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090話 -ジュエリア王国 2-
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「---以上が彼についての報告になります」
「ふむ………」
王城の王の自室にて、ミレーユ達はジュエリア王国、国王トリフェーンへとアルスの事についての報告をしていた。
「あと、彼はこちら側に協力してくれるとのことです」
「それは嬉しいな。しかし、見返りは何を要求された?」
「見返りは何も。ただ、彼はあまりこういったモノは好ましくは無さそうです」
「……不思議な男だな」
「アルス様は自由がお好きみたいです。この話をした時も良い反応は見せなかったですし…」
「ニリキナ。他に何か言ってたりはしていたか?」
「…………『ドロドロとした争いは嫌い』と言ってましたね」
「ドロドロか………。フッ、面白い表現だ」
「お父様。それともう一つ、重要なお話があります」
「ほう?それは何だ?」
「……まだ確定はしておりませんが、もしかしたら彼はゆう---
「親父、あたしアルスと結婚するから」
「「「……………………は?」」」
ミレーユが声を潜めながらトリフェーンへと耳打ちしようとした時、今まで無言を貫いていたソニアが突飛な発言を告げた。
あまりにも唐突過ぎたので、ミレーユ達は王族らしからぬ間抜けな表情でソニアを見つめる。ニリキナに至っては手を額に当て『うわぁー……』といった表情を浮かべていた。
「ち、ちょっと待てソニア!」
トリフェーンがソニアが口を開こうとするのを止めて、こめかみを抑えながらミレーユの話を思い出す。だが、ミレーユからの報告には『結婚する』という理由は1つも見当たらなかった。あるとすれば彼とソニアが行動した10日間--とは言っても、ミレーユからの報告では一瞬のことだったと聞いている--だろう。
「あー………ソニア?一先ず理由を聞いても良いか?」
「理由は簡単。アルスがカッコよくて強いから」
「…………10代の女の子じゃないんだからさぁ……」
トリフェーンは頭を抱え小さく呟く。ミレーユやニリキナもソニアの言葉に対し頭を抱えていた。
「あたし、その話をするもんだと思ってた」
「思ってたって………あぁ、だから準備がどうのこうの言ってたわけね」
ミレーユはソニアの行動を思い出し理解する。どうやらソニアはアルスについての報告を結婚報告だと先走っていたのだと。
「……いや。流石にそれは無理ですってソニア様」
「何でだ?ニリキナもアルスの強さは知っているだろ?」
「知ってますけど、身分ってのがあります!……アルスさんがいくら強かろうが、平民ですよ?!」
「なら爵位をやれば良い。そうすれば婚約はすぐに出来るだろう?」
「……ソニア。ちょっとその件については後で話しましょう。まずは報告し終えてからね?」
「今決めよう。その報告よりもこっちが優先でしょ?」
「「「…………………」」」
ソニアの我儘にミレーユ達は絶句する。ミレーユは素早くトリフェーンへと目配せし、事態の収拾を図ろうとする。
「……わかった。すぐ報告を終わらせるからちょっと待って---
「姉さん。それよりもこっちの方が大事だ。姉さんもあたしの恋路を邪魔するつもりは無いでしょ?」
「…それは……まぁ………」
男2人はソニアの言葉に呆れている。トリフェーンに至っては耳掃除をする始末だ。しかし、その様子にソニアは腹を立てることなく、話を続ける。
「姉さん。さっきの報告だが1つ訂正がある。アルスはこちら側に協力してくれるとは言ったが、書面すら交わしてない。ただの口約束だろ?」
「……ハァ?何を言--
ミレーユがソニアの言葉を否定しようとした時、ソニアが指を口に当てる仕草をした。
「………だからまずは親父が挨拶をして、その話に持って行った方が良いと思う。流石のアルスでも国王相手には逃げようとはしないだろ?」
「? ソニア、報告と違う--
「そうだったわね。私とした事が勘違いしてたわ」
トリフェーンはミレーユの報告を思い出しながら質問しようとする。しかし、その質問はミレーユの声によって遮られる。
「だろ?……まぁ、あたし的にこっち側に引き入れるなら爵位を上げても良いと思うんだよ。それならあたしと結婚する事だって出来るだろ?」
「……いや。ですからソニア様--
「こっちに引き入れる代わりに爵位をあげるってことね?………アルス様のサガンでの功績を考えれば、一番低い爵位をあげても良いかも」
再びミレーユがニリキナの声を遮り、ソニアの話に乗る。ニリキナは『は?訳わかんねぇ…』と疑問を抱く。だが、ミレーユのある仕草で理解する。
「ッ?!」
ミレーユが小さく天井を指差し、そのまま自分の目を指すその仕草でニリキナとトリフェーンは『間者に聞かれている』と悟った。
「……なるほどな。ソニアの言う通りだ。その考えは良いと思う」
「だろ?……まぁ爵位をあげるにはまだ実績やらなんやらが厳しいとは思うが………まぁあたしを救った事実をダシにして下の爵位をあげても良いだろう。……思うにオアシスとかだな」
「? なんでオアシスなんですか?」
「あそこは貿易路になるだろ?ラティの管轄となると距離があるし、かといってわざわざ貴族を見繕って領地に当てるのも時間がかかる。何せ湖以外何も無いからな」
「そうねぇ………特産品も無いし、作物を育てるのも大変だからね」
「サガンに孤児院を持つアルスがオアシスの領主となれば、サガンとの連携も取れるしな」
「………確かに旨い内容だが、領主にするのは厳しいのでは無いか?」
「だからそこは名ばかりの領主にすればいいんだよ。こっちが税金やらなんやらは貰うとして、アルスには管理をさせれば話は解決だ。………貴族派閥も今のところ旨味のないオアシスには反対しないだろ?」
「……意外と考えてるな」
「まぁな」
「それで、アルスはその提案を呑むと思うか?」
「呑ませれば良いんだよ。その時はあたしが直接話をする」
「……それもそうね。でもソニアだけだと不安だから私とニリキナも一緒にするわ?それくらい良いでしょ?」
「そうして貰えると助かる」
「……よしわかった。ならば私がする事はアルスを呼び、仲間に入れるという事だな」
「ああ。そうしてくれ。出来るだけ早くな」
「…それじゃお父様、私達はこれで失礼します」
「ああ。私も出来るだけ早く動くからな」
ミレーユ達は会話を終え、部屋から出ていく。ソニアが間者がいるという事に気付いた事を、トリフェーンは『成長したなぁ…』と感慨深く思うのであった。
「ふむ………」
王城の王の自室にて、ミレーユ達はジュエリア王国、国王トリフェーンへとアルスの事についての報告をしていた。
「あと、彼はこちら側に協力してくれるとのことです」
「それは嬉しいな。しかし、見返りは何を要求された?」
「見返りは何も。ただ、彼はあまりこういったモノは好ましくは無さそうです」
「……不思議な男だな」
「アルス様は自由がお好きみたいです。この話をした時も良い反応は見せなかったですし…」
「ニリキナ。他に何か言ってたりはしていたか?」
「…………『ドロドロとした争いは嫌い』と言ってましたね」
「ドロドロか………。フッ、面白い表現だ」
「お父様。それともう一つ、重要なお話があります」
「ほう?それは何だ?」
「……まだ確定はしておりませんが、もしかしたら彼はゆう---
「親父、あたしアルスと結婚するから」
「「「……………………は?」」」
ミレーユが声を潜めながらトリフェーンへと耳打ちしようとした時、今まで無言を貫いていたソニアが突飛な発言を告げた。
あまりにも唐突過ぎたので、ミレーユ達は王族らしからぬ間抜けな表情でソニアを見つめる。ニリキナに至っては手を額に当て『うわぁー……』といった表情を浮かべていた。
「ち、ちょっと待てソニア!」
トリフェーンがソニアが口を開こうとするのを止めて、こめかみを抑えながらミレーユの話を思い出す。だが、ミレーユからの報告には『結婚する』という理由は1つも見当たらなかった。あるとすれば彼とソニアが行動した10日間--とは言っても、ミレーユからの報告では一瞬のことだったと聞いている--だろう。
「あー………ソニア?一先ず理由を聞いても良いか?」
「理由は簡単。アルスがカッコよくて強いから」
「…………10代の女の子じゃないんだからさぁ……」
トリフェーンは頭を抱え小さく呟く。ミレーユやニリキナもソニアの言葉に対し頭を抱えていた。
「あたし、その話をするもんだと思ってた」
「思ってたって………あぁ、だから準備がどうのこうの言ってたわけね」
ミレーユはソニアの行動を思い出し理解する。どうやらソニアはアルスについての報告を結婚報告だと先走っていたのだと。
「……いや。流石にそれは無理ですってソニア様」
「何でだ?ニリキナもアルスの強さは知っているだろ?」
「知ってますけど、身分ってのがあります!……アルスさんがいくら強かろうが、平民ですよ?!」
「なら爵位をやれば良い。そうすれば婚約はすぐに出来るだろう?」
「……ソニア。ちょっとその件については後で話しましょう。まずは報告し終えてからね?」
「今決めよう。その報告よりもこっちが優先でしょ?」
「「「…………………」」」
ソニアの我儘にミレーユ達は絶句する。ミレーユは素早くトリフェーンへと目配せし、事態の収拾を図ろうとする。
「……わかった。すぐ報告を終わらせるからちょっと待って---
「姉さん。それよりもこっちの方が大事だ。姉さんもあたしの恋路を邪魔するつもりは無いでしょ?」
「…それは……まぁ………」
男2人はソニアの言葉に呆れている。トリフェーンに至っては耳掃除をする始末だ。しかし、その様子にソニアは腹を立てることなく、話を続ける。
「姉さん。さっきの報告だが1つ訂正がある。アルスはこちら側に協力してくれるとは言ったが、書面すら交わしてない。ただの口約束だろ?」
「……ハァ?何を言--
ミレーユがソニアの言葉を否定しようとした時、ソニアが指を口に当てる仕草をした。
「………だからまずは親父が挨拶をして、その話に持って行った方が良いと思う。流石のアルスでも国王相手には逃げようとはしないだろ?」
「? ソニア、報告と違う--
「そうだったわね。私とした事が勘違いしてたわ」
トリフェーンはミレーユの報告を思い出しながら質問しようとする。しかし、その質問はミレーユの声によって遮られる。
「だろ?……まぁ、あたし的にこっち側に引き入れるなら爵位を上げても良いと思うんだよ。それならあたしと結婚する事だって出来るだろ?」
「……いや。ですからソニア様--
「こっちに引き入れる代わりに爵位をあげるってことね?………アルス様のサガンでの功績を考えれば、一番低い爵位をあげても良いかも」
再びミレーユがニリキナの声を遮り、ソニアの話に乗る。ニリキナは『は?訳わかんねぇ…』と疑問を抱く。だが、ミレーユのある仕草で理解する。
「ッ?!」
ミレーユが小さく天井を指差し、そのまま自分の目を指すその仕草でニリキナとトリフェーンは『間者に聞かれている』と悟った。
「……なるほどな。ソニアの言う通りだ。その考えは良いと思う」
「だろ?……まぁ爵位をあげるにはまだ実績やらなんやらが厳しいとは思うが………まぁあたしを救った事実をダシにして下の爵位をあげても良いだろう。……思うにオアシスとかだな」
「? なんでオアシスなんですか?」
「あそこは貿易路になるだろ?ラティの管轄となると距離があるし、かといってわざわざ貴族を見繕って領地に当てるのも時間がかかる。何せ湖以外何も無いからな」
「そうねぇ………特産品も無いし、作物を育てるのも大変だからね」
「サガンに孤児院を持つアルスがオアシスの領主となれば、サガンとの連携も取れるしな」
「………確かに旨い内容だが、領主にするのは厳しいのでは無いか?」
「だからそこは名ばかりの領主にすればいいんだよ。こっちが税金やらなんやらは貰うとして、アルスには管理をさせれば話は解決だ。………貴族派閥も今のところ旨味のないオアシスには反対しないだろ?」
「……意外と考えてるな」
「まぁな」
「それで、アルスはその提案を呑むと思うか?」
「呑ませれば良いんだよ。その時はあたしが直接話をする」
「……それもそうね。でもソニアだけだと不安だから私とニリキナも一緒にするわ?それくらい良いでしょ?」
「そうして貰えると助かる」
「……よしわかった。ならば私がする事はアルスを呼び、仲間に入れるという事だな」
「ああ。そうしてくれ。出来るだけ早くな」
「…それじゃお父様、私達はこれで失礼します」
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