【R18 】必ずイカせる！ 異世界性活

１５２. 南無三

　
「いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁー！
　そこは駄目ワン！」

『妖精のあくび亭』スウィートルームの浴場から、不死の魔女ブリジアの声が響き渡る。

「ブリジアの尻尾は二股に分かれているので、尻尾が2つ目のお股に見えるのニャ！
　ブリトニーはそう言いながら、ブリジアの尻尾を執拗に、石鹸を泡立てながら丁寧に洗ってゆく。

「し……尻尾はダメワン。
　妾の尻尾は二股に分からてから、とても敏感になったのだワン！」

　ブリトニーは無言で、ブリジアの尻尾を手ぐしで、毛並みの流れにそって洗っていく。

「アッアァァァァァァァァァ……
　ち……力が抜けるワン……」

　ピンッと、緊張で張っていた身体の力が抜けてゆき、握り締めていた拳も開いてゆく。

「ニャハハハハ！ やっと私を受け入れる準備ができたようなのね！
　ここからが本番ニャ！
　前慰は終わりなのね！」

　ブリトニーは、ブリジアの身体全体に石鹸を塗りたくり泡立てゆく。

「アッアッアッア！ ダメワン！
　ブ……ブリトニーさん！ そんな手つきで石鹸を身体中に塗られたら……アッアッ……」

「ブリトニーさんじゃないニャ！
　ブリジアもこれからは、私の事を姉さんと呼ぶのニャ！」

　ブリトニーは、何故だが、美少女に自分の事を姉さんと呼ばさせたがる。

　自分が末っ子だから、お姉ちゃんに憧れているのか……

　ブリトニーの姉は、剣姫カレン·ロマンチック。

　はっきり言って、完璧なお姉ちゃんだ。

　美人で強くて、名前のように可憐なのだ。

　多分、ブリトニーは子供の頃からカレンに憧れていたのだろう。

　カレンは生まれた時から剣姫であった為、将来を期待され、その期待にも見事に答えてきた。

　最年少で、漆黒の森騎士団の1番隊隊長に任命され、北の大魔王が攻めて来るまで無敗を誇っていた。

　一方、ブリトニーはというと、次女という事もあり、自由に育った。

　自由という事は、違う見方をすれば、誰にも期待されないという事だ。

　ブリトニーにもそれなりの才能はあったのだが、剣の神に祝福を受けている剣姫であるカレンには遠く及ばない。

　誰もが、剣姫であるカレンと比べれば物足りないのだ。

　ブリトニーは誰にも期待されぬまま、姉に憧れた。

　姉のようになりたい。
　姉のように強くなりたい。

　そんな時、冒険者という職業がある事を知った。

　冒険者は実力至上主義だ。

　強ければ認められる。

　ブリトニーは、姉が凄すぎた為、誰にも認められなかった。

　冒険者になり、姉の呪縛がなくなった事により、本来のブリトニーの実力が評価されるようになった。

　冒険者になったブリトニーは、血を見るのが好きという狂気的な性格も相まって、ダンジョンで1人っきりで何日も籠り、魔物を殺し続けた。

　ソロで格上の魔物と闘い続けるという事は、正気の沙汰ではない。

　しかしブリトニーは、天才的な当て感と、天才的な回避能力を発揮し続け、才能を開花させていった。

　そして、瞬く間にブリトニーの名は、漆黒の森で知れ渡るようになったのだ。

　姉に憧れたブリトニーは、姉のように強くなった。

　そして最近は、美少女に姉さんと呼ばせ、自分では意識しないまま、姉のようになりたいという欲求をみたしているのだ。

「ブ……ブリトニー姉さん 、そんなに優しいタッチで身体を触られたら 気がおかしくなってしまうワン。
　か……身体を洗う時は、ゴシゴシ洗わないと綺麗にならないワン」

「フフフフ、この洗い方で正解なのニャ。
　今からブリジアに、新しい世界を見せてあげるのね！」

　ブリトニーはそう言うと、自分の身体にも石鹸を塗りたくる。

「それでは本番ニャ！」

「あぁぁぁぁぁぁぁぁ……」

　ブリトニーは、ブリジアの上に身体を密着させ、乳首と乳首が触れ合うようにゆっくりと滑った。

　ブリジアは突然の事に、「あ」しか言えない。

「ブリジアは、やっぱり処女なのね！
　まだ身体が開発されてないのニャ！
　ブリトニー姉さんが、めくるめく女の喜びを教えてあげるのね！」

　ブリジアは3000歳オーバーなのに、処女のようだ。

　確かにオナペットなのに、あまりエロくない。

　裸になれば、俺を興奮させれると本気で思っている。

　一応、興奮はするが、一日中裸を見せられていると、興奮も覚めてしまう。

　やはり、見えるか見えないかの境界線が興奮するのだ。

「アッアッ！ そこはダメワン！
　アッアッブリトニー姉様ぁ、ち……乳首が擦れてアッアッ……何だかくすぐったいから、変な感じにアッ……アァァァ……
　気持ちいいよぉぉ……アッアァァァァァッ……アアァァァァァァァァァァァァァァ………」

　ビクッ！ ビクッ！ ビクッ！ ビクッ！

　ブリジアは、イキながら失神してしまった。

　無理もない。ブリトニーは、スキル【必ずイカせる】の使い手だ。

　誰でも簡単にイカせてしまう。

　ブリジアの記念すべき最初のエクスタシーは、ブリトニーにより与えられたようだ。

　ブリトニーが、ブリジアにすかさず回復魔法をかける。

　この世界の恐ろしい所は、回復魔法がある所だ。

　これからブリジアは、ブリトニーが飽きるまでイカされ続けるのだ。

　南無三。