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誕生

第二話

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んっここはどこだ?気がつくと俺は知らない女の人に抱きかかえられていた

『産まれましたよ。元気な男の子です』

『まぁ可愛らしい』

あぁそうか転生したんだったこの人が俺の母親か…優しそうな人でよかった

『俺の子はどこだー』

誰だ?

『やっと産まれたか!』

『えぇ元気な男の子ですよ』

あー俺の父親か…うるさいな…

『おぉ私にも抱っこさせてくれ!』

えっなんかやだ

『可愛いなぁ』

早くおろしてほしいんだけど…それよりもなんか眠くなってきたなまだ一時間も起きてないのに…あーまだ赤ん坊だからすぐ眠くなるのか。眠いからこれからの事は明日決めてさっさと寝ようzzz

翌朝…


ふぁ~よく寝た んーでも決めるっていってもなぁ~

『あっ起きた!』

んっこいつは誰だ

『はじめまして僕はライト、君のお兄ちゃんだよ』

へーこいつが俺の兄貴か美少年だな。ぱっと見4~6歳ってところか?

『今から君のステータスを調べるらしいから母様と父様の所にいこう』

そういって俺を抱きかかえると俺はある部屋に連れて行かれた

『ここはね属性をみる部屋だよ』

ふーん俺はあたり一面を見渡した。家具はほとんどなく真ん中に小さい魔法陣がおいてあるだけだった

『きたか』

声がする方に振り返ると母親と父親がいた
『これから属性の確認を始める』

そういうと俺を抱きかかえ魔法陣の上においた

『~~~~~~~~~~~』

なんて言ってるか聞き取れんな呪文というやつか?すると俺の体の周りが黒色に光り出した

『おぉこれは』

なんだコレみんな驚いてるけど…

『これはまさに最強の……』

あれなんだか眠くてよく聞こえない…

『この子は狙われるだろう…それまで私達が守っていかなければ…

俺はそこで意識を手放した

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