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season1 はじまりの一学期
運動会は燃えるのです② 【日直 鈴本大地】
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そして運動会の日がやってきた。
入場式を前に、校庭裏には各クラスの生徒たちが集まってきていた。
「あの、サキュ先生。その格好は何ですか……」
「ん? 何って体操服よ」
「うちの学校の女子の体操服はハーフパンツですよ。それは……」
「うん、ブルマーよ。昔いた学校のものが残っていたの。どうかしら?」
「なんというか、コスプレ感がすごいですが」
「ええ!? 合ってなかったかしら」
いえ、合ってないとかの問題ではなく、イヤラシすぎるんです……。
サキュ先生は全クラスの男子から注目されていたが、当の本人はそれを全く気にする様子はなかった。
###
本当は熱戦の顛末を届けたいところだが、諸事情によりサキュ先生が参加した競技の結果だけ記しておくことにする。
女子百メートル走。
圧勝。計測値が9.8秒だったのはミスとして処理された。
パン食い競争。
圧勝。パンに向かって飛び上がる際にバインバインと揺れる胸に出走者全員が目を奪われその間に勝利。
騎馬戦。
惨敗。競技開始前にサキュ先生がノーブラだという噂が流れ、サキュ先生のもとに敵が殺到。カオスな乱戦を引き起こすもサキュ先生はその中心で歓喜の声をあげていたとの目撃談あり。
###
大きく陽が傾いた教室で、僕は帰り支度をしていた。
運動会担当メンバーとして後片付けに駆り出されすっかり遅くなってしまった。
クラスの皆はとっくに下校している。
「鈴本君」
背後から声がした。
「サキュ先生? どうしたんですか?」
「鈴本君がいろいろ頑張ってくれたから、ねぎらってあげよう思って」
「ははは、肩でも揉んでくれるんですか?」
「いいわよ、揉んであげる」
背後から僕の肩に柔らかな指先が触れ、優しく包むようにほぐし始める。
「ふう……肩揉まれるのって気持ちいいものなんですね」
「もっと揉んで欲しい?」
「……はい」
サキュ先生の指先がゆっくりと背中へ降りときて、さらに脇を回って胸からお腹のあたりを羽毛が触れるように撫であげる。
「はぁ……サキュ先生、すごく、いいです。それと、あの……」
「どうしたの?」
耳元で囁くサキュ先生の吐息がかかる。
「先生の、胸が……背中に押し付けられてて……」
「振り返っていいのよ」
僕はサキュ先生の手から逃れるようにして向き直る。
「先生!……」
先生は何も身につけてなかった。
先生の豊かでツンと突き出た乳房は、夕陽に照らされて濃い影を落としている。
妖艶な微笑みを浮かべた先生の手が僕の股間へ伸びてくる。
「ウフフ、ここが一番凝ってるみたい」
「あ、せんせっ、先生……」
「ほぐしてあげなきゃね」
サキュ先生が床に膝をついた。
僕のジャージが足元まで引き下ろされる。
キリキリと脈打つほどたぎった僕の肉棒をサキュ先生の肉厚の唇が包み込んだ。
ちゃぷ、ちゃぷ、ちゃぷ。
湿った淫猥な音が響き、電流のような快楽が身体を駆け上がる。
「あ、先生っ、もう、僕もうダメですっ」
あっという間に僕はサキュ先生の口中に放ってしまった。
サキュ先生はそれを全て飲み干した後、唇を離す。
「先生……」
「あら? おかしいわね。全然凝りがとれないみたい」
サキュ先生は立ち上がると、机に腰掛けるようにして両脚を高く広げた。
先生のそこは、赤い花びらのように開いて淫靡に濡れている。
「今度はここでほぐしてみる?」
僕は吸い寄せられるようにサキュ先生の背に腕を回した。
(終)
入場式を前に、校庭裏には各クラスの生徒たちが集まってきていた。
「あの、サキュ先生。その格好は何ですか……」
「ん? 何って体操服よ」
「うちの学校の女子の体操服はハーフパンツですよ。それは……」
「うん、ブルマーよ。昔いた学校のものが残っていたの。どうかしら?」
「なんというか、コスプレ感がすごいですが」
「ええ!? 合ってなかったかしら」
いえ、合ってないとかの問題ではなく、イヤラシすぎるんです……。
サキュ先生は全クラスの男子から注目されていたが、当の本人はそれを全く気にする様子はなかった。
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本当は熱戦の顛末を届けたいところだが、諸事情によりサキュ先生が参加した競技の結果だけ記しておくことにする。
女子百メートル走。
圧勝。計測値が9.8秒だったのはミスとして処理された。
パン食い競争。
圧勝。パンに向かって飛び上がる際にバインバインと揺れる胸に出走者全員が目を奪われその間に勝利。
騎馬戦。
惨敗。競技開始前にサキュ先生がノーブラだという噂が流れ、サキュ先生のもとに敵が殺到。カオスな乱戦を引き起こすもサキュ先生はその中心で歓喜の声をあげていたとの目撃談あり。
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大きく陽が傾いた教室で、僕は帰り支度をしていた。
運動会担当メンバーとして後片付けに駆り出されすっかり遅くなってしまった。
クラスの皆はとっくに下校している。
「鈴本君」
背後から声がした。
「サキュ先生? どうしたんですか?」
「鈴本君がいろいろ頑張ってくれたから、ねぎらってあげよう思って」
「ははは、肩でも揉んでくれるんですか?」
「いいわよ、揉んであげる」
背後から僕の肩に柔らかな指先が触れ、優しく包むようにほぐし始める。
「ふう……肩揉まれるのって気持ちいいものなんですね」
「もっと揉んで欲しい?」
「……はい」
サキュ先生の指先がゆっくりと背中へ降りときて、さらに脇を回って胸からお腹のあたりを羽毛が触れるように撫であげる。
「はぁ……サキュ先生、すごく、いいです。それと、あの……」
「どうしたの?」
耳元で囁くサキュ先生の吐息がかかる。
「先生の、胸が……背中に押し付けられてて……」
「振り返っていいのよ」
僕はサキュ先生の手から逃れるようにして向き直る。
「先生!……」
先生は何も身につけてなかった。
先生の豊かでツンと突き出た乳房は、夕陽に照らされて濃い影を落としている。
妖艶な微笑みを浮かべた先生の手が僕の股間へ伸びてくる。
「ウフフ、ここが一番凝ってるみたい」
「あ、せんせっ、先生……」
「ほぐしてあげなきゃね」
サキュ先生が床に膝をついた。
僕のジャージが足元まで引き下ろされる。
キリキリと脈打つほどたぎった僕の肉棒をサキュ先生の肉厚の唇が包み込んだ。
ちゃぷ、ちゃぷ、ちゃぷ。
湿った淫猥な音が響き、電流のような快楽が身体を駆け上がる。
「あ、先生っ、もう、僕もうダメですっ」
あっという間に僕はサキュ先生の口中に放ってしまった。
サキュ先生はそれを全て飲み干した後、唇を離す。
「先生……」
「あら? おかしいわね。全然凝りがとれないみたい」
サキュ先生は立ち上がると、机に腰掛けるようにして両脚を高く広げた。
先生のそこは、赤い花びらのように開いて淫靡に濡れている。
「今度はここでほぐしてみる?」
僕は吸い寄せられるようにサキュ先生の背に腕を回した。
(終)
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