転生チートで夢生活

にがよもぎ

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第7章 建国

第236話 -『あい君』の計画 1-

♢♦︎♢♦︎♢♦︎♢♦︎♢♦︎

「---という流れですね」

「ふぅん………。通りで仕事が早いと思ったわ?アナタってかなり優秀なのね」

「マスターの一部分ですから」

「アナタがアルスだったら私も楽なんだけどな」

「フフフッ……それは無理な話ですね。マクネア様もつまらない男は好みでは無いでしょうから」

「……アナタ。どこまで知ってるのよ」

「全てですよ?まぁ予想も含めてですが」

「…やりにくい相手ね」

マクネアさんと『あい君』は椅子に座りながら話をしている。ヒースクリスさんとミリィはその会話を聞きながら笑っていた。俺はというと椅子に座る事なく地べたに正座をしていた。

「……俺もそろそろ足崩していいっすかね?」

「ダメ。アルスが原因なんだから」

「はい………」

別室に到着し、『あい君』から俺が居なかった間の報告を聞いていた。『あい君』は俺が残していった皮袋を使い、先ずは民衆に食糧を配布したそうだ。十分に食糧が行き渡り、民衆が元気になってから『あい君』はヒースクリスさんと話し合い、幾つかの計画を立てた。

まず一つ目は、ヒースクリスさんが国王となり民衆を一纏めにするという事。この計画はガランドールが死ぬ事が前提となるが、『あい君』が自信たっぷりに『マスターが死ぬ事は無いです』と言ったため、ヒースクリスさんも心配しつつも民衆の為に行動した。

そして二つ目はこれからの事。『あい君』の考えではキルリア国は非常に厳しい状況に置かれると考えていた。それはヒースクリスさんも思っていたようで、食糧が足りない中、どうするかを悩んでいた。そこで活躍したのが俺の皮袋だった。俺はしか出ない皮袋を渡したのだが、俺の分身である『あい君』は俺よりも優れた頭脳を使用して改変した。時間がかかると『あい君』は思っていたようだが、糸口はあっさりと見つかったらしい。そこからは、俺よりも優れている『あい君』は本から調達した知識を使い、ここでも栽培出来る食物を取り出したそうだ。

そして三つ目は情勢を変えるという事。これについては『あい君』も明確な答えは出せなかったようだが、当分は鎖国のような事態が続くと考えていた。となれば、キルリア国は技術が停滞する事となる。しかし、それについてヒースクリスさんが言葉を濁しながら説明したらしい。けれども、『あい君』はそれを知っていたらしく、『造ればいい』と告げたとか。そして、『あい君』から出た言葉にヒースクリスさんとトーマスさんは激しく抗議したとか。

その言葉とは『武器を捨てる』という事だった。キルリア国は兵力を貸し出す事で金銭を稼いでいた。だが、『あい君』の意見はそれを無くすという事だった。反論していたヒースクリスさん達だったが、『他国に危害を与えた国に誰が兵力を借りようと思うのですか?』という一言に黙ったそうな。

しかし、ヒースクリスさん達も理解しつつも受け入れる事は出来なかった。唯一の外貨収集の仕事だからね。まぁ、その辺は理解している『あい君』なので、目を付けたのが荒れ果てた大地だった。もちろん、『あい君』の発言にヒースクリスさんは信じられないと言ったそうだ。
だが、『あい君』の自信満々な回答に言い返せなかった。結局、『あい君』が手本を見せるという事で、俺達がテスカポリトカと戦っている間、城外の荒野で種を植えたそうだ。

もちろん、植物の成長は時間が掛かる。だが、『あい君』にはそのことわりは通じない。魔法を使用し、荒れ果てた大地でも育つと理解した『あい君』は農業を発展させると決意したらしい。だが、その行為には勿論疑問が出る。『魔法を使ったからでは無いか?』という事だ。

しかし、『あい君』は土壌の品質を変える事で栽培は可能だと告げた。ヒースクリスさんに分かりやすく説明する為に薬学の話をしながらだ。ヒースクリスさんも薬学に精通しているので『あい君』が言っている意味が分かったらしい。……俺にはチンプンカンプンだが。

とまぁ、長い説明を聞いているとマクネアさんとミリィが部屋へ入ってきた。様子を見るにどうやら仲直り出来たようだ。………二人っきりにさせたのは話をさせる為だったんだろうな。マクネアさんはミリィの事気にしていたし。…そして話は冒頭へと戻る。

「……それで?ミリィから聞いたけれど、今回の件はアナタの発案らしいわね?」

「はい。ヒースクリス様の部下を使い情報を集めました。それと……シュピーやドルドの間者が潜り込んでいるのを見つけましたので、そこから予想しましたね」

「……間者がいる事にも気付いていたの?」

「もちろん。シュピーと同じ書簡をドルドにも送りましたから」

「アルゼリアルには送ってないのかしら?」

「はい。送らなくても大丈夫だと思いまして」

「それは何故?」

「ドルドとシュピー、特にシュピーへと書簡を送ればマスターを送ってくると考えたからです。マスターならばキルリアの民衆から歓迎されるでしょうし、ヒースクリス様とも交流がある。そして何より、マスターは良くも悪くも使い勝手が良い立場にいらっしゃいますから」

「………アナタの手のひらで踊らされたってわけね?」

「そんな人聞きの悪い事ではありませんよ?ただの予測です。そして、マスターが来る暁にはマクネア様も同伴すると予想しておりました」

「なぜ?」

「マスターを一人では動かさないでしょう?マスターの性格を知っているならば、絶対に一人では行かせないはず。だとすれば、マスターの事をよく知っており、総合的な判断が出来る人物を向かわせるはずです。その適任者は多々居られますが、マスターに一番近い人物はマクネア様ですからね。きっと同伴するだろうと予想しておりました」

「………アナタ、本当にアルスの一部分なの?アルスはそんなに頭が回る人じゃ無いわ?」

「それはそれは中々に酷いお言葉ですね。マスターも頭は良いのですよ?ただ、めんどくさいが先行するだけでして」

「……という事はアナタはアルスの知性を……その、担当?していたのかしら?」

「担当ではございませんよ。補っているだけでございます」

「補っているというものではないと思うんだけど………」

マクネアさんは『あい君』と話していて困惑しているようだった。『あい君』の物言いは確かに明確な答えは出していない。俺の一部分と言っていたが、俺からすれば『あい君』は優秀なアドバイザーであるし、答えを出す者アンサーでもある。まぁ『AI』であるんだけど、それを言わないって事は、何か考えがあるんだろう。だから、俺も秘密にしておく。

「では全員揃いましたし、これからの事を話し合いましょう。あ、マスターはそのままで参加してください」

「なんでだよ!!」

「マクネア様からお許しが出るまでは私も言えませんからね」

俺以外が椅子に座りテーブルを囲む。ヒースクリスさんが俺をチラチラ見て何か言いたそうにしていたが、助け舟は出されなかった。

「では……マクネア様。ミリィ様から何処までお話を聞かれましたか?」

「…ミリィから聞いたのはキルリア国の未来ね。まだ信じられないのだけれど、この国を農耕輸出国にするってのは本気かしら?」

「はい。……おっと私とした事がお茶を出すのを忘れてましたね。今すぐご用意しましょう」

『あい君』はそういうとポケットから皮袋を出し、中から紅茶セットを取り出す。目の前で暖かい紅茶をカップへと注ぐと浮遊の魔法を使いマクネアさん達の前に置いていく。

「お菓子はドラ焼きというものです。中には餡が入っており、キルリアの名品にする予定の物です」

マクネアさん達の前にはドラ焼きが2個ずつ置かれる。それをマクネアさんは不思議そうに眺めていた。……ちなみに俺にはただのお湯と一切れのドラ焼きが置かれていた。

「予定?」

「ええ。私も色々と調べたのですが、ドルドもシュピーもアルゼリアルも食に関してはまだまだな部分がございます。その隙間を狙おうと思いまして」

「隙間産業という事ね?でも、真似されれば終わりよ?」

「ええ。もちろん真似されるでしょうね。けれども、真似をされるという事は評価されたという事。偽物が出回れば本物の価値がおのずと上がる物です。そして、価値があるという事は人気がある…つまり、を持つ人なれば?」

「………なるほど。アナタが狙っている層は貴族達ね?」

「流石ですマクネア様」

「? 、僕もその話を聞いたけど未だにピンと来てないんだ。たかがお菓子にそんな価値は出るの?」

「それが出るんですよヒースクリス様。言い方は悪いですが平民は食べれれば良いのです。しかし、貴族となると話は別です。流行り物を体験しておかなければ恥晒しとなるのですよ。見栄を気にする貴族であれば特に」

「……なるほどなぁ。あい君の考えは我が国でそのを作るという話じゃな?」

「はい。トーマス様のいう通りです。真似をする者達もキルリアから輸入するでしょう。それが外貨収入となります」

「じゃが、他の国にその作物が育てられれば価値は無くなるのでは?」

「それについては長い月日が必要となります。その間はキルリアからしか頼めない。時間が掛かるという事はこちらの価値を上げる期間でもあるんですよ」

「……でも、それは今すぐ出せる物ではないでしょう?流石に今キルリアからそんな物出したら買い手は居ないと思うわ?」

「はい。それも考慮済みですよ。今はキルリアに住む民衆から料理の才がある者を探しております。期間はまだ猶予があるので、準備期間に当てるつもりです」

「…………一つ聞いても?」

「…期間は半年。遅くても1年。そして、キルリアから出す食品は10品。それと同時期に麦なども輸出させます」

「……それだけ?」

「今のところは。なにせ人手が足りませんからね。職業軍人だったキルリア国の民衆も慣れるまで時間が掛かりますから」

マクネアさんの質問に『あい君』はスラスラと答える。その話を聞きながら目の前に置かれているドラ焼きを眺める。

(……ヒースクリスさんも言ってたけど、ドラ焼き1つにここまでする理由ってなんだ?外貨収入といっても一国を潤せる程の金額が来るわけでもねぇし………『あい君』の意図は何だ?)

まぁ確かに甘味が増えるという事は良い事だ。王都の人達は食べる機会があるだろうし、それを購入する金もあるだろう。しかし、辺境の村は無理だろう。アルゼリアルはかなり広いし、村々は自給自足をしているから余裕は無いはず。

(……うーん、まじめに考えてみたけど意図がわからねぇー)

俺だって真面目な事を考える事もある。だって、『あい君』の話が怪しすぎるんだもん。いつもなら的確な答えを告げるはずなのに、なぁーんか隠している事がある様な気がする。

「…ねぇ。外貨収入を得る為の考えは分かったわ。恐らく、アルゼリアルの貴族達はアナタが考えている様に見栄のために購入すると思う。けれど、それは一時的なものに過ぎないと思うんだけれど?」

「はい。それはそれで良いのです。その一時的な物で外貨収入が出来れば第一の計画は達成です」

「第一の??」

「マクネア様も疑問に思った通り、これはあくまで一時的な措置に過ぎません。しかし、その措置が無ければ次の計画にも移れませんので」

「…詳しく話してくれる?」

「もちろん。その為にマクネア様の同伴を待っていたのですから」

(うわぁー……この言い方は頭に来るんじゃないか?)

俺の心配をよそにマクネアさんは何やら思案する。ヒースクリスさんとトーマスさんは恐らく『あい君』から聞いているのか、ハラハラした表情でマクネアさんを見ていた。

「私を待っていたとは?」

「アルゼリアルから人手を借りる為ですよ」

「???」

『あい君』の言葉にマクネアさんは首を傾げる。

「アルゼリアルは現状は復興作業で仕事があります。しかし、それが終わると同時に職にあぶれる者が出るはずです」

「……なるほどねぇ?その為に外貨収入を得るという事ね?」

「理解が早い様で」

「……トーマスさん。どーゆーことっすか?」

「儂も余り理解は出来ておらぬが……あい君曰く、アルゼリアルの民達を移民させようと考えておるらしい」

「い、移民???」

「ええ。マスターに分かりやすく説明するなら出稼ぎでしょうか?こちらは人手が増え、あちらは金銭を稼げる。どちらにも利がある話ですね」

「あー……出稼ぎかぁ」

『あい君』の分かりやすい説明で理解出来た。

(…つまり、一時的な収入を出稼ぎに来た人達の支払いに当てるということか。でも移民って………………あ、もしかして)

「はい。マスターのお考え通りですよ」

「? どういう事かしら?アルス」

「……予想だけど、『あい君』が考えているのは移住させる事が目的なんじゃないかな?と思ったんだ」

「移住??」

「『あい君』が言ってた『職にあぶれた人』が出稼ぎに来るのはわかる。けれど、それが終わってアルゼリアルに帰ってもまた1から仕事を見つけなきゃならない。『あい君』がどんな仕事をさせるのかは分からないけど、そんな不安がある中でアルゼリアルに帰れないと思うんだ」

「あー……なるほどねぇ?あたしにもおぼろげながら分かってきたわ?」

「ミリィ、どういう事?」

「ちょっと説明が前倒しになるけど、今の状況じゃキルリアの評判は悪いじゃない?けれど、あい君の話じゃ将来的には人手が多くいるのよ」

「……つまり、その出稼ぎに来たアルゼリアルの民を盗るという事?」

「いえ。その様な事では有りません。あくまでもそれはこちらに来た民衆に判断させます。帰国しても良いですし、そのままキルリアで生活しても大丈夫という事です」

「?? それのメリットは?」

「キルリアから帰ってくれば話が広まるでしょう?どんな状況かどうかがね。そこに『人手が足りない』という話が出れば?」

「……人が流れるという事ね?」

「他国の人間が流れてくるという事は交流ができるという事。交流が出来るという事は知恵が生まれるという事。キルリアからすれば多大な利益であり、職が無い者達も収入源が見つかるという事ですよ」

「…………だから月日を置くのね?」

「正直なところを言えば今からでも行動出来ます。三ヶ国に対して流通させても良いんですよ。しかし、今はキルリアの風評が非常に悪いですからね。真似されればそちらが本物と名乗られてしまう危険性もあります」

「……あぁ、なるほど。だから私の同伴を許可したのね?私の耳に直接入れる為に」

「はい。マクネア様にこの事を入れておくだけで話は通り易くなりますから。アルゼリアルの国王でも良いのですが、表立って動ける立場では御座いません」

「私が断る可能性は?」

「あり得ませんね。今回の真実を知っているマクネア様であれば一考するでしょうし。それにミリィ様が居る事も大きな要因です」

「……アナタって良い性格してるわね」

「お褒めにあずかり光栄です」

「…本当やり辛いわアナタって」

「マクネア様。私にはあい君というマスターが名付けた名がございます。是非とも今後はその様にお呼びください」

「分かったわ。………それで?他にも計画があるんでしょう?」

「はい。もちろんございますが、まずは第一段階を成功させなければなりません」

「…………分かった。その件についてはこちらからも手助けはするわ」

「ありがとうございます」

(頭が良い奴らの会話って含み多過ぎてメンドイわぁー……。よかったー、頭悪くて)

と、思いつつも理解はもちろんしている。要は人材確保の為に国を挙げて動くって事でしょ?それを統括するのが『あい君』ってわけだ。俺だったらそんな複数の事を同時には絶対に出来ない。むしろ、長期的な計画も立てられん。よく『長い目で見て』というが、規模が違い過ぎる。年単位で計画なんて立てられるわけねぇだろ!いい加減にしろ!!

ぬるくなったお湯を飲み、ドラ焼きを口にする。頭が疲れる話をしていたから糖分を欲していた。

(……まんま俺が創造したヤツと一緒だな。クロノス達が喜びそうだ)

あ、ちなみにクロノス達は学園で働いている。まぁ肉体労働はしないが、指示飛ばしている。もちろん、その指示はマクネアさんが作った物だ。

ヒースクリスさん達も美味しそうに紅茶を飲みながらドラ焼きを頬張る。ヒースクリスさん達は食べた事があるのか何も言わなかったが、マクネアさんはミリィに『これ美味しいわね!』と喋りかけていた。

「………あい君、は話さなくていいのかい?」

「……………」

あふぉふぉふぉあの事?」

ヒースクリスさんが『あい君』へと真剣な眼差しで話しかける。ドラ焼きを頬張っているマクネアさんは、口元を隠しながらヒースクリスさんへと話しかけた。

「ここには姉さんもトーマス、そしてアルスさんも居る。あい君が望む計画を話していた方がいいんじゃないのかな?」

「? なんじゃヒースクリス様?」

「…今言っても反対されるだけですから。基盤を固めてからお話しした方が良いかと思われます」

「いいや。反対されようとも話しておかなければならないと僕は思うよ?あの計画は個人という範疇には収まらないんだから」

「?? なになに?なんの話??」

「あい君が言いづらいと言うのなら僕が話そうか?」

「………いえ。それは私の口からお話しします」

「「「「????」」」」

『あい君』とヒースクリスさんを除いた4人は何の話なのか分かっていない。4人とも首を傾げながら互いの顔を眺めていた。

「フゥー………」

『あい君』が珍しく溜息を吐くと、数秒程置いてから俺と目を合わせた。

「……私が今から言う話は絵空事だと思ってください。先ほどマクネア様に話した計画とは全く違う話となります」

「根拠が無いと言うことかしら?」

「根拠が無いという話ではありません。ただの私の願望です」

「願望…。感情だけで考えたって事かしら?」

「はい。まさにその通りです」

「『あい君』が願望とか言うのは珍しいね。…もう一体分身が欲しいとかそんな感じ?」

「違います。マスターが絶対に嫌がるだろう願望です」

「アルスが嫌がる?……面倒事かしら?」

「面倒極まりない話ですね。……下手をすればマクネア様とミリィ様が仲違いするやもしれません」

「あたしとマクネアが??………それってどう言うことよ?」

「………ではお話ししますが、絶対に私が意見を求めるまでは黙って聞くという事をお約束下さい」

『あい君』は真剣な表情で俺達に目配せをする。マクネアさんもミリィも自分達の事があるからか、真剣な表情で頷いていた。トーマスさんは話についていけない様でキョロキョロとヒースクリスさん達の顔を見た後、軽い感じで頷いていた。そして、俺は『あい君』の口調で物凄く嫌な感じがし嫌悪感丸出しの表情を浮かべたが、ミリィの睨みで表情を変え渋々ながら頷いた。

「……ではお話しします」

そう言って『あい君』は長いタメを作る。それは某クイズ番組の様に長くCMに入るんじゃ無いかと思うほどだった。しかし、その長さは俺にとって嫌悪感がより濃くなる時間でもあり、その場から逃げようかと考えた時、『あい君』と目が合い、ニヤリと笑みを浮かべ口を開くのであった。




































「私はマスターにキルリア国の国王になって貰おうと考えております」
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