白雪姫と口付けを

あまとう

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初恋編

僕と紅里 上

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「で、そんな経緯で白井さんと仲良くなったんだ。」僕が今話しているのは中学校から唯一一緒にに上がってきた友達であり高校では文芸部に入った紅里あかりだ。由紀の次に頭が良く由紀よりもナイスバディだ。その為中学時代はその体躯を隠す為に年中ブカブカのカーディガンを羽織り、中学入学当初は肩にかかる位だった髪を腰まで伸ばし、可愛らしい顔を隠すために赤い眼鏡を掛け始めた。高校でもモテると思いきや、由紀のお陰で目立たなくなりとても喜んでいる子だ。前の席の斉藤曰く地味可愛いと密かに人気らしい。
「にしても大輝が恋するなんてねぇ。なんか面白そうじゃん。」と、紅里
「僕の色恋沙汰にそんなに興味持つ?」と、僕。
「いやいや、中学の奴らに聞かせてやったら10人中10人が驚いて失神するよ!」と、紅里。
「何でよ!?」と、僕。
「授業中は寝るか眠るかの2択しか無い女の子に興味が無いあの大輝が!?って言ってね。」と、紅里
「いや、そんな事はどうでも良くて。」と、僕がこの茶番に終止符を打つと、紅里が真面目な顔で考え出し、約10秒経った頃にやっと口を開いた。
「そうだ。大輝と白井さんさんの日常知りたい!毎日白井さんとの出来事をメモにしてLINEで送ってよ!あたしが気になったものを聞いていくから!どう?いい話だと思わない!?」珍しくテンションの高い紅里からの僕としてはとても嫌な提案が出されて俺は思わず渋い顔になってしまった。
                                                                       続く
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