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9.愛の告白
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みちみちこと道川美知子はなぜか今日学校からすぐに帰宅しなかった、いやできなかったと言った方が正しい。何故なのか全くわからないが、今日は少し残っていくと良いことがありそうだと思い込んでしまったのだ。
しかし別に何事もなく時間だけが過ぎ、教室で一人ぼーっとしていた時に事件は起きた。目的はよくわからないが、他校の生徒が勝手に入って来たらしいと騒いでいる子がいたのだ。
しかもそれがちょい悪遊び人風イケメン二人組だと聞いて、美知子はいてもたってもいられずに昇降口から飛び出していた。どうやらその二人は東高生で、堂々と敷地内を歩きテニス部を目指しているということだ。
誰か知りあいにでも会いに来たのかと一瞬で興味が薄れてしまったが、ここまで来たら顔だけでも見ておこうと考えた。
そう、顔だけでも、一応イケメンは好きだし、もしタイプだったら一回くらい抱いて欲しい。あれほど男たちが求めてくるのだからきっと自分の肉体は魅力的なはずだ。
だが一目見て美知子は確信した。
『あ、きっとあの人たち…… いや違う、あの人が私に会いに来たんだ』
一瞬でそう感じた美知子はその場に立ち住んで一歩も動けなくなっていた。呆然としてなにもできず、きっと口は半開きになってそう。膝もガクガク言ってる気がするし、なんなら生ぬるいモノがモモを伝って垂れていってる気がする。
その『運命の人』は美知子の目の前にまっすぐ向かってきた。
「なあそこのキミ、オレは高波孝って言うんだけどさ。
名前聞かせてくれねえ?
今日は友達の付添いで来てるからムリなんだけど、明日にでもデートしよ?
お前の行きたいところどこでも連れてくしなんでも食わせるし奢るからさ。
マジで超カワイくて初めて女の子にホレそうなんだけどいいか?」
「えっ!? ウチに言ってるってことで間違ってない?
んと、名前は美知子、道川美知子です……
えっとえっと、お兄さん超イケメンでタイプだょ……
アド聞いてもいい? ってもう! 充電切れちゃったんだ……」
「んじゃ書くから、オレ全力で書くからダイジョブ!
えっとメモメモ…… ってこれしかねえ……
あのさ、ミチ、書くもん持ってっか?」
「ああ、書くものあったかな、えっとね……
あった、この名前ペンしかないけどいい?」
「名前ペンとかクソワロ、小学生かよ。
ま、オレもメモ帳とかなくてゴムしか持ってねえからアイコな。
えっと…… bとdってどっちがどっち向きだったっけか?
あーバカでスマン、そうそう、おれは東高生ね。
んじゃこれ渡しとくから誰かと使っちまわないように気を付けてくれよ?
ミチは西高でいいんだよな? ここ西高だし」
「そりゃね、タカシっておもしろキャラなの?
クールなイケメンかと思ったのに意外と気楽に話せそうで良かったぁ。
ねえ? やっぱギャルっぽいのが好き?
ウチは元々地味子でダサくてダメダメだったんだの……」
「あー、オレそう言うの気にしねえし。
外見でどうこうって言うなら穴開いてりゃみんな一緒だろ。
ミチはオレのポコ○ンが目的か? それならそれでもいいけどよ?」
「ううん、ウチはタカシが運命の人って思った。
だから今日は帰らないで待ってたんだもん」
「マジで!? オレもさ、なぜか今日は西高行かなきゃいけねえ気になってさ。
テクテク歩いて来たってわけよ。
やっぱ奇跡ってあるんだな、マジすげえよ。
オレの運命の相手に決まってっから一緒に帰るか?
ちょっとだけ友達の用事に付きあわせちゃうけどさ」
「それって急に西高に来た理由ってやつ?
テニス部へ行くんだって誰か言ってたよ?」
「そうそう、飯塚桃子って二年生に用があってさ、知ってる?
中学ではテニス部だったからまずはそこ行ってみようかなって」
「ウチは一年だからわかんないや、ゴメンネ。
でも一緒にさがそ? ウチもタカシと一緒にいくからサ」
突如高波が一人の女生徒に声をかけ完全に落としに入っていたため、放っておかれる形となった金子は不機嫌になっていた。だがすぐに立ち直り、結局こうなるのかと呆れ顔で会話に割って入るのだった。
しかし別に何事もなく時間だけが過ぎ、教室で一人ぼーっとしていた時に事件は起きた。目的はよくわからないが、他校の生徒が勝手に入って来たらしいと騒いでいる子がいたのだ。
しかもそれがちょい悪遊び人風イケメン二人組だと聞いて、美知子はいてもたってもいられずに昇降口から飛び出していた。どうやらその二人は東高生で、堂々と敷地内を歩きテニス部を目指しているということだ。
誰か知りあいにでも会いに来たのかと一瞬で興味が薄れてしまったが、ここまで来たら顔だけでも見ておこうと考えた。
そう、顔だけでも、一応イケメンは好きだし、もしタイプだったら一回くらい抱いて欲しい。あれほど男たちが求めてくるのだからきっと自分の肉体は魅力的なはずだ。
だが一目見て美知子は確信した。
『あ、きっとあの人たち…… いや違う、あの人が私に会いに来たんだ』
一瞬でそう感じた美知子はその場に立ち住んで一歩も動けなくなっていた。呆然としてなにもできず、きっと口は半開きになってそう。膝もガクガク言ってる気がするし、なんなら生ぬるいモノがモモを伝って垂れていってる気がする。
その『運命の人』は美知子の目の前にまっすぐ向かってきた。
「なあそこのキミ、オレは高波孝って言うんだけどさ。
名前聞かせてくれねえ?
今日は友達の付添いで来てるからムリなんだけど、明日にでもデートしよ?
お前の行きたいところどこでも連れてくしなんでも食わせるし奢るからさ。
マジで超カワイくて初めて女の子にホレそうなんだけどいいか?」
「えっ!? ウチに言ってるってことで間違ってない?
んと、名前は美知子、道川美知子です……
えっとえっと、お兄さん超イケメンでタイプだょ……
アド聞いてもいい? ってもう! 充電切れちゃったんだ……」
「んじゃ書くから、オレ全力で書くからダイジョブ!
えっとメモメモ…… ってこれしかねえ……
あのさ、ミチ、書くもん持ってっか?」
「ああ、書くものあったかな、えっとね……
あった、この名前ペンしかないけどいい?」
「名前ペンとかクソワロ、小学生かよ。
ま、オレもメモ帳とかなくてゴムしか持ってねえからアイコな。
えっと…… bとdってどっちがどっち向きだったっけか?
あーバカでスマン、そうそう、おれは東高生ね。
んじゃこれ渡しとくから誰かと使っちまわないように気を付けてくれよ?
ミチは西高でいいんだよな? ここ西高だし」
「そりゃね、タカシっておもしろキャラなの?
クールなイケメンかと思ったのに意外と気楽に話せそうで良かったぁ。
ねえ? やっぱギャルっぽいのが好き?
ウチは元々地味子でダサくてダメダメだったんだの……」
「あー、オレそう言うの気にしねえし。
外見でどうこうって言うなら穴開いてりゃみんな一緒だろ。
ミチはオレのポコ○ンが目的か? それならそれでもいいけどよ?」
「ううん、ウチはタカシが運命の人って思った。
だから今日は帰らないで待ってたんだもん」
「マジで!? オレもさ、なぜか今日は西高行かなきゃいけねえ気になってさ。
テクテク歩いて来たってわけよ。
やっぱ奇跡ってあるんだな、マジすげえよ。
オレの運命の相手に決まってっから一緒に帰るか?
ちょっとだけ友達の用事に付きあわせちゃうけどさ」
「それって急に西高に来た理由ってやつ?
テニス部へ行くんだって誰か言ってたよ?」
「そうそう、飯塚桃子って二年生に用があってさ、知ってる?
中学ではテニス部だったからまずはそこ行ってみようかなって」
「ウチは一年だからわかんないや、ゴメンネ。
でも一緒にさがそ? ウチもタカシと一緒にいくからサ」
突如高波が一人の女生徒に声をかけ完全に落としに入っていたため、放っておかれる形となった金子は不機嫌になっていた。だがすぐに立ち直り、結局こうなるのかと呆れ顔で会話に割って入るのだった。
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