【R18 】必ずイカせる！ 異世界性活

６８. 僕をもらってね♡

　
「オイ！ ブリトニー！
　お前、魔王で剣王で拳王になってるぞ！」

「えっ！ なんでプリティーな私が魔王なのニャ？それからケンオウとケンオウ？一緒じゃないのニャ？」

「ブリトニー姉さんが魔王になったのは、牛魔王を倒したからですね！
　これは納得できます！
　ケンオウは多分、剣王と拳王ですよね。
　剣王の称号は、剣神、剣聖、剣帝、剣王とあって、剣士のなかでは4番目に偉い称号ですね！
　因みに剣神は1人、剣聖は2人、剣帝は3人、剣王は4人います。
　既に、ブリトニー姉さんは、剣士としても、武道家としても、7番目から10番目の強さという事になりますね！」

　ブリトニーさん、凄い凄いとは思ってはいたが、既に剣士としても、武道家としても10指の中に入っていたのか。

「サイト君。もしかしたら、サイト君も大魔王になってるかもしれないよ！
　大魔王は2人以上の魔王を配下にすると、就ける職業だよ！
　既に、姫ちゃん、牛魔王、ブリトニー姉さんと、3人も魔王を配下にしてるので、間違いなく大魔王になってると思うんだけどな」

　大魔王を職業だなんて……
　そんなに軽いの……

　一応見てみるか。

　《ゴトウ族》
　族長
　ギルド『犬の尻尾』
　ゴトウ サイト
　大魔王lv.1  剣豪lv.15、大賢者lv.15
　スキル;経験値２倍、魅了、スキルマスター、鑑定、一撃、聖級結界、奴隷開放、咆哮、族長、お掃除、必ずイカせる、入門魔法全書、匂い玉、魔テイマー、闘気、恫喝、調教、影渡り、斬撃波、鍛冶マイスター、敵対心、防御力30%up、盾スラッシュ、上級結界、移転装置、聖級移転、咆哮ａｃｔ２、捨て身、鉄拳

　本当に大魔王になっている……
　俺は異世界で中庸を目指し、平和に生きていく予定だったのに……
　悪の象徴、大魔王になってしまうなんて……

　俺が膝をつき、青い顔になって固まっていると、

「マスター！ 大魔王に御成になられたのですね！
　さすがは私のマスターなのです！
　姫は嬉しく思うのです！」

「流石は、始まりの魔女のお弟子様なのニャ！
　私のご主人様として、世界征服を目指し、私に贅の限りを尽くさせて欲しいのね！」

「サイト君が大魔王になったという事は、僕は大魔王の性奴隷という事なの？
　大魔王の性奴隷……
　響きが悪すぎる。
　お父様にバレた時、どう説明すればいいのよぉ？」

　何故かアンちゃんまでもが、膝をつき、青い顔をしてブルブル震えている。

「ドラクエル！  どうしたのニャ？
　顔色が悪いのニャ？
　このブリトニー姉さんに、何でも相談するのニャ！」

「ブリトニー姉さん、大丈夫です。
　少し、目眩がしただけですので……」

「それだったらいいけど。
　それより、私やご主人様の職業が変わっていたのなら、ドラクエルの職業も変わってるかもしれないのね！」

「僕は牛魔王との戦いの時も、ただ見てただけので、変わってるとは思えないんですけど」

「ご主人様！ 早く調べてニャ！」

　人が落ち込んでるというのに、ブリトニーは、なんて容赦がないんだ……

　アン·ゴトウ·ドラクエル
　魔王lv.3、上級鍛冶師lv.7、パラディンlv.7
　スキル;鍛冶マイスター、敵対心、防御力30%up、盾スラッシュ、経験値2倍、咆哮、必ずイカせる、お掃除、入門魔法全書、闘気、一撃、恫喝、調教、影渡り、斬撃波

「ん……アンちゃんも魔王になってるぞ！」

「エッ!!  何で、僕が魔王に……
　僕は魔王と戦っていませんよ！
　僕が魔王になったと知れたら、父上に殺されてしまう!!」

　アンちゃんは顔を真っ青にして、冷や汗を垂らしながら、ブツブツと独り言を言っている。

「多分、牛魔王の攻撃を大盾で弾いたからじゃないのか？
　あの時、牛魔王の角をポキッと、折っただろ！
　それで、魔王を倒したと認められたのではないのか？」

「多分、それニャ！
　牛耳族の角は誇りの象徴なのニャ！
　それを簡単にポキッ!! と、へし折ったら、倒した事と変わらないのね！」

「そ……そんなぁ……
　折ろうとして、折った訳じゃないのに………………」

　アンちゃんは涙目になりながら、完全に黙り込んでしまった。

「まあ……お父様が、どうたらと聞こえたけど、確か有名な武器職人と言っていたし、娘が魔王というのは体面上あまりよくないかも知れないか……
　俺だって本当は、大魔王じゃなくて、勇者とか英雄とかになりたかったんだ。
　アンちゃんは、まだ魔王だから、俺よりマシだろ」

「僕も勇者に憧れて、冒険者になったんです!!
　それなのに、よりによって自分が魔王になってしまうだなんて……
　普通は、魔王を倒したら勇者になれるんじゃないんですか？
　なんで、魔王を倒して、魔王になるんですか？」

　確かに正論だ……
　しかし、それは悪い魔王を倒した場合だけだ。
　俺達の場合は違う……

「アンちゃんが言う事は最もだけど、俺達の場合は、何も悪い事をしていない良い魔王のお仕事を、いちゃもんつけて、無理矢理巻き上げて、その上、抗議してきた魔王を有無を言わさず半殺しにしたのだ。
　どちらかと言えば、俺達が完全に悪者だよね。
　冷静に考えれば、やってる事が、まんま魔王の所業だ。
　なので、俺達が魔王になる事は当然と言えば当然だな」

「サイト君に冷静に分析されると、魔王になったのは、仕方がなかった気がします。
　それはそれとして、こうなってしまったら、サイト君！
　僕は、もう家には帰れません！
　サイト君、責任を持って僕を貰って下さいね！」

「も……元からそのつもりだから、心配しなくていいぞ！
　アンちゃんは俺の性奴隷だが、それ以上だと思っているからな！」

「わ……私も貰って下さいなのです！」

「私もお願いなのニャ♡」