いとこ

かなん

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ss秘密と海都

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「今日芹モデルの仕事でいないんだ。よかったら一緒に食べてもいい?」
そう言って海都は最近仲良くなった嵐にご飯を誘う。
すると嵐は嬉しそうに「食べよう!」と言ってくれて、ホッとしながら入れてもらった。

「うわぁー海都くんの弁当健康的~」
色とりどりの弁当で、毎日手の込んだ弁当を芹の父は作ってくれる。

「芹の父が栄養士で」
そう答えると嵐は「いいなー」と呟き、「卵焼きはそれ何の味?」
と聞いてきたので、「これは何も入れてないよ」と答えたら、「まじか!俺は圧倒的にダシ派~」と言いながら自分のだし巻き卵を海都のお皿に乗せる。

「俺ん家のだし巻き卵美味いよ~ぜひ食べて」
くれたので断るわけにもいかず食べる。
ふわっとした食感に、出汁の味がしっかりついている卵焼きだった。

「すっごい味がする!甘いのかしょっぱいのかよくわかんないけどすごく美味しい...!」
そう言えば嵐は嬉しそうに食べれそうなら全部やる。と言って残りの半分も乗せてくれた。

初めて食べた濃い味。
すっごく美味しかった。

「今日の放課後クレープ食べに行こうと思うんだけど、一緒にどーよ?」
そう言って誘ってもらったのは初めてで、海都は嬉しくなって「いこう!」とはしゃいだ。

流石にクレープを一つ食べれないためサラダクレープにした。
そしたら嵐は自分が頼んだバナナチョコを一口くれた。
すごく美味しかった。初めて食べた甘いクレープはあたたかくて、とてもふわふわした気持ちになった。

芹には内緒の初めて悪いことをした気分だった。
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