【R18 】必ずイカせる! 異世界性活

飼猫タマ

文字の大きさ
87 / 286

87. メイド長メリルちゃん

しおりを挟む
 
  『ホワイトウルフ』を壊滅させたり、男性から女性に性転換してしまった、『シルバーウルフ』の剣王バハオウを、新しくゴトウ族に引き入れたりと、色々ありすぎて疲れてしまったので、今日は未ダンジョン攻略を切り上げて『犬の尻尾秘密基地』に、みんなで帰る事にした。

 何故、『妖精のあくび亭』スゥイートルームではなく、秘密基地に帰るのかとというと、待ちに待った10人一緒に寝れるというベットルームが、遂に完成していると牛田さん達から聞いたのだ。

 フフフフフ、今日から『犬の尻尾秘密基地』で住んでもいいかな。

 大浴場は、まだ完成していないが、お風呂に入りたければ『妖精のあくび亭』スゥイートルームに入りに行けばいい。
 秘密基地とスゥイートルームは【聖級移転】で繋げているから、移動に3秒もかからない。

 ーーー

 秘密基地に着くと、いつものようにゴキ男爵が迎えてくれた。

「皆様、お帰りなさいませ。
 まず、汚れを落とす為にお風呂にお入り下さいませ。」

「ん……大浴場の完成は1ヶ月後でなかったか?」

「全ての装飾の完成は1ヶ月後ですが、お風呂の設備自体は完成しております!」

「そうか。確かに、前に来た時も浴槽は完成していたようだった。
 装飾とはドワーフのドン爺さんが、何やら彫刻していたやつの事か?」

「そうでございます。
 私とドン様とで設計した、荘厳な大浴場の完成には少々時間がかかりますが、決して妥協は致しません!
 せっかくドンさんのような、伝説の凄腕職人を仲間に引き入れたのですから、世界で1番と言われる西の大陸の神聖フレシア王国の大浴場よりも、荘厳な大浴場を造ってみせます。」

  「そ……そうか……頑張れよ。
 それじゃあ、装飾が完成してない所 悪いが、お風呂に入らせてもらうとするか!
 オイ!  牛田さん達も一緒に入るぞ!」

「ハッ!」

 大浴場まで歩いて行くと、大浴場の入口の前には、姫達より少しだけ質素なメイド服を着た、デーモンの美少達が待ち構えていた。

「私は『犬の尻尾秘密基地』メイド長のメリルと申します。
 男爵様から、サイト様方の湯浴みの手伝いを仰せつかり参上いたしました」

 この娘の顔には、見覚えがある。
『第1回ゴトウ族会議』の時、お茶くみをしていた、俺好みのロリロリデーモンちゃんだ。
 メイド長だというのに、1人だけ年齢が幼いように見えるが、ゴキ男爵が幼女好きな俺の嗜好に合わせて、特別に生み出してくれたのだろう。

「ああ、宜しく頼む」

 1人につき1人づつ、デーモンメイドが付き従って、服を脱がしてくれるシステムのようだ。

「マスターの服を脱がすのは、私の仕事なのです!」

「姫様ダメですよ!  姫様はグランドマスターの奴隷であっても、私達ゴトウ族のお姫様なのですから、ここでは姫様は、お姫様らしく過ごしてもらいます!」

 姫は俺の所に来ようとするが、姫専属の少し落ちつきのある、母親代わりにもなりそうな、大人の女性のデーモンに諭されながら、あっという間に服を脱がされてしまった。

 俺や姫、ゴトウ族の主要メンバーには、俺達の嗜好にマッチしたデーモンがあてがわれているようだ。

「これは、王侯貴族のようですな!」

 牛田さんも、可愛い女の子に服を脱がされて興奮したのか、ペニスをおっ立てながら服を脱がされていく。

 他の男のメンバーも、みんなペニスがビンビンに反り返っている。

「グランドマスター!
 俺達も一緒にお風呂に入っていいのか?」

 ヤナトが巨大なペニスを立てながら聞いてくる。
 こいつのペニスを見ると自信をなくすが、いざ女性とSEXすれば、俺の可愛いポークビッツの方が、途轍もない威力を発揮する事は経験上分かっているので、気にはしない。

「問題ないぞ! お前達もゴトウ族の一員だろ? 
 ゴトウ族同士なら、誰もが一緒にお風呂に入る事は、当然の事だ!
 正し、姫とブリトニーとアンちゃんに色目を使ったら殺すぞ!」

「グ……グランドマスター!
 冗談でも勘弁して下さいよ。
 俺達が姫様達に色目を使う筈ないですよ! 
 姫様達の恐ろしさは十分知ってますし、俺達、ゴトウ族になった者達にとっては姫様達は、神のような存在なんですよ!」

 狼耳族のヤナトはフサフサの耳をピンッと立てて、真剣な眼差しで回答した。

「あ……あの……
 ここはどこですか?」

 バハオウが小声でボソッと呟いた。

「ここは『犬の尻尾秘密基地』なのです!
 貴方は私達の家族になったので、これからは ここが貴方のお家なのです」

 姫がバハオウに優しく話しかける。

「私のお家?」

「そうです! バハオウ!
 貴方はマスターに忠誠を誓った筈です。」

「忠誠?」

「そう! 忠誠です!
 バハオウはマスターの事が好きではありませんか?」

「マ……マスター?
 私の胸を揉んだ人ですか?
 あの人の事を考えると、膣?かな?
 が濡れて、心臓がドキドキします」

「ウン、間違いありませんね!
 バハオウはゴトウ族で、そして私の新しい妹です!
 ゴトウ族の女性はみんな、マスターの事を一日中考えて、いつでもお股が濡れ濡れなのです!
 私のお股を触って見て下さい!
 私は、いついかなる時もマスターの事を考えているので、いつでもお股が濡れ濡れなのです!」

 姫は、そう言うとバハオウの手を自分のお股に触らせた。
 バハオウは真っ赤な顔をして恥ずかしがっている。
 バハオウは、1時間前までオッサンだったのだ。
 流石に、女性になったと言っても3歳時の幼女のお股を触るには抵抗があったのだろう。
 何かイケない事をやってしまった。
 という顔をして自問自答しているようだ。

「オイ! そろそろお風呂に入るぞ!
 姫達は、ゴトウ家のお風呂の作法を知っていると思うが、牛田さん達は知らないだろう!
 取り敢えず、湯船の前に全員並べ!」

「ハイなのです!」

 姫を筆頭に皆一同に返事をする。

「よし! ブリトニー!
 ゴトウ族のお風呂の入り方を、皆にレクチャーしてやれ!」

「ハイニャ!」

 ブリトニーは、軍隊の教官風に話だした。

「野郎共! 良く聞くのニャ!
 これから、このブリトニー様がお前ら下僕に、ゴトウ族直伝!  お風呂の入り方をレクチャーしてやるのニャ!
 この、ゴトウ族直伝お風呂の入り方を失敗すると、ご主人様に執拗に折檻されるてしまうのニャ!
 命がけでやらないと死ぬのね!」

 ブリトニーは親指を立ててた拳を首に向け、横にスーッと引き、喉を掻っ切る動作をした。

「………」

 みんな、青い顔をして押し黙ってしまった。

「返事は!!」

「イエッサー!!」

「まず、イケメン! 一歩前!」

「イエッサー!!」

 イケメン剣士スイセイが、1歩前に出る。

「イケメン! 
 自分の良かれと思うやり方で、お風呂に入ってみるのニャ!」

「イエッサー! 『妖精のあくび亭』スゥイートルームで、いつもお風呂に入っていたので問題ないであります!」

 イケメン剣士スイセイは、歯をキラリと輝かせながら回答すると、風呂の湯船から少し離れ、助走をつけて湯船に向かってジャンプした。

「ヒヤッホーイ!!」

 イケメン剣士はパリピのようなハイテンションで、湯船の真上までハイジャンプし、そのまま湯船にザップン!  
 と、入湯すると思われた。

 チュドン!!

 ブリトニーの回し蹴りが、イケメン剣士のお腹に強烈にヒットし、ドンさんが彫った、芸術的な裸の女神像に向かって吹っ飛んで行った。

「アッ!!」

 アンちゃんが声を上げる。

 イケメン剣士と衝突しそうな女神像は、前に大浴場に来た時、アンちゃんがドン爺さんのエロい行為に怒り、ドンさんを大盾でぶっ叩いて吹っ飛ばした拍子に、破壊してしまった女神像だった。

 元通りに復元されたばかりの裸の女神像が、またブリトニーとイケメン剣士によって破壊されると皆が思った瞬間、イケメン剣士が女神像の前でピタリと止まった。

 よく見ると、いつの間にか女神像とイケメン剣士の間に移動していたメイド長のメリルが、片手でピタリとイケメン剣士をキャッチしていた。

 メリルちゃんは、あんなに小さな体にどんなパワーを秘めているんだ……

 ゴキ男爵は爵位持ちのデーモンしか生み出さない。

 あれ程のスピードとパワー。
 メリルちゃんの爵位は相当上の方だという事か。

 メイド長のメリルちゃんは、イケメン剣士に回復魔法をかけ、何事も無かったように元いた場所に待機している。

 流石は、ゴキ男爵。
 滞りなく、完璧にメイドを育てあげているようだ。
しおりを挟む
感想 17

あなたにおすすめの小説

JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――

のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」 高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。 そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。 でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。 昼間は生徒会長、夜は…ご主人様? しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。 「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」 手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。 なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。 怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。 だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって―― 「…ほんとは、ずっと前から、私…」 ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。 恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

セクスカリバーをヌキました!

ファンタジー
とある世界の森の奥地に真の勇者だけに抜けると言い伝えられている聖剣「セクスカリバー」が岩に刺さって存在していた。 国一番の剣士の少女ステラはセクスカリバーを抜くことに成功するが、セクスカリバーはステラの膣を鞘代わりにして収まってしまう。 ステラはセクスカリバーを抜けないまま武闘会に出場して……

ヤンデレ美少女転校生と共に体育倉庫に閉じ込められ、大問題になりましたが『結婚しています!』で乗り切った嘘のような本当の話

桜井正宗
青春
 ――結婚しています!  それは二人だけの秘密。  高校二年の遙と遥は結婚した。  近年法律が変わり、高校生(十六歳)からでも結婚できるようになっていた。だから、問題はなかった。  キッカケは、体育倉庫に閉じ込められた事件から始まった。校長先生に問い詰められ、とっさに誤魔化した。二人は退学の危機を乗り越える為に本当に結婚することにした。  ワケありヤンデレ美少女転校生の『小桜 遥』と”新婚生活”を開始する――。 *結婚要素あり *ヤンデレ要素あり

旧校舎の地下室

守 秀斗
恋愛
高校のクラスでハブられている俺。この高校に友人はいない。そして、俺はクラスの美人女子高生の京野弘美に興味を持っていた。と言うか好きなんだけどな。でも、京野は美人なのに人気が無く、俺と同様ハブられていた。そして、ある日の放課後、京野に俺の恥ずかしい行為を見られてしまった。すると、京野はその事をバラさないかわりに、俺を旧校舎の地下室へ連れて行く。そこで、おかしなことを始めるのだったのだが……。

ちょっと大人な体験談はこちらです

神崎未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない ちょっと大人な体験談です。 日常に突然訪れる刺激的な体験。 少し非日常を覗いてみませんか? あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ? ※本作品ではGemini PRO、Pixai.artで作成した生成AI画像ならびに  Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。 ※不定期更新です。 ※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。

性転のへきれき

廣瀬純七
ファンタジー
高校生の男女の入れ替わり

男女比がおかしい世界の貴族に転生してしまった件

美鈴
ファンタジー
転生したのは男性が少ない世界!?貴族に生まれたのはいいけど、どういう風に生きていこう…? 最新章の第五章も夕方18時に更新予定です! ☆の話は苦手な人は飛ばしても問題無い様に物語を紡いでおります。 ※ホットランキング1位、ファンタジーランキング3位ありがとうございます! ※カクヨム様にも投稿しております。内容が大幅に異なり改稿しております。 ※各種ランキング1位を頂いた事がある作品です!

処理中です...