【R18 】必ずイカせる! 異世界性活

飼猫タマ

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216. ダンジョンの悲鳴

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 スイセイを生き返らせて、少し悪いと感じたので、「何か欲しいものがあるか?」
 と、スイセイに聞いてみた。

「グランドマスターのポークビッツが欲しいです!
 おケツにブスっと、ぶっ刺して下さい!」

「……」

 こいつは、本当に変態ホモ野郎だな。
 いや、バイセクシャルだったか……

 こんなに変態バイセクシャル野郎だというのに、モフウフの街の女性達に、キャーキャー言われて、大人気だというのが理解に苦しむ所だ。

 金髪イケメンは正義なのか。

 俺だって【魅了】スキルさえ使えば、スイセイよりモテモテになるのだ!

 俺は何を張り合っているんだ……

 俺が、いつものように妄想し過ぎて固まっていると、ブリトニーが話しかけてきた。

「ご主人様! ここは私に任せるのニャ!
 スイセイ、私がお前の相手をしてやるのニャ!
 さあ、パンツを脱いで、お尻を突き出すのニャ!」

「ブリトニーの姉御、優しくして下さいね」

 スイセイは、真っ白な可愛らしいお尻をブリトニーに突き出す。

「ブリトニーは、おもむろに剣を抜き、その柄を、スイセイのお尻にぶっ刺した」

「イイ! イイよぉー! 硬くて、凄くイイよぉー!
 ブリトニーの姉御、もっと激しく突いてぇー!」

 スイセイが気持ちよがっている。

「姫、目隠ししなさい!」

「ハイなのです!」

 姫は、初めて会った時に作ってやった白いポンチョの余りで作った、頭のリボン代わりにしている目隠し用のバンダナで、すぐに目隠しをする。

「オラオラ! スイセイ! いい声出すのニャ!」

 ブリトニーは、激しく剣の柄を使ってピストン運動させる。
 最早、ブリトニーの腕は、高速過ぎて目視する事もできない。
 スイセイのケツの穴が、丸くパックリ開いて、中身の赤い内蔵だけが見える。

「イイ! イイ! イイです! ブリトニーの姉御のリズム、凄くイイです!
 アッ! アッ! アッ! イク! イク! イクゥーーーーー!」

 スイセイは、白目を剥いて昇天してしまった。

 1日に2度も昇天してしまうとは……

 イキ死にするって、一体ブリトニーの攻撃は、どんだけ凄かったんだ?

「ご主人様、臭くなったので、この剣返すのニャ!」

「ん? エッ?!  こ……これって俺のスキルスッポンソードじゃないのか?」

 ブリトニーは、まるで汚らわしい汚物のように、スキルスッポンソードを親指と人差し指でつまみ、俺に渡してくる。

「そうだったけ?
 でも、もう要らないのニャ。
 この剣、とても臭いのニャ!」

 なんて奴だ……
 借りパクしてた癖に、臭くなったからもう要らないだと!

 スキルスッポンソードは、名前はアレだが、始まりの魔女が作ったという、神級中の神級の超レアアイテムなんだぞ!
 それ程の物を、スイセイのケツの穴に突っ込むなんて……

 この事が、始まりの魔女に知られたら、ブリトニーは始まりの魔女に殺されてしまうんじゃないのか……

 というか、ブリトニーに貸した俺も、同罪で殺されるかもしれない……

 借りパクされてただけなのに……

 ていうか、俺も もうスキルスッポンソードを持ちたくない。
 実際、俺が使わなくても、ブリトニーがスキルスッポンソードを使っていたら、【族長】スキルがある俺には、ブリトニーがゲットしたスキルが勝手に入ってくるのだ。

 そうだ、もうスキルスッポンソードはブリトニーにあげてしまえ。

 スイセイのケツの穴に柄が入っていたと思ったら、もう、あの柄など触りたくないのだ。

「ブリトニー、その剣はお前にやる!
 借りパクしてたという事は、その剣が気に入っていたのだろう!
 柄を綺麗に消毒して、これから毎日使え!」

「本当にくれるのニャ!
 作戦成功ニャ! この剣、本当は欲しかったのニャ!
 全ての攻撃が会心の一撃になる私には、この剣はピッタリの剣なのニャ!
 と、言うか、私の為の剣にしか見えないのね!
 普通に敵を倒しまくるだけで、次々とスキルをゲットできるなんて、まるで夢のような剣なのニャ!」

 ブリトニーの奴、何を言ってるんだ?
 作戦だと、確かにブリトニーは、スキルスッポンソードを、ずっと借りパクしていた。
 それを完璧に自分の物にする為に、スイセイのケツの穴に、わざと剣をぶっ刺しただと……

 俺は、どうやら、完璧にブリトニーにハメられた様だ。

 だからと言って、いまさらスキルスッポンソードには触りたくない……

 ブリトニーは、一生懸命、水魔法を使って、スキルスッポンソードの柄を洗っている。

「綺麗になったのニャ!
 ご主人様! ありがとうなのね!」

 ブリトニーは、そう言ってウインクしてきた。

 クッ! 殺してやりたい。

「マスター! ダメなのです!
 ブリトニーは家族なのです!」

 姫が、俺が僅かに発した殺気に気付いたのか、俺のマントの端ををギュッと握りしめ、ウルウルした目で見つめてくる。

 天使だ。天使が降臨した。
 美幼女の、上目遣いのウルウルは、ロリコン大魔王の俺には眩しすぎる。

「ああ、そうだな! ゴドウ族はみんな家族だと、俺が言ったのだったな。
 家族は大切にしないといけないが、悪い事をしたらしっかり叱るのが、ゴドウ族の長女である姫の役目だぞ!
 さあ、姫、今こそ長女の役目を果たすのだ!
 ブリトニーに、お仕置きとして、お尻ペンペン100叩きしなさい!」

 姫の目は、完全に長女の目付きに変わった。
 長女の役割を果たさなくてはという、決意に満ちた目だ。

 姫は、両拳を前に持ってきて、なにやらファイティングポーズの様な格好をしている。
 そして、次第に姫の周りには、姫特有の赤黒い闘気がゆらゆらと揺らめき始めてきた。

 ブリトニーはと言うと、姫のただならぬ様子に、ブルブル震えている。

「姫様! ごめんなさいなのニャ!
 ご主人様の、この剣が欲しくて仕方がなかったので、剣の柄をスイセイのおしりの穴に、ぶっ刺す事は仕方が無かった事なのニャ!
 私が、スイセイのお尻の穴に剣の柄をぶち込まなければ、一生この剣は、私の物にならずに、ご主人様から借りパクしたままになっていた筈なのニャ!
 借りパクは、とっても悪い事なのニャ!
 だから私は、借りパクしなくても済むように、合法的に私の物になるように行動に移しただけなのニャ!
 だから、私は悪い事など1つもしていないのニャ!」

 ブリトニーは支離滅裂で、よく分からない言い訳を、必死になって姫にしている。

「悪い事をした子には、バツを与えるのです!
 これは、ゴトウ族の長女としての大切な務めなのです!」

 姫が1歩、ブリトニーの側に近付く。

「痛いの嫌なのニャ!」

 ブリトニーは叫びながら、全速力で逃げ出した。

 ドスン!!

 ブリトニーが逃げ出した瞬間、ブリトニーは地面に押し潰される。

 姫の18番、重力魔法だ。

「ブリトニー、私から逃げられると思っているのですか?」

 姫が冷めた口調で、ブリトニーに話しかける。

「た……助けてニャーー!!
 お尻ペンペン100叩き。絶対に嫌なのニャーー!!
 私はいたぶるのは好きだけど、いたぶられるのは嫌いなのニャーー!!」

 この後、当然の様にブリトニーは姫に捕まり、いつもの様にダンジョン中に、ブリトニーのお尻をペンペン叩かれる音と、ブリトニーの恐怖に満ちた雄叫びと悲鳴が響き渡るのであった。
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