揃ってるところに護衛のエリックまで。こりゃあ話題になりそうね」
「フローレンス……あなたも来たんですね」
「あたりまえじゃないの。私だって夜会大好きなんだから。それより、アリスがモテすぎて困るくらいよ。もうディーン子爵も狙ってるし、クライヴさまも目が離せないし、エリックもずっと張り付いてるし……ふふっ」
フローレンスはわざとらしく目を細め、周囲を見渡す。少し先のテーブルにはディーンらしき姿がある。彼はあからさまにこっちを伺っており、タイミングをうかがっているようだ。
アリスは居心地の悪さを感じつつも、フローレンスの言葉を否定しきれない。実際、さまざまな男性の思惑が自分に向いてきている。それが“モテている”のか“狙われている”のかは微妙だが。
「……わたし、別に誰かと結婚したいわけじゃないのに、なんだか大変ですね」
「あまり大声で言うなよ。すでに『クライヴさまが復縁を考えているらしい』とか『ディーン子爵が猛アプローチ中』とか、いろんな噂が飛び交ってるんだから」
フローレンスが楽しげに囁く。アリスは「うう……」と呻いてから、小さく首を振った。
「周りの噂はどうでもいいです。ただ、わたし自身が落ち着きたいだけなのに」
「まあ、落ち着きたいのはわかるけど……せっかくの夜会なんだから、少しは楽しまないともったいないわよ。ほら、音楽も始まったし、クライヴさま、踊らないの?」
フローレンスはクライヴに話を振る。クライヴは戸惑ったようにアリスを見た。
「アリスが嫌でなければ……一曲踊ってもいいかな」
「……どうしよう」
アリスは迷う。ダンスを踊るのが嫌いなわけではないが、大勢の前でクライヴとペアを組めば、また“復縁”だの“婚約再開”だの、面倒な噂が広まるだろう。それは正直、気が重い。
しかし、拒否すればそれはそれで「まだ根に持っているのか」などと思われるかもしれない。アリスは「社交界って、本当ややこしい……」と内心愚痴る。
エリックはそんなアリスを見て、「嫌なら断れ」と目で合図を送ってくる。クライヴはクライヴで待つ姿勢だ。フローレンスは「さあ、どうするの?」と面白がっている。
結局、アリスは周りに流される形で、小さく頷いた。
「……わかりました。じゃあ、一曲だけ。クライヴさま、いいですか?」
「もちろん。ありがとう、アリス」
クライヴは安堵と喜びが入り混じった声で答え、アリスに手を差し伸べる。アリスはおずおずとその手を取り、ホールの中央へ向かった。
音楽はすでにワルツのメロディを奏でている。踊りの得意な貴族たちがフロアに集まり、優雅なステップを踏み始めた。アリスもクライヴのリードでゆっくり踊り出す。
クライヴはアリスの腰に手を回し、微妙な距離感を保ちながらステップを刻む。その腕の支えはしっかりとしているが、アリスはどこか緊張してしまう。いつも眠たげな瞳も、今だけは少しキョロキョロと周囲を警戒しているようだ。
「大丈夫か? 足、辛くない?」
クライヴが気遣うように声をかけると、アリスはぎこちなく笑って首を振る。
「ご心配ありがとうございます。……わたし、ダンスは普段あまりしませんけど、なんとか……」
「そうか。よかった。……周りを気にしなくていい。今は君だけを見ればいいから」
クライヴの言葉に、アリスはさらに緊張してしまう。意識すると余計に落ち着かない。
それでも、クライヴのリードは上手で、アリスのステップは乱れずについていける。ゆるやかに旋回する視界の端で、エリックがこちらを見守っているのが見えた。彼の表情は複雑だ。
(エリック、怒ってないかな……)
そんなことを考えていると、音楽が一段盛り上がりを見せ、曲が終わりに差しかかった。二人は軽く体を離し、礼をして終了。周囲の拍手が響くなかで、アリスはほっと息をつく。
すると、クライヴはアリスの耳元で小さな声で囁く。
「ありがとう、アリス。……君と踊れてうれしかった」
「い、いえ……。わたしも、ありがとうございました」
アリスが少し赤面しながら答えると、クライヴはやや名残惜しそうに手を離した。周囲の人々はさっそく何やら噂を囁いているが、二人ともあえて気にしないふりをする。
ダンスを終えてフロアの外に出ようとすると、エリックがスッとアリスのそばに寄る。目はクライヴを警戒しているが、表立って口を出すことはしない。アリスはエリックに微笑みかける。
「エリック、待っててくれたんですね。……疲れちゃいました」
「ああ、よく頑張ったな。……大丈夫か?」
「はい。ちょっと足が熱いくらいです。でも、まだ踊りたいわけじゃ……」
アリスがそう言いかけたところへ、またしても“敵”が現れる。ディーンだ。彼はタイミングを見計らったかのように、意気揚々と割って入る。
「アリス嬢、さっきは失礼しました! もう体調はよろしいですか? 今度こそ、私と一曲……」
「え、ええと……」
ディーンの申し出に、アリスはまたも困り顔。エリックは怒りを露わにしそうだったが、アリスに任せようと黙っている。そこへフローレンスが「こりゃあ面白くなりそう」とばかりに笑って眺めている。
クライヴは一応、ディーンの存在を把握しつつも、すぐに口をはさむことはしない。むしろアリスがどう対応するかを見極めようとしているようだ。
――こうして、アリスをめぐる波乱はさらに続く。クライヴの好意が見え始めた今、エリックの守護、そしてディーンの猛アプローチが入り混じり、夜会は少しずつ熱気を帯びていく。アリスは果たしてどう切り抜けるのか――
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