戦場を駆ける死神

Lowless.L,Surkin.

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序曲〜FOREST〜

対人戦 2nd

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先ほどかけたバフは体力と魔力を上げるものと特殊なものでフラメンコジビーツという効果でカスタネットでフラメンコのリズムで刻んでいる間、素早さが上がるというものだった。

「くッ!クソォッ!なんで当たらねぇ!なんでカスタネットなんか叩いてやがるッ!舐めてんじゃねぇぞッ!」

「......。そうか、じゃあまともに戦おうか?」

俺はカスタネットでリズムを刻んだ状態でガイストの懐に潜り込み腹部に【風穿】を打ち込み、後ろに吹き飛んだガイストの背に【奪鳥】を当て怯ませる。

膝立ちになったガイストの首に【追華】をかける時に自前の剣で首をガードしたが、それも見切った上での【追華】だ。

体を後ろに回転させてガイストの脳天に踵をぶつける。

それと同時に、ガイストは気絶した。


ーYOU WINー

ーBATTLE FIELD CLOSEー

FOは体の急所がそのままトレースされるため、心臓などの臓器や頭などの見える所まで急所としてクリティカルが入りやすくなっている。

ーー

~ ???seite~

この街に、来訪者が来るらしい

規模は百万程の人数がこちらの世界にやってくるそうだが、この街にはそのうちの数千とちょっとの人数しか来ないらしい

誰か、私の姉上を守ってくれるほど強い者は居ないのだろうか

そんなことを考えながら、私はお忍びで城下町の噴水近くにいた

...おかしい、普段は人の話し声や足音が聞こえたり、露店の料理の香りがしたりするだけなのに、今日は不思議な音が聞こえてくる

近付くに連れ、不思議な安心感も寄ってくる

この音はなんなんだろうか、そう考えているとその音の元にたどり着いた

不思議な真っ黒の管を吹く吟遊詩人と、その音に合わせ舞を踊る聖女、手拍子をしたり列を整えたりしている騎士というはたまた不思議な組み合わせのパーティだった

その音が終わる頃には静かに不思議な安心感も引いてきた

一瞬、不安が増すのかと考えたが、そんなことはなく雨の時のローブのように、家に帰り雨に濡れないためローブをハンガーにかけた時のような少し言い表せないような感覚だった

そして、私は運命と出会ってしまった

少し小柄な赤紫の髪の少年が、先程の吟遊詩人とそのパーティに怒鳴りつけていた

吟遊詩人以外は赤紫の髪の少年と知り合いだそうで、ちょっとした言い争いがあり、少年は吟遊詩人の彼に決闘をしかけていた

吟遊詩人の彼は少し優しく笑って条件を口にし、少年も同意した

少年の武器はバスタードソード、恐らく戦士系統の職だろう

吟遊詩人の彼は...謎の黒い貝殻の様なものが2つ連なったものを両手に構えていた

吟遊詩人の彼も初めて見るような雰囲気で貝殻のようなものに目がいっていた

なぜ目を逸らしたのだろうか、私には理解が出来なかった

敵から目を逸らすということは、敵を見失うということ

敵を見失うということは、即ち己の死に直結するということ

彼は死にたいのかと思っているところに、少年が上段で一撃いれた

...終わったな、私はそう思ったが吟遊詩人の彼は微塵も動揺していなかった

また、どこからか魔力を帯びた剣が吟遊詩人の彼の付近に現れ、彼を守った

あの剣に、私は見覚えがある。

そう感じた時、勝負は終わっていた。

少年が少し泣き言を言った時、吟遊詩人の彼の雰囲気が少し変わった様な気がした

彼は黒い貝殻の様なものを叩きながら、少年の胸につま先で蹴りを入れ、その衝撃で少年の後ろに回りつつ、先程蹴った反対側に踵を入れそのまま蹴り飛ばした

既に膝立ちでしか立てないほど重症の少年の首にトドメを入れるかと思ったが、バスタードソードでガードが成功したと思いきや、彼は体がありえない方向に回転して少年の脳天に踵が入った

勝負が終わり次第、彼は少年を引きずって森の方へ行ったが、私は彼に運命を感じた

彼なら姉上を守れる、と

~???seite fine~
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