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殺せー殺してくれーー!!
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ーーー土曜日ーーー
うちのお店はちょくちょく結婚式の披露宴や2次会などの予約が入ってくる。
この日も2次会で200人の貸し切り立食パーティー。
料理を大皿で出し終え、ある程度片付けが終われば後はのんびりしてるだけというとっても楽な一日。
この日は僕とT君・Kさん・料理長・副料理長・主任の6人でバックヤードで飲んでいた。
料理長はよく休憩時間にコンビニで皆の分のあ酒を買ってきては営業後にこうやって飲みながら話したりしてる。
話は僕とT君とで行ったキャバクラの話で、途中で帰ったからその後どうしたのかということで、一部始終話した。
=====================
先日の中華屋でのこと、テーブル一杯の料理に囲まれながら、ルナちゃんが改めてタクシーの礼を言ってきた。
僕としては全然気にもしてなかったので、それよりもあの日何でずっと泣いてたのかを聞いた。
ルナちゃんの以前の仕事はmusic barで働いており、そこの歌姫であった。
普段はちょいハスキーな声だが、歌うときはものすっごく綺麗な声で、小さい身体の奥底から声を出しているような感じで、すごくかっこいいんだ。
実際お客さんもかなりついてたみたいで、スカウトとかもされたことあるみたいだった。
ルナちゃん的には、音楽の世界で喰っていくことよりも、自分のお店を持つのが夢なんだそうだ。
実際売れる歌手なんて一握りの確率だし、プロになるだけでもすごく大変なことだ。
実力は当然だけど、運も必要だし、人脈だって必要だ。売れない子の方が圧倒的に多い。
正社員にもつけず、バイトしながら空いてる時間で音楽活動をしていくのは、ミュージシャンの卵たちにとっては大変なことだ。
だからルナちゃんは、ミュージシャンを目指す若者たちに働きながら歌っていける環境を作ってあげたい。
そう話してるルナちゃんの顔は真っすぐで、曇ることのない決意に満ち溢れていた。
しかし、そんなルナちゃんのことが気に入らないという人物がいた。
その人は、barの店主であるママさんだった。
ママさんの太客であるどっかの金持ちがルナちゃんのことを相当気に入ったことが勘に障ったようで、出勤する度に、嫌味を言われていたそうだ。
そんなことではへこたれない歌姫に転機が訪れる。
その太客である金持ちの人が出資するから自分のお店を作ってみてはどうか?という話があった。
相当悩んだ結果ルナちゃんは、この話に乗り、独立することに決めた。
物件も探し、友達に声をかけ、落ち着くまでお店を手伝ってくれることになり、本格的に動きはじめた最中、
金持ちの太客から突然、この話は無かったことに。と告げられてしまったそうだ。
理由は今でもわからないままだったが、どうやらママさんが一枚嚙んでいたのかもしれないとしかわからなかった・・・
結局、独立の話は無くなった上に、職場さえなくなってしまったルナちゃんはヤケ酒したあと、感情的になり、あの時ドン・キホーテの前で泣いていた。という訳だった。
「めっちゃ語っちゃった!^^
ごめんね?ずっと喋ってて。」
さ、食べよ食べよ!と料理に手を伸ばすルナちゃんを見て、
「なんか・・ルナちゃんてすごいね。」
「ふぇっ?!」
「考え方もしっかりしてるし、人を引き寄せる何かを持ってるよね。(笑)」
未成年にも見えるけど、年は僕の2個下だ。
僕より年下なのに、しっかり将来のことを見据えて進むルナちゃんを見てると
羨ましい気持ちと悔しい気持ちが頭の中を駆け回る。
それと同時にもっとルナちゃんの事を知りたいという気持ちでいっぱいだった。
「へへぇ~^^そんなことないよ~ぅ^^
あたしはshin-5ちゃんみたいな人初めてだよ!
あたしだったら見ず知らずの人にお金あげないもん!」
そういって店員さんにビールを注文するルナちゃん。
今思うとこの時から僕はルナちゃんのことが好きになっていたんだと思う。
それに気づくのはまだまだ後の話であった。
=====================
「いやー絶対騙されてると思うよ?俺は」
「お前すぐ騙されるからな~(笑)」
副料理長と主任におちょくられる中、Kさんが
「いや!いい!俺はいいと思う!!
いけいけ!そのまま押し倒しちゃえ!!」
いや、押し倒すのはどうなんだ・・・汗
「もしまた行くなら俺も付き合うよ?」
とT君。
ただハメを外したいだけだろうか・・・
「おっ!新しい日本酒?これ?飲んでいい?」
と飲むスピードがおさまらない料理長。
飲みすぎだこの酔っ払いめ・・・
「実は俺もさ昔・・・・」
やばい!
Kさんのスイッチが入った!
このkさんはとにかく酒癖が悪い。
何度泣かされたことか(;´д`)
Kさんは古くからいる重鎮だが、昔から知ってる人たちからしたらスイッチが入ったkさんはほっとくしか手段がないことを重々承知している。
Kさんのターゲットが僕に向いたころには皆はその場から離れていた。
ちょっ??!
まっ・・
「shin-5!!たっぷり話聞かせてやるよ!!終わったら行くぞ!!」
まじかよ(;一_一)
この人と飲んでていいことあったことは何一つない。
数々の珍事件を起こしてきたKさんの話は別の機会にでも書きます。
仕事終わり、Kさんといつも行く飲み屋へ。
ちなみにKさん家とは隣の駅なので近いって理由だけでよく誘われるんです・・・
案の定しょっぱなからとばすKさん・・・
僕は抑えながらちびちび飲んでると、
「お前!!やる気あんのか!!」
と頭に平手ぱーーーん
「だらしねぇ男はモテん!!」
と一気にビールジョッキを5杯注文。
店員に迷惑だから止めなさい(;´д`)
「んで俺が昔付き合ってた彼女がな・・・」
話の4/5はスルーしてたから覚えてません(笑)
すると突然ビールを飲み干したと思ったらじっと僕を見つめるKさん・・
こわっ(;一_一)
「なんすか?なんか顔についてます?」
「お前よぉ、よく見たら・・・
人を殺す目をしてんな。」
はい?(゚д゚)
「あ~そうだ。お前は人を殺す目してるわ。」
ヤバいこのオヤジ・・
何を言い出すかと思えば・・・
「お前、俺を殺れるんか?おっ??!!」
なんでそうなる・・汗
「いやいや・・Kさんほら!飲みすぎですよ!そろそろ帰りましょ?ねっ?」
まじ帰りてぇ・・
「殺れんのかぁあ!!!」
立ち上がるKさん(笑)
まわりの視線が痛い・・・
「殺りませんよ!!すいません!お会計!!」
身の危険を感じすぐさま会計。
その間隣の客にまで絡み始めるKさん・・・・
勘弁してくれ・・・
会計を済ませ隣の客&店員に謝罪し、外に飛び出す。
「殺せーーー!俺を殺せーーーー!!!」
ずっと叫び続けるアホ一名をタクシーに放り込み、
よろしくお願いします!とタクシー運ちゃんに一礼。
「はぁ(´Д`)閉めますね~」
厄介な客を乗せたことに後悔してる運ちゃんを尻目にいまだに叫びつづけるKさん。
「殺せーーー(゚Д゚)=(゜д゚)」
こうしてまた波乱万丈な一日が終わっていきました。
( ´Д`)ノ~バイバイ
うちのお店はちょくちょく結婚式の披露宴や2次会などの予約が入ってくる。
この日も2次会で200人の貸し切り立食パーティー。
料理を大皿で出し終え、ある程度片付けが終われば後はのんびりしてるだけというとっても楽な一日。
この日は僕とT君・Kさん・料理長・副料理長・主任の6人でバックヤードで飲んでいた。
料理長はよく休憩時間にコンビニで皆の分のあ酒を買ってきては営業後にこうやって飲みながら話したりしてる。
話は僕とT君とで行ったキャバクラの話で、途中で帰ったからその後どうしたのかということで、一部始終話した。
=====================
先日の中華屋でのこと、テーブル一杯の料理に囲まれながら、ルナちゃんが改めてタクシーの礼を言ってきた。
僕としては全然気にもしてなかったので、それよりもあの日何でずっと泣いてたのかを聞いた。
ルナちゃんの以前の仕事はmusic barで働いており、そこの歌姫であった。
普段はちょいハスキーな声だが、歌うときはものすっごく綺麗な声で、小さい身体の奥底から声を出しているような感じで、すごくかっこいいんだ。
実際お客さんもかなりついてたみたいで、スカウトとかもされたことあるみたいだった。
ルナちゃん的には、音楽の世界で喰っていくことよりも、自分のお店を持つのが夢なんだそうだ。
実際売れる歌手なんて一握りの確率だし、プロになるだけでもすごく大変なことだ。
実力は当然だけど、運も必要だし、人脈だって必要だ。売れない子の方が圧倒的に多い。
正社員にもつけず、バイトしながら空いてる時間で音楽活動をしていくのは、ミュージシャンの卵たちにとっては大変なことだ。
だからルナちゃんは、ミュージシャンを目指す若者たちに働きながら歌っていける環境を作ってあげたい。
そう話してるルナちゃんの顔は真っすぐで、曇ることのない決意に満ち溢れていた。
しかし、そんなルナちゃんのことが気に入らないという人物がいた。
その人は、barの店主であるママさんだった。
ママさんの太客であるどっかの金持ちがルナちゃんのことを相当気に入ったことが勘に障ったようで、出勤する度に、嫌味を言われていたそうだ。
そんなことではへこたれない歌姫に転機が訪れる。
その太客である金持ちの人が出資するから自分のお店を作ってみてはどうか?という話があった。
相当悩んだ結果ルナちゃんは、この話に乗り、独立することに決めた。
物件も探し、友達に声をかけ、落ち着くまでお店を手伝ってくれることになり、本格的に動きはじめた最中、
金持ちの太客から突然、この話は無かったことに。と告げられてしまったそうだ。
理由は今でもわからないままだったが、どうやらママさんが一枚嚙んでいたのかもしれないとしかわからなかった・・・
結局、独立の話は無くなった上に、職場さえなくなってしまったルナちゃんはヤケ酒したあと、感情的になり、あの時ドン・キホーテの前で泣いていた。という訳だった。
「めっちゃ語っちゃった!^^
ごめんね?ずっと喋ってて。」
さ、食べよ食べよ!と料理に手を伸ばすルナちゃんを見て、
「なんか・・ルナちゃんてすごいね。」
「ふぇっ?!」
「考え方もしっかりしてるし、人を引き寄せる何かを持ってるよね。(笑)」
未成年にも見えるけど、年は僕の2個下だ。
僕より年下なのに、しっかり将来のことを見据えて進むルナちゃんを見てると
羨ましい気持ちと悔しい気持ちが頭の中を駆け回る。
それと同時にもっとルナちゃんの事を知りたいという気持ちでいっぱいだった。
「へへぇ~^^そんなことないよ~ぅ^^
あたしはshin-5ちゃんみたいな人初めてだよ!
あたしだったら見ず知らずの人にお金あげないもん!」
そういって店員さんにビールを注文するルナちゃん。
今思うとこの時から僕はルナちゃんのことが好きになっていたんだと思う。
それに気づくのはまだまだ後の話であった。
=====================
「いやー絶対騙されてると思うよ?俺は」
「お前すぐ騙されるからな~(笑)」
副料理長と主任におちょくられる中、Kさんが
「いや!いい!俺はいいと思う!!
いけいけ!そのまま押し倒しちゃえ!!」
いや、押し倒すのはどうなんだ・・・汗
「もしまた行くなら俺も付き合うよ?」
とT君。
ただハメを外したいだけだろうか・・・
「おっ!新しい日本酒?これ?飲んでいい?」
と飲むスピードがおさまらない料理長。
飲みすぎだこの酔っ払いめ・・・
「実は俺もさ昔・・・・」
やばい!
Kさんのスイッチが入った!
このkさんはとにかく酒癖が悪い。
何度泣かされたことか(;´д`)
Kさんは古くからいる重鎮だが、昔から知ってる人たちからしたらスイッチが入ったkさんはほっとくしか手段がないことを重々承知している。
Kさんのターゲットが僕に向いたころには皆はその場から離れていた。
ちょっ??!
まっ・・
「shin-5!!たっぷり話聞かせてやるよ!!終わったら行くぞ!!」
まじかよ(;一_一)
この人と飲んでていいことあったことは何一つない。
数々の珍事件を起こしてきたKさんの話は別の機会にでも書きます。
仕事終わり、Kさんといつも行く飲み屋へ。
ちなみにKさん家とは隣の駅なので近いって理由だけでよく誘われるんです・・・
案の定しょっぱなからとばすKさん・・・
僕は抑えながらちびちび飲んでると、
「お前!!やる気あんのか!!」
と頭に平手ぱーーーん
「だらしねぇ男はモテん!!」
と一気にビールジョッキを5杯注文。
店員に迷惑だから止めなさい(;´д`)
「んで俺が昔付き合ってた彼女がな・・・」
話の4/5はスルーしてたから覚えてません(笑)
すると突然ビールを飲み干したと思ったらじっと僕を見つめるKさん・・
こわっ(;一_一)
「なんすか?なんか顔についてます?」
「お前よぉ、よく見たら・・・
人を殺す目をしてんな。」
はい?(゚д゚)
「あ~そうだ。お前は人を殺す目してるわ。」
ヤバいこのオヤジ・・
何を言い出すかと思えば・・・
「お前、俺を殺れるんか?おっ??!!」
なんでそうなる・・汗
「いやいや・・Kさんほら!飲みすぎですよ!そろそろ帰りましょ?ねっ?」
まじ帰りてぇ・・
「殺れんのかぁあ!!!」
立ち上がるKさん(笑)
まわりの視線が痛い・・・
「殺りませんよ!!すいません!お会計!!」
身の危険を感じすぐさま会計。
その間隣の客にまで絡み始めるKさん・・・・
勘弁してくれ・・・
会計を済ませ隣の客&店員に謝罪し、外に飛び出す。
「殺せーーー!俺を殺せーーーー!!!」
ずっと叫び続けるアホ一名をタクシーに放り込み、
よろしくお願いします!とタクシー運ちゃんに一礼。
「はぁ(´Д`)閉めますね~」
厄介な客を乗せたことに後悔してる運ちゃんを尻目にいまだに叫びつづけるKさん。
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